札幌の朝市おすすめ店7選！海鮮丼がおいしいお店のアクセス方法もご紹介

北海道最大の都市札幌は観光にグルメに魅力がいっぱいです。札幌を訪れる観光客は一年間に1500万人を超えています。せっかく札幌に出かけるならば、その土地でしか味わえないグルメを楽しんでみたいものです。そこで今回は札幌のグルメの中で人気急上昇の朝市について、おすすめのお店をピックアップしてご紹介します。札幌の朝市の大特集です。

大通公園に時計台、北大のイチョウ並木など札幌市内の見どころはいくつもあります。郊外で楽しむスポットとしては札幌から一時間以内で到着する定山渓温泉や支笏湖が人気です。札幌には国内外から多くの観光客が訪れます。新千歳空港から札幌駅までは約40分と空港からのアクセスが良好なため、札幌への旅は一泊二日でも楽しめることもメリットです。

札幌市内の観光スポットの中で特に注目を集めているのが新鮮な食材がすべて集まる朝市、札幌中央卸売市場です。せりの市が立つ場内の外側には札幌場外市場があり、市場の雰囲気を楽しみながら食事や買い物をして過ごせます。札幌場外市場には60の店舗が並び、北海道の旬の海の幸と山の幸がすべてそろっています。いわば札幌の台所です。

誰でも訪れることができる札幌場外市場は札幌の朝市と呼ばれ、地元の人たちはもちろん観光客からも人気です。カニや生ウニ、ほっけの一夜干しなど北海道ならではの魚介と海産物のほか、ジンギスカン用のラム、夕張産のメロンなどもあります。それぞれの専門店は仕入れの目利きも抜群です。札幌の朝市にはおいしい旬の味がずらりとそろっています。

札幌場外市場、通称札幌の朝市には仕入れてすぐの魚介を楽しめるグルメのお店が何軒も入っています。飲食店の数は20軒、寿司にお刺身、定食など鮮度抜群の食材を使ったメニューがよりどりみどりです。札幌の朝市は食材の買い物と食事を一度に楽しめる欲張りな観光スポットとなっています。札幌市内のバス観光のコースとしても人気です。

札幌の朝市で新鮮な魚介を一度に味わいたいなら豪快な海鮮丼がおすすめです。札幌の朝市で楽しめる海鮮丼はご飯が見えないほどに魚介を盛り付けます。マグロ、エビ、イクラ、ホタテなど北海道の旬のお刺身は、ここでしか味わえない鮮度です。市場の活気を満喫してそのまま朝食を取るのが人気です。札幌の朝市は早朝6時から営業しているお店もあります。

海鮮丼は丼に入れた白いご飯に味付けをしていない鮮魚のお刺身を盛り付けるだけのとてもシンプルなメニューです。丼の上から醤油を振りかけて、または小皿で醤油をつけていただきます。シンプルなメニューだからこそ大切なのはお刺身の鮮度です。札幌の市場の場外である札幌朝市ならば仕入れてすぐの味を楽しめます。

札幌の朝市で海鮮丼を楽しめるお店は何軒もありますが、それぞれのお店が工夫を凝らして絶品の海鮮丼を提供しています。また季節感あふれる魚介を味わえるのは海鮮丼だけとは限りません。札幌の朝市では海鮮丼と並んで握り寿司も大人気のグルメです。朝市なので寿司店の営業も朝から始まります。朝食に贅沢な気分でお寿司や海鮮丼を楽しんでみませんか。

ここからは札幌の朝市で食べられるメニューの中から、特に朝食におすすめしたいお店をご紹介していきます。まずは市場で働く人たちからも多くの支持を得ているまるさん亭です。メニューが豊富なので、丼もの、お刺身、焼き物、汁物と仕入れたばかりの魚介をお好みの料理で楽しめます。札幌のカニ問屋が直営する食堂なので食材選びの目利きが確かです。

