芦屋で神社巡りを楽しもう！御朱印やご利益にアクセス方法もご紹介！

兵庫県の芦屋エリアと聞くと、関西では屈指の高級住宅街でもあるため、セレブの街というイメージをお持ちの方もいるでしょう。芦屋エリアは、比較的ゆったりしたラグジュアリー感あふれる雰囲気がある街なので、芦屋エリアにはおすすめのカフェなども多く軒を連ねており、芦屋に在住の方だけでなく、観光客の方にもおすすめの散策エリアです。

そんな芦屋エリアで、もう1つおすすめなのが神社巡りです。歴史ある神社も点在しており、今はやりの御朱印巡りを楽しんだり、各神社ごとにご利益やお守りなども違うため、色々と比較しながら散策するのもいいでしょう。

そこでそんな芦屋エリアで、神社巡りを楽しむ際に必要な情報を色々とご紹介していきましょう。各神社の御利益やお守り、御朱印についてはもちろんのこと、アクセス方法やおすすめポイントなども確認していきましょう。

でははじめに、兵庫県の芦屋と言う場所が、どんな場所なのかチェックしてみましょう。芦屋市は、兵庫県の南東部にあり、大阪と神戸のほぼ真ん中あたりにあります。

芦屋市の面積は約18平方kmほどです。芦屋市は南北に細長く、北は六甲の山並みが望めますし、南は大阪湾にも面しているため、比較的暖かい気候で、美しい自然と併せて、利便性の高い整った交通網などが生活しやすいと人気があります。

1951年に芦屋は、「芦屋国際文化住宅都市建設法」というものが制定されており、国際性と文化性あふれる住宅都市の形成を目指しています。そのため、芦屋では魅力ある街づくりを進めているそうです。

また芦屋市は、市街化区域の9割以上が住宅地というのも特徴です。そのため、住宅地の景観を保全するために、「建築物の制限に関する条例改正案」が審議され、400平方メートル未満の土地の売買を禁止したり、高さが10m以上の建物を新たに建築するのも禁止されています。

他にも敷地面積400平方メートル以上の土地にだけ、戸建住宅建設が許可されるという「豪邸条例」も可決されています。そんなことから芦屋は高級住宅街というイメージがついてしまったようです。

そんな高級住宅街のイメージが先行している芦屋エリアですが、実はおすすめの観光スポットもいくつかあります。もちろん芦屋にはおしゃれなカフェなども多いですが、他にも神社が点在していたり、人気の観光スポットも色々とあるのです。そこで、神社巡りと併せておすすめしたい観光スポットを2つほどご紹介していきましょう。

芦屋市は、交通基盤がとても整っており、どこからでもアクセスしやすいのも人気の理由です。芦屋市の中心にはJRの芦屋駅がありますし、芦屋市役所の近くには、阪神電車の阪神芦屋駅もあります。他にも、神戸本線の芦屋川駅もあれば、阪神電車の打出駅などもあります。

また、阪神バスや阪急バス、みなと観光バスなども通っていますし、海の駅とも呼ばれている、ヨットハーバーのベルポート芦屋もあったりします。そのため芦屋には色々な方法でアクセスが可能ですので、旅のプランも組みやすくおすすめです。

まず最初のおすすめ観光スポットは、芦屋ロックガーデンです。この芦屋ロックガーデンは、ロッククライミング発祥の地とも言われており、大変人気のある登山コースになります。

芦屋ロックガーデンは、芦屋市の芦屋川上流から、兵庫県の神戸市にある六甲山へと続いていく山道になります。そして何よりもおすすめのポイントは、コースの序盤は芦屋の住宅近くにある森の中から始まっていることです。コンクリートで舗装された道を進んでいきますので、比較的緩やかな上、アクセスもしやすい場所です。

そんな道を進んでいくと、道は岩場へと様変わりしていきます。所々急な斜面もありますが、階段のように足をかける踏み場もちゃんと整備されていますので、初心者の方はもちろんのこと、お子さんでも体力があれば登ることが出来るように工夫されています。

