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「たちばな」のかりんとうは銀座が誇る老舗の味!気になる種類や値段は?

「たちばな」のかりんとうは銀座が誇る老舗の味!気になる種類や値段は?
投稿日: 2018年8月22日最終更新日: 2020年10月8日

たちばなのかりんとうは銀座だけでなく東京の銘菓として全国的に人気のかりんとうになります。店舗は銀座だけで通販やデパートでの販売はしていません。銀座が誇る老舗の味、たちばなのかりんとうについて、気になる種類や値段、店舗情報をご紹介していきます。

たちばなのかりんとうは人気!見出し

Photo by Kanko*

銀銭店舗を構える、言わずと知れた老舗のかりんとうのお店「たちばな」。多くの種類が店舗には並び、手土産に購入する方が多く訪れています。伝統的な製法を守り続けている、昔ながらのかりんとうは値段は多少かかりますが、どれも絶品と人気です。今回は「たちばな」のかりんとうについてご紹介します。

たちばなのかりんとうがある銀座見出し

Photo by zunsanzunsan

銀座は東京駅からも近く、周りには古くから続く老舗のお店や銀座シックス、三越や高島屋などのデパート、三菱一号館美術館など、食品、衣料品、生活雑貨、楽しめるだけでなくさまざまなものを買いそろえることができます。近年では東京オリンピックの開催も近いこと、日本がより身近な観光地となっていることもあり、外国人観光客が急増しています。

Photo by t-miki

大人の遊び場というイメージがあり、日本全国のおいしいもの素敵なものが一度に集められている銀座。再開発が進んでいて、これからも新しいショップや施設などが続々オープンしていきます。地元の方だけでなく観光客に人気の銀座というだけあり、これからの変化に期待が膨らみます。

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銀座でスイーツがおすすめのお店20選!持ち帰りや手土産にも! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
銀座には世界から美味しいスイーツが集まってきており、日本の旗艦店も多くあります。また銀座で生まれ名物に留まらず日本を代表するものになったものや東京を代表する名店も多くあります。そんな銀座にあるスイーツのおすすめのものをご紹介します。

かりんとうの歴史見出し

Photo by kuromeri

日本では古くからあるお菓子として、幼いころ誰でも一度は食べたことのあるかりんとう。手土産としても人気のかりんとうの歴史は諸説あります。奈良時代に遣唐使が日本に持ち帰った唐のお菓子の中に小麦粉、餅などを油で揚げたものがあり、これがかりんとうの起源になったというものが一つあります。

Photo by jqn

当時の唐菓子は高級品で、上流貴族の方しか口にできないもののため、この時は一般庶民の間には認知されていない商品になります。一般庶民の間でも食べられるようになったのは江戸時代中期以降で、小麦粉をこねて、棒状にして揚げた、かりんとうの原型ともいえるお菓子が売られるようになります。

Photo by dreamcat115

現在のようなかりんとうが登場するのは、明治8年。浅草仲見世の飯田屋が、地粉を棒状にして油揚げし、黒糖を絡めたものを売り出します。当時高級品だった白い砂糖の代わりに黒糖が使用されています。黒糖の甘く素朴な味わいが好評をよび、庶民のお菓子として全国に広がっていきます。その後、地域ごとに色んな作り方が確立され、各地域ごとに特長のあるかりんとうが生まれていくことになります。

Photo by Kanko*

値段も手ごろで、手土産としても人気のかりんとうの歴史にはもう一つの説が存在します。室町時代末期から戦国時代に日本にもたらされた南蛮菓子がルーツという説です。スペインには「ペスティーニョ」と呼ばれるかりんとうそっくりのお菓子があり、戦国時代の南蛮貿易で日本にもたらされたのではないかという説です。

Photo by Norisa1

関西地方のほうではかりんとうのことを「オランダ」と呼ぶ地域もあり、縄の形にねじったかりんとうや板状のかりんとうが作られています。江戸時代に誕生した棒状のかりんとうとはおいたちが少し違います。かりんとうといっても地域に形状や味に違いがあり、いろんな種類を食べ比べてみるのもおすすめです。

