宝塚大劇場の座席はどこが人気？種別や見え方などおすすめ情報を紹介

宝塚大劇場といえば、宝塚歌劇団の専用劇場で1階席と2階席があり、2,550人収容できます。不定期公演ですが、専科・花組・月組・雪組・星組と宙組の各組が、年間を通して公演して、年間100万人を超えるファンがショーを楽しんでいる劇場です。そんな宝塚大劇場の座席の人気や種別、そして見え方など、宝塚大劇場の様々を紹介します。

宝塚大劇場は、どこにあるのか？今更という人も多いようですが、中には初めての人もいますから改めて紹介しておきます。宝塚大劇場は、宝塚歌劇団の専用劇場で兵庫県宝塚市栄町一丁目にあります。最寄りの駅名は、JRでも私鉄でも地下鉄を利用しても「宝塚駅」です。そこには、小劇場バウも併設されているなどおすすめの宝塚大劇場です。

宝塚大劇場にJRで行くには、JR東海道線大阪駅でJR福知山線（宝塚線）に乗り換えて、快速で約45分。あるいは、大阪メトロ御堂筋線梅田駅で阪急電鉄宝塚線に乗り換えて、急行を利用して約55分で、大阪駅から宝塚駅に着きます。新幹線・在来線利用による宝塚大劇場への大阪駅起点のおすすめアクセス方法です。

阪急電車で、宝塚大劇場に行くには大阪からは、阪急梅田駅から乗車して宝塚駅まで約40分です。神戸からは、阪急神戸三宮駅から阪急電鉄梅田行特急に乗り、西宮北口駅で今津線宝塚行に換えて、宝塚駅まで約40分でいけます。なお、新神戸から神戸市営地下鉄で三宮駅で阪急電車に乗り換えてというアクセスもおすすめです。

大阪国際空港からは、阪急バスに乗車してバス停歌劇場前まで所要時間約30分。あるいは、大阪モノレールに乗車して蛍池駅で下車して、阪急電車に乗り換えて宝塚駅まで所要時間約50分で着きます。全国各地から宝塚大劇場に観劇にくるお客様にはおすすめの空路利用のアクセス方法です。

宝塚大劇場へのアクセスについて紹介しましたが、この他に当然のようですが車でのアクセスもあります。東西いずれの方面から宝塚大劇場には、名神高速や阪神高速や中国自動車道を利用して宝塚大劇場にアクセスするという行程があります。因みに、宝塚ICからは5分ほどの距離で宝塚大劇場に着きます。バス専用駐車場や立体駐車場の利用がおすすめです。

宝塚大劇場のチケットが、どのようにして販売されているのか？その購入方法は？ということですが、一般的なチケット販売と同様にプレイガイド、ネット販売、会場窓口や電話予約販売と友の会会員販売があります。購入方法も同様に現金あるいはカードでの購入ができます。座席は、SS席・S席・A席・B席で、一般公演と新人公演に料金区分がされています。

宝塚大劇場のチケット料金は、一般公演の場合は、SS席（194席）12,000円、S席（1，408席）8,000円、A席（475席）5,500円、B席（473席）3,500円に設定されています。なお、新人公演ではSS席5,200円、S席4,100円、A席3,000円、B席2,500円です。ステージに向かってセンターブロックと両脇をサブセンターブロックに区分しています。

宝塚大劇場1階の座席は、SS席はセンターブロックとサブセンターブロックの1列目から7列目まで、A席が同様に後方26列目から29列目と両サイドの3シート8列になっています。その他、最前列SS席を除くサイドブロックからA席手前の25列目までの全席がS席になっています。劇場内に、喫茶軽食ラウンジや公演特別ドリンクカウンターなどがあります。

宝塚大劇場の1階フロアには、宝塚大劇場チケットカウンター、電話予約券などの引き換え場所があり、自動発券機もあります。宝塚大劇場正面ゲートから正面入口を通過すると右手に「宝塚バウホール」の入り口があり、左側にはタカラジェンヌのキャラクターグッズなどのショッピングゾーンや軽食喫茶コーナーや託児施設やチャイルドルームなどがあります。

