クエンカ（スペイン）観光の見所！不思議な世界遺産？夕暮れがおすすめ！

今回はスペインにあるクエンカという街についてご紹介していきます。クエンカは街自体が世界遺産に登録されており、歴史の面影を感じる建築物が立ち並び、レトロな雰囲気を醸し出しています。今回はそんなスペインのクエンカに旅行に行くなら見どころはどこなのか?など不思議な世界遺産をご紹介していきたいと思います。スペインに興味がある方はぜひご覧ください。

まずは、スペイン旅行の人気観光地であるクエンカとは一体どんな街なのか?というところをご紹介していきたいと思います。クエンカは今から約20年ほど前に「歴史的城塞都市」として世界遺産に登録されました。2つの川の浸食を利用した峡谷に作られた都市として知られており、昔は敵の侵入を許さない城として、時代を築いていったそうです。

そんなクエンカは、川の浸食によって作られた峡谷に建っているので、断崖絶壁にあり、見え方によって建物がっ中に浮いているように見えるスポットがあったりと非常に見どころのある建築物があります。なので、クエンカは別名「魔法にかけられた街」とも言われており、すごく興味をそそるようなネーミングから人気の観光地になっていったようです。

クエンカはそういった場所に作られたため、文化や建物の歴史がとても深いということもあり、今はキリスト教徒に関する建物が多く建てられています。そんな宗教に関する建築物を観光したり、レトロな街並みを拝見したりと見るだけでも非常におすすめです。自然と街が一体したクエンカはとても不思議で現代ではなかなか見れないので非常におすすめです!

クエンカは世界遺産の街ということで、建築物や食事などを旅行するのもおすすめですが、中でも夕暮れ時は確実に押さえておきたい時間帯です。クエンカはその城塞が西側に面しているので、夕暮れ時になるとそのレトロな建築物がオレンジ色に光り輝きます。その幻想的で映画の世界にいるような雰囲気は、ぜひ思い出に残していただきたいものになっています。

さらに、夕暮れ時を過ぎると、こういったライトアップもされており、レトロな建築物が照らし出されているのを見るのもおすすめです。クエンカ旅行はこういったところから、アトラクションやリゾートがあるという感じではなく、静かにレトロな街並みを過ごしたいという旅行に向いており、ゆっくりと時間が過ぎるのを楽しむがおすすめです!

まず、クエンカ旅行に行った際に見逃せない観光スポットは「宙吊りの家」です。コチラが不思議と言われる「魔法にかけられた街」として知られている一番有名なスポットで、絶壁の岩壁に建てられています。上からはウエカル渓谷を見ることができます。このスペインのクエンカは歴史上、家を横に広くしていくのではなく、上に広くしていった結果こういう建物になったそうです。

この不思議な「宙吊りの家」は現在は美術館のようになっており、いくつか見学できるようになっています。建物の中はスペインの伝統的な建築法で木造の骨組みでできているというところも魅力的で、建築家にとっては非常に有益な建物になっています。まずは外から見て、スリルを感じて、次に中に入ると何とも不思議な気持ちになるのでおすすめです!

お次のクエンカ旅行のおすすめは「サン-パブロ吊橋」という橋で、こちらは先ほどのウエカル渓谷を渡る吊り橋になっています。もともと「サン-パブロ修道院」と街をつなぐ吊り橋として、使われており、渓谷を保護する目的のために石造りの橋になっていましたが、現在は鉄で補強されています。しかし、その景観はまだ名残のあるものでクエンカの人気観光スポットになっています。

さらにこの橋からは「宙吊りの家」も見ることができるので、クエンカの代表的な写真撮影スポットにもなっています。そんなレトロな橋は、夕暮れ時には周囲がライトアップされるので、夕方に行くというのもおすすめです。クエンカの街の外側の絶壁は何とも言えないような美しい風景なので、確実に押さえておきたいおすすめスポットです。

