日光道の駅には温泉が！ニコニコ本陣ってどんなとこ？ドライブで癒されに！

日光街道は、江戸時代に整備された五街道の一つで、日本橋から日光東照宮までの道路の通称です。そんな日光街道のおすすめドライブルートをご紹介！宇都宮ICを降りてから日光街道を北上し、今市へ。そこから少し足を延ばして121号を北上し湯西川へ。道中の見どころと、道の駅を中心に紹介していきたいと思います。

宇都宮ICから約2キロ。宇都宮市戸祭町から日光市山口に至る約16キロの沿道には、「さくら名所100選」に選定された見事な桜並木が続いています。1500本にも及ぶヤマザクラは、4月中旬から下旬にかけてが最も見頃。シーズンには、桜のトンネルをドライブしようと多くの人たちが訪れます。

桜並木のあとは「道の駅うつのみやろまんちっく村」へ！ここは人と地域と豊かな里山にふれあう道の駅。東京ドーム10個分という広大な面積の中に、農産物直売所や地元の食材が楽しめる飲食店だけでなく、体験農場や森遊び、ドッグラン、癒しの温泉やプールに宿泊施設まであります！

道の駅うつのみやろまんちっく村の中にある、癒しの天然温泉「湯処あぐり」。泉質は、アルカリ性単純温泉で、営業時間は10時から21時まで（受付は20時30分まで）。料金は、1回利用時、大人510円中学生250円3歳以上小学生まで200円、宇都宮市在住の60歳以上の方は460円です。露天風呂と内風呂があります。

温泉の癒しをうけたら北上し、道の駅日光へ向かいます。途中、日光杉並木の一部を通っていきます。高さ約30mにも成長したこの杉並木は現在日本で唯一、特別史跡と特別天然記念物の二重指定を受けており、全長約37キロにもわたる「世界一長い並木道」としてギネスブックにも認定されています。

道の駅日光・日光街道ニコニコ本陣は、2015年4月27日にオープンした新しい道の駅です。日光街道、会津西街道、例幣使街道の日光杉並木街道を代表する3街道が合流する交通の要衝に位置する、全国的にも珍しい中心市街地にあります。駅からも近いため、車だけでなく、電車でも気軽に立ち寄れる施設です！

道の駅日光・日光街道ニコニコ本陣は、世界遺産の「日光の社寺」、全国有数の温泉地である「鬼怒川・川治温泉」等、各観光拠点へのゲートタウン、経由地として情報を発信し、ここを拠点とした新たな観光ルートの魅力を伝える、といった目的で作られた施設だそう。無料で使えるWI-FIも整備し、訪れる人の利便性向上も図っています。

定食・丼ぶり等を提供している和食処です。お米は全て日光産こしひかりを使用！上の写真は、日光清滝養鱒場の「八汐鱒の丼ぶり」。鱒がたっぷりのっていておいしい！季節の野菜がボリューム満点の天丼「かなめ丼」も人気あり！営業時間は11時から19時（ラストオーダー18時30分）。

地元食材を使用し、風味豊かなつゆと、腰の強い二八手打ちそばのお店です。自慢は、オリジナル炭そば！ほんとに炭みたいに真っ黒！かき揚げとおそばをつゆに浸して食べる定番の「日光ひたしそば」や、葉わさびが入った「葉わさびそば」などユニークなものもありますよ。こちらも営業時間は11時から19時（ラストオーダー18時30分）。

東武日光駅弁当を手がける「日光鱒鮨本舗」プロデュースの惣菜・お弁当のお店です。地産地消、できたて、揚げたてにこだわり、すべて手作りで提供！そして名物はなんといっても「日光けっこう漬物バーガー」！日光高原牛100%のパテに、らっきょうを使ったタルタルソース。バンズに挟みきれない程のボリューム！1日20個限定です。

日光茶屋笑庵では、たい焼き・たこ焼き・ソフトクリームなどを販売。お土産におすすめなのが、日光市のキャラクター「日光仮面」の人形焼です。三猿のポーズをしています！上の写真は「たまりソフトクリーム」。上澤梅太郎商店のたまり醤油を混ぜたソフトクリームで、甘じょっぱく、みたらしや塩キャラメルのようなお味だとか！

