美ら海水族館へのバスでの行き方や料金は？空港からの直行便やツアーもあり！

海洋博公園は、沖縄で人気の観光スポットです。そして海洋博公園の中で最も人気の高い施設といえば、美ら海水族館です。美ら海水族館へ出かけるなら、バスがおすすめ！今回は那覇空港から美ら海水族館へのバスでの行き方や、おすすめのバスツアーをご紹介します。

沖縄美ら海水族館は、沖縄県国頭郡本部町にある海洋博公園内の水族館です。海洋博公園のさまざまな施設の中でも、特に人気の高い観光スポットとして知られています。豊かな自然を抱く沖縄の海を再現した水族館には全長8.7メートルの巨大なジンベエザメをはじめとする、さまざまな魚を眺めることができます。

沖縄美ら海水族館への主な行き方には、レンタカーや自家用車、タクシー、高速バス、路線バスなどがあります。那覇空港から高速道路を利用して車で約2時間、高速バスの場合は3時間程度かかります。近くに電車の駅がありませんから、車以外で出かけるならバスを利用するのがおすすめです。

那覇空港と美ら海水族館を結ぶバスのなかでも、運航便が最も多いのがやんばる急行バスです。やんばる急行バスは那覇空港国内線→沖縄美ら海水族館（記念公園前）→運天港まで走る下りルートと、運天港→沖縄美ら海水族館→那覇空港へと走る上りルートのみの運行。美ら海水族館へのアクセスでよく利用されています。

美ら海水族館の停留所名は、「記念公園前」といいます。バス料金は、上り下りとも2000円（子どもは1000円）。バスは1日に片道9便が往復しており、「那覇空港国内線」停留所からの出発時刻は6時40分、8時37分、9時30分、10時30分、12時、14時30分、16時50分、18時40分、19時50分です。

帰路となる美ら海水族館（記念公園前停車場）から那覇への上りバスの出発時刻は、5時26分、6時56分、8時26分、11時16分、13時26分、15時19分、16時、16時29分、17時29分。こちらも一日9便ととなっています。最終便が17時29分なので、一日中ゆっくりと美ら海水族館で楽しめます。

那覇空港国内線9時30分発の11便と、美ら海水族館（記念公園前）16時発の12便は予約制となっているので、事前予約が必要です。予約なしで利用できる他の便は各駅停車ですが、11便と12便は停車する停留所が少ないため、通常便よりも早く目的地に到着できます。

予約はやんばる急行バスのWebサイトから、簡単に申し込めます。申し込みページのカレンダーから、利用したい日のバス便をクリックして必要事項を記入するだけ。予約便を利用すれば9時30分に那覇空港を出発し、11時40分に美ら海水族館に到着。帰りは16時に美ら海水族館を出発し、18時25分に那覇空港に到着できます。

沖縄バスでは、那覇空港と美ら海水族館を結ぶ空港リムジンバスを運行しています。空港リムジンバスは、沖縄のさまざまなエリアへアクセスしていますが、美ら海水族館に出かけるときはDエリア便、Eエリア便、DEエリア便を利用します。バス料金は2500円（子ども1250円）となっています。

那覇空港からのバスは、DE-1便が「那覇バスターミナル」停留所8時発、美ら海水族館（センチュリオンホテル＆リゾートヴィンテージ沖縄美ら海停留所）10時54分着。E-5便が「那覇空港国内線」停留所11時50分発、美ら海水族館14時着。E-11便「那覇空港国内線」停留所15時30分発、美ら海水族館17時40分着です。

帰路の美ら海水族館（センチュリオンホテル＆リゾートヴィンテージ沖縄美ら海停留所）から那覇空港へのバスは、E-8便が11時52分発、那覇空港には14時22分の到着。DE-16便が美ら海水族館15時12分発、那覇空港18時45分着。DE-18便が美ら海水族館18時30分発、那覇空港バスターミナル21時40分着です。

空港リムジンバスは、途中で停車する停留所が少ないので、約2時間とスピーディーにアクセスできるのが最大の魅力です。その一方で、運航便が少ないというデメリットもあります。また、空港リムジンバスの運行は、平成29年10月1日から平成30年3月31日までとなっています。

沖縄バスでは、高速バスも運行しています。那覇空港（国内線旅客ターミナル前バス停）を9時55分に出発、美ら海水族館（記念公園前バス停）に12時8分到着、那覇空港を14時発、美ら海水族館に16時13分着の3便です。いずれも系統番号は117便、料金は2500円（子ども1250円）となっています。

帰路は美ら海水族館（記念公園前バス停）を12時57分に出発し、那覇空港（国内線旅客ターミナル前バス停）に15時6分に到着する便と、美ら海水族館16時52分に出発し、那覇空港に19時16分に到着する着の2便が運行しています。バス系統番号は117便です。

那覇バスは那覇空港（国内線旅客ターミナル前）を7時に出発、美ら海水族館に9時13分到着する便。那覇空港を12時55分発、美ら海水族館に15時8分に到着する便。那覇空港を14時25分発、美ら海水族館に16時38分到着の3便。いずれも系統番号は、117便です。料金は2500円（子ども1250円）です。

