地域

地域から探す

  • 日本
  • 北米
  • 中南米
  • アフリカ
  • 中東
  • アジア
  • ヨーロッパ
  • オセアニア
キーワード

キーワードから探す

セビリア観光の見どころ!フラメンコや闘牛で有名!スペイン広場も人気!

セビリア観光の見どころ!フラメンコや闘牛で有名!スペイン広場も人気!
投稿日: 2017年7月12日最終更新日: 2020年10月7日

スペインアンダルシア地方のセビリアと聞いて思い浮かべるものは何でしょうか?フラメンコ、闘牛、セビリア大聖堂、スペイン広場など、セビリアは魅力のある観光都市です。セビリアで人気の観光スポットとその見どころ、セビリアと各観光スポットへの行き方をご紹介します。

セビリアってどんなところ?見出し

セビリアはスペインのアンダルシア州の州都です。人口は約70万人で、マドリード、バルセロナ、バレンシアに次いで4番目に大きい都市です。セビリアには、スペインと聞いて思い浮かべるフラメンコ、闘牛などのイメージ通りの伝統がある他、セビリア大聖堂や、スペイン広場、アルカサルなどの観光スポットも充実しています。

セビリアの観光スポット1:セビリア大聖堂見出し

世界遺産に登録されている大聖堂

セビリアのシンボルとも言える最も有名な観光スポットは、「セビリア大聖堂」とその隣にそびえ立つ「ヒラルダの塔」です。セビリア大聖堂はユネスコの世界遺産にも登録されており、その大きさは世界第3位。「後世の人が正気でないと思うような大聖堂を建てよう」と建立されたものだそうです。

セビリア大聖堂の中は荘厳なゴシック様式で、高い天井と美しいステンドグラスが印象的です。かつてモスクであったセビリア大聖堂は、ところどころイスラム様式が取り入れられています。このセビリア大聖堂は建立までになんと120年も要したそうで、歴史を感じる建物です。セビリア観光の際は見逃せないスポットです。

コロンブスの棺

セビリア大聖堂に入ってすぐのところにある「コロンブスの墓」は、セビリア大聖堂の中で注目したいスポットです。コロンブスは新航海に出発する際に、セビリアから出発しました。コロンブスの棺は、当時のスペインの4つの国(カスティージャ・レオン・アラゴン・ナバーラ)の使者が支えています。

黄金衝立

セビリア大聖堂の重要な見どころは、大聖堂のちょうど真ん中あたりの主祭壇にある「黄金衝立」です。マリアとキリストの重要な44場面が表現されている黄金衝立は、その見事な装飾に圧倒されることでしょう。豪華な黄金衝立の向かいは、ステンドグラスの光が差し込む聖歌隊席となっています。

ヒラルダの塔

セビリア大聖堂と並んで有名なのは「ヒラルダの塔」です。塔の高さは96mで、頂上まで登るとセビリア市内を一望できるようになっています。絶景というような景色ではありませんが、セビリアらしい景観が見られるのでヒラルダの塔の上からのセビリア市街を見渡してみてください。頂上までは螺旋階段で登ることができます。

外から見る「ヒラルダの塔」は時間によって姿を変えます。昼間はセビリアの青い空に映えるヒラルダの塔を、夕方から夜にかけては濃く美しく変わる空の色に溶け込むヒラルダの塔を見ることができます。夜の深い闇にそびえ立つヒラルダの塔も素敵なので、時間を変えて観光の合間に見に行ってみてください。

セビリア大聖堂への行き方

セビリア大聖堂はセビリア市内の中心地にあり、観光にとても便利な場所です。中距離バス駅のプラド・サンセバスティアンからの行き方は、トラムと呼ばれる路面電車に乗って2駅です。鉄道駅のサンタフスタからセビリア大聖堂への行き方は、市バスでプラド・サンセバスティアンに出て、トラムに乗り換えると良いでしょう。

セビリアの観光スポット2:アルカサル見出し

時代ごとに建築様式が異なる宮殿

セビリアの「アルカサル」は、ユネスコの世界遺産に登録されています。グラナダのアルハムブラ宮殿に似ている部分もありますが、時代ごとに変化する建築様式が織り交ざった宮殿は見ていて興味深いです。ムデハル様式と呼ばれるキリスト教とイスラム教が交ざった建築様式にゴシック様式、ルネッサンス様式が混在しています。