金谷ホテルベーカリーのパンは、厳選された良質の素材と日光の名水、そして明治時代から脈々と受け継がれてきた職人魂とレシピから作られています。代表格の「ロイヤルブレッド」を含む、バラエティ豊かなパン製品や焼き菓子等は、お土産にも最適！道の駅限定コロッケサンドなどの菓子パンも充実してますよ！

地元酒蔵を中心に、県内各地の日本酒、焼酎、ビールなどを取り揃えたお店。豊かな自然で磨かれた栃木の水を用いて、丁寧に醸造されたお酒は、深い味わいと香りを楽しめます！日本酒だけでなく、栃木産の原料にこだわって作られた、宇都宮カクテルをはじめとするおいしいリキュールも取り揃えています。お土産にも人気です！

ニコニコ本陣では、いろいろなイベントが催されています。上の写真は、2016年に行われていた「日光牡蠣まつり」のもの。こういったものから、のど自慢やコンサート、発表会などがあります。また第4土曜日は「ニコニコ・フェスタ」となっており、ご当地グルメや特産品の販売、ゲストによるステージなどが行われています！

戦後歌謡界を代表する作曲家の一人であり、手掛けた曲は5000曲以上にものぼる船村徹氏。ニコニコ本陣にある「日本のこころのうたミュージアム・船村徹記念館」には、日光市にゆかりのある船村徹氏の作品や、3Dシアター、貸スペース、ショップなどがあります。入館料は大人540円、小中高320円です。

道の駅日光から121号をドライブ！北上し、目指すは次なる道の駅、癒しの湯西川！「道の駅湯西川」へ向かう途中にも、川治温泉、鬼怒川温泉等、有名な温泉街がありますね。また、日光江戸村や巨大迷路パラディアムなどなど、鬼怒川付近にはお子さんも楽しめる施設が多くあります。

湯西川は、その面積のほとんどが険しい山林で、未だ手付かずの自然が多く残っているところです。新緑の季節から、山々が白く染まる深雪の季節まで、一年を通して美しい大自然を満喫することができます。紅葉の隠れた名所でもあります。この景色を見るだけでも癒し効果抜群です！

道の駅ながら、源泉かけ流しでたっぷりと温泉を堪能できる「道の駅湯西川」。男女別の内湯、展望風呂、さらには癒しの岩盤浴（こちらは男女混浴）まで！温泉のほうは、中学生以上510円・小学生250円・小学生未満無料。岩盤浴は、中学生以上のみが利用可能で60分1540円（温泉利用料も含む）となっています。

施設正面には、人気の足湯があります。誰でも無料で利用することができ、手軽に温泉リラクゼーションを満喫できます！かわいいカッパ君？！（湯西川にはカッパ伝説があるのだとか）たちがお出迎えしてくれます。まさに、癒しの空間ですね。足湯は9時半～17時まで。温泉・岩盤浴は9時半～21時までです。

こちらは、ご当地人気メニューの「ダムカレー」！初めて聞くと、ダムって？と思いますよね。これは、地元のダムをカレー皿の中にごはんで表現したものだそうです。写真下が、アーチ式ダムの川治ダムカレー。写真上が、重力式ダムの湯西川ダムカレー（大盛り！)。ダムカードもついてます。

こちらは、名物「鹿肉コロッケ」！このコロッケ、読んで字のごとく鹿のお肉が入っています。ほっくほくのジャガイモの中に、栗山名物の鹿肉がゴロっと塊で入っていて、サクサクの食感と共に、美味しく味わえます！なかなかボリューミーなので、おやつにも最適ですね。

水陸両用バスで行くダム湖探検ツアー、通称「ダックツアー」！国産第1号の水陸両用バス「LEGEND零ONE」号で行くダム湖探検ツアーが開催されています。ダムの施設見学・ダム湖遊覧クルージングなど、普段では到底行くことのできない場所を楽しむことができます。水陸両用バスなんてなかなかお目にかかれないですよね！

今回は、宇都宮ICから日光街道を北上し道の駅日光へ。そこから121号をさらに北上し湯西川へ、といったドライブコースをご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。道中、景色を楽しみながら、休憩がてら道の駅でご当地グルメを味わい、温泉で癒される！日光方面へ車でお出かけの際には、参考にしてみてくださいね。