かりんとうの定義見出し

長年愛され続けているかりんとう。現在、関東は棒状、関西のほうでは渦巻き状など、味はコーヒーや抹茶だけでなく、さまざまな「かりんとう」の商品が販売されています。かりんとうをはじめとする油菓子製造企業の組合(油菓子工業協同組合)によると、次のように定義されています。

かりんとうは小麦粉を主原料として水、酵母などを加え、練り合わせ、熟成させた生地を形成し、これを食用油脂で揚げた後にみつかけしたもの。これに砂糖等を付着させ乾燥させたもの又はこれに風味原料を加えたものをかりんとうといいます。なので油で揚げていないものはかりんとうとは呼ぶことはできないということになります。

Photo by Richard, enjoy my life!

風味原料は牛乳、鶏卵、野菜、果実、胡麻、コーヒー、ココア、はちみつ、食塩、香辛料などの味又は香りを付与するために使用する原料のことで、形状の違いにも味の違いによってかりんとうの種類は無限大といえます。揚げることで香ばしい香りがつき、口当たりがよくなるかりんとうは奥が深い日本のお菓子になります。

銀座の老舗「たちばな」見出し

銀座8丁目に店舗がある、創業100年以上の老舗のかりんとうのお店です。江戸のかりんとう御三家に数えられる有名店になります。銀座には手土産にぴったりの商品が数ある中、「たちばな」は老舗ならではの上質・上品さがうりのかりんとうとなっています。大切な方への贈り物として喜ばれること間違いなしの商品です。

Photo by shibainu

銀座老舗のかりんとう「たちばな」は、お店のサイトは持たないため、店舗だけでの販売となっています。また通販も行っていません。さらに、デパートでの取り扱いや出店もないため手土産に購入してみたい方は銀座の店舗に足を運ぶ必要があります。長年続いているのはわざわざ遠くから購入に訪れるお客さんがいるからということに加え、かりんとうに秘密があると考えられます。

たちばなのかりんとうの種類1:さえだ見出し

さえだは漢字で書くと「小枝」。名前の通り細身のかりんとうになります。砂糖でコーティングされていています。見た目の細さと砂糖のコーティングの色合いが美しいのが特徴的です。味は原料そのもののおいしさが実感できる繊細さで、生地の表面はなめらかで、歯ごたえも軽やかなかりんとうとなっています。控えめな甘みのためいくつでも食べることができるかりんとうです。

一口噛むごとに1つ1つ丁寧に作られていることがよく伝わってくるかりんとうです。かりんとうは太いものが多く重たいイメージや、油で揚げられているためかたいというイメージが先行しがちですが、さえだは女性にも食べやすい長さで、サイズも小さく食べやしというだけでなく、見た目も非常に上品なかりんとうとなっています。

たちばなのかりんとうの種類2:ころ見出し

2種類あるうちのもう一つが「ころ」。細めの「さえだ」に対し、名前の通り「ころ」は太めでコロンとした丸い印象のかりんとうです。さくっとしたしっかりとした歯ごたえで、生地本来の旨味が感じられます。見た目の違いは形状だけですが、味に少し違いがあります。さえだよりも甘さは控えめで、甘みが苦手な方にもおすすめすることができます。

2種類のかりんとうはどちらもシンプルでありながら、素朴さというよりも完成度の高い、今までにない上品なかりんとうです。どちらもビジネスシーンの手土産だけでなく目上の方への贈り物など、強い味方になってくれること間違いなしの一品です。銀座の店舗でしか2種類の取り扱いを行っていない点が少し残念に思えます。

たちばな店舗はわかりにくい?見出し

銀座に店舗を構えるかりんとうの老舗「たちばな」。店内は2組でいっぱいになってしまうほど、こぢんまりとしたつくりとなっています。店内はディスプレイなどはなく、商品を受け渡すカウンターのみで、うす暗い雰囲気の店舗です。銀座に店舗を構えることから混雑はしませんが、他での取り扱いがないため、まとめて購入される方が多く、遅い時間に行くと売り切れてしまうこともあるので、早めの訪問をお勧めします。

たちばなのかりんとうを手土産で見出し

手土産として購入することのできるたちばなのかりんとう。用途に合わせて選ぶことのできる何種類かの缶があります。缶の上には空気の圧で開けにくい缶のふたを開けやすくするため切れ込みが入っています。丸缶(小)は黒と赤色があります。1種類しか入らないので、「さえだ」か「ころ」を選ぶことになります。