宝塚大劇場2階の座席は、S席とA席とB席があります。S席は、2階最前列から7列目までのセンターとサイドブロックの全部になります。A席が左右両端の最前列6シート7列とS席後方8・9列目までになります。そして、B席がA席後方10列目から17列目までと左右両端の44席になっています。2階席は、ステージ全体が見渡せる座席でショーを楽しめます。

宝塚大劇場の3階には、団体専用のレストランがあります。団体レストラン「エスプリホール」は、50人から200人が利用できるようになっています。基本予約制になっていて、メニューは1,620円の山茶花と3,240円の花水木の他2種類の弁当が用意されています。利用は、午前の部幕間と午後の部開演前と終演又はバス積み込みができます。おすすめです。

宝塚大劇場の座席で、人気のある場所がいくつかあります。宝塚大劇場の座席数は、S席が一番多くあります。このS席に人気座席が何箇所かあります。まず、1階S席の一番人気座席がセンターブロックの10列目から20列目あたりです。いわゆる1階のど真ん中に位置する座席で、意外にSS席と同じくらいのショーの迫力を実感できる座席です。

次に人気の1階座席は、ズバリ22列目のセンターブロックです。この座席に良いところは、通路に面しているため足を伸ばせるなど座席の窮屈感が開放されて、前座席との距離感もありステージ全般をみることができる座席です。1階席の座席で穴場的人気が、サイドブロックの3列目から6列目くらいまでは、ショー全般の華麗さと迫力を体感できる座席です。

宝塚大劇場の人気座席でも、2階席に人気の座席が意外にあります。まず、ステージ全体を見渡せることから、座席の位置的には2階センターブロックのS席最前列の座席に人気があります。次にセンターブロックから横に広がるサイドブロックの最前列の座席に人気があります。そして、2階座席の穴場人気はA席の左右最前列の座席がおすすめです。

2階A席の最前列は、1階S席のサイドブロック前列よりも迫力に違いはあありますが、ステージ全体を見ることからすると、穴場人気の座席です。そして、2階席の、A席とB席の最前列の座席は通路に面していてゆったりと見る事ができる座席になっています。2階S席のセンターブロックの3列目まではステージとの距離感などSS席に劣らないおすすめ座席です。

宝塚大劇場の座席の場所で、こんなにも見え方が違うのです。これもまたショーをみる楽しみ方でおすすめです。ステージ真正面のSS席が最高の観劇ポイントで、宝塚ファンなら一度は座って宝塚を楽しみたい場所です。しかし、この他にも様々な見方や見え方があるのです。宝塚大劇場の座席で、意外にマニアックな見え方がするビューポイントがあります。

宝塚大劇場の1階S席では、こんな見え方があります。タカラジェンヌが近くに見える座席があります。そこはステージ両端の最前列から6列目までの見え方です。セリと花道に一番近い座席なんです。セリでは、次の出番を待つタカラジェンヌの様子が見れます。花道は、タカラジェンヌや下級生が踊る姿が見られます。こんな見え方がするS席もおすすめです。

宝塚大劇場の座席で、劇場内を横切る通路が何本かあります。1階の21列目と22列目の間と2階の最前列と7列目と8列目の間に通路があります。1階は、22列目・2階は、最前列と8列目です。この席からの見え方は、通路の適度の距離感と前席の人の姿がなくて、窮屈さから開放されて広角にショーを楽しむことのできるおすすめの座席です。

宝塚大劇場の2階席は、当たり前にステージより高い所にあります。ということは、ステージを真下にショーの迫力を感じる事ができるセンターブロックの最後尾の16列目の座席です。高いところから見下ろすということで、観客の後頭部越しにショーを真下にみる事ができます。そして、後ろの座席を気にしなくても良い見え方ができる座席です。

宝塚大劇場の見え方、ビューポイントとはいくらか趣は違うのですが、通路側席に旨味がある見え方です。タカラジェンヌの客席降りがあるときです。通路を移動するタカラジェンヌは、通路側席の観客とハイタッチしてくれる確率が高いのです。たまに奥の座席の観客ともするときはありますが、通路側の座席がおすすめです。

宝塚大劇場で観劇を楽しむには、最高のエンターテイメントと華麗なタカラジェンヌの立ち居振る舞いに、観客の誰もが魅了されてしまいます。しかし、その他にも楽しみ方があるのです。2階席からしか見えない「オーケストラボックス」の生演奏の見え方。そして、舞台奥壁面からステージ、オケBOX、銀橋とつながるショー構成の見え方などがあります。

