石巻の観光・お土産情報を徹底紹介！おすすめスポットや口コミ情報あり！

宮城県東部に位置する石巻は世界三大漁場の1つとして知られており、新鮮な魚介類が多く水揚げされます。グルメ目当てにここを訪れる人も多いと思いますが、石巻にはグルメに負けない観光名所が多々存在します。今回はそんな石巻を訪れた人に向けて、絶対に行っておきたい人気の観光スポットやおすすめのお土産情報をご紹介します。

まずは石巻の観光スポットをご紹介します。石巻の中でも人気が高い観光スポットを5つ、口コミの評判と共にお届けしますので、ぜひ最後までご覧ください。石巻観光の際のご参考になれば幸いです。

巨大な茅の輪と落ちそうで落ちないご神体が特徴的な神社です。御神体「男石」は14メートル程ある巨石で、1978年の宮城県沖地震や2014年の東日本大震災に耐え、地上5メートル程の崖の中腹から来る人を見守っています。

その「落ちる事の無い」石の姿から「合格祈願のパワースポット」と言われており、県内外から合格祈願をする人が訪れています。また直径3.5メートルある巨大な茅の輪は、北上川河岸にあるヨシで出来ており「ヨシ合格」の語呂合わせとなっています。受験生は勿論の事、そうでない人でも落ちそうで落ちないご神体の神秘的な姿は必見です。

釣石神社へのアクセスは車かバスを利用します。車の場合、三陸自動車道河北インターチェンジから30分程で到着します。バスの場合、石巻線鹿又駅から宮城交通バスに乗り込み20分程で到着する「上品の郷」で下車します。

知る人ぞ知る人気の観光スポット「金華山」です。「三年続けてお参りすれば、一生お金に困る事はない」という言い伝えがある「金華山黄金山神社」がある島で、島全体が神域となっています。日本で初めて金を産出したという伝説があり、かの有名な松尾芭蕉も訪れた場所でもあります。

金華山黄金山神社の中でも最もダイナミックと言われているのが毎年夏に行われる「龍神祭り」です。全長20メートル、重さ100キロの龍を10人がかりで操り、銅鑼や太鼓、ラッパなどに盛り上げられながら舞い踊る蛇踊りの姿は、口コミでも「迫力満点」と評判です。

金華山へは鮎川港か女川港から出る船を利用する必要があります。鮎川港からは毎週日曜日往復2500円で船が出ており、20分程で金華山に到着します。女川港からは日曜・祝日に往復3000円で船が出ており、35分程で金華山に到着します。いずれも日曜のみ定期便が出ているとの事ですので、平日に訪れる場合は問い合わせをする必要があります。

仮面ライダーやサイボーグ009を生んだ石ノ森章太郎の美術館「石ノ森萬賀館」です。石ノ森章太郎のメジャー作品の展示や原画などファンにはたまらない物から、15分程のアニメが楽しめる映像ホールやアニメ作成体験などがあり、口コミでは「石ノ森章太郎を知らなくても楽しめる」「大人も子供も楽しめる」と評判です。

石ノ森萬賀館は石巻駅から徒歩12分程で到着します。途中には「石巻マンガロード」と呼ばれる道があり、石ノ森章太郎作品のキャラクターがモニュメントや石造りベンチ、郵便ポストなどになっており到着前から石ノ森章太郎ワールドを楽しむ事ができます。

「ネコの島」と呼ばれるくらい猫が大量にいる島で、口コミでも「猫好きにはたまらない！」と評判です。猫の数は田代島に住む住民よりも多く、さながら自然の猫カフェといった所です。あくまでも自然の猫ですので猫カフェとは違い多少の注意は必要ですが、昔から島民に大事にされた事や多くの観光客が来る事もあり、人に懐いている猫が多いです。

島の中央には「猫神社」が存在し、大漁の守護神である「猫神様」が祀られています。この事から猫は島民から非常に大事にされており、自然繁殖を繰り返すうちに島民の数を超え「猫島」として世に知られる事となります。

