フルーツパーラーゴトーは行列必至！人気メニューのパフェやサンドは絶品

フルーツパーラーゴトーは、浅草ひさご通り商店街の果物店からスタートし、フルーツパーラーとして生まれ変わりました。それぞれの産地特選旬の果物を使ったいちごパフェなどのフルーツパフェやフルーツサンドは特に人気で、開店と同時に混雑する人気ぶりです。ここではその人気のメニュー、いちごパフェやフルーツサンドなどを順に紹介していきます。

下町の風情が残る浅草のひさご商店街にあるフルーツパーラーゴトーは、その浅草の下町風情とはやや趣が異なる打ち放しコンクリートで出来た店舗で、明るく清楚な雰囲気のフルーツパフェがメインのお店です。元々、先代から果物店として営んでいたものを改築営業転換し、今までの果物仕入れのノウハウを活かしたフルーツパーラーとして営業しています。

その混雑ぶりが伺えるのがこちらの一枚です。お店の前の椅子に座る人、立って待つ人、中の椅子に座る人、しきりにメニューを眺める人、それと左奥にはまだ人がいて混雑しています。これが週末ともなると、さらに混雑してくるので、その混雑を避けるため、最初に名前を記入し呼ばれたら順に混雑せず入ることができるようになっています。

フルーツパーラーゴトーは、昭和21年に浅草に創業し数えて70年以上続いています。昭和40年頃からフルーツパーラーを併設し、今のおしゃれな作りにしたのは10年ほど前のことで、浅草ひさご通り商店街の中でも一際目立つお店です。そのまま青山、原宿、六本木などおしゃれな街にあったとしても、全く違和感のない雰囲気をした作りをしています。

フルーツパーラーゴトーの店内は、天井高があるので圧迫感を感じず非常に開放的です。そして打ち放しのコンクリートビルにもかかわらず、ご覧のように明るく清楚な雰囲気が漂います。また、壁にはパフェを描いた絵画が掛けられていて心が和みます。こうしたシンプルさ、明るさ、清潔感が、フルーツ好きの女子などに人気がある理由のひとつです。

清潔感溢れる厨房の様子です。ここで人気のいちごパフェやフルーツサンドが作られます。厨房廻りは基本、火や油を使わないので、とってもきれいです。居酒屋や大衆レストランの厨房の場合の焼いたり揚げたりする時の匂いもないので、キッチン前のカウンターは中で作っている様子が見える最上席で、混雑の時間を避けて座りたいところです。

フルーツパーラーゴトーのメニューに使われるフルーツは、大田市場を中心に、果物の種類や品種によっては生産者から直接仕入れたりというこだわりようです。仕入れのタイミングによっては、白いいちごを使ったいちごパフェなど、稀少なフルーツに出会えることも多々あり、その話題が拡散され更に混雑と人気に拍車が掛かっています。

本日のおすすめフルーツパフェは、その日に入荷した旬なフルーツを少しずつ食べられる、お得なフルーツパフェです。いちご、オレンジ、グレープフルーツ、キウイ、バナナ、パイナップル、とお馴染みのフルーツがメインですが、一個ずつ食べてみると、さすがは厳選して入荷しているだけあって、それぞれの美味しさのレベルが高いことに気づかされます。

満開に咲き誇った花のようないちごパフェ。食べるのがもったいないぐらい完成度の高いメニューのいちごパフェです。いちごといえば、冬から春を旬とする「とよのか」や「あまおう」といった品種が有名ですが、ここのいちごパフェは、四季なりという夏いちごを使っています。冬いちごに比べてやや酸味が強く、硬くしっかりしています。

そしてこちらは、高価で稀少な品種である白いちごを上にのせたメニューのいちごパフェです。さらに下に並べられたいちごも仕入れ状況によっては、種類が増えたりして何が出てくるのか楽しみです。長野県産章姫、あまおうDX、紅つやか、とちおとめ、などいちごもいつの間にかいろんな品種が増えていて、ここでいろいろと食べられるのは嬉しい限りです。