まるさん亭には丼ものだけで8種類以上があります。丼の定番人気、旬の魚介をすべて盛り合わせた「季節の海鮮丼」は2950円です。たっぷりと盛られたウニ、ホタテ、マグロの赤身、イクラ、サーモン、ぼたん海老、カニの6種のお刺身を一度に味わえます。やや小さめの丼なので、ご飯は朝食として女性も完食できるちょうどよい量となっています。

ウニは季節によって蝦夷ばふんウニとむらさき雲丹ウニが入れ替わります。海鮮丼と合わせて朝食にしたいのがカニのお味噌汁です。カニは店頭の水槽から取り出して調理します。大きな足がまるごと入った「季節のカニ汁」は350円、カニの出汁がたっぷりと出て滋味深い味わいです。季節ごとにカニの種類が変わります。カニ汁はリピーター続出の一杯です。

店内は4人がけのテーブルが2卓、カウンターが8席です。まるさん亭の営業時間は午前7時から午後3時までで、ラストオーダーは午後2時半となっています。定休日は水曜日で日曜日は営業です。まるさん亭は札幌への観光客でにぎわう日曜日の朝も午前7時から営業しています。旅先ならではの贅沢な朝食に最適のお店です。

札幌の朝市の海鮮丼はお寿司の専門店でも味わえます。中でもこちらの鮨の魚政は、札幌市内だけでなく遠方からも常連客が通う朝市の名店です。仕入れたばかりの素材を使った「おまかせ寿司」は10貫で2600円です。追加のオーダーは注文を受けてから1貫ずつ提供されます。1貫80円からという良心的な価格で本格的な握り寿司を楽しめます。

その日の仕入れ状況によりますが、鮨の魚政ではメニューに平日限定の海鮮丼「生ちらし」もあります。生ちらしは1950円、朝食を丼で一気に食べたいというかたに特におすすめです。鮨の魚政の握り寿司はすべて専用の醤油ダレを塗られて提供されます。寿司専用の醤油味がおいしい、醤油に付ける手間が省けて食べやすいという口コミが多く聞かれます。

「生ちらし」は海鮮丼と同じ見た目ですが、酢飯を使っているためご飯を最後までさっぱりといただけます。握り寿司の注文は卓上の紙に書いて手渡す方式です。店内はカウンター席のみで、朝食からビールと握り寿司の組み合わせを楽しむお客さんも多いようです。握りと生ちらしのどちらにも付くアオサのお味噌汁が好評です。

鮨の魚政は朝市の場外丸果ビルの1階にあります。営業時間は午前6時から午後1時までですが、混雑する日曜日など早い時では正午頃にネタが品切れになる日もあるそうです。午後12時以降に来店希望の場合はお店に確認の電話をしておくのがおすすめです。原則として日曜日と祝日が定休日で、年に数回水曜も休みとなる時があります。

一日のスタートの朝食に活気あふれるお店の握り寿司はいかがでしょうか。こちらの魚河岸ひかり寿司はカウンター席で味わえる丁寧な仕事ぶりのお寿司で人気です。おすすめはお値段1000円の10貫盛り合わせです。そのほかに「特選握り」「ひかり」などおまかせのメニューもあります。丼では「イクラ丼」や海鮮丼に似た「魚河岸ちらし」などがあります。

魚河岸ひかり寿司ではすべて注文を受けてからネタを冷蔵ケースから取り出して包丁を入れます。仕入れからの時間が短い上に切ったばかりの新鮮なネタを本格的な握り寿司で楽しめます。ネタはすべて大きめで満足感があります。またシャリも比較的しっかりと握られていて、お腹をすかせた札幌朝市での朝食にぴったりの一軒です。

また魚河岸ひかり寿司では丼ものとちらし寿司も人気です。気前よく盛られた具が特徴の「ウニイクラ丼」は2800円となっています。ウニとイクラにタラバガニを合わせた「丼三昧」は2500円です。握りと丼の両方に付いてくるお吸い物も絶品です。お吸い物はエビの頭とその時々の旬の魚の切り身で出汁を取っています。

魚河岸ひかり寿司は開店時間が特に早いことで知られています。営業時間は午前5時から午後2時まで、朝早い出発時刻の日でも朝市の味を楽しめます。定休日は原則日曜日と祝日です。こじんまりとした店内はカウンター席とテーブル席、小上がりで18ほどの席数です。アクセスは札幌朝市のマルカ卸売センター1階です。

