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ピパーチキッチンは沖縄のおすすめカフェ!人気メニューや美味しさの秘密は?

ピパーチキッチンは沖縄のおすすめカフェ!人気メニューや美味しさの秘密は?
投稿日: 2018年8月17日最終更新日: 2020年10月8日

「心と体が喜ぶご飯」をモットーに、県産のハーブや野菜をふんだんに使ったカフェ「ピパーチキッチン」は沖縄県那覇市にあります。宮古島や石垣島、八重山諸島に自生し昔から愛されてきた島こしょう「ピパーチ」を使った料理を味わえるピパーチキッチンについてご紹介します。

心と体が喜ぶご飯を!ピパーチキッチン見出し

Photo bymonicore

県産のハーブ、県産魚や県産豚等、地元の食材をふんだんに使った地元でも人気のカフェ「ピパーチカフェ」は沖縄県那覇市にある隠れ家的カフェです。店内の雰囲気もおしゃれで、いつでも気兼ねなく行くことができる、レストランと定食屋の中間を目指しているピパーチキッチンのおすすめやランチメニュー、アクセス法についてご紹介していきます。

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ピパーチキッチンのピパーチとは見出し

店名「ピパーチキッチン」の「ピパーチ」とは、宮古島や石垣島を始めとした八重山諸島に自生する島こしょう「ヒハツモドキ」の別名です。東南アジア原産で、日本では沖縄で栽培されたり自生したりしています。石垣島出身のオーナー夫妻が「沖縄のハーブや野草をたくさん使った料理を出したい」という思いから店名を「ピパーチキッチン」と名付けました。

ピパーチキッチンは一味違ったカフェ見出し

ピパーチキッチンはよくあるナチュラルテイストのおしゃれカフェとは一味違った、個性的な魅力があるカフェです。ハンバーグやソテー、オムライスといったカフェにあるメニューを、ピパーチや県産のハーブで別物に変えて提供しています。元々美味しい沖縄の地の食材を、スパイスやハーブを使って更に美味しくと、オーナー夫妻が日々試行錯誤して作り上げています。

仲間と協力し、オーナー夫婦自らリノベーションして作り上げた店内は、木のぬくもりが温かく、吊り下げられた裸電球や至る所に飾られた雑貨がおしゃれな空間になっています。壁にはオーナーのお兄さん自作の版画作品や地元作家の雑貨や陶器の作品が飾ってある等、見た目はナチュラルテイストのおしゃれカフェでも、至る所に沖縄を感じることができます。

沖縄では普段見慣れない野菜や果物を食べる楽しみもあります。ピパーチキッチンが料理に使う地元野菜やハーブは、沖縄県糸満市で無農薬ハーブを栽培して20年になる岸本ファームから仕入れています。「心と体が喜ぶごはん」を作る為に、岸本ファームの「未来の子供たちへ安心安全な作物を提供すること」という思いで作られたハーブや野菜が必要不可欠です。

ピパーチキッチンのこだわりは料理だけではありません。オーナーの几帳面な性格が盛り付けにも表れています。又、料理に使われているぽってりとしたプレートや茶碗はオーナー自らが焼いたオリジナル陶器で、他の皿やカップも地元作家の陶芸作品です。手作りならではの不揃いながらも独特のまろみが柔らかい器たちは、料理と同じくらい人気があります。

店内ではオーナー夫人や地元作家が作成したエプロンやワンピース、ターバン、バッグといった布物を販売していたり、ライブが行われていたりと、ただのランチやお茶を楽しむだけのカフェではなく、小さな空間にたくさんの楽しみ方が詰まっています。ちょっとした集まりにも対応してくれ、キッズチェアもあるので小さなお子さん連れでも気兼ねなく入店できます。

ピパーチキッチンの最大の魅力は、オーナー夫婦の人柄にあります。オーナーの池城安信さんはアメリカの寿司屋、大阪の韓国総菜屋で経験を積み、ピパーチキッチンをオープン。沖縄産の食材を美味しくおしゃれに変身させる確かな腕前を持っていながら、少し照れ屋で控え目です。そんな安信さんを支え見守る妻のマリヤさんは気さくで親切で、常に笑顔を絶やさず接客してくれます。

