とんかつ 鉄は絶品メニューを味わえる人気店！カレーも美味しいと評判！

「とんかつ 鉄（くろがね）」は、大森にあります。しかし大森のある大田区には、すぐ隣の駅にとんかつ激戦区と呼ばれる、蒲田があります。そんな激戦区をよそに、大森に店を構える「とんかつ 鉄」は、グルメな人々の舌をうならせています。いったいなぜそんなに人気なのでしょうか？おすすめのメニューから、美味しい秘密までチェックしていきます。

大森にあるといっても、この人気店は大森駅の前や近くにあるわけではありません。なんと大森駅から少し離れた、住宅街の一角の地下にあるのです。

行き方はJR大森駅の北口より徒歩10分、もしくは大森海岸駅から徒歩で12から13分ほど歩いたところにあります。到着するとわかるのですが、お店は普通のマンションの地下一階で、目の前には大きな集合住宅があります。看板も、注意しないと見落としてしまいます。

こちらのお店は予約ができません。なのでどうしても行きたいということであれば、開店と同時に来店することをおすすめします。

逆に注意してほしいのが、閉店時間の30分前くらいです。昼の時間帯も、夜の時間帯も、美味しいとんかつをゆっくり味わってもらうためなのか、お店の都合上なのか閉店時間の30分前に閉めてしまう場合もあるようなので、注意してください。

あとは食べたいものにより、昼か夜かを選ぶのもポイントとなります。メニューの品揃えはいたってシンプルです。しかし夜限定メニューの極上カツ煮定食もあれば、お得な昼限定メニューのロースかつ定食というものもあります。特にこだわらないというのであれば、どちらの時間帯でも十分に美味しいとんかつを楽しめます。

グルメマニアにはたまらない、食べログの百名店ですが、もちろんとんかつ部門もあります。もしグルメマニアならぬ、とんかつマニアならば、ぜひ2017年と2018年の2年連続とんかつ百名店に選ばれた、「とんかつ 鉄」をチェックすべきでしょう。「とんかつ 鉄」は2019年にもとんかつ百名店に選ばれる、有力候補といっても過言ではありません。

最近は塩で食べるとんかつ、というのをよく耳にするようになりました。その人気にしっかりこちらのお店も取り組んでいます。そんな美味しい店の塩についてチェックしてみます。こちらで卓上に用意されているのは全部で4種類です。メニューにどの塩が合う、どれがおすすめとは書いてありませんが、好みの塩をみつけるのもグルメの楽しみ方です。

まず最初はパワーストーンにも使われる、ローズクオーツのような美しいアンデスの紅塩です。アンデスの紅塩は、通常の塩と比べると、舌の上でとろける速度がちがいます。

そのため通常の塩のようになめてすぐに、塩辛い印象ではなく、ゆっくりとむしろ素材のうまみを引きだしてやるといった感じです。とんかつから染み出る油と、肉汁を紅塩が美味しい一品としてまとめてくれます。

ブラック岩塩をみるとまず感想は、これは食べ物なのか？という印象です。本当に黒くて、塩の結晶が土にまみれたまま提供されているのではないかと疑ってしまいます。

黒さは海水が塩になる家庭で、高温のマグマによって焼かれたためです。そしてあの、日本にもある独特の匂いがします。温泉地に必ずする温泉卵のそのままの匂いです。その強い匂いにもかかわらず、料理に使用し過熱すると匂いはうまみへと変身するのです。

匂いをもって匂いを制すではありませんが、この効果が料理好きな人にとっては人気のようです。またとんかつのようにそのまま食べるときに振り掛ける場合は、硫黄の匂いと一緒に楽しむのが美味しいとちょっとマニアックな意見もあります。いろいろな味を冒険したい方におすすめです。また食用以外にも美容や体臭の消臭のために使われるます。

最後にチェックする塩は、パキスタンのブラック岩塩とは反対の、食べる直前にかけるタイプの塩です。まろやかな塩味が特徴のアルペンザルツの岩塩は、ドイツの塩です。これを食べると普通の味塩に戻るのがつらいです。日本にある美味しいとんかつのお店「とんかつ 鉄」でするのは、まさしく塩の世界旅行です。

