名古屋の穴場観光スポットを厳選！混雑しにくいおすすめスポットをご紹介

東京から新幹線で1時間半足らずで行ける名古屋は賑わいを見せる観光スポットに溢れていますが、あまり知られていない穴場観光スポットを巡る旅も味わいがあります。ここではそんな名古屋について、おすすめの穴場観光スポットやアクセス方法、混雑時期などの情報を交えながら紹介します。

名古屋は全16区から構成されている都市ですが、どの都市にも穴場の観光スポットがあります。

ここではそんな名古屋の穴場観光スポットを、エリア別に整理しながら多岐に渡って紹介していきます。

名古屋城や栄の繁華街など、名古屋を代表するような観光スポットは、人が多くて歩きにくいことが多いものです。

それに対して、あまり知られていない静かな街並や博物館などを混雑を避けゆったり観光するゆるり旅も時にはいいものです。

かなり知られている観光スポットでも混雑するゴールデンウイークや週末の時期を外せば混雑を避けられます。

たまにはウイークデーに休みを取って、ゆったりと穴場の観光スポットを巡ってみるのもおすすめです。

名古屋市緑区でおすすめの穴場観光スポットとしては、有松絞りで有名な有松の町を挙げることができます。

名古屋市緑区の有松は慶長13年、尾張藩の命によって開かれた町で、有松絞りと呼ばれる絞り染めが有名です。

鳴海絞会館は古民家を改装して造られた資料館で、有松絞りについて学ぶことができます。

鳴海絞会館の観光では、日本の郷土文化である有松絞りの世界を混雑無しにじっくりと見学することができます。

東海道有松の中央に位置する鳴海絞会館では、有松絞りの歴史や資料がわかりやすく展示されており、観光時には、伝統工芸である絞り染めの実演を見学することもできます。

研修室では、希望により絞り染めの体験教室も随時開かれている他、一階の展示即売場では絞り染めの購入もできます。

鳴海絞会館の営業時間は9時30分から17時までとなっており、通常休館日はありませんが、12月から3月末までは水曜日が休館日となります。

鳴海絞会館へ行く場合は、名鉄有松駅から徒歩3分、名鉄左京山駅から徒歩22分でアクセスできます。

名古屋市中区は、栄などの繁華街がある場所ですが、中区にもにもおすすめの穴場観光スポットがあります。

1つ目の観光スポットは有名スケーターを輩出している名古屋スポーツセンター、もう1つは人々の生活と密接につながる電気について学べるでんきの科学館です。

名古屋市中区にある名古屋スポーツセンターは、有名なスケーター･浅田真央さんのホームリンクとして知られている場所です。

この場所では、その他にも多くの優秀な選手を輩出しており、多数の選手の写真やサインが飾られています。

名古屋スポーツセンターは名古屋の中心にあって1年中スケートが楽しめる国際規格のスケートリンクです。

このスケートセンターでは、伊藤みどりさんや、浅田真央さん、村上佳奈子さん、宇野昌磨さんなどがホームリンクとして利用しており、混雑しない観光スポットとしてもおすすめです。

名古屋スポーツセンターの営業時間は、平日は12時から18時までで、土日祝日、春、冬休みの時期は10時から18時までとなっており、時期を問わず年中無休です。

名古屋スポーツセンターへアクセスする場合は、地下鉄鶴舞線大須観音駅下車後、2番出口から徒歩3分で行けます。

名古屋市中区のでんきの科学館は、人々の普段の生活と密接な関係を持つ電気について学べる体験型施設です。

でんきの科学館は、電気や環境、エネルギーについて種々のアングルから掘り起こす展示室であり、混雑しない穴場の観光スポットでもあります。

でんきの科学館では、科学の不思議な現象を分かりやすく解説する｢おもしろ実験｣や、自分の顔が主役となってクイズやゲームにチャレンジできる｢オームシアター｣などの楽しい体験ができます。7月には、｢実験名人によるサイエンスショー｣や｢どんな仕組み?発電機とモーター｣などのイベントが組まれています。

観光時、でんきの科学館には無料で入館できます。営業時間は9時30分から17時までで、休館日は月曜日と祝日、第3金曜日です。

でんきの科学館へアクセスする場合は、名古屋駅から地下鉄東山線に乗り、伏見駅下車後、徒歩2分ほどでアクセスできます。

名古屋市東区にはおすすめできる穴場観光スポットが目白押しです。白いタイルが美しい旧豊田佐助邸や、赤煉瓦が目を惹く名古屋市市政資料館、川上貞奴宅の住まいだった文化のみち二葉館、フランス美術の歴史がわかるヤマザキマザック美術館など、混雑無しの魅力的な観光スポットがたくさんあります。