那覇バスは那覇空港（国内線旅客ターミナル前）を7時に出発、美ら海水族館に9時13分到着する便。那覇空港を12時55分発、美ら海水族館に15時8分に到着する便。那覇空港を14時25分発、美ら海水族館に16時38分到着の3便。いずれも系統番号は、117便です。料金は2500円（子ども1250円）です。

琉球バスも利用できます。那覇空港（国内線旅客ターミナル前バス停）を8時10分に出発、美ら海水族館（記念公園前バス停）に10時28分に到着する便。那覇空港を9時20分発、美ら海水族館に11時33分に到着する便。那覇空港13時35分発、美ら海水族館15時48分に到着する便の3便です。

帰路は美ら海水族館（記念公園前バス停）10時52分発、那覇空港（国内線旅客ターミナル前バス停）13時1分到着の便。美ら海水族館12時17分発、那覇空港に14時26分到着の便。美ら海水族館14時47分発、那覇空港17時1分到着の便の3便です。いずれも系統番号は117便、料金は2500円（子ども1250円）です。

沖縄バス・那覇バス・琉球バスの高速バスは、いずれも同じルートを走り、同じ料金、系統番号も117番と同じです。つまり運行するバス会社は違っても、同じように利用できるわけです。沖縄美ら海水族館のWebサイトのアクセス紹介ページに、バスの時刻表の案内があります。出かける前にチェックしておきましょう。

「せっかく沖縄に来たのだから、美ら海水族館だけでなく、ほかの場所も観光したい！」という方におすすめなのが、バスツアーです。美ら海水族館はもちろんのこと、沖縄観光で見逃せないスポットを、バスガイドさんの案内で巡ることができます。また、美ら海水族館のある海洋博公園の観光のみに特化したツアーもあります。

沖縄バスのバスツアーでは、美ら海水族館をはじめ、今帰仁城跡、県の名勝に指定されている万座毛、ホテルバイキング、ナゴパイナップルパークを巡ります。料金は5500円（子ども3300円）。今帰仁城跡の入場料と食事代はツアー料金に含まれていますが、美ら海水族館の入館料は含まれていないので注意しましょう。

ツアーバスは毎日運行されており、那覇市役所の近くにある沖縄バスの定期観光バス乗り場から、8時45分に出発します。ツアーにかかる所要時間は9時間15分程度。5歳以下の幼児も参加でき、1名までは無料。2人目からは子供料金が必要です。また、幼児の食事代と入園料は実費を支払う必要があります。

那覇バスでは、美ら海水族館を中心とした3のツアーが用意されています。1つ目は、海洋博公園の観光が中心の「沖縄美ら海水族館満喫コース」です。イルカショーなど美ら海水族館のほか、海洋博公園の人気スポットを周った後、ナゴパイナップルパークを訪れますが、美ら海水族館の見学に特化したコースといえるでしょう。

ツアーにかかる時間は、9時間程度。ツアー料金は4800円（子ども2400円）です。ツアー料金には美ら海水族館の入館料が含まれていますが、昼食はコースに組み込まれていません。海洋博公園などで各自が、自由に昼食を取ることになります。美ら海水族館をたっぷりと楽しむなら、こちらのツアーコースがおすすめです！

「沖縄美ら海水族館西海岸コース」では琉球村、万座毛のあと、奇数日はナゴパイナップルパーク、偶数日は沖縄フルーツランドを訪れ、御菓子御殿で昼食。昼食後、美ら海水族館を見物します。琉球の村落を再現した琉球村など沖縄観光が満喫できるツアー。御菓子御殿は「紅いもタルト」発祥の地で、お土産購入にもおすすめです。

ツアーにかかる時間は、9時間30分程度、料金は6000円（子ども3300円）です。また、1660円（子ども310円）が必要ですが、美ら海水族館のイルカショーとジンベエザメ餌づけショーが見学できるオプションも用意されています。感動のイルカショーと、全長8.7メートルのジンベエザメに餌付けするショーは迫力満点！

こちらのツアーは古宇利島でのビーチ散策後、オーシャンタワーでの昼食。そしてワルミ大橋を眺め、美ら海水族館に到着します。その後は森のガラス館で、工房の見学やガラス工芸品の買い物が楽しめます。海が見渡せる古宇利オーシャンタワーでの昼食では、沖縄のブランド豚「やんばる島豚・アグー」を使ったグルメが堪能できます。

ツアー時間は10時間10分程度。料金は7200円（子ども4200円）です。森のガラス館特製のポストカードとガラスの箸置きが、参加者全員にプレゼントされるお得なツアーです。美ら海水族館見物はもちろんのこと沖縄の美しい海、豪華ランチ、ガラス工芸品のショッピングと沖縄観光がマルチに楽しめる、おすすめの欲張りツアーです。

美ら海水族館への、バスでのアクセス方法などをご紹介しました。沖縄は自動車道が発達していますから、観光はバスがおすすめです。美ら海水族館は、沖縄観光では欠かせない、おすすめスポット。沖縄に出かけたらバスを利用して、美ら海水族館や周辺エリアの観光を楽しみまょう。