そして、こんな見え方ができるのも宝塚大劇場の特徴？ファン気質？なのかと思うほどに、宝塚を楽しむ小道具としておすすめが、双眼鏡やオペラグラスといった望遠アイテムです。熱烈なファンの人達は、少しでも近くにお目当てのタカラジェンヌをみたいという気持ちが強くあります。そこで、重宝するアイテムが双眼鏡でありオペラグラスです。

宝塚大劇場に併設されているバウホールは、若手タカラジェンヌの登竜門などと言われています。座席数526という小規模劇場のため、各組の選抜メンバーによる公演が行われるため、比較的若手中心のショーになることから、メーンステージへの登竜門と言われています。若手タカラジェンヌは、まず宝塚バウホールの出演が、次へのステップになるのです。

宝塚大劇場では、宝塚歌劇を見る楽しみの他に「知る楽しみ」や「なりきる楽しみ」や「ショッピングの楽しみ」があります。宝塚大劇場には、それぞれコーナーが有り、宝塚歌劇の殿堂で宝塚を知り、ステージスタジオでは、タカラジェンヌになりきって記念写真ができて、宝塚オリジナルグッズやお土産などのショッピングのコーナーで宝塚を満喫できます。

宝塚歌劇の殿堂があります。第一会場が2階殿堂ゾーン、第二会場が3階企画展ゾーンと現在の宝塚歌劇ゾーンと言うようにゾーン分けされていて、宝塚の歴史が紹介されています。このコーナーは、宝塚100周年を記念して2014年に開設しています。舞台体験コーナーなど楽しみながら宝塚歌劇団の歴史を知ることができます。入館料は500円です。

宝塚歌劇の定番中の定番のイベントです。タカラジェンヌと同じ衣装を着て、メークまでして憧れのタカラジェンヌになりきる事ができます。もちろん記念撮影もできるのですが、事前予約が必要なのです。予約は先着順で午前10時から終了時間まで、ネット・電話と店頭で受けいています。お気に入りのスターとのツーショット（合成）写真もおすすめです。

宝塚大劇場に折角きたのですから、おみやげを買うことも楽しみですね。宝塚歌劇オフィシャルショップやギフトショップやお菓子やグッズを扱うレビューショップ等で、ショッピングを楽しまます。そして、食べる楽しみもあり、喫茶軽食コーナーやレストランがあり宝塚スイーツを楽しみことができます。公演前後や幕間休憩におすすめです。

宝塚大劇場と一時間半くらいの距離感で、神戸ポートタワーや北野異人館街などがあります。折角宝塚大劇場にきたので、十分に宝塚大劇場を楽しみたいと言う人や観光を楽しみたいと言う人もいます。宝塚歌劇の公演時間に合わせて神戸の雰囲気を楽しみたいと言う人には、若干駆け足にはなりますが神戸ポートタワーや北野異人館街の散策などもおすすめです。
 

神戸港のランドマークをつくろうという発想から、神戸にふさわしいく世界的にアピールできるタワーを神戸ポートアイランドの一角につくられました。和楽器の鼓をイメージしたタワーの全景は、神戸のシンボルとして鉄塔の美女とまで言われるようになりました。神戸港や六甲山系そして神戸市街が一望できる展望台からの眺望は、神戸を感じさせてくれます。

神戸といえば北野異人館街と言われるくらい神戸観光では人気の場所です。海の見える高台にある異国情緒満載の北の地区です。そこには、開港当時の外国文化を残す建物が保存されていて、資料館やブティックやイベント広場などがあり、歴史と昔懐かしい西洋文化を体感的して散策が楽しめます。また、神戸スイーツを楽しめるも北野異人館街の楽しみです。

いかがでしたか。宝塚大劇場の座席はどこが人気ということで、宝塚大劇場の色々を紹介ました。宝塚を楽しみたい、でも宝塚人気がすごくてチケットが取りにくい、良く観える席がなかなか手に入らないなど聞きます。更に、初めての人は人気の席を知りたい、手に入れたいという思いが強くあります。そんな人たちの参考になれば幸いです。