高級な完熟マンゴーとして人気のブランド「太陽のたまご」を贅沢に使ったメニューのフルーツパフェです。糖度15度以上で美しい形、色つやなど厳しい基準を満たした最高クラスの宮崎県産のマンゴー「太陽のたまご」は、口の中へ入れると、濃厚でとろける甘みと南国の香りが広がります。中のアイスクリームにもマンゴーが練ってるこだわりようです。

宮崎県産のブランド完熟マンゴー「太陽のたまご」は、2018年4月16日の宮崎市中央卸売市場での初競りで、2個入りケース約1キロが、過去最高額の40万円で落札されたというから驚きです。宮崎県産マンゴーの中でも、糖度15度以上、重さ350グラム以上、表面の半分以上が鮮やかな紅色、という条件をクリアした果実だけが認定を受けます。

静岡産マスクメロンを使ったメニューのフルーツパフェです。大きくカットされたマスクメロンが乗っていて、ハンカチが必要なほど果汁たっぷりの美味しさです。フルーツパーラーゴトーのパフェは、いちごパフェをはじめとして、どれもそうですが、現在のオーナーが元デザイナーだけあって、他に真似のできない芸術的盛り付けの仕上がりになっています。

静岡県産クラウン印のマスクメロンは、日本が世界に誇る芸術果実です。気品ある姿、形、香り豊かでとろけるような味わいは、まさに果実の中のクラウンといえます。1本の木にひとつの果実のみをつけ、ガラス温室内で大切に育てられた果実は、豊潤な甘さと気品ある香りが魅力の至極の果実です。メニューに入っていたら是非とも注文したいひとつです。

いろんな柑橘類を一同に使っていて、セミノール、なつみ、、日向夏、ゆめほっぺ、アンコール、デコポン、ルビーとホワイトのグレープフルーツ、オレンジ、清見タンゴール、と10種の柑橘類を贅沢に盛り合わせたメニューのフルーツパフェがこちらです。1個ずつが、はじけるような芳醇な味わいがして、それぞれの味の違いを確かめながら楽しめます。

愛媛産のせとかを使ったメニューのフルーツパフェです。柑橘類最高峰みかんといわれる「せとか」は、極少量しかとれない幻の蜜柑で、ジューシーさ、強い甘み、深いコクと香り、柔らかな食感、すべてにおいて優れたおいしい蜜柑です。その高級蜜柑せとかをお寿司の大トロのごとく頬張れるとあって入荷の際は、混雑してても注文したいものです。

山形産西洋梨を使ったメニューのフルーツパフェです。果物の女王といわれるラフランスは、特有の芳香とまろやかな果肉の西洋梨で、10月下旬から冬の間が食べごろです。口に入れると上品で香り豊かな果汁が広がります。ほかにも8月のバートレットをはじめ、オーロラ、バラード、シルバーベル、など時節によりいろんな梨が入荷するのも楽しみです。

フルーツパフェの定番中の定番、子供に人気のバナナチョコレートパフェももちろんメニューにあります。真ん中に自家製バナナアイスクリームが入っていてバナナの酸味が感じられます。器に盛られたバナナは、果肉の締りが良く、かつ甘みも充分あってざっくりとした歯応えあるバナナで、後味もすっきりとしておいしく食べられます。

熊本県植木町産のスイカを使ったメニューのフルーツパフェです。熊本県の北西部に位置する植木町は日本一のスイカの産地として有名です。植木町のスイカは常識を覆す甘さで、それもそのはず糖度が14度とマンゴーとほぼ同じぐらいの甘さで、しかもシャリッとした食感です。手間隙をかけて作られたものはこんなにもおいしいのかと唸ってしまいます。

フィリピン産ゴールデンパインを使ったメニューのパフェです。分厚いザク切りのパインが花びら模様に盛り付けしてあり、中のアイスクリームもパインアイス、下の方にもミニサイズのパイン、とひたすらパインづくしとなっています。パイナップルの果実は柔らかくて甘すぎず酸っぱすぎず、上品な味わいで、ジューシーさが弾けまくる美味しさです。

