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温泉パンは栃木・喜連川温泉のご当地パン!商品の種類やおすすめの食べ方は?

温泉パンは栃木・喜連川温泉のご当地パン!商品の種類やおすすめの食べ方は?
投稿日: 2018年5月15日最終更新日: 2020年10月8日

栃木県の喜連川温泉では、名物温泉パンを食べることができます。温泉パンは昭和30年ごろにその原型のパンが作られたといわれています。昔から愛され、親しまれてきた温泉パンについて商品の種類やおすすめの食べ方、購入方法、お取り寄せ方法など調べましたのでご紹介します。

温泉パンとは見出し

Photo by studioktr

温泉パンは、栃木県さくら市の温泉パン株式会社(旧店名あさひ堂)で販売されているパンです。喜連川温泉名物のご当地パンですが、栃木県を代表するお土産品の一つでもあります。飽きのこない素朴な味は、長く愛されてきました。温泉パンの特徴や種類、お値段、おすすめの食べ方、お取り寄せの方法など調べてみましたので、ご紹介させてください。

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温泉パンの歴史見出し

Photo by neverbutterfly

温泉パンを販売している温泉パン株式会社(旧店名あさひ堂)は、昭和16年に開業した老舗のパン屋です。昭和30年ごろ、食パンのあまり生地を使って当時のパン職人の方々が、いたずらに試しに作ってできたのが、現在の温泉パンの原型です。あさひ堂というパン屋で売られ始めた当初は、とくに名前はありませんでした。

先代の笹沼昌一氏が、町長と共に温泉掘削に深く関与したこともあり、昭和56年に喜連川に温泉が湧き出ると、その湧出記念として「喜連川温泉パン」と命名されました。以来、温泉パンという名称で喜連川温泉の名物として親しまれてきました。実は温泉パンは、温泉の湯を使用して作られているわけではないのです。

温泉パンの入手方法1:店舗で購入見出し

温泉パンを販売している工場直営店が、栃木県さくら市にあります。駐車場は5台停めることができるので、車で立ち寄ることができます。営業時間は9時から18時までで、定休日は火曜日です。色々な種類のパンが売られています。夕方になると売り切れになるパンもあるので、目的のパンがあれば早めの来店がおすすめです。

道の駅きつれがわにも出店しています。直営店と同じく、栃木県さくら市にあります。営業時間は9時から18時までと同じですが、定休日は異なり第2月曜日、第4月曜日となっています。祝日の場合は翌日が休みとなります。直営店と定休日がずれているので、どちらかの店舗で温泉パンを購入することができます。

直営店ほど種類は多くなくても、栃木県内のスーパーやコンビニ、お土産店で入手できる場合もあるので、栃木県さくら市に立ち寄る時間がなくても、あきらめずに探してみてください。都内では、お取り寄せする以外に栃木県の物産展が開催されているときに、入手できることもあるようです。

Photo by 373bousou yoshino

また、栃木県のアンテナショップで販売されていることもあります。栃木県のアンテナショップは、東京スカイツリータウン・ソラマチのイーストヤード4階に「とちまるショップ」という店名で出店しています。営業時間は10時から21時となっています。買いに行く前に、温泉パンが入荷されているか確認してから、買いに行くと良いかもしれません。

温泉パンの入手方法2:お取り寄せ見出し

Photo by TAKA@P.P.R.S

店舗で直接購入しづらい場合は、通販でお取り寄せして手に入れるという方法があります。公式ホームページ内にもオンラインショップを開設しているので、Web上で通販の申し込みをし、お取り寄せが可能です。また、楽天でも温泉パンを取り扱っている店舗があるので、お取り寄せして温泉パンを購入することができます。

Photo by zugr

ふるさと納税の返礼品の一つとして「温泉パン人気セット」も用意されています。近年、そのお得感からふるさと納税は注目されています。ふるさと納税に申し込むことで、栃木県さくら市を応援しながら、美味しい温泉パンを入手することができます。2018年時点では、10,000円の寄付金で「温泉パン人気セット」を選択可能です。

温泉パンの特徴見出し

Photo by TANAKA Juuyoh (田中十洋)

温泉パンという名前を聞いたときに、温泉饅頭に近いものを想像しましたが、喜連川温泉の温泉パンは素朴な味のパンのことです。口コミでは、どっしりとした重みがありながらも、ふっくらもっちりして固くなく、よく噛めば噛むほど味が出る食べ応えのある美味しいパンとのことで、人気があります。お取り寄せしてまで入手したい逸品と評判です。