2つの異なる宮殿

残虐王と正義王という対照的な2つの威名を持つ「ペドロ・1世の宮殿」は、イスラム文化を意識したムデハル様式です。豪華なタイル装飾の「大使の間」や、アルハムブラ宮殿のような「乙女の中庭」はペドロ・1世の宮殿の見どころです。アルフォンソ10世の宮殿」はイスラムの建築様式がないので、対照的な2つの宮殿を見ることができます。

マーキュリーの池

アルカサルにある7つの池のうち「マーキュリーの池」は、黄色い建物の高いところから落ちる水が印象的な池です。庭が広くベンチで休んでいる人もちらほらいます。池のまわりのイスラム城壁が素敵なので、マーキュリーの池は写真スポットとしても人気があります。

アルカサルへの行き方

アルカサルはセビリア大聖堂のすぐ近くにあります。入口は城壁に赤い壁が目立つ「ライオンの門」で、長い列ができていることも多いのでわかりやすいです。アルカサルは混雑することも多いので、ご注意ください。バスの駅や鉄道駅からはアルカサルまでは、セビリア大聖堂と同じ行き方をします。

セビリアの観光スポット3:スペイン広場見出し

万博で作られたスペイン広場

セビリアの人気観光スポットと言えば「スペイン広場」です。晴れた日は、半円のレンガ色の建物にセビリアの青空が一層美しく映ります。1929年のスペイン万博の際に作られた広場で、半円の直径は200mあります。スペイン広場には、何時間でもいたくなってしまう程の造形美があります。

スペイン広場のタイル

スペイン広場で注目したいのは、レンガ造りの建物の壁にあるベンチ形式のタイルです。スペインのセビリア以外の46県と、バレアレス諸島、カナリア諸島の地図と名前、そしてその県の特徴であるできごとが刻まれています。タイルの装飾は見事で、1つ1つタイルを確認して歩きたくなります。

スターウォーズのロケ地

スペイン広場が人気となった理由の一つになるかもしれませんが、スペイン広場は映画「スターウォーズ」のロケ地として登場しました。重厚で美しいレンガ造り、運河に架かる橋、噴水、とどれをとっても絵になるので、映画のワンシーンに使われるのもわかります。スターウォーズファンの人は見逃せませんね。

スペイン広場への行き方

スペイン広場は、中距離バス駅のプラド・サンセバスティアンから徒歩で行ける距離にあります。鉄道駅のサンタフスタから来る場合は、市バスに乗ってプラド・サンセバスティアンまで行きそこから徒歩で10分程度です。近くには、オペラ「カルメン」のタバコ工場の舞台にもなったセビリア大学があります。

セビリアの観光スポット4:グアダルキビル川見出し

イサベルII橋

セビリア市内を南北に流れるグアダルキビル川は、港町カディスまでつながっています。グアダルキビル川にかかる複数の橋のうち、通称「トリアナ橋」と呼ばれる「イサベルII橋」は、セビリアらしい景色が見られる橋で、セビリア観光ではずせないスポットです。夜のイサベルII橋はぐっと雰囲気が変わるので、昼と夜の両方見てみてください。

トリアナ地区

イサベルII橋からセビリア大聖堂と反対側に見えるのは、トリアナ地区です。グアダルキビル川沿いはカラフルな家が立ち並び、かわいらしい景観です。晴れた日にはセビリアの青い空と、それに重なるようなグアダルキビル川にトリアナ地区のカラフルな家が絵になります。橋を渡って川沿いを散歩してみるのもおすすめです。

イサベルII橋への行き方

セビリア市内をぐるっと大きく回っている市バスが、イサベルII橋の近くに止まります。中距離バス駅のプラド・サンセバスティアンからバスで20分程度、鉄道駅のサンタフスタからはバスで40分程度です。セビリア大聖堂からは徒歩約15分です。

セビリアの観光スポット5:マエストランサ闘牛場見出し

伝統と格式のある闘牛場

スペインと聞いて闘牛場を思い浮かべる人も多いと思います。セビリアの「マエストランサ闘牛場」は世界最古の闘牛場の一つと言われている、格式高い闘牛場です。動物愛護の観点からバルセロナなどのカタルーニャ州では闘牛が禁止されていますが、セビリアではセマナサンタの最終日曜日から9月までの間で、闘牛を見ることができます。