札幌の朝市でコスパのよい海鮮丼をお探しなら、こちらの丼兵衛がいちおしです。コロコロのさいの目に切った魚介をぎっしりと敷き詰めた「海鮮ばらちらし丼」は500円、驚くような安さで北海道の旬の味を楽しめます。マグロ、サーモン、とびっこに少し甘めの醤油を振りかけていただきます。注文からの待ち時間も少なくさっと食べたい朝食に最適です。

丼兵衛で海鮮丼と一緒に注文したいのがカニの出汁をとことん味わえる「カニ汁」です。カニの味が濃くて朝市のお味噌汁で一番おいしいという口コミもあります。「カニ汁」は320円、「海鮮ばらちらし丼」と一緒に1000円で幸せな朝食を満喫できます。また丼兵衛では定番の海鮮丼のメニューが充実していて人気があります。

マグロ、ウニ、エビなど定番の旬の味を贅沢に盛り合わせた「満足丼」は並盛りと上盛りの2種類があります。ネタの数を増やした上盛りはより贅沢な気分になれます。また自分の好きなお刺身をとことん味わいたいかたには、より豪華な「特選さっぽろ朝市丼」もおすすめです。メニューにはそのほかに「本まぐろサーモン丼」や「ウニいくら丼」もあります。

丼兵衛は行列のできる札幌で有名な人気店です。店内はカウンター7席のみで入店まで数十分待つこともあります。待ち時間にはお店の外にすべて掲示されているメニューを選びながら待つのがおすすめです。店長とスタッフの明るい接客も好評です。店頭で海鮮丼のテイクアウトをするお客さんも多いお店です。

海鮮丼の専門店丼兵衛には観光客も地元の人たちも来店します。丼兵衛の営業時間は午前7時から、午後1時30分がラストオーダーです。定休日は日曜日と祝日、そのほかに中央卸売市場の休業日はお休みとなっています。アクセスは丸果センター朝市の1階です。ボリュームたっぷりの朝食を食べたいかたにぜひおすすめです。

旅行や出張で札幌に来たならば朝食で新鮮な海鮮丼をがっつりと楽しむのがおすすめです。こちらの海鮮丼は2種類、2000円の「おまかせ海鮮丼」と2500円の「ウニ入り海鮮丼」があります。大トロと中トロ、サーモンイクラなどとろけるような食感です。魚屋の台所は場外市場の卸売センター2階にあるためわかりやすいアクセスも人気の理由です。

魚屋の台所の海鮮丼は分厚いお刺身が特徴です。ボタン海老、サーモン丼、イクラ、ホタテなど10種類以上の具が丼からあふれるように盛られています。海鮮丼にはお味噌汁が付いています。ウニはバフンウニとムラサキウニを仕入れの状況により使っています。日によっては濃厚な味わいのバフンウニと淡泊で優しい旨みのムラサキウニの両方を味わえます。

「ウニ入り海鮮丼」は漁獲量が少なく貴重なバフンウニを贅沢に楽しめます。気さくなお店の大将に北海道の海の幸についてあれこれ尋ねてみるのもおすすめです。海鮮丼にはお味噌汁が付いています。新鮮な生ワカメが入った出汁の旨みが効いた一杯は朝食に最適です。前日のお酒が抜けてすっきりすると評判となっています。

朝食から贅沢に好きなお刺身を好きな分だけというかたには「イクラ丼」や「ウニ丼」もおすすめです。メニューにはそのほかにお値段750円からの「焼き魚定食」もあります。にしん、ハラス、ほっけなど朝市で食べる北海道の海の幸は焼き魚でもその新鮮さが伝わります。朝市のグルメの中で食べログで高評価を得ている人気店です。

魚屋の台所の店内はソファ席もあり昭和レトロな雰囲気です。席数は全部で46あり、貸切も可能です。営業時間は午前7時から午後3時まで、朝市の飲食店は日曜定休のお店が多いなかで水曜定休となっています。魚屋の台所は日曜日の朝食におすすめです。アクセスは朝市の場外卸売センターの2階でわかりやすいのも人気の理由です。

