武道家（早稲田）はラーメンの名店！メニューは？人気店の秘密に迫る！

東京で6店舗を構える人気ラーメン店「武道家」。その本店として広く知られているのが早稲田駅前の「武道家早稲田本店」です。武道家のラーメンのルーツは家系ラーメンにあり「超」がつくほどのこってりスープが人気を呼んでいます。今回は東京・早稲田にある「武道家」のラーメンの味やおすすめメニューなど人気の秘密に迫ります。

「武道家早稲田本店」は東京メトロ線早稲田駅から徒歩で1分という好条件の場所にあるラーメン店です。思い立ったらすぐに食べに行けるので、毎日多くのお客さんがお店を訪れています。早稲田駅といえば「早稲田大学」が有名ですが、早大生は在学中に1度はこのラーメンを食べるといわれ、先輩から後輩へと武道家の味が受け継がれていきます。

住所:東京都新宿区馬場下町62白馬ビル1F 電話番号:03-3205-3245

武道家のラーメンは「家系ラーメン」です。家系ラーメンでも多種多様なタイプがありますが、武道家ラーメンは「スープ命の超こってりラーメン」が特徴です。ひと目みて「こってり」と分かる、濃い色味のスープが見る人の食欲をそそります。大量の豚骨の旨味が凝縮されたこってりラーメンが好きな人にはたまらない、とっておきのラーメンです。

「家系ラーメン」とは、1974年以降に横浜エリアに登場した豚骨醤油ベースのスープとストレート麺を特徴にしたラーメンの種類をいいます。「家系」という言葉は、当時ラーメン屋の屋号が「〇〇家」というものがとても多かったことから生まれた造語です。トッピングのほうれん草やチャーシュー、海苔が家系ラーメンの特徴になっています。

「早大生が選ぶラーメンランキング」の第1位に輝いた実績をもつ武道家のラーメンは、早大生にとってのソウルフード的存在として愛され続けています。しかも1位を獲得したのは1度きりだけではなく、4年連続第1位に輝いたことから類まれな実力の持ち主であることが証明されています。春、学生たちが入学するたびに新しいファンが増え続けています。

早稲田はラーメンの激戦区。数メートル歩けばラーメン屋にぶつかるといわれるほどの多くのラーメン店が軒を連ねます。そのため早大生たちは在学中さまざまなラーメンの味を知ることになります。早稲田には有名芸能人が通ったお店もあれば替え玉無料のお店もあります。その中で栄えある人気1位を飾った武道家の実力は、もはや疑う余地はなさそうです。

学生たちが多く訪れることもあり、武道家早稲田本店のメニューはどれも食べ応え抜群のメニューが揃っています。ライス食べ放題であったり、味の濃さがカスタマイズできたりと、食欲旺盛な学生たちのお腹を満たしてくれる相棒のような存在です。もちろん、学生などの若い人たちだけでなくパワーを求める大人にも人気のラーメンとなっています。

武道家は早稲田の中で屈指の人気ラーメン店です。駅から徒歩1分という好立地の効果もあって、平日でも行列ができる人気ぶりです。客層は早稲田大学の学生はもちろん、サラリーマンたちの姿が目立っています。行列に並んででも食べたくなるほどクセになる、人気の武道家のラーメンの味やメニューはいったいどのようなものなのでしょうか。

武道家は超濃厚スープを味わう家系のラーメン店です。スープの食べ応えが抜群のラーメンなので、麺とご飯をセットで注文し、余すところなくスープを飲み切るのがツウの食べ方です。スープの上にはトッピングが並び、スープの味を引き立てています。中でも注目のトッピングは「海苔」です。お店おすすめのおいしい海苔の食べ方も必見です！

お店には「スープではなく麺から食べてください！」というおすすめの食べ方の指南書が貼られています。さらに「麺が主であり、スープはその麺にからむように濃い目に作られています」と麺から食べる理由についても言及しています。濃厚すぎるスープによって肝心の麺の味わいを消してしまわないためのアドバイスなのです。

