吉祥寺の「小ざさ」(おざさ)を大特集!
井の頭公園やハモニカ横丁などがある吉祥寺は、住みたい街ランキングでも常連の人気のエリアです。そんな吉祥寺には美味しい羊羹と最中で有名な老舗、小ざさがあります。今回は吉祥寺の和菓子で一番の人気を誇る小ざさをご紹介します。行列しても買いたい羊羹と美味しい最中の魅力、アクセスや行列の長さなど、読んだら食べたくなる小ざさの情報です。
吉祥寺で美味しい和菓子なら「小ざさ」
吉祥寺駅北口にある2坪ほどの店舗が、吉祥寺が誇る和菓子の老舗の小ざさです。新宿駅から20分で到着できる吉祥寺には美味しいグルメがいろいろそろっていますが、小ざさはその中でも最も有名と言える名店です。ここでしか買えない美味しい和菓子を求めて朝早くから行列するかたが多くいます。小ざさは吉祥寺で最も長い行列の店として知られています。
「小ざさ」の和菓子はとてもシンプル
吉祥寺の老舗小ざさで扱う和菓子はとてもシンプルです。メニューは2種類のみで羊羹と最中だけとなっています。その時期の気候や天気に合わせて少しずつ製造方法を変えて、一年を通していつでも美味しい羊羹と最中が提供できるように工夫しているそうです。進化形の和菓子が次々と現れる東京で、老舗小ざさは昔からの味を大切に守り抜いています。
吉祥寺の「小ざさ」は行列必至
小ざさは創業から65年以上がたつ行列必至の名店です。美味しい羹と最中を求めて、小ざさの前には朝早い時間帯から行列でできます。そこで気になるのは行列に並ぶ時間の長さではないでしょうか。小ざさでは羊羹を買うための整理券を配布する時間が朝8時15分と決まっています。その整理券を求めて朝5時頃の時間から行列に並ぶかたが出始めます。
「小ざさ」の一日限定50個の羊羹がおすすめ
吉祥寺の小ざさの羊羹は究極とも言える美味しい一品です。羊羹は一日わずか50人だけのお客さんが買うことができる限定品です。一人が買える本数は3本までと決まっています。小ざさの羊羹は朝早い時間から行列に並ぶ必要があるため、吉祥寺に住むかたでもなかなか入手が難しい幻の羊羹とも言われます。羊羹のお値段は一本760円(税込み)です。
小ざさの羊羹は一日150本だけ販売される限定品です。羊羹は小さな鍋で木炭を使って材料を煮る昔ながらの製法で丁寧に作られています。初代が編み出した製法が代々引き継がれて、現在でも時間が止まったかのように伝統の手法を守る姿には老舗の矜持が感じられます。小ざさの店舗はわずか2坪のこじんまりとした空間ですが、大きな存在感があります。
小ざさの羊羹は長い形をしていて銀紙のパッケージに入っています。包丁を入れるとねっとりと吸い付くような感覚がわかります。買ってきた当日の羊羹の色は意外なほど薄く水羊羹の質感に似ています。ひと口食べると、あっさりとした上品な甘さと質の良い美味しい小豆の味がよく伝わります。羊羹の製造はすべて職人さんの丁寧な手作りで行なわれています。
羊羹は材料を煮る炭火の強さを加減して一年中変わらない美味しい味を保っているそうです。和菓子の老舗がいくつもある東京ですが、ここだけの味として人気です。小ざさには美味しい羊羹を求めて遠方から訪れるかたも多くいます。羊羹は行列に長時間並ばないと買えないので、ご自分で並ぶのが難しいご高齢のかたへの手土産にすると喜ばれます。
「小ざさ」の羊羹の魅力
小ざさの羊羹は買ってすぐに食べるとみずみずしい透明感のある味がします。濃厚な羊羹がお好みでしたら、買った当日から一週間ほどの時間をおいて味わうのがおすすめです。時間をかけて寝かせることで羊羹のなかの砂糖が小豆に十分になじみ、重厚感のある味を楽しめます。始めの水羊羹に近い色から濃い色になり、ずっしりとした羊羹の味に変わります。