闘牛博物館

闘牛がない日でも闘牛場と「闘牛博物館」を見学することができます。スペイン語と英語のガイドつきツアーで、およそ30分おきに開催されています。闘牛博物館では有名な闘牛士が身にまとっていた衣装や、闘牛のポスター、絵画、彫刻など貴重な展示を見ることができます。

マエストランサ闘牛場への行き方

マエストランサ闘牛場は、グアダルキビル川沿いにあり、セビリア市内をぐるっと大きく回っている市バスが近くに止まります。中距離バス駅のプラド・サンセバスティアンからバスで20分程度、鉄道駅のサンタフスタからはバスで35分程度です。セビリア大聖堂からは徒歩約10分です。

セビリアの観光スポット6:サンタクルス街見出し

「サンタクルス街」は、かつて旧ユダヤ人が暮らしていたエリアです。車が通れないような道幅が狭い路地に、背の高い建物が並ぶ歴史を感じるエリアです。サンタクルス街にはおみやげ屋さんや、バル、レストランが密集しているので、サンタクルス街の観光の合間に買い物や食事を楽しむことができます。

セビリアの観光スポット7:フラメンコタブラオ見出し

フラメンコが盛んなセビリア

闘牛と並ぶスペインのイメージと言えば「フラメンコ」です。セビリアはフラメンコが盛んな街で、フラメンコのショーやライブが見られるお店が多くあります。フラメンコを勉強しにくる留学生も大勢いて、フラメンコのクラスも多く存在します。セビリア観光に来たら本場のフラメンコを是非体験してみましょう。

フラメンコのタブラオ

セビリアには「タブラオ」と呼ばれるフラメンコのショーが見られるお店がいくつかあります。第一線で活躍するアーティストが出演するタブラオ、これからが期待される若手が出演するタブラオ、食事をしながらショーを楽しめるタブラオ、団体観光客向けの大規模なタブラオまで特徴はさまざまです。

たいていのタブラオは1日2、3回のショーを行っています。時間の都合がつく場合は、アーティストたちがより盛り上がる2回目のショーに行くのがおすすめです。タブラオでの写真撮影は厳禁です。また、観客による手拍子も迷惑になるのでご注意ください。いいなと思ったら「オレ!」と声をかけるのは大丈夫です。

セビリアの老舗タブラオ

セビリアでフラメンコのタブラオに行く際は、老舗のタブラオがおすすめです。「Los Gallos」はセビリアで一番老舗のタブラオで、コンパクトな空間で一流アーティストによる迫力のショーを見ることができます。「El Arenal」はニューヨークタイムズで取り上げられたことがあるタブラオで、食事をしながらショーを見ることもできます。

セビリアのタブラオ:Los Gallos

住所:Plaza de Sta Cruz 11,41004,Sevilla 電話番号:954-21-69-81

セビリアのタブラオ:El Arenal

住所:Calle Rodo 7,41001,Sevilla 電話番号:954-21-64-92

セビリアへの行き方見出し

セビリアはスペインの南に位置しています。マドリードからセビリアへの行き方は、AVEという高速列車または高速バスを利用します。AVEだとマドリードからセビリアまで約2時間30分から3時間です。高速バスを利用する場合は、約6.5時間です。バルセロナからセビリアへの行き方は飛行機を利用する便利です。飛行機で約1時間40分です。

セビリアを観光しよう!見出し

フラメンコ、闘牛、青い空、歴史ある街並みなど、スペインに抱くイメージをそのまま感じられるセビリア。セビリア大聖堂、ヒラルダの塔、スペイン広場などの観光スポットに加え、闘牛、フラメンコなどの伝統文化も見逃せません。セビリアの情報を事前に頭に入れて、思う存分セビリア観光を楽しんでください。

投稿日: 2017年7月12日最終更新日: 2020年10月7日

アイコン

RELATED

関連記事

アイコン

人気記事ランキング

アイコン

公式アカウントをフォローして最新の旅行情報をチェックしよう!


  • instagram
  • line

公式アカウントをフォローして
最新の旅行情報をチェックしよう!

旅行や観光スポット・グルメ・おでかけに関する情報発信メディア

©TravelNote