お次のクエンカのおすすめスポットはクエンカの丘の上にある「クエンカ大聖堂」です。スペインの中でもおすすめの大聖堂で、中に入ることができます。中にはいろいろな建築様式を見ることができ、クエンカの歴史を感じられるおすすめのスポットになっています。天井に描かれている絵や、ステンドグラスは光が当たると不思議な雰囲気を醸し出してくれます。

「クエンカ大聖堂」の奥に入っていくと礼拝堂というところがあり、そこが一番幻想的でおすすめです。天井には金色の絵が描かれていたり、オルガン、ステンドグラスがあり、キリストの雰囲気を感じることができます。さらに夕暮れ時になると大聖堂の白色の壁面がオレンジ色に映し出されるのも幻想的で、非常におすすめです。

お次のおすすめスポットはクエンカの中心部にある「マヨール広場」です。この「マヨール広場」の周辺に「クエンカ大聖堂」があるのですが、こちらはクエンカの市役所がある広場になっています。街自体が世界遺産というだけあり、正面の奥に見える市役所までも趣を感じる作りになっています。お土産物やさんや飲食店もある場所なので非常におすすめです。

さらにその「マヨール広場」までの道のりにこういった旧市街の裏通りがありますが、ここもおすすめの写真撮影スポットです。カラフルな家や様々な建築を見ながら、歩くのも非常に良いと思います。海外旅行で人気のないところを歩くのはちょっと怖いかもしれませんが、クエンカは治安のいい地域なので安心して観光できると思います。

お次のおすすめスポットはクエンカからバスに乗って、2つぐらい行ったところにある「ミラドール」という展望台です。この展望台からはクエンカをちょっと遠くから眺めることができ、断崖絶壁に建つクエンカの街を一望することができます。クエンカという世界遺産の街を中から見て、外から見てみるというのもおもしろい体験ができると思います。

最後のクエンカのおすすめスポットは「パラドール」という建築物で、旧サンパブロ修道院を改装して、現在はホテルになっています。断崖絶壁に建てられたお城のようで、見るだけでも凄みのあるいい建物です。ホテルの中にはカフェやレストランなどもあり、宿泊者以外も楽しむことができます。ロケーションもバッチリで部屋からの景色は最高です!

「パラドール」の宿泊ですが、日本からだとツアーなどでよく出ています。一泊が20000円ほどで、安いホテルではないですが、クエンカに行った際は、ぜひこちらのホテルを検討していただきたいと思います。ヨーロッパにはこういったもともとあった建築物をホテルに変えているところがありますので、ぜひ一度は利用してみることをおすすめします!

続いてはクエンカへのアクセスですが、スペインのマドリードからクエンカまでは160キロほど離れていますのでバスか電車で行くのが主流かなと思います。車だと1時間半ほどの距離にある街なので、タクシーを使うとそれなりの値段になってしまいますのでバスと電車のアクセス方法についてご紹介していきたいと思います。

まずは、バスを使っての行き方ですが、マドリードの「Mendez ALVARO駅」というところのバスセンターからクエンカまでのバスが出ています。そこまではタクシーか地下鉄を使っていきます。バスの料金は片道15ユーロということで、大体2000円ほどになっています。クエンカまでにかかる時間はだいたい2時間半弱で到着することができるのでおすすめです。

続いては電車を使ってのアクセスですが、マドリードの「アトーチャ駅」というところから高速鉄道AWEという鉄道が出ているのでそちらを使うのが一番おすすめです。マドリードからクエンカまでは大体1時間かからないくらいで到着でき、利用料金は18.5ユーロということで、約2500円という料金です。時間がかからないので電車で行くのがおすすめかなと思います!

以上でスペインのクエンカについてのご紹介でしたが、いかがでしたでしょうか?クエンカは世界遺産の街ということで、風情のある街並みを味わうことができます。がやがやした観光地巡りやリゾート地に飽きてしまったときはこういった静かに時間を過ごせるところに行ってみてはいかがでしょうか?