羊羹を何日間も寝かせて大丈夫なのかと思うかたもいらっしゃるかもしれませんが、小ざさの羊羹の賞味期限は5か月間です。大量の砂糖を使う羊羹は長時間をかけて煮て作るため、もともと長期間の保存が可能です。小ざさの常連さんのなかには5か月間のぎりぎりに封を開けて、砂糖と小豆がなじんだずっしりとした味わいを楽しむかたも多いそうです。
「小ざさ」のこぶりでおいしい最中
吉祥寺の老舗小ざさのもう一つの看板商品が、こちらの最中です。最中には小豆あんと白あんの2種類があります。最中は箱入りで10個入りから50個入りまでの注文が可能です。最中のお値段は10個入り765円(税込み)、30個入り2250円(税込み)です。小ざさでは基本的には小豆あんと白あんを半分の個数ずつ混ぜて箱詰めしてもらえます。バラ売りは67円です。
小ざさの最中の魅力は、角の取れた丸みのある美味しさにあります。小豆の上品な味わいがわかるあんこは、甘すぎずみずみずしい食感があります。皮のパリパリした香ばしさが上質なあんこによく合います。小ざさの最中は一個が小ぶりで食べやすい大きさです。小豆あんと白あんはどちらも人気です。両方を一度に食べ比べてみるのもおすすめです。
箱を開けると最中の香ばしい皮の香りが漂います。最中と言うと、ねっとりとしたあんこが多い中、こちらの小ざさでは小豆の粒がわかる粘度の低いみずみずしい味わいのあんこが特徴です。小豆の美味しい味がしますが重さはないため、一個をぺろりと食べられます。小豆あんに比べて白あんのほうが甘さは控えめとなっています。
小ざさの最中は緑茶と抹茶はもちろん、コーヒーや紅茶にもよく合います。特に白あんは常連さんにファンが多く、濃く淹れた紅茶に合うという口コミも多いようです。ご自宅用としても手土産としても喜ばれ、最中は安定した人気となっています。最中の賞味期限は製造日から6日間です。小ざさの最中は冷蔵庫で冷やして食べても美味しくいただけます。
「小ざさ」の最中の魅力
最中の一つのサイズは小さめですが、小ざさの店舗同様に小ぶりながら存在感をはなっています。皮の中にぎっしりと詰まったあんこも魅力です。小ざさでは初代から伝わる独自の製法で、あんこの砂糖の甘さを丸みのある味に変化させているのが美味しさの理由です。最中は個包装されているので、パリッとした皮の食感をご自宅で楽しめます。
小ざさの最中は幅広い世代でどなたからも喜ばれる定番人気の品です。ご進物用には箱入りがおすすめですが、ご自宅用でしたらバラ売りや簡易箱入りがお得になっています。また小ざさでは最中の通信販売を受け付けています。人気の最中が希望日にご自宅に届きます。通信販売は小ざさの公式サイトの注文フォームから可能です。
羊羹の希望者が朝早い時間から行列するのに対し、最中は昼間に来店しても購入できます。昼間の小ざさの店頭は数人から10人ほどのお客さんが並ぶこともありますが、列はスムーズに進み少ない待ち時間で最中を買うことができます。毎年夏とお正月の帰省には小ざさの最中を手土産にするという口コミも多くあるほどの人気の品です。
「小ざさ」の羊羹を購入するには?
小ざさでは最中の通信販売をしていますが、羊羹は店頭でしか買えません。では小ざさの羊羹を確実に購入するためには何時頃に行列に並び始めればよいのでしょうか。行列の先頭のかたは早朝5時頃早い日は4時30分頃から並び始めます。早朝はまだ日の出前で冬の並び始めは遅めです。一方で夏の間は5時頃に到着しても先頭から10番台ということもあります。
羊羹は整理券を持ったかたにのみ販売されます。整理券の配布は基本的に8時15分ですので、行列に並んでから約3時間ほどが待ち時間となる形です。いったん行列に並んでからは、場所取りだけで30分以上列を離れことはできません。小ざさ店頭のシャッターには行列の並び方について貼り紙がされています。決まりを守って静かに待つようにします。
「小ざさ」の羊羹は並ぶ価値あり!