次にご紹介するおすすめ観光スポットは、芦屋モノリスです。こちらはもともとは、昭和4年に旧逓信省芦屋別館として建築された建物です 。その後には、NTT西日本芦屋別館事務棟としてNTT関連会社が使用していましたが、2003年10月末に閉鎖されました。

そして現在は、レトロな景観をそのままに、結婚式場として新たにリノベーションされ、芦屋モノリスとなっています。こちらには、色々なスペースやお部屋があり、貸しスペースとなっていますので、色々な場面で活用できます。

また夏季限定でビアガーデンやビアホールを開催していて、屋上に設置されたテラスの開放感あるスカイラウンジで、飲み放題食べ放題のコースを満喫でき、芦屋のセレブ感ある雰囲気の中で、夏の夜を楽しむことができおすすめです。またBBQコースや、ビアホールもありますので、色々な楽しみ方が可能です。

高級住宅街芦屋にある神社として1番有名な神社は、やはりこの「芦屋神社」でしょう。縁結びや厄払いだけでなく、産業繁栄などにもご利益がある神社、そしてパワースポットとして、最近人気がある神社です。

芦屋の街をちょうど見下ろせる丘の上にある芦屋神社、古くから芦屋の守り神としても崇められてきました。そんな芦屋神社は、天照大神の第2子である天穂日命(あめのほひのみこと)と関わりが深い神社です。そのため、この天穂日命を主祭神としているそう。

現在の境内の社務所などの建物は、一見比較的新しく見えます。実は1995年の阪神淡路大震災後に被災し、芦屋神社は建て変えられているからです。

しかしながら、実際は芦屋神社は約1500年もの歴史があり、長い間ここ芦屋の地を見守り続けてきた神社なのです。

そして近年では、芦屋や神戸エリアなど近隣の地域のみだけでなく、兵庫県や全国的にも屈指のパワースポットとして人気があがっています。

それは芦屋神社の主祭神である天穂日命が、出雲の国譲りの際に、六甲山の磐座に降りたったという言い伝えがあるからです。そんな天穂日命を崇敬する人たちが、六甲山の麓に下の宮として社を建てたのがこの芦屋神社となります。

芦屋神社のご利益としては、芦屋神社の主祭神である天穂日命が、縁結びや厄払い、さらには産業繁栄の神様であるため、その中でも特に恋愛成就やビジネスの発展についてご利益があるといわれています。そのため、多くの人がパワースポットとして、こちらにアクセスするわけです。

実は芦屋神社には、パワースポットとして特に人気のあるご神木もありますし、縁結びにご利益があるとされている古墳などもあり、芦屋神社には人それぞれの参拝コースがあるのも魅力です。

また芦屋神社では、主祭神の天穂日命以外にも、天照大神や須佐之男神など17もの神々が祀られていますので、それぞれの神によってもご利益などは異なっています。そのため、芦屋神社にはお守りも色々とそろっているので、観光スポットとしても人気で、御朱印と併せて、ご自身へのお土産としてお守りを買っていかれる方も多いです。

その中でも特に人気があるお守りは、カラフルな水引が可愛らしい、花むすび守りというお守りです。このお守りは、中の水引のデザインによってご利益も異なりますので、おみくじ感覚で楽しめます。また御朱印は初穂料300円です。

芦屋神社のアクセス方法ですが、駅からは離れており、タクシーやバスがおすすめです。最寄り駅は、阪急神戸線の芦屋川駅ですが、1.2kmほど離れています。JRの芦屋駅は、2.1km離れます。そのため最寄りのバス停「芦屋市民プール前」にアクセスしましょう。

次にご紹介するのは、芦屋にある岩園天神社です。芦屋北東部にある岩園天神社のまわりは、八十塚と言われている古墳群があるエリアです。またこの辺り一帯は、昔は岩ヶ平と呼ばれていたため、岩ヶ平天神社と呼ばれていたこともあったそうです。