市販のものですが、やはり和食に合うのは和の食材なのかもしれません。ちょこちょこコレが美味しかったとコメントがあるのが、わさび塩です。田丸屋本店という会社から販売されている、「わさびのおいしいお塩」です。結構いけて、とんかつの油をすっきりわさびで飛ばすといった感じです。

もちろんどうしても基本のソースが良いという方のためにも、ソースや醤油も用意してあるのでご安心ください。そして肉の臭い消しのためにというからしも、準備してあります。ちょっとマニアな食べ方では、脂身の多い部分をからし醤油という方法で食べます。脂身を醤油の塩からさと、からしの辛味できゅっと引き締めて食べると、白飯が進みます。

生で豚肉を食べることはできませんが、こちらのお店の中には気になる張り紙があります。お店の豚には無菌豚を使用しているので、レアでも食べれますと書いてあります。

実際にはレアではなく、豚肉にはきちんと火を通したほうがよいそうです。こちらのお店では本当にぎりぎりの水分が飛びきってしまわないレベルで揚げているようです。そのため通常提供されるメニューには、本当にうっすらですがピンクがかっています。

美味しくとんかつを揚げるにはやはり高度な技術がいるのでしょうが、この張り紙を知らない方や、初めて来店された方はびっくりすることでしょう。もしとんかつをしっかり揚げてほしい方は、きちんと店員さんに申し出ることをおすすめします。そうすると、しっかり火を通してくれるので安心です。

それでは今度はもっとより肝心のメニューを細かくチェックしていきましょう。ずばりおすすめメニューは、平日ランチ限定のロースカツ定食とカツカレーです。そしてもちろんこれらのおすすめメニューは、「とんかつ 鉄」の人気メニューです。それぞれの人気メニューをチェックしていきます。

まずはこの店のメインとも言うべき、平日ランチ限定のロースカツ定食です。そのお店の味を知る場合には、やはり一番人気のメニューや、お店のおすすめをまず食べてみたいです。

毎日売り切れ必須のこのランチは、常連客と争う気持ちで行かないと食べれません。これくらい人気のメニューなのです。おいしそうな茶色に揚がったとんかつをほおばると、肉汁と油が口に広がります。そしてその断面をみるとほんのりピンク色です。

人によってはとんかつにはソースを大量にかけて、肉の味を消してしまうくらいがお好みの人もいます。しかしこちらで味わっていただきたいのは、ずばり豚肉そのままの味です。美味しい豚肉は、ほんのり甘いのです。食進めていくとどんどん引き込まれてしまいますが、もし余裕があるならぜひ一口目は塩もソースもなにもつけずに召し上がってみてください。

カレーや以外で食べれる美味しいカレーには、そば屋のカレーなどがありますが、まさかとんかつ屋であそこまでのレベルのカレーに会えるとは思わないでしょう。

そんな度肝を抜かれたい方におすすめなのが、「かつカレー」です。かつカレーに使われているお肉は、通常のかつ定食より薄めにスライスされております。そのちょうどいい厚さが、カレールーにほどよくからみ、カレーのうまみと肉のうまみがちょうどいい具合になります。

さすがとんかつ屋、どんな具合のとんかつがどの料理に合うか熟知されています。それがたとえカレーであってもです。そしてそのこだわりももちろん人気の秘密のひとつです。カレー自体もほどよく効いたスパイスと、香ばしい芳醇な香りが食欲を刺激します。かつカレーは人気メニューのひとつなので、売り切れる場合が多くご注意ください。

人気のとんかつ店ではできないちょっと違った、とんかつの楽しみ方を「とんかつ 鉄」でいかがでしょうか？それはずばりひとり飲みで楽しむ方法です。

メインのとんかつのメニューはいたってシンプルなのですが、実はおつまみメニューも以外に充実しております。そして日本酒も、数種類準備されているのです。これがまた飲むのが好きな方を悩ませる事実でもあります。