ピパーチキッチンのランチメニューはどれも魅力的見出し

ピパーチキッチンの料理、特にランチメニューは魅力的なメニューに溢れています。魚、肉のメインにスープ、サラダ、副菜のおかず4品に分づきご飯がついていて、ご飯の大盛りも可能ととてもお得。プラス100円でご飯のお替りもできます。食後のデザートやドリンクもリーズナブルで、350mlのランチビールやランチノンアルコールビールも用意されています。

料理を担当するオーナーの池城さんが作る料理には、ピパーチはもちろん、様々な沖縄ならではの食材やスパイスが効果的に使われています。仕上げのソースの味をキュッと引き締める酸味にも、レモンやスダチではなくシークワーサーが使われているので、オーソドックスな沖縄料理を食べていないにも関わらず、沖縄を感じることができる料理ばかりです。

ピパーチキッチンで楽しみな島野菜のおかず見出し

ピパーチキッチンのランチメニューの定食では、メインだけでなく一緒にプレートを飾っている、素朴ながらも個性的な副菜にも注目です。アロエのお刺身や、自家製ポン酢漬けのむかご、モーイ(アカウリ)の豆腐、ゴーヤのスペイン風オムレツやもずく、パパイヤの炒めナムル等、沖縄のカフェならではの副菜が、日替わりや週替わりで楽しめます。

副菜は岸本ファームから仕入れたパパイヤや島にんじんといった島野菜を中心に、ローリエやフェンネル等ハーブも生かされた手の込んだものばかりです。県外の人には何もかもが珍しく、地元の人にとっても馴染みの島野菜をハーブやスパイスでアレンジした副菜とあって、沖縄のおすすめカフェとして雑誌やウェブサイトに多く取り上げられています。

ピパーチキッチンのおすすめメニュー1:1番人気!「トマトと焦がしチーズのハンバーグ」見出し

ピパーチキッチンのおすすめメニューをご紹介していきます。1番人気なのは、箸を入れると肉汁が溢れ出る柔らかでジューシーな「トマトと焦がしチーズのハンバーグ」です。調味料は塩とピパーチのみというシンプルな味付けながら、トマトソースと香ばしい焦がしチーズのハーモニーでご飯が進みます。誤魔化しのきかない最低限の調味料で仕上げた、自信作です。

ピパーチキッチンのおすすめメニュー2:タコライスならぬ「イカライス」見出し

ピパーチキッチンの名物「イカライス」は、ヘルシーな県産鶏むね肉のミンチを、ココナッツミルクが香る濃厚旨辛グリーンカレーテイストに仕上げたものが、たくさんの野菜と共にご飯に乗った物です。見た目は薄いタコライスのようでいながら、全く違う味わいで、付け合わせのオニオンアチャール(漬物)がよく合い、添えられたシークワーサーをキュッと絞って食べます。

イカライスは、沖縄の人気ローカルフードタコライスに対抗し、新たな名物を作るべく、オーナーの池城さん兄弟が考案し、試作を重ねた新メニューです。かつて浦添市の産業振興センター1階に「イカライスベンダー」というお店をご兄弟でオープンし、お兄さんが切り盛りしていました。そのイカライスが更に良くなり、ピパーチキッチンの定番おすすめメニューとなっています。

ピパーチキッチンのおすすめメニュー3:冬まで楽しめる?「夏のさっぱり韓国冷麺」見出し

池城さんが大阪の韓国総菜屋で修行していたため、ピパーチキッチンの冷麺に使う麺はわざわざ大阪から取り寄せているこだわりの麺です。ぷりぷりしていて小麦の味もしっかりします。トッピングは下ごしらえがしっかりされた鶏むね肉の細切りと、モズク、海ぶどう、長命草、ハンダマと沖縄の食材がたっぷり。夏季限定メニューですが、熱烈なファンが多く、11月頃まで楽しめます。