海鮮丼で旬の味を生もので楽しんだら、次は焼き物のグルメを楽しんでみてはいかがでしょうか。こちらの浜焼きセンターカキ小屋では新鮮そのものの貝を地元の漁師風の食べ方で満喫できます。海鮮丼とハシゴ楽しむ観光客も多い人気店です。名物は炭火で焼き上げる「浜焼き」と缶の中でカキを蒸し焼きにする「カキのガンガン焼き」です。

「浜焼き」ではホタテやハマグリをシンプルに楽しめます。初めは醤油を少しだけ垂らしてシンプルに、続いてほたてバターの注文で濃厚にと味に変化を付けるのもおすすめです。「浜焼き」は貝と野菜を合わせたよくばりセット（2700円）もあります。締めには「カキの釜飯」「ホタテの釜飯」(各1058円)が人気です。

浜焼きセンターカキ小屋の開店は午前9時からで日曜日の遅めの朝食にも最適です。午前中からビールを傾けてのんびりとした旅の気分を満喫できます。営業時間は午前9時から午後3時まで、午後5時から午後10時までとなっています。店内は全部で30席で貸切や席の予約も可能です。日曜は営業していて水曜が定休です。

こちらの定食めし屋は初めてでも気軽に入れる食堂です。とろけるおいしさの海の幸を堪能できる「四品海鮮丼」は口コミで高評価の自慢のメニューです。「四品海鮮丼」は1300円、リーズナブルなお値段も人気の理由です。そのほかに「極上サーモンといくら丼」「ホタテといくら丼」などもおすすめです。

「四品海鮮丼」は朝7時から11時限定の朝食用のメニューです。11時以降の時間帯は豪華版の「まるごと海鮮丼」(3300円)となります。定食めし屋ではお刺身以外にもとんかつやポークソテー、生姜焼きなどの定食を楽しめます。どの定食も家庭的でおいしいと市場で働く人たちや地元の人たちから好評です。

こちらの「四品海鮮丼」は朝食限定のメニューです。早起きは三文の得というとおり、早起きをして出かけたい一軒です。お刺身はご飯と別に味わいたいかたには「刺身六品盛り定食」がおすすめです。定食めし屋は口コミでの高評価からテレビにも登場した人気店です。観光客でにぎわう日曜日などは最近では行列ができることもあるようです。

海鮮丼ばかりに目が行きがちですが、定食めし屋の隠れた人気メニューとして「塩ラーメン」があります。地元のお客さんの中には「塩ラーメン」を目当てに通う常連さんもいるほどです。残ったスープにご飯を入れて雑炊風に味わってみるのもおすすめです。ラーメンには醤油味、味噌味もありいずれも人気があります。

定食めし屋は場外の卸売センター1階なのでアクセスが簡単です。目印はめし屋と書かれた鮮やかな黄色いのれんです。営業時間は午前7時から午後3時までとなっています。定休日は第2と第4水曜で、日曜日も営業しています。海鮮丼、ラーメン、各種定食と幅広いメニューが特徴なのでグループや家族で訪れても全員が満足できます。

朝市で有名な札幌の場外卸売市場では日曜日と祝日は市場そのものが閉まります。しかし場外卸売市場は大勢の観光客が訪れる人気のスポットなので、場外の店舗では日曜日も営業するところが多くあります。場外の計60店舗すべてが日曜日も営業しているわけではありませんが、グルメや海産物の買い物など日曜日も十分に楽しめると言えます。

札幌の朝市で味わえるおいしい朝食の情報を中心に、お店へのアクセスや日曜日の営業の有無などをご紹介してきました。朝市へは札幌の中心街からタクシーで数分のアクセスです。旅行や出張で札幌に滞在した時は、ホテルから朝市に直行して朝食を楽しんでみてはいかがでしょうか。皆さんも新鮮な海鮮丼や握り寿司などで北海道の味覚を満喫してください!