こちらの岩園天神社は、少々こじんまりとした神社ですが、雰囲気があり近くに公園もあるので散策も可能です。岩園天神社は、菅原道真と秋葉大神と春日大神を祀っている神社です。こちらは、普段人がおらず、お札や破魔矢などを販売している所は、無人授与のタイプです。そのため、お金を所定の場所にいれて、お守りやお札などを頂いてください。

そしてこちらの神社の御朱印ですが、電子御朱印というスタイルをとっています。そのため、ホームページから申し込みが可能ですので、ぜひ御朱印を頂きたい場合は、まずはこちらの神社のホームページを確認してみて下さい。

アクセス方法ですが、こちらも少々駅からは遠く、最寄り駅はJR芦屋駅ですが、徒歩20分で20分ほどかかり、1.6km離れています。そのため、バスでのアクセスがおすすめで、八十塚橋バス停からでしたら、徒歩2分で160mしか離れていません。

次にご紹介するのは、芦屋にある阿保天神社です。「あぼてんじんじゃ」と読むこちらの神社は、JRの芦屋駅からほど近い所にある神社です。そのため、住宅街の中にある小規模の神社ですが、立派な狛犬がお出迎えしてくれます。上宮川公園のすぐ横にある神社ですので、迷うことはないでしょう。

阿保天神社は、御祭神は阿保親王と在原業平父子、そして菅原道真になります。創立年は不明のようですが、明治6年には村社に列せられています。こちらの配祀神である菅原道真は、天満天神として信仰の対象となっていますが、現在では学問の神として親しまれる方になります。そのため、こちらの神社でもそのようなご利益があるようです。

御朱印やお守りなどは、こちらの神社は基本的に無人の神社のためないようです。そのため、芦屋を散策する際に、ふらりと立ち寄るにはおすすめの神社です。

アクセス方法は、徒歩がいいでしょう。JR芦屋駅から徒歩3分ほどで、駅から東に245mというとても近い場所にあります。

兵庫県の芦屋市内には、他にも神社があります。芦屋神社ほど大きな神社は数多くはありませんが、それぞれの神社に違った趣や歴史があるので、ぜひ神社巡りを楽しみつつ、御朱印やお守りを集めたり、その各神社の歴史を紐解いていっても楽しいでしょう。

三条八幡神社は、神戸市東灘区と芦屋市の境の近くにあり、阪急電車の線路北側にある芦屋市三条町というところにあります。この三条八幡神社の主祭神は、八幡大神で配祀神として厳島比賣大神や大山積大神を祀っています。

日吉神社は、大山咋神を祀っている神社です。日吉神社は、神戸市東灘区との境界近くの芦屋市津知町に鎮座しています。比較的建物が新しく開放感ある雰囲気の神社で、2006年に再建された神社です。国土安泰、諸民繁栄の守護社となっています。

打出天神社は、JR芦屋駅から南東に700mの所にある神社で、国道2号線の南側にあります。とても立派で新しく綺麗な神社で、打出とはは、西国街道が箕面の山麓から武庫の平野を横断し、初めて海岸に打ち出る地点ということもあり命名されたそう。 また、神功皇后と忍熊皇子に由来する打出の浜や、打出の小槌の伝説のある場所でもあります。

いかがでしたでしょうか。兵庫県の芦屋エリアでには、おしゃれなお店やカフェだけでなく、趣のある神社も多くありました。そのため、芦屋エリアでは、お守りや御朱印集めを楽しみつつ、カフェ巡りも一緒に楽しむことができるでしょう。

芦屋にある神社は、各神社によってご利益なども異なってきますので、まずは事前に各神社の下調べをしてから、ご希望の神社にアクセスされるといいでしょう。芦屋は高級住宅街というイメージも強いですが、他にも魅力的なスポットが点在していますので、ぜひ旅のついでにアクセスしてみてください。