El Vaso de Oroはバルセロナの名店！地ビールやフォアグラが人気

たくさんのバルが立ち並ぶバルセロナで、連日地元民や観光客で満杯になる人気バルEl Vaso de Oro（エル バソ・デ・オロ）。決して広くない店内にところ狭しと肩を並べて、皆El Vaso de Oro（エル バソ・デ・オロ）自慢のメニューを楽しんでいます。今回は、そんなバルセロナで高い人気を誇る老舗バルのおすすめメニューなど、魅力をたっぷりとお伝えします。

El Vaso de Oro（エル バソ・デ・オロ）は、オープンから50年を超えるバルセロナの老舗バル。テーブル席ではなくバーカウンターがメイン、美味しいタパスやビールが楽しめお店として、当時からパイオニア的な存在感を放ってきました。

地元民に長く愛されてきたEl Vaso de Oro（エル バソ・デ・オロ）。バルセロナでおすすめのバルと言えば必ず名前にあがる名店です。ガイドブックでも紹介されるなど、海外からの観光客も多く訪れ、その勢いは衰えることを知りません。今では地元の客と観光客で連日満員になっています。

El Vaso de Oro（エル バソ・デ・オロ）では、バルセロナグルメ通をも唸らせる絶品フォアグラステーキが名物。これだけを食べに行く価値があるほど、美味しさには定評があります。もちろん他にもいろいろなメニューがあり、友人同士や恋人と一緒におしゃべりを楽しみながらゆっくり時間を過ごしましょう。また、自家製の地ビールも有名です。

El Vaso de Oro（エル バソ・デ・オロ）が店を構えるのは、バルセロネータという湾岸エリア。バルセロネータは、バルセロナの海岸沿いにある三角形の半島です。歴史ある地区であると同時に、1992 年のバルセロナオリンピックに合わせて開発が進んだ観光スポットでもあります。

バルセロネータの魅力はなんといっても美しいビーチ。澄んだ空と青い海の絶景が広がっており、夏になると各国から大勢の観光客がやってきて、それぞれバカンスを楽しんでいます。また、街の中もお祭りのように賑やかになります。街歩きをするなら、オリンピック開催の際に整備された現代建築や美術作品が見どころです。

そして忘れてはいけないのが、地元で味わうスペインのローカルフード。バルセロネータのビーチには、チリンギートと呼ばれる日本でいうところの「海の家」があり、タパスやドリンクが楽しめます。ビーチから街へ入ると、El Vaso de Oro（エル バソ・デ・オロ）といったローカルレストランで美味しい食事が満喫できます。

人気バルとあって、El Vaso de Oro（エル バソ・デ・オロ）のメニューは魅力満載です。カウンターにずらっと並ぶタパス料理には、生ハム（Jamon Serrano）やスペイン風コロッケ（Croquetas）、ロシア風サラダ（Ensaladilla Rusa）など様々な種類が用意されています。好きなタパスをいろいろ注文するのも、バルの楽しみのひとつです。

いろいろなメニューがある中でも、名物料理はフォアグラをのせたステーキ。ここに来たら必ず注文するというくらい鉄板のメニューです。食べごたえのあるステーキとフォアグラをガーリックで炒めたシンプルな料理ですが、旨みが凝縮されてたまらない美味しさです。El Vaso de Oro（エル バソ・デ・オロ）では、名物メニューをぜひ注文してみてください。

名物メニューに目が行ってしまいがちですが、El Vaso de Oro（エル バソ・デ・オロ）はもともと地ビール専門のバル。自家製地ビールの美味しさは、他のバルとは一線を画しています。細長いグラスに注がれた黄金色のビールは見ためも美しく、喉ごしの良さからゴクゴクと飲める美味しさです。

ぜひ1杯、2杯と満足いくまで満喫しましょう。もちろんビール以外にも白ワインや赤ワインもあり、絶品料理と合わせて楽しめるアルコールメニューが揃います。シーフードメニューには白ワイン、ステーキには赤ワインなど、料理によって変えるのもおすすめです。

写真を見てもわかるように、El Vaso de Oro（エル バソ・デ・オロ）の店内はいつも人でごった返しています。お店の構造も、カウンター席がメインでテーブル席はわずかしなく、カウンター席と背後の壁の間は、人が一人通るのが精一杯の広さ。奥のトイレに行くのは一苦労です。しかし、この賑わいがEl Vaso de Oro（エル バソ・デ・オロ）の良さでもあります。

落ち着いたレストランやカフェとは違う、地元の熱気を感じるスポットです。ただ人気店のためすぐに満席になってしまうので、できればオープンに合わせて行くなど待ち時間がでないように行くのがおすすめ。順番待ちになった場合は、店内の壁沿いで席が空くのをひたすら待つしかありません。

El Vaso de Oro（エル バソ・デ・オロ）はカウンター席がメインのお店なので、カウンター越しに見るベテランスタッフの手さばきも見ものです。カウンターの中では、次々と注文が入る名物メニューのステーキを、熱々の鉄板でジュージューと焼く様子が見え、それだけでも食欲がそそられます。

また、地ビールが自慢のバルだけあって、大量に注文の入るビールをさばく熟練スタッフの仕事の早さにも驚きです。サーバーから手際よくビールを次々注ぎ、泡の加減や量もベストな状態で注文客へと提供します。El Vaso de Oro（エル バソ・デ・オロ）では、このスタッフのライブ感溢れる仕事ぶりにも注目してみてください。

El Vaso de Oro（エル バソ・デ・オロ）でダントツ人気を誇るメニューが、牛ヒレ肉とフォアグラのステーキです。シンプルにフォアグラステーキももちろん絶品ですが、食べごたえのあるヒレ肉ステーキと一緒に食べるのがおすすめ。ジューシーな肉の旨みとフォアグラの濃厚な味わいが口の中に広がり、一度食べたらやみつきになる美味しさです。ビールもどんどん進みます。