フィリピン産ゴールデンパインは、デルモンテ社が長年の研究で誕生した高級パイナップルで、正式名称を、デルモンテゴールドエキストラスウィートパイナップルといいます。通常のパイナップルよりも甘みが強く、酸味が少なくてとてもジューシーです。特にこのフィリピン産は、甘みが高く果肉は上から下まで美しいゴールデンイエローをしています。

11種のぶどうを使ったメニューのフルーツパフェスは、チューベン、ロザリオビアンコ、クイーンニーナ、巨峰、サニールージュ、ナガノパープル、ピオーネ、シナノスマイル、シャインマスカット、伊豆錦、ゴルビーという11種類です。こんなにも品種があることに驚かされると同時に、1個ずつ噛み締めながら説明書きを読みながら食べることができます。

4種類の柿と柿のアイスとソースと柿尽くし。柿はそれぞれ微妙に食感も甘みも違って楽しみながら食べられます。乗せられている柿は、完全甘柿の貴秋、太秋、新秋、渋柿の平核無の4種類でそれぞれに芳醇な味わいある柿です。ちなみに平核無は、渋柿なので柿渋を抜いて出荷されており、甘みが強く果汁も豊富で程よい食感が味わえます。

フルーツパーラーゴトーのフルーツサンドは、イチゴ、バナナ、パイナップル、キウイなどを使い、基本一つのフルーツでそれぞれ単独のフルーツサンドになっています。パンには、浅草で人気のベーカリー、ペリカンのパンを使用しており、ふんわりもちもちの食感と相まって、フルーツの旨みが堪能できる絶品のフルーツサンドで食べ応えも充分です。

こちらはハーフサイズオンリーのフルーツサンドです。ひと口もしくはふた口でいけるサイズになっていて食べやすさが人気です。他にいろんなおいしいフルーツが揃っているので、あれこれと食べたい人には、これぐらいのサイズのフルーツサンドにしておいて、というのもありですが、ついついこのフルーツサンドもおいし過ぎるので食べ過ぎ注意です。

人気のフルーツサンドは、店内の混雑ぶりからしても午後には売り切れの場合もありますが、パンが一枚だけ残っていてオープンサンドにしてもらえることもあります。こういった臨機応変さと柔軟性が、浅草という下町風情の残るお店ならではの良さです。オープンサンドは、ひと口サイズで、芳醇なペリカンパンと相まって楽しさとおいしさが弾けます。

フルーツサンドの他にもトーストでペリカンパンを食べることができます。コンフィチュールは、愛媛県産蜜柑の紅まどんなのピールを使ったものが出てきたりしますから、その細やかなこだわりようには脱帽です。どこまでもフルーツの品質、おいしさにこだわり抜くフルーツパーラーゴトーの徹底したプロ意識にも人気と混雑ぶりの理由を垣間見ます。

クリスマスウィーク限定のパフェ、サンタさんのいちごパフェです。フルーツ盛りの上にトッピングされたイチゴをサンタさんの帽子に見立てているところが遊び心満載で思わず唸ってしまいます。12月になれば、いちごパフェ以外にもいろんなメニューの中に、このサンタさんが乗せられて登場することもあり、サプライズな驚きも楽しみです。

こういった遊び心があるサプライズな演出があるのも人気のひとつです。おまけのフルーツカットが出てきたりとメニューにないものが出されたりすると、ちょっとほっこりしてしまいます。画一されたものではなく、浅草にあるお店らしく、お店の方の接客態度も、人の人の暖かみのあるつながりが感じられて、ほのぼのとした気持ちにさせてくれます。

フルーツパーラーゴトーのフルーツは、一番人気のいちごパフェをはじめ、どれも一番おいしいといわれるものを贅沢に惜しみなく使っていて、それに加えパフェとしての最終形を芸術的な作品として仕上げています。一番美味しいものを一番美味しい形で提供する、というこだわりの味にまだ触れてない方は、混雑を避けてでもぜひ一度ご賞味ください。