他では味わえない喜連川温泉名物の温泉パンは、病みつきになりリピートしてお取り寄せする方も多いようです。お取り寄せすると送料分割高になってしまいそうですが、一定額購入すると送料無料でお取り寄せ可能な場合も多いです。多めにお取り寄せしても冷凍保存可能なので、購入額いくらで送料無料となるか、チェックして注文しましょう。

Photo by onigiri-kun

温泉パンの賞味期限は製造日より15日間となっていますが、長期保存したいときは冷凍することで約2ヶ月間も保存しておくことができます。食べる際には自然解凍します。まとめて購入し、少しずつ食べていくこともできます。また、温泉パンの原材料は、全品卵不使用といった特徴があります。

温泉パンのおすすめの種類とお値段その1:元祖温泉パン見出し

まず最初におすすめしたい喜連川温泉の温泉パンの種類は、「元祖」と言われるプレーンのパンです。今でこそたくさんの種類の温泉パンが販売されているものの、喜連川温泉の温泉パンの最初の味で、懐かしい味わいです。食パンよりもずっしりとして固いですが、フランスパンよりは柔らかい不思議な食感のパンです。

公式ホームページでは、喜連川温泉の元祖温泉パンは3個入りは税込490円、5個入りは税込818円となっています。単価計算すると1個約165円しますが、喜連川温泉の名物にふさわしい温泉パンの美味しさ、大きさ、ずっしりと材料が詰まった質量感から考えると、けして高すぎない十分納得できるお値段です。リピーターが多いのも頷けます。

温泉パンのおすすめの種類とお値段その2:天津甘栗味の温泉パン見出し

天津甘栗味の温泉パンも、おすすめしたい種類の一つです。噛めば噛むほど味がでる、ずっしりとした質感の高密度な温泉パンに、甘栗の粒が混ざり、絶妙な甘みを加えていると好評です。ゴロっとした甘栗の、粒粒感も楽しめます。販売価格は3個入りで税込550円と元祖温泉パンより若干お値段が高く贅沢な商品です。

どの種類の温泉パンも美味しいですが、天津甘栗味の温泉パンはぜひ一度は試してほしいおすすめの種類です。やはり天津甘栗が入っていると高級感もあるので、お土産として購入するのにも最適な商品です。元祖温泉パンとあわせて購入し、食べ比べてみてはいかがでしょうか。

温泉パンのおすすめの種類とお値段その3:レーズン味の温泉パン見出し

レーズン味は定番ですが、外れのないおすすめの種類の温泉パンです。密度が高く、素朴な味のパン生地に、レーズンの甘さが良く合います。生の葡萄とは異なり、レーズンは味が濃縮されて旨みが増しています。飽きのこない魅力的なパンと好評です。販売価格は3個入り税込530円となっています。

温泉パンのおすすめの種類とお値段その4:くるみ味の温泉パン見出し

くるみ味の温泉パンは、くるみのローストした香ばしさが口の中に広がるおすすめの味です。ずっしりとしたパン生地に、くるみのカリッとした歯ごたえと香ばしさが混ざり、こちらも飽きない味です。料理との相性も良いので、朝食用のパンとしても最適です。販売価格は3個入り税込550円となっています。

温泉パンのおすすめの種類とお値段その5:温泉パンのいろどりセット見出し

いくつかピックアップして温泉パンの種類を紹介させていただきましたが、その他にもチョコバナナ、ゴマ、メープルキャラメル、オレンジ、ビターコーヒーなど、美味しいおすすめの種類がたくさんあります。そこでおすすめしたいのが、温泉パンのいろどりセットです。8種類の味が一つずつの袋に包装され、14個セットになっています。

いろどりセットは、公式ホームページから注文すると送料無料となっています。たくさんの種類を味わえる上、割引率の高いお得なセット商品なので、自分用に購入するのにも、お土産で購入するのにもおすすめです。個包装になっている商品なので、職場などで配布するときも便利です。販売価格は税込3,090円となっています。

温泉パンのおすすめの種類とお値段その6:温泉パンの華やかセット見出し

いろどりセットの他、たくさんの種類を楽しめる華やかセットも販売されています。温泉パン9種類27個が入っています。9種類の温泉パンを楽しめるので、こちらの商品も、自分用にもお土産用にもおすすめしたいセット商品です。公式ホームページで購入すると、送料無料で購入することもできます。販売価格は税込4,750円です。

温泉パンのおすすめの種類とお値段その7:温泉パンのおためしセット見出し

期間限定でときどき温泉パンおためしセットが販売されることがあります。かなりお得な価格なので、見かけたら購入してみましょう。2018年に販売されたおためしセットは、元祖、くるみ、レーズン、オレンジ、メープルキャラメルの5種類15個入りで通常3,510円のところ税込1,980円で購入可能です。送料無料で1世帯3セットまで購入できます。