スープは濃厚極まりない「豚骨」です。旨味を引き出すだめに1日300Kgもの豚骨を煮込んで作られたスープは、底が見えないほどの濃厚なキャラメルブラウンが特徴的です。味も濃い目のため、ご飯といっしょに食べて味のバランスをとりながら食べるとさらに味が引き立ちます。ご飯がサクサク進む、「おかず系スープラーメン」といったところでしょうか。

武道家の家系ラーメンの特徴は麺の上に載る「トッピング」にも現れています。ほうれん草、チャーシュー、九条ネギに味玉、そこに大き目サイズの「海苔」が置かれています。のりがスープに溶け込んでしまわないように早めに食べたくなりますが、少しお待ち下さい。海苔にはこのあと大切な役割が残されていますので残しておきましょう。

武道家のライスは食べ放題です。ラーメン屋でライス食べ放題のお店は決して少なくはありませんが、武道家はライスも素晴らしい役割を務めます。武道家のライスはラーメンで物足りない人のためのライスではなく、スープを食べるためのライスだといえるでしょう。お店おすすめのライスの食べ方にも注目してみてください。

家系ラーメンといえば、自分で味をカスタマイズできる自由度の高さも人気です。ここ武道家の卓上にも数々の調味料が並べられています。ラインナップは、黒胡椒・煎りゴマ・酢・唐辛子・ニンニク醤油・おろしニンニク・おろしショウガなど、どれを追加してもラーメンの味を引き立てることができる、おすすめの調味料です。

武道家の人気「超濃厚スープ」はご飯にもよく合い箸も進みます。残しておいた海苔をスープに浸してライスを巻いて食べると、磯の香りとスープがマッチングした新しいライスの味が楽しめます。または、おじやのようにスープにライスを入れて食べるのも人気です。もちろんラーメンを食べながら同時進行するのもおすすめです！

ライスは備え付けのお漬物といっしょにノーマルにいただくこともできます。ツウな人たちは、ライスに卓上のタレやゴマをかけて食べることもあるそうです。あまりのおいしさにラーメンを食べる前に満腹状態になってしまうこともあるので、ライスの追加注文や食べる順番などに気を配りながら箸を進めることをおすすめします。

武道家のメニューは、ラーメン並（700円）・中（800円）・大（900円）です。ライス食べ放題はなんと無料ですが食べ残さないことが前提となっています。ラーメンはすべてにメニューで「麺の固さ」「味の濃さ」「油の多さ」を選べます。以前スープが濃いと感じた人や薄めの味が好きな人はあらかじめ「薄めで」と店員さんにお願いしましょう。

その他のメニューには味玉ラーメン・キャベツラーメン・九条ネギラーメン・チャーシュー麺が用意され各種サイズも並・中・大の3種類があります。また、トッピングの量も有料で増すことができますので、自分の好きな武道家ラーメンにアレンジすることもできます。食べている途中からにんにくを足すと旨さがぐっと増し、お店おすすめの味わい方です。

店内の券売機で、もっとも目立つポジションに輝いているメニューは「のり味玉ラーメン」（850円）です。基本的なラーメンに海苔と味玉が追加され、武道家のラーメンのおいしさを十分に満喫することができるメニューです。さらにおすすめはライスの食べ放題のオプションです。麺だけでは味わいきれないスープを余すところなく堪能できます。

武道家の営業時間は毎日11時から15時と16時から翌日1時までと2部制となっています。初めて行く場合は待ち時間があることを前提に訪ねることをおすすめします。また武道家は東京都内に6店舗ありますが、各店舗ごとに営業時間が異なるので、他の店舗を訪ねる場合は事前に営業時間を確認してから出かけましょう。

店舗近くには早稲田大学があるため、平日のお昼間と夜はかなり混雑することが予想されます。武道家本店の客席はカウンター席12席のみです。しかし、麺が到着するまでのスピードなども早いため、予想以上に客足の開店は早いです。お店の前が行列状態でも慌てず気長に待ちましょう。「思いのほか早く着席できた」という口コミも多いです。