牛ヒレ肉は鉄板で表面をさっと焼き、火を通しすぎないのがポイント。大きめにカットして、フォアグラと一緒にサーブされる一皿はボリューム満点。一人ならこれ一皿でもお腹いっぱいになるほどなので、いろいろと違うメニューを食べてみたい方は複数人で分けて食べるのもひとつの方法です。Solomillo con Foieの値段は、22.20ユーロです。

定番のフォアグラも良いですが、牛ヒレ肉とピーマンと合わせたメニュー、Solomillo con Pimientosもおすすめです。このピーマンは、日本のししとうに似た小さなピーマンで、素揚げして食べるのがスペイン流。スペインバルでは定番メニューとして人気があります。

シンプルながらも飽きのこない美味しさで、パクパクと食べられてしまいます。時々とても辛いピーマンも混じっていることがあるので、辛いのが苦手な人は少し注意しながら食べましょう。ちょうど良いレアな焼き加減の牛ヒレ肉との相性も抜群。値段は17.20ユーロです。

El Vaso de Oro（エル バソ・デ・オロ）では、ぜひビキニも注文してみましょう。バルセロナでビキニ（BIKINI）と言えば、シンプルなホットサンドのことを意味します。具材はシンプルにチーズとハムのみというのが代表的。ここEl Vaso de Oro（エル バソ・デ・オロ）は、ハムとチーズ以外にも卵にトマト、レタスも挟んだホットサンドになっています。

メインの前に注文するメニューとして定番ですが、具材がたっぷり詰まっているので思ったよりボリュームがあります。これでお腹いっぱいになってしまわないよう調節しつつ、ランチやディナーにちょっとした軽食感覚で注文してみましょう。Bocadillo Grangeroの値段は、7.30ユーロです。

辛いのが好きな人には絶対におすすめのメニューが、Atun Picanteです。ピリ辛に味付けされたツナと、揚げパンを一緒に食べるシンプルなメニュー。実はこのツナ、少し辛い程度かと思いきや激辛です。辛いのが苦手な人は食べるのに苦労するかもしれませんが、El Vaso de Oro（エル バソ・デ・オロ）では定番人気の一皿です。

ツナを揚げパンにたっぷりとのせて食べ、ビールをくいっと飲めば美味しさも倍増。辛い料理は本当にお酒が進みます。ぜひEl Vaso de Oro（エル バソ・デ・オロ）自慢の地ビールと合わせて楽しみましょう。Atun Picanteの値段は、4.70ユーロです。

人気の定番メニューを紹介してきましたが、やはり地ビールを専門とするバル、ビールの美味しさは自信を持っておすすめできます。店名であるEl Vaso de Oro（エル バソ・デ・オロ）は、黄金のグラスという意味を持ち、まさにビールのことを指しています。

El Vaso de Oro（エル バソ・デ・オロ）の自家製の地ビールは、芳醇な香りとほどよい苦さが抜群に美味しいと評判です。長いグラスに並々と注がれた極上の地ビール、値段は1杯3.80ユーロです。また、もう少し深い味わいを楽しみたいなら黒ビールもあるので、飲み比べしてみるのも良いでしょう。

El Vaso de Oro（エル バソ・デ・オロ）は、過去にあの有名人の対談が行われた場所であり、フォアグラを絶賛したことで日本でも話題になりました。その人物とは、元サッカー日本代表の中田英寿とオリンピック平泳ぎ金メダリストの北島康介。日本を代表するアスリートも美味しさを認めたフォアグラを、ぜひ実際に堪能してみましょう。

El Vaso de Oro（エル バソ・デ・オロ）の営業時間は、11時から24時。決まった定休日はなく、基本的に毎日オープンしています。年に1度まとまった休業期間があり、2018年は9月1日から9月22日までが休みになります。せっかく訪れたのにお店が休みだったということがないように、事前にホームページで情報をチェックしておくことをおすすめします。

El Vaso de Oro（エル バソ・デ・オロ）は、地下鉄のバルセロネータ駅から徒歩3分ほどの場所にあります。バルセロネータ地区の入口付近にあるので、散策の前に腹ごしらえをするのもおすすめ。バルセロネータ地区自体あまり広くないので、街歩きやビーチへのアクセスも駅から徒歩で行ける範囲なので便利です。

また、バルセロネータ地区にはホテルも充実しており、ゆっくりと滞在するにはおすすめの宿泊スポットです。目の前に海が広がる「Wバルセロナ」やモダンでオシャレな雰囲気ただよう「プルマンバルセロナスキッパー」など、景色とビーチへのアクセスが抜群の人気ホテルが集まっています。ランチやディナーはもちろんEl Vaso de Oro（エル バソ・デ・オロ）で。

バルセロナには、El Vaso de Oro（エル バソ・デ・オロ）のようにカリスマ的人気を誇るバルがいくつもあります。El Xampanyet（エル・シャンパニエット）、Irati（イラティ）、 Cerveceria Catalana（セルべセリア・カタラナ）など、どれもバルセロナを代表する名店です。バルセロナでは、ぜひバル巡りを満喫してみてはいかがでしょうか。

いかがでしょうか。これだけ魅力たっぷりのEl Vaso de Oro（エル バソ・デ・オロ）なので、バルセロナを訪れたら一度は必ず行きたいお店に選ばれるのにも納得です。喉ごし抜群の地ビールと名物料理を味わえば、一気にお店のファンになること間違いなしです。ぜひ、El Vaso de Oro（エル バソ・デ・オロ）で美味しい料理を満喫しましょう。