ピパーチキッチンのおすすめメニュー4:薬草おろしと自家製ポン酢が決め手の「県産豚肩ロースのソテー」見出し

ランチメニューで男性に人気なのが、ドカンとしたインパクトもある「県産豚肩ロースのソテー」です。丁寧に筋切りし柔らかく焼き上げられたコクのある県産豚の肩ロースに、特製の薬草おろしと自家製シークワーサーポン酢がベストマッチして、女性でもぺろっと食べられます。テーブルにあるお店オリジナルのスパイスを振りかけると更に美味しいくなります。

ピパーチキッチンのおすすめメニュー5:旬の魚が美味しい「県産魚のソテー」見出し

あっさりとしたものが食べたいという人におすすめのランチが「県産魚のソテー」です。パン粉焼きや煮つけと色々試した結果、生でも食べられる新鮮な魚はソテーが1番という結果に落ち着き、旬の白身魚をソテーにしてソースをアレンジして提供しています。下味は塩とピパーチのみで、弱火でじっくりと焼くことで表面がカリッと香ばしく仕上がっています。

ピパーチキッチンのおすすめメニュー6:絶品トロトロ「オムライス」見出し

ピパーチキッチンのランチメニューにはカフェ飯の定番である「オムライス」もあります。元々池城さんのお友達の小学生の息子さんリクエストで登場したメニューですが、女性好みのかと思いきや意外に男性人気が高く、今では8対2の割合で男性がオーダーするそうです。卵がとろとろで絶品とSNSでも話題のオムライスには、サラダとスープが付いてきます。

ディナータイムに楽しみなピパーチキッチンこだわりの一品メニュー見出し

ディナータイムになると、こだわりの一品メニューも登場します。沖縄県の夏の魚ミジュンにピパーチの葉を混ぜたパン粉をまぶしてサクッと揚げたフライや、ピパーチを擦り込んでスモークしたチーズ等、ビールを片手に、ちょっとつまめる物ばかり。嬉しいことにどのメニューもお手頃価格なので、定食を食べた後にビールと一緒にオーダーするのもおすすめです。

ピパーチキッチンのメニューを更に美味しくするオリジナルスパイス見出し

ピパーチキッチンでは、運ばれてきた料理を更に美味しくするオリジナルスパイスがテーブルに置かれています。それが「赤い実のピパーチ」です。ピパーチの実が赤くなるまで気長に待ち、完熟した実を手摘みで収穫し、乾燥させて粉にした香辛料で、独特の爽やかな辛味とエキゾチックな甘い香りが特徴的。沖縄料理との相性も抜群です。販売もしていて、価格は900円です。

「赤い実のピパーチ」シリーズには、「沖縄産黒毛和牛のアンダンスー」もあります。アンダンスーとは、「アンダ」が油、「ミスー」が味噌という意味で、沖縄ではポピュラーな常備菜です。アンダンスーは一般的に豚肉で作りますが、ピパーチキッチン特製のアンダンスーは贅沢に黒毛和牛を使っています。おにぎりの具に、野菜のディップソースに、炒め物の仕上げにと色々使えます。

ピパーチキッチンではデザートもおすすめ見出し

ピパーチキッチンではマリヤさんが手掛けるデザートもとても人気があります。ランチメニューにも常時3種類程は掲載されていて、そのどれもがピパーチキッチンならではの一味も二味も違った物ばかり。価格もリーズナブルで、こってりし過ぎていないので、ランチの後にオーダーする人も多くいる、ピパーチキッチンオリジナルのデザートをご紹介します。

ラム酒が香る「オトナのティラミス」

ピパーチキッチンのデザートメニューで1番人気なのは「南大東島のラム酒コルコルで作ったティラミス」です。一口食べるとラム酒コルコルの豊潤な香りが広がる、甘さ控えめの大人のティラミスで、一度食べたらラム酒コルコルのくせがやみつきになるという一品。当初は冬季限定品でしたが、人気があり、通年メニュー化されています。価格は350円です。