大学の授業が終わる時間を過ぎると一気にお店が混雑しはじめ、17時ごろはお腹を空かせた学生たちで行列ができています。混雑を避ける場合は、お昼時と学生の帰宅時間にぶつからないように行くと行列を回避できる可能性があります。また土日祝日は観光客も多く訪れるので、可能な限り「平日の早めの時間帯」に訪れてみましょう。

武道家早稲田本店の最寄り駅は東京メトロ東西線「早稲田駅」から徒歩で1分です。早稲田駅で下車した場合は出口「3b」から地上に出ましょう。外に出ると前方に「早稲田通り」が通っています。その道を右方向に10メートルほど歩くと武道家早稲田本店前に到着します。早稲田駅からのおおよそ距離は144メートルです。

武道家ラーメンは、2006年創業の早稲田本店を初めとし、東京都内で現在6店舗を構えるチェーン店となりました。ここからは武道家ラーメン各店舗の紹介をいたします。スープの味や麺の太さなど、各店ごとに違う味が楽しめます。武道家の熱烈なファンでは、すでに全店舗制覇している人も少なくありません。

本店に負けない高い人気を誇るのが、中野にある「二代目武道家」です。本店よりも濃厚で粘度の高いスープが特徴です。骨の味わいが感じられる超こってりスープの味に慣れると他のラーメンでは物足りなさを感じるようになるかもしれません。二代目武道家ではライス食べ放題はプラス50円となります。

吉祥寺にある店舗・武道家吉祥寺店は、本店よりややあっさり寄りのスープが特徴です。吉祥寺のスープは豚骨だしと鶏がらに醤油ダレと鳥脂が程よくミックスされています。麺も本店より若干柔らかめなので、武道家初心者の人におすすめしたいお店です。メインメニューはラーメンとチャーシューメンとなっています。

成城学園前にあり、成城大学の学生さんが多く訪れている人気店です。九条ネギのトッピングがおすすめです。麺は酒井製麺の太麺を使用し、スープは本店と同じくらいの濃厚なスープです。ガッツリ食べたい学生に人気の店舗で、お漬物やライスが終日無料となっています。

国分寺にある店舗「武道家くにがまえ」は、スープの塩味が他店にくらべてややマイルドといわれています。こちらの店舗のライス食べ放題は18時までと制限がありますので、ガッツリお腹を満たしたい人は18時までに入店しましょう。お店はドンキホーテの隣に位置していますので、アクセスも分かりやすく便利です。

2016年4月にオープンしたばかりの店舗「武道家賢斗」は、新規オープンして間もない新しさの残るお店です。しかし出てくるラーメンのスープは本家と変わらぬ濃厚ぶりです。数ある武道家6店舗の中でも、1位2位を争うこってり加減という噂も流れています。こってりの洗礼を浴びたいなら、「武道家賢斗」でも味わうことができそうです。

東京都内に6店舗を構える「武道家」には、全店共通のプライスレスメニューがあります。それは、「入店した時の店員さんの出迎えの声」です。どの店舗に入っても、お店のドアを開けた瞬間に耳をつんざくほどの大声で出迎えを受けます。同じラーメンを食べるなら、「大歓迎」してくれるお店で食事を食べたいものです。

武道家早稲田本店では、食べた人の名刺を置いて帰ってもらうことをお願いする張り紙がされています。「あなたの魂を置いて帰ってください」というお願いに応えると、次回以降使えるライス食べ放題無料チケットが進呈されます。ちなみに名刺は自分で両面テープで指定の場所に貼る方式になっていますので、次回のためにも名刺を残して帰りましょう。

全国には数え切れないほど「こってりラーメン」が存在します。中にはこってりとは言い難い「自称こってりラーメン」も存在しています。しかし東京の武道家一派ではそんな杞憂の必要がないほどの「超こってりラーメン」を味わうことができます。1度食べたらやみつきになる東京屈指のラーメン店「武道家」に足を運んでみてはいかがでしょうか。