宮川製麺所は香川にある讃岐うどんが絶品の人気店！メニューや営業時間は？

日本でうどんが有名な県といえば、ほとんどの方が香川の名前を挙げるでしょう。「うどん県」と自分たちで名乗っているほどうどんに対する愛情が深く、実際にうどん店が多く立ち並んでいます。香川に旅行に行くイコールうどんを食べに行くといっても過言ではないほどうどんが有名な香川ですが、その中でもおすすめの「宮川製麺所」について紹介します。

香川には数多くのうどん店があります。うどん店を巡るためにあるうどんタクシーなるものまであり、香川県民のうどんへの熱意は他県民とは比較になりません。

そんな香川で人気が高いうどん店が、今回ご紹介する「宮川製麺所」です。駐車場は広く、車でのうどん店巡りにもぴったりのお店です。お昼時には常に