角缶(1号)は2種類の味を入れることができます。包装がとてもおしゃれで、クリーム色の包み紙に小豆色の紙紐が結んであります。また、包装紙には橘の花が書かれていて、落ち着いた雰囲気となっています。緑がかったグレーで深川鼠みたいな上品な色の角缶にも橘の花の絵がちらされています。

「ころ」「さえだ」の2種類のみの取り扱いで、値段は「袋入」300g 900円。「丸缶」(小)1,400円、(中)3,100円(中2本入り)6,200円。「角缶」1号1,600円、2号2,300円、3号3,100円、4号 4,400円となっています。値段と容量・味がちょうどよく一度に食べきれなくても賞味期限が2か月なので少しずついただくことができます。

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銀座のお土産・手土産に人気の商品BEST25!絶品スイーツがずらり! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
銀座にはおいしいスイーツが多くあり、今もなお世界からスイーツがたくさん来ています。近年は観光化に伴いお土産に便利な焼き菓子も充実しています。一流クラブがあるためおつまみにいいものも多くあります。そんな銀座スイーツを中心にお土産にいいものをご紹介します。

たちばなのかりんとうアクセス・営業時間見出し

銀座に店舗があるかりんとうの老舗「たちばな」。デパートや通販での取り扱い・販売は行っていないため、購入するには銀座の店舗に行く必要があります。営業時間は11時から19時。土曜日は17時までの営業です。定休日は日曜・祭日です。東京メトロ銀座線ほか銀座駅より徒歩約5分なので、アクセスは便利です。

住所:東京都中央区銀座8-7-19(江安ビル1階)
電話番号:03-3571-5661

たちばな以外の御三家かりんとう1:浅草小桜見出し

江戸御三家のかりんとうの一つ「浅草小桜」。始まりはかりんとうではなく、明治初年頃から暖簾を構える老舗料亭「福し満」になります。6代目の女将さんがお客様への手土産として日持ちするものを、と考えた末に誕生した商品がかりんとうになります。手土産から始まったかりんとうのおいしさが口コミで広まり、平成元年にかりんとう専門店「小桜」が生まれました。

たちばなよりいろんな味が楽しめるかりんとう「浅草小桜」の商品見出し

かりんとう専門店として誕生した福し満小桜の店舗は浅草に本店があります。サイトは持っていませんが、店舗に訪れなくても高島屋や伊勢丹の銘菓売り場やデパートの催事場での販売が時々あります。そんな小桜で購入することのできるかりんとは種類が8つあります。値段は756円からです。

1つ目は小桜代表のかりんとうが「ゆめじ」。細口で、女性にも食べやすいサイズです。甘さが控えめでほんのりごま風味がするのが特徴であるだけでなく、青海苔やパプリカなどで色鮮やかに彩られているため、目で見て楽しむこともできます。上質な油を使用しているため、程よいコクと旨味が口の中に広がりクセになる味で看板商品となっています。

2つ目は白砂糖をまぶした程良い固さの「おもいで」で白太。そして3つ目は沖縄産黒糖を使ったサクサクとした食感の「ふるさと」で黒太。この2つは昔ながらの太くかたい食感のかりんとうですが長さが短めなのが特徴的です。4つ目は「かえで」でメープル味です。カナダ産100%の楓の樹液を使ったメープルシロップを使用しています。

5つ目は「きなこ」で沖縄県産の黒糖入りのきな粉で味をつけています。6つ目は「さくら」で塩が入っているため、桜の香りと甘さをさらに引き立ててくれます。7つ目は「生姜」。生姜の産地で有名な高知県産の生姜を使用していて、生姜のピリリとした辛さが後ひく美味しさとなっています。8つ目は「柚子」で四国産の柚子と和三盆を使用しています。

2つ目と3つ目以外は小枝のような細身のかりんとうとなっています。かりかり、ぽりぽりとした心地よい歯触りと軽い食感、ほどよい甘みがあり、伝統の味を守り続けるため、すべてが手作り。そして、健康志向で品質の良い素材を使用しています。味の多さも選ぶ楽しみがあり、ビジネスシーンや親戚への手土産にぴったりのかりんとうです。