ちょっぴりスパイシーな「豆乳ジンジャーチャイプリン」

喉越しの良いゼリーやプリンは食後のデザートにぴったりのメニューです。「ジンジャー豆乳チャイプリン」は、豆乳で煮だして作ったトロっとした食感のチャイプリンに、沖縄県産のしょうがの角切りが入った、一風変わったプリンで、しょうがのプチプチとした食感とスパイシーさが人気です。こちらもどちらかと言えば大人向けのデザートで、価格は290円です。

優しい甘みの「黒糖バナナケーキ」

カリウムとミネラルが豊富で、独特の甘みとコクがある黒糖を使ったバナナのパウンドケーキ「黒糖バナナケーキ」もリピーターの多い人気商品です。優しい甘さの黒糖バナナケーキはふんわりしていて、上には生クリームではなくバニラアイスがトッピングされています。更に、黒蜜とピパーチがきいているナッツのアクセントが最高で、小さなお子さんにも人気です。価格は350円です。

陶器焙煎のコーヒー

ランチにプラス100円で飲める食後のコーヒーも、ただのコーヒーではありません。元々はオーナーが通う陶芸教室の講師が作った特製の陶器焙煎機でじっくりと自家焙煎していました。丸みのある味わいながらも深みがあり、喉を刺激するような嫌な渋みはなく後味も優しい味のコーヒー。元々コーヒーが苦手だったマリヤさんが初めてコーヒーを美味しいと思った1杯です。

しかし、残念ながら陶器焙煎機が壊れた為、現在は浦添市でコーヒーの焙煎と卸売を30年も続けているセラードコーヒーから仕入れたコーヒーを提供しています。もちろん、セラードコーヒーと綿密に打ち合わせを重ねた上で池城さんが納得し、選んだコーヒーなので、その品質と味は間違いのない厳選品です。ランチの後はデザートと一緒にぜひコーヒーも味わってみて下さい。

ピパーチキッチンの営業時間見出し

ピパーチキッチンの気になる営業時間についてご紹介します。ピパーチキッチンの営業時間は10時30分から21時までで、20時30分ラストオーダーです。以前は15時から17時30分の間はクローズしていましたが、2018年6月から営業時間が変わり、オープンからクローズまで通しの営業となり、ランチの定食メニューが夜も食べられるようになりました。定休日は金曜日です。

Photo by naitwo2

元々沖縄の飲食店、特にカフェは夜の営業は夕方早々にクローズしてしまうお店も多く、観光客が夜ご飯を食べられるお店を探し回ったという話もよく耳にします。そんな中、ピパーチキッチンは遅くなっても安心してしっかりと夜ご飯が食べられるお店です。15時から17時30分の間は夜の仕込みもあり、フードメニューがハンバーグかイカライスの2種類になります。

ピパーチキッチンへのアクセス方法見出し

ピパーチキッチンへのアクセス方法をご紹介します。ピパーチキッチンは那覇市のバスターミナルから徒歩10分の距離なので、那覇空港からのアクセスがとても良い立地にあります。那覇空港からアクセスする場合はモノレールで「旭橋」下車後、徒歩7分。国際通りからアクセスする場合は徒歩15分。ロワージホテルからのアクセスは徒歩3分です。

沖縄観光をする際、レンタカーを利用して観光する人も多くいるかと思います。レンタカーは主に空港付近でレンタルしますが、車でアクセスする場合は、空港からは那覇うみそらトンネルを通れば5分程でアクセス可能です。又、車でアクセスした場合、店舗自体に専用駐車場はありませんが、店舗横の立体駐車場の利用が1時間半無料となりますので、車でも安心してアクセスできます。

住所:沖縄県那覇市西2-6-16
電話番号:098-988-4743

ピパーチキッチンで笑顔をもらおう見出し

Photo by _temaki_

以上、沖縄のおすすめカフェ「ピパーチキッチン」についてご紹介しました。ピパーチというスパイスを使った個性的でいながらも体に優しい料理たちはどれも美味しく、地元の人たちが県外の友達にぜひ食べさせたいと思う物ばかりです。空港やバスターミナルからのアクセスも良いので、沖縄へ行った際はピパーチキッチンで一味違った島野菜をぜひ味わってみて下さい。

投稿日: 2018年8月17日最終更新日: 2020年10月8日

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