羊羹を買うための3時間以上の行列はとても長いように思えますが、行列に並ぶ間は前後のお客さんたちと和やかな雰囲気で待つことができます。小ざさの羊羹が買えるのは限定50人です。日によって差はありますが、だいたい朝7時頃に限定の50人目のお客さんが並び、その日の羊羹の分は打ち切られるようです。並んだ後には絶品の羊羹を購入できます。
小ざさの店頭には朝5時から7時までに並び始めることが目安ですが、お正月やお盆休みの時期はさらに早めの到着がおすすめです。これは、吉祥寺だけでなく東京を代表する羊羹の名品を帰省の手土産にと考えるお客さんが集中するためです。午前8時15分に整理券を受け取ったら、あとは開店時間中に整理券を提示して羊羹を受け取る形となります。
「小ざさ」のメニューはとてもシンプル
羊羹と最中はいずれも和菓子の代表格です。吉祥寺が誇る名店小ざさは、シンプルに羊羹と最中の2つのメニューだけで営業しています。一日限定150本の羊羹に対し、最中は一日に約13000個から15000個を売り上げているそうです。早朝からの行列に並ぶ必要がないため最中は小ざさ初心者のかたも比較的気軽に購入できます。また最中は地方配送も可能です。
創業から65年の伝統がある小ざさですが、そもそもの始まりはさらに古く、もとは戦前からお餅なども扱うお店だったそうです。1951年に現在のような羊羹と最中だけのお店に変更し、現代までコツコツと営業を続けています。羊羹と最中の高い人気ぶりにデパ地下への出店の誘いもあるようですが、手作りの味を守るためデパ地下への出店はしていません。
羊羹を求めるお客さんの行列は定休日を除いて毎朝見られる光景です。小ざさは吉祥寺駅北口の名所となりつつあります。朝8時すぎの整理券配布の際には、小ざさの店員さんから名前と電話番号、羊羹の数、並び始めた時間を尋ねられます。整理券をもらったらひと安心です。開店後の好きな時間に店頭で羊羹を受け取れます。
「小ざさ」の待ち時間をチェック
小ざさの羊羹を必ず入手するためには、朝5時には行列に並び始めたいものです。土日では朝6時に定員の50名に達することも多いです。土日に比べると平日のほうが比較的すいているようです。また羊羹と並んで最中は老舗小ざさの二枚看板です。羊羹と一緒に最中も買いたい場合は、羊羹を受け取る時に注文すれば購入できます。
とある平日のデータでは、明け方4時30分の段階で3人目、5時20分頃に10人目、7時30分頃に45人目のお客さんが並んだことがわかります。整理券の配布は朝8時過ぎからなので、運が良ければ30分以内の待ち時間で済むことがわかります。小ざさの羊羹のための行列は、40年以上も前から続いている吉祥寺駅北口のおなじみの景色のようです。
行列に並ぶ常連さんは簡易式の椅子を用意して並び始めます。ご自分の場所に椅子を置いておくと、お手洗いに行きたくなった場合などに席を離れることができて便利です。用事などで列を離れる場合は20分くらいが限度です。行列の前後のかたに一声かけていけば、行列を離れても安心です。
「小ざさ」の営業時間
小ざさでは羊羹を買うための整理券を受け取ったら、開店中のお好きな時間に店舗まで羊羹を受け取りに来る方式です。吉祥寺の老舗小ざさの営業時間は午前10時から午後7時30分まで、火曜定休です。支払いの際にはクレジットカードは使えないので注意が必要です。羊羹は店頭販売のみ、最中は店頭に加えてヤマト便での通信販売も行なっています。
「小ざさ」へのアクセス
小ざさは早朝からの長い行列で吉祥寺の名物となった和菓子の老舗です。アクセスはJR吉祥寺駅北口または京王井の頭線吉祥駅から徒歩1分です。北口改札からは100mほどで、商店街のアーケードを入るとすぐに小ざさの店先が見えてきます。小ざさの隣のお店はメンチカツで有名な肉のさとうです。どちらも行列ができる有名店となっています。
住所:東京都武蔵野市吉祥寺本町1丁目1-8
電話番号:0422-22-7230
「小ざさ」で美味しい和菓子と出会おう!
吉祥寺で話題の和菓子の老舗小ざさについてご紹介してきました。小ざさでは一日150本限定の羊羹と昔ながらの製法が自慢の最中だけを販売しています。思いきりシンプルなメニュー構成は、小ざさの美味しさへの自信の表れです。並んでも食べたい羊羹として人気が集まっています。皆さんもぜひ小ざさで究極の羊羹と最中を味わってみてください!
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