かりんとう「浅草小桜」の店舗情報見出し

江戸の御三家の一つのかりんとう専門店「小桜」。営業時間は10時から17時までです。定休日は日曜日です。電話ファックスなどでの地方発送も受け付けています。銀座線 浅草駅・1番出口から、徒歩15分。東武浅草駅から、徒歩15分。つくばエクスプレス・浅草駅から、徒歩8分、都営浅草線浅草駅下車徒歩16分。

住所:東京都台東区浅草4-14-10
電話番号:03-5603-5390

たちばな以外の御三家かりんとう2:ゆしま花月見出し

昭和22年創業の東京湯島に店舗があるかりんとうの老舗「ゆしま花月」。先代の女将さんが小さな駄菓子屋さんを開いたことから始まっています。湯島に店舗があるこちらのかりんとうの特徴は琥珀色の艶やかな姿かたちになります。外はかりっと、中はサクッとした独特の食感は職人さんの丁寧な仕事のおかげです。

黒砂糖を用いたかりんとうと違い、白砂糖を飴になるまで煮詰め、その飴を生地に絡めたかりんとうです。もともとは職人さんがうっかり砂糖を煮詰めてしまい飴になったものを捨てるのはもったいなく、そのまま試しにつくったところ現在まで続くおいしいかりんとうが誕生しました。多くの方の手土産といて親しまれています。

たちばなより種類が豊富!かりんとう「ゆしま花月」のお菓子見出し

ゆしま花月ではかりんとう以外にも5種類のお菓子を製造販売しています。1つ目は「かりんとう」。シンプルに白砂糖の味付けのみで上品な仕上がりのかりんとうです。2つ目は「さざれ」。かりんとうと同じ上白糖を煮詰めたべっこう飴を、国産こめ100%使用の一口サイズのあられに絡めています。かりんとうに比べて食感が柔らかいのが特徴的です。

3つ目は「あげせん」。醤油とみりんで味付けした昔懐かしい揚げ煎餅で、大豆由来のアミノ酸が多いし醤油は、塩カドが少なく、砂糖をたっぷりと溶かし込んだ甘ダレとよく絡むことで絶妙の味わいとなっています。4つ目は「かさねうめ」。塩味のあられと梅の彩りを添えた甘酸っぱいあられの二種類。紅白二色が見た目の楽しさを演出してくれています。

5つ目は「いわおと」。米の甘み豊かなしょうゆ味のお煎餅です。一番新しい商品で、昔ながらの天日干しの作業を5日間繰り返すことで、水分が抜け、さらに揚げることでコメ本来の甘みを引き出しています。どの商品も女性や高齢の方でも食べやすいサイズのため、手土産におすすめです。

値段は単衣が540円。食べきりサイズの個包装です。重ね箱の値段は1512円からで単衣の詰め合わせが可能です。重ね箱が2段になると値段は3240円になります。創業当初から変わらない一番人気商品の丸缶の値段は1998円です。大入袋は自宅用に最適で値段は1080円です。かりんとうは日持ちがするので、手土産にぴったりの商品です。

かりんとう「ゆしま花月」の店舗情報見出し

江戸の御三家かりんとうの一つ「ゆしま花月」。店舗は東京湯島にあります。営業時間は9時30分から20時。土日祝日は10時から17時までとなっています。定休日は不定休です。JR御徒町駅から徒歩5分。JR上野駅から徒歩10分。東京メトロ銀座線上野広小路駅から徒歩3分。また千代田線湯島駅から徒歩3分です。

住所:東京都文京区湯島3-39-6
電話番号:03-3831-9762

たちばなかりんとうを手土産に!見出し

Photo by Kanko*

帰省時やビジネスシーンの手土産にぴったりの銀座の老舗かりんとう「たちばな」。通販やデパートでの取り扱いがないため店舗のある銀座まで足を運ぶ必要がありますが、日本茶だけでなく、珈琲との相性もいいことから、あらゆる世代の方に喜ばれる、おすすめの一品です。銀座に訪れた際にはぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?

投稿日: 2018年8月22日最終更新日: 2020年10月8日

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