田代島へのアクセスは石巻港から船に乗る必要があります。石巻港からフェリーで40～50分程で到着します。一日3往復、夏季は4～5往復と便数は多くはないため、事前に時刻表をチェックする事をおすすめします。また4～10月末までであれば島内の予約制ロッジ「マンガアイランド」に宿泊できますので、思う存分猫達と戯れる事ができます。

口コミでは「石巻周辺を見渡せる絶好のスポット」と評され、観光地としても人気のある「日和山公園」です。天気が良ければ牡鹿半島や松島、蔵王を見る事もできます。また震災時には多くの人が避難所として利用したこの場所には震災の写真が設けられており、震災の恐ろしさを感じる事ができる場所でもあります。

日和山公園は花見の名所としても知られ、4月中旬～下旬には400本程の桜の木が、5月中旬～下旬にかけては10品種460株程のツツジが見頃を迎えます。石巻市内を一望できる絶景スポットで見る桜やツツジは一段と美しいので、時期が合えば絶対に見ておきましょう。

日和山公園へは石巻駅から徒歩20分程、三陸自動車道石巻港インターチェンジから車で20分程の位置にあります。駐車場は無料ですが10台程しか存在しないため、花見シーズンやイベントが重なる時期の場合には駐車に苦戦する可能性があります。

次に石巻のおすすめお土産をご紹介します。お土産を購入する場所は石巻駅のすぐ傍にある「ロマン海游21」か「道の駅　上品（じょうぼん）の郷」がおすすめです。ロマン海游21では石巻のイベント情報を教えてもらえますし、上品の郷はコンビニや産直施設、レストランに温泉と一日中いられる場所ですのでどちらもおすすめの場所となっています。

石巻の有名な海産物の一つとして挙げられるのが「牡蠣（かき）」です。しかし牡蠣をお土産にするとなると日持ちも考えなければいけませんよね。そんな時にお勧めするのがこの「牡蠣のオイル漬け」です。賞味期限が長く瓶詰ですので持ち運びも楽ちんです。生の牡蠣も良いですがオリーブオイルに付け込んで味わいが増した牡蠣も格別です。

テレビ番組でも度々取り上げられる石巻の有名な海産物の一つ「金華さば」を缶詰にしたものです。「脂ノリの良い旬の物だけを使う」と非常にこだわりのある製法で、身も骨も丸ごと食べられる程柔らかいです。製法の関係上、秋冬限定商品との事ですが「缶詰とは思えない味わいだ」との口コミがあります。お土産に見かけたらぜひ購入してもらいたいおすすめの一品です。

B級グルメの祭典「B-1グランプリ」で有名になった「石巻焼きそば」は、二度蒸した麺にだしを加えてさらに蒸し焼きをする焼きそばです。二度蒸しした麺は液体を吸収する能力が高まると言われており、だし汁を極限まで吸い込んだ麺は見た目に反してマイルドな味わいです。お土産として箱入りタイプの物が売られていますので、ご家庭で味わってみてはいかがでしょうか。

石巻を代表する漫画家「石ノ森章太郎」の代表作である「009」のキャラクターの顔が飴になった一品です。口コミではキャラクターの完成度が高いと評判で、味も9種類あり目と舌で楽しめるお土産となっています。他にも仮面ライダーやロボコンなど、石ノ森章太郎好きにはたまらないキャンディもありますので、石ノ森章太郎好きの人にはおすすめしたいお土産です。

変わり種をご紹介します。その名も「おらほのラジオ体操第一CD」です。あのラジオ体操第一を石巻弁で歌ったもので、全国規模のニュース番組でも取り上げられた面白CDです。石巻エキストラの皆さんが参加した動画が動画サイトでも挙げられているので、一度聞いてから購入すれば間違いありません。毎日これを聞いていれば石巻弁マスターになれるかもしれませんね。

石巻の中でも人気の高い観光スポットやおすすめのお土産情報を口コミ情報と共にご紹介しました。花見の名所やパワースポット、有名漫画家の美術館など、石巻にはグルメだけでなく様々な観光スポットがあります。石巻に訪れた際にはここでご紹介した観光スポットへぜひ足を運んでみてください。