とんかつなどの揚げ物には、シュワーッとする炭酸系やビールがよく合います。しかし用意されているおつまみメニューは、日本酒がとてもよく合います。いちばんのおすすめは「たたみいわし」で、これをパリポリ食べながら、日本酒をちびちびやると至福の時間が過ごせます。陸のものも、海のものも同時に堪能できるとんかつ屋はそうそうないでしょう。

話題のとんかつ目当てで「とんかつ 鉄」に入り、多くのとんかつを食べた人が次の来店時に食べたいと気になるメニューがあります。それはおすすめメニューでも紹介したかつカレーです。とんかつもカレーもそれぞれ大衆の人気メニューです。こちらの常連になるためには、やはり2大人気メニューのかつカレーは制覇したいものです。

子連れで外食するときに、パパやママは何を食べようか、どこにいこうか悩むものです。とんかつは実は以外にも子供うけするメニューです。

まず揚げものなので、注文してから15から20分ほどで出てきます。とんかつはからあげ同様、サクサクといった食感が楽しめます。そして「とんかつ 鉄」のお肉は柔らかくジューシーなので、小学校低学年位ならば、大人と同じ量を食べてしまうということもあります。

女性のおひとりさまは増えていても、まだとんかつ屋で女性ひとりで入るのは気が引けます。しかし「とんかつ 鉄」なら、おひとりとんかつデビューを飾れることでしょう。

黒を基本にした落ち着いた店内に、BGMにはジャズピアノが流れます。清潔で明るい空間です。お一人様でも気軽に楽しめるように、テーブル席以外にカウンター席も用意されています。ライスとキャベツはおかわり一回無料ですが、基本のライスは結構量が多めです。

スマホで写真を撮る時間はあまり取らず、目の前のとんかつと向き合ってみてください。とんかつをほおばるザクッとした音や、キッチンでかつに衣をつけている卵のにおい、滴る肉汁など五感でとんかつを楽しんでみるのがおすすめです。もちろん卓上に用意されている、塩をいろいろ試してみるのも忘れないでください。

とんかつを食べに行く前に読んでみたいのが、「肉女のススメ」という少年画報社から出ている漫画です。全4巻で完結しておりますが、その2巻にとんかつがでてきます。

塩で食べるスタイルのとんかつですが、思わず食べたいと思わせてしまいます。他にもタイトルどおりたくさんの肉料理が出てくるので、肉好きには必見の漫画です。お腹がすいているときに読むのは、要注意の漫画です。

実はこの「とんかつ 鉄」には長原に2号店が存在します。本店に行った方は、メニューをみれば関連性にすぐ気づくことでしょう。

夜の閉店時間は本店より早めですが、こちらは地元の住民たちによりにぎわっている感じです。お店は地下ではなく、1階のカウンター席と2階のテーブル席からなります。店員さんたちも忙しそうです。

一人でも気軽に入れる雰囲気なので、おひとり様が多いです。そしてなんとこちらには長原店の夜限定メニュー「かつ丼」があります。本店の夜限定の極上カツ煮定食と意見や好みは分かれます。もちろんメインでかつメニューたちは、甘みの脂身でジューシーと安定のおいしさです。どん汁も変わらず、おかわりしたくなるおいしさです。

悲しいことですが、話題になった有名店というのはついついおごった態度が目立ってしまうものです。しかしこちらは話題になろうが、食べログとんかつ百名店に選ばれようが、態度は一貫して好感がもてます。こちらも美味しいご飯をいただくので、作ってくれた方や食べ物に感謝して、「いただきます」と「ごちそうさまでした」を言いたいものです。

いかがでしたか？「とんかつ 鉄」は思わず生つばが出てきたり、お腹がなりそうなくらい美味しいとんかつの店です。

もし大森付近に仕事や用事で出かけたときのランチや、週末に何かがっつり肉を食べたいというのであればとんかつはいかがでしょうか？美味しい白飯に合うとんかつで、幸せな肉汁を噛みしめてください。今度の外食には大森の「とんかつ 鉄」がおすすめです。