名古屋市東区の旧豊田佐助邸は、トヨタグループの創始者である豊田佐吉氏の弟･佐助氏が大正12年に建設した建物です。

このノスタルジックな雰囲気を醸し出す建物は、観光で訪れる人々の心を癒してくれる混雑しない穴場の観光スポットです。

旧豊田佐助邸は1923年に建てられたと言われており、白いタイル貼りが美しい木造の洋館と広い間取りの和館が融合された特徴的な様式の建物です。

実業家として兄佐吉氏を支え続けた佐助氏は、普段は家族とともに2階の和室で過ごし、洋館の1階の応接室で接客をしていました。

旧豊田佐助邸の営業時間は、10時から15時30分までで、毎週月曜日、金曜日が休業日となります。

旧豊田佐助邸へアクセスする場合は、地下鉄名城線市役所駅から徒歩15分ほどで目的地に到着します。また、市バスを使えば白壁バス停下車後、徒歩5分でアクセスできます。

赤煉瓦の建物が印象的な名古屋市東区の名古屋市市政資料館は、元々裁判所だった施設で、観光で訪れた際は裁判所について学ぶことができます。

この施設は保存状態が良好なため、テレビドラマや映画の撮影にもしばしば使われています。

名古屋市市政資料館は1922年に建設されたネオ･バロック様式の煉瓦造りの建物で、1979年まで裁判所として使用されていました。

1989年からは名古屋市の公文書館となり、市民の文化利用施設として使用されており、常設展示室や一般展示室があります。

このレトロモダンの建物への観光は、桜の時期が最もおすすめです。また、11月3日の文化の日には、イベントが行われ、ファッションショーやライブが開かれます。

名古屋市市政資料館の営業時間は9時から16時45分までで、休館日は月曜日と第3木曜日、年末年始の時期となります。

名古屋市市政資料館へアクセスするには、地下鉄名城線市役所駅で下車後、徒歩約8分で行けます。また、市バス･市政資料館南バス停からは徒歩約5分でアクセスできます。

名古屋市東区の文化のみち二葉館は、元々川上貞奴宅だった大正時代の建物を現在の場所に移築したものです。

文化のみち二葉館は建物の外観を見るだけでも十分に堪能できる上に、どんな時期でも混雑しない穴場の観光スポットのため、ゆったりと見学できます。

文化のみち二葉館はオレンジ色の洋風屋根や美しいステンドグラス、伝統的な和室など、大正ロマン溢れる建物です。この建物は、日本初の女優と言われる川上貞奴と電力王と呼ばれた福沢桃介が大正から昭和初期にかけて暮らした邸宅を移築したもので、貞奴に関する資料や郷土にゆかりの文学関係の資料が展示されています。

文化のみち二葉館の営業時間は午前10時から午後5時までで、月曜日と年末年始の時期のみ休館日となります。観光時の入館料は大人200円で中学生以下は無料となります。

文化のみちへアクセスする場合は、名古屋駅から地下鉄桜通線に乗り、高岳(たかおか)駅2番出口下車後、徒歩約10分で到着します。

ヤマザキマザック美術館は地下鉄の新栄駅から直結している美術館で、混雑することなくゆったりと見学できる穴場の観光スポットです。

ヤマザキマザック美術館の展示室にはそれぞれの時代に合った優雅なインテリアや空間が演出されています。

ヤマザキマザック美術館は、ヴァトーやフラゴナールといったフランスのロココ時代から20世紀に至るフランス美術300年の流れがわかるコレクションで構成されています。また、アールヌーボーの代表的な作家･ガレを始め、様々な作家たちによるガラス工芸品や家具も展示されています。

ヤマザキマザック美術館の開館時間は、平日が10時から17時30分、土日祝日が10時から17時までで、休館日が毎週月曜日と年末年始の時期となっています。

ヤマザキマザック美術館への観光時のアクセスは、名古屋駅から市営地下鉄東山線に乗り、新栄駅1番出口で下車すれば目的地に直結しています。

名古屋市東区赤塚町にある三菱UFJ銀行貨幣資料館は、日本のみでなく世界の貨幣が約1万点展示されている混雑しない穴場の観光スポットです。

歴史の流れに沿って、大判、小判から現在の貨幣まで展示されている他、世界で最も古い貨幣なども見られます。

三菱UFJ銀行貨幣資料館では、日本の｢和同開珎｣、世界最古と言われる｢殷の貝貨｣、エジプトの｢クレオパトラの銀貨｣など、世界各国の珍しい貨幣が並んでいます。また浮世絵版画コーナーでは、歌川広重の浮世絵版画が季節ごとにテーマを変えつつ50点余り展示されています。

三菱UFJ銀行貨幣資料館の営業は9時から16時までとなっており、月曜、祝日、年末年始の時期が休館日です。

三菱UFJ銀行貨幣資料館への観光時のアクセスは、名古屋駅バスターミナル10番乗り場･基幹2猪高車庫行きに乗り、赤塚白壁で下車したところとなります。

名古屋市西区にも穴場の観光スポットがあります。江戸期の古い町並みが残る四間道は是非歩いてみたいおすすめの町並みです。

また、世界に誇る陶器ブランドのノリタケの工場があるノリタケの森は、混雑せずに見学できる見応えのある観光スポットです。

名古屋市西区の四間道(しけみち)は名古屋城下を流れる堀川の西にある江戸時代の商人町で、古い街並みが残されている観光スポットです。

四間道は1700年の大火の後、防火及び商業活動のため、道幅を4間(7メートル)に拡張したのがその名の由来と言われています。

四間道沿いには、石垣の上に建つ土蔵や町家などの古い建物が並び、土蔵を改築したフレンチレストランなどのお洒落なお店が目につきます。

その他にも和食のお店やノスタルジックなカフェ、そば処など、大正ロマンを感じさせるようなお店を探すことができます。

四間道は蔵や町家が建ち並び、古民家風のお洒落なカフェやレストランなどのあるロマンチックな旧街道です。

四間道へは、名古屋駅から地下鉄桜通線に乗り、国際センター駅下車後、徒歩で5分ほどでアクセスできます。

名古屋市西区のノリタケの森には、世界に誇る陶器ブランドであるノリタケの工場があります。

この赤煉瓦の建物が並ぶ敷地内では、工場見学ができる他、レストランもあり、アウトレットでは食器を購入することができます。この場所は、どんな時期も混雑しない穴場の観光スポットです。

ノリタケの広大な敷地内では、様々なイベントが催され、クリスマスシーズンには美しいイルミネーションが見られます。

ノリタケの森では、職人が洋食器を作っている行程を間近で観察でき、併設のショップでは、種々の食器を購入することができます。

ノリタケの森の営業時間は、ウエルカムセンター、クラフトセンター･ミュージアムが10時から17時まで、ショップ、ギャラリーは10時から18時となっており、休業日は毎週月曜日です。

名古屋駅からほど近いノリタケの森へは、名古屋駅から徒歩15分ほどでアクセスすることができます。

名古屋市北区は有名な観光スポットである名古屋城のあるエリアです。下水道科学館はこの付近にあります。

下水道科学館は名古屋城とは違い、どんな時期でもゆったり見られる穴場の観光スポットですが、その施設の中身は充実しています。

名古屋下水道科学館は、名古屋城の近くにある施設で、下水道の役割について学ぶことができる観光スポットです。

この施設の見学は無料でできる上に、種々のイベントも行われるため、子供の自由研究などにも応用できます。

名古屋下水道科学館は、生活に不可欠な下水道のことを楽しく遊びながら学ぶことができる施設で、映画で学べるガイダンスシアターや、水の化身･アバターになって下水管の中を探検できる下水道バーチャルアドベンチャーなど、様々なアトラクションや実験などを体験できます。

名古屋下水道科学館の営業時間は9時30分から16時30分までで、休館日は月曜日及び年末年始の時期です。

名古屋下水道科学館へアクセスする場合は、地下鉄名城線名城公園で下車後、1番出口から徒歩約5分ほどで行けます。

名古屋市中村区の名古屋駅近くにもにも、意外に空いている穴場の観光スポットがいくつかあります。

それは、名古屋駅前の展望施設･スカイプロムナードや、柳橋中央市場、名古屋のシンボル的存在のナナちゃん人形などです。

名古屋市中村区のスカイプロムナードは、中部地方でナンバーワンの高さを誇るミッドランドスクエアの46階、45階にある屋外展望施設です。

地上230メートルに位置する展望台からは、名古屋の観光名所のほとんどを見渡すことができます。

スカイプロムナードは愛知県でも有名な観光スポットであり、夜景スポットとしても人気があります。

西側からは、夕方には茜色の空と高層のセントラルタワーズやゲートタワーなどのロマンチックな景色が望めます。

北側からは、ライトアップされた名古屋城や明道町ジャンクションの美しい眺めが、東側からはライトアップされた栄テレビ塔などが望めます。

スカイプロムナードの営業時間は通常は11時から22時までですが、7月から9月の夏季は11時から23時まで、1月から2月の冬季は13時から21時までとなります。

入場料金は18歳以上の大人が750円、中学生と65歳以上の年配者が500円、小学生が300円となっています。ミッドランドスクエアは名古屋駅前にあります。

名古屋駅近くにある柳橋中央市場は、築地市場同様、日本中から海産物が集まり、海外からの観光ツアーなどで賑わいを見せる観光スポットです。

この柳橋中央市場は100年もの長い歴史を誇り、長年に渡り東海地方の台所を支えてきました。

柳橋中央市場は4000坪もの広大な敷地に300店舗ほどのお店が軒を並べ、全国でも最大級の規模を誇ります。

その中心となるのが丸中食品センターで、鮮魚はじめ、肉、野菜、乾物、練り物、惣菜など何でも揃っています。

柳橋中央市場の営業時間は早朝から10時頃までですが店舗により異なります。定休日は水曜日と日曜祝日です。

柳橋中央市場へのアクセスは、名古屋駅から東側に徒歩5分ほど歩けば到着します。トイレはありません。

名古屋駅の名鉄百貨店の前に立っているのが穴場というより定番と言った方がよい｢ナナちゃん人形｣です。

ナナちゃん人形はお出かけの時の待ち合わせ場所によく利用される名古屋のシンボル的な存在であり観光スポットです。

背の高いナナちゃん人形は季節に応じてファッションが変わるという特徴を持っています。

またこの可愛い人形は、イベントなどがある度にお色直しをしたり、装いを変えたりして人気を呼んでいます。

ナナちゃん人形は名古屋駅前の名鉄百貨店･メンズ館1階･エントランス前に立っており、スイスのシュレッピー社によってデザインされています。

ナナちゃん人形の身長は6メートル10センチもあり、体重は600キロもあります。素材はFRP硬質塩ビ樹脂でできています。

名古屋市守山区にも穴場の観光スポットがあります。その1つは珍しい果物が栽培されている東谷山フルーツパークです。

もう1つはスーパー銭湯の元祖ともいえる竜泉寺の湯で、露天風呂から見下ろす景色は絶景です。

名古屋市守山区の東谷山フルーツパークでは、種々の果実が見られ、温室では普段見られないような珍しい果物も栽培されています。

この東谷山フルーツパークは、春には桜、秋には紅葉が綺麗な観光名所ですが、意外に知られていないおすすめの穴場観光スポットと言えます。

東谷山フルーツパークは名古屋市が運営する公園で、枝垂桜や枝垂梅が有名なスポットでもあります。

また、この公園では、フルーツの木も随所に見られ、珍しいフルーツの花を鑑賞することができます。

東谷山フルーツパークの営業時間は9時から16時30分までで、休業日が月曜日と年末年始となります。

東谷山フルーツパークへアクセスする場合は、JR中央本線または愛知環状鉄道高蔵寺駅下車後、南口から徒歩25分ほどで到着します。

名古屋市守山区にある竜泉寺の湯は、スーパー銭湯の元祖とも言える穴場的な存在の施設です。

竜泉寺の湯は、絶景露天風呂はじめ、こだわりのお風呂や癒しのリビング｢フォレスト･ヴィラ｣など自慢の施設が満載です。

竜泉寺の湯は高濃度炭酸泉の湯で、疲れた体を癒すとともに健康増進が期待できます。特におすすめのお風呂は絶景の露天風呂です。

名古屋市内で最も標高の高い場所に位置する竜泉寺の湯の露天風呂から眺めるパノラマの景色は正に絶景です。

竜泉寺の湯は朝6時から深夜3時まで営業しており、年中無休です。入浴料は中学生以上の大人が700円で小学生が300円、幼児は無料となっています。

電車とバスでアクセスする場合は、JR大曾根駅から名古屋ガイドウェイバスゆとりーとラインに乗り、竜泉寺で下車後すぐのところとなります。車でアクセスする場合は、名古屋守山スマートインター下車後3キロほどで到着します。

名古屋市千草区の四谷通には桃巌寺(とうがんじ)と呼ばれる寺院があります。大通りに面する寺院には緑の大仏があります。

緑の大仏は大通りからは見えないため、いきなり現れる印象があります。参道は静かで新緑や紅葉の時期にはおすすめの観光スポットです。

名古屋市千種区の桃巌寺は曹洞宗の寺院です。桃巌寺自体は小さなお寺ですが、このお寺には緑の大仏があります。

名古屋の街に突然のように現れる緑の大仏にはちょっと驚かされます。この大仏は台座を入れると全長が15メートルもあります。

桃巌寺は千種区本山の住宅街にひっそりと佇む穴場の寺院ですが、密かな人気を呼ぶおすすめのお寺です。

このお寺には、無数の男根像や1メートルもある日本最大の木魚、美人の眠り弁天など、種々の見どころに溢れています。

桃巌寺は織田信長の父･信秀の菩提寺としても有名な寺院で、営業時間は9時から17時30分までとなっています。

桃巌寺へアクセスするには、名古屋駅から地下鉄東山線本山駅まで15分ほど乗れば、下車後、徒歩5分ほどで着きます。

地下鉄名古屋駅港からほど近い港区港町にはおすすめの穴場観光スポットがいくつもあります。

名古屋港の歴史を学べる名古屋海洋博物館や名古屋港水族館、実際に南極に行った実績を誇る海の博物館･南極観測船ふじなど、見どころの多い観光スポットに溢れています。

名古屋海洋博物館は名古屋港にある博物館で、港や船の役割と人間との関わりについて知ることができます。

名古屋港水族館の方が知名度は高いですが、名古屋海洋博物館は景色を存分に楽しめる穴場の観光スポットとなります。

名古屋海洋博物館は、｢日本一の国際貿易港･名古屋港｣をテーマに、実物やパノラマ模型、港の臨場感などを心行くまで体験できるシミューレータなどがあり、楽しみながら学べる工夫が随所に施されています。また、名古屋港の歴史や現在の姿などを学べるとともに、港や貨物などの解説も施されています。

名古屋海洋博物館の営業時間は9時30分から17時までで、休館日は月曜日ですが、春休み、夏休み、冬休みの時期は営業します。

名古屋海洋博物館へアクセスする場合は、地下鉄東山線栄駅で地下鉄名城線に乗り換え、名古屋港駅で下車後、徒歩約5分で到着します。

名古屋市港区にある南極観測船ふじは、日本で初めて極地観測用として造られた砕氷艦で、中は博物館になっています。

この船は実際に南極へ行った実績を持つ船で、見学をする場合は、名古屋港水族館とセットのチケットもあります。

南極観測船ふじの先端は氷を砕いて進むように設計されており、船内では氷を砕く様子が映像で見られます。

また、船内は、当時同様、調理場や観測室、医務室、寝室などが再現されており、入場料は300円となています。

南極観測船ふじの周りには、展望台や博物館、水族館があり、併せて4施設に入場できるチケットが大人2400円で販売されています。

南極観測船ふじへアクセスするには、地下鉄名港線名古屋港駅で下車後、3番出口から徒歩約3分で行けます。

名古屋市の昭和区にもおすすめの穴場観光スポットがあります。それが桜で有名な鶴舞公園です。

鶴舞公園は桜の名所として知られていますが、その時期を外せば意外に空いている穴場のスポットとなります。

名古屋市昭和区の鶴舞公園は、花見の名所として有名ですが、桜の季節を外せば比較的空いている穴場の観光スポットです。

広大な敷地内は豊かな自然に溢れ、ピクニックなどにもおすすめの観光スポットです。また、図書館などの施設も充実しています。

鶴舞公園の西側は、噴水塔を中心に花壇やバラ園があり、東側は胡蝶ガ池や菖蒲園がある日本庭園となっています。

日本庭園には1200本の桜の木が植えられており、その外にもツツジ、バラ、菖蒲などがあり、花まつりが順次開催されます。

年中無休の鶴舞公園には公会堂や図書館、グラウンドなどがあり、地元民の憩いの場所になっています。

鶴舞公園へ電車でアクセスする場合は、地下鉄鶴舞線またはJRの鶴舞駅下車後、徒歩ですぐ行けます。

愛知県名古屋市は大都市だけに名古屋城をはじめとする有名な観光スポットに溢れています。ただ、有名でなくてもいいからゆったりと観光してみたいという人にとっては、穴場の観光スポットがおすすめです。ここではそんな名古屋の穴場観光スポットに焦点を当てて説明してみました。