温泉パンのその他の種類見出し

直営店や道の駅きつれがわの店舗では、温泉パンを使用した総菜パンを購入することができます。お取り寄せでも購入することができますが、やはり店舗は種類が多いので、ぜひ一度機会があれば、訪れてみてください。直営店にはちょっとしたイートインスペースも用意されています。その場で買ったパンを食べることができます。

焼きそばや卵、ハムを挟んだお総菜パンの他、ホイップあんパンやホイップコーヒーあんぱんなどの、本店ならではの多種類の温泉パンが売られています。お値段も、温泉パンのお惣菜パンも約200円と、大きさや品質から考えるとかなりお得な価格で購入可能です。満腹感が得られる美味しいパンです。

温泉パンのおすすめの食べ方見出し

喜連川温泉の温泉パンは、そのままでも十分美味しくいただくことが可能です。しかし、食べ方をひと工夫すると、また違った味わいを楽しむことができます。例えば、ジャムやハチミツ、クリームチーズを付けて食べてみる、といった方法があります。パンだけだと素朴な味が、ジャムなどを付けることで味にアクセントが加わります。

ラップをかけてレンジで20秒から30秒温めてみるという食べ方もあります。弾力のある、もっちもちした食感に変わると好評です。固めだったパンが、まるで焼き立てのようなふかふかの柔らかいパンになります。温める際に、誤って加熱時間が長く温め過ぎてしまうと、かえってパンが固くなってしまうので注意してください。

また、温泉パンをスライスしてからオーブンで焼くという食べ方もあります。オーブンで焼くことで、香ばしくて、かりっとした食感に生まれ変わります。数種類のパンを複数人でシェアして食べるときも、スライスしてあれば取り分けし易そうです。オーブンで焼いてから、バターやチーズクリームを塗って食べてみても、味の変化が楽しめます。

喜連川温泉の温泉パンはシンプルな味のパンなので、朝食で他のおかずと一緒に食べても相性が良いです。サラダや卵焼きなどと一緒に、美味しく食べることができます。おすすめしたい食べ方の一つです。そのままシンプルに食べても美味しい温泉パンですが、彩りよく盛り付けて、贅沢な朝食はいかがでしょうか。

温泉パンを横から包丁を入れて二つに切り、その間に野菜やハンバーグを挟むという食べ方もあります。ハンバーガーのように食べることができます。これ一つで栄養が取れてお腹いっぱいになる、おすすめの食べ方です。包んでピクニックに出かけたくなるような、見た目も美味しそうなハンバーガーです。

二つに切った温泉パンの上に、ハムとチーズをのせてトースターで焼き、挟んで食べるという食べ方もあります。シンプルな味ゆえに、他のいろいろな食材と合わせやすいので、工夫次第でさまざまな食べ方を楽しむことが可能です。多目にお取り寄せしてしまっても、飽きることなく食べることができます。

温泉パン誕生の地である喜連川町について見出し

温泉パンの発祥の地である喜連川は、歴史のある町です。今から約800年前、源平合戦で功を立てたことにより、塩谷五郎源惟広は源頼朝より、塩谷郡に二千町の土地を与えられました。そして、文治2年(1186年)、お丸山に大蔵ケ崎城を築城したことにより、城下町としての喜連川の起こりとなりました。

Photo by mossygajud

塩谷氏の統治は17代400年に及びましたが、豊臣秀吉の怒りを恐れた17代惟久が出奔したために廃城となってしまいました。以降は足利氏の流れを汲む古河公方家が後を継ぎ、喜連川氏を名乗って約280年にわたって統治していきました。足利氏の血縁に当たる、高い家格の喜連川氏が統治したことで、喜連川は発展していきました。

Photo by bluXgraphics(motorcycle design Japan)=Midorikawa

また、喜連川には古代から重要な道が通っていましたが、江戸時代に入ると五街道の一つ奥州街道が喜連川を通るようになりました。そのため、城下町としてだけでなく、宿場町としても喜連川は栄えていきました。あちことに道標が点在し、今でも街道の面影を伝えています。温泉パンとともに歴史ある町をの観光をお楽しみください。

温泉パンを食べてみよう見出し

Photo by Takashi(aes256)

栃木県さくら市にある喜連川温泉の名物、温泉パンについてお伝えさせていただきましたが、いかがでしょうか。温泉パンの美味しさは伝わりましたか。ぜひ機会があれば、喜連川温泉の温泉パンを、ぜひ味わってみてください。一度食べると、また食べてみたくなる美味しさです。お土産としてもおすすめしたい逸品です。

投稿日: 2018年5月15日最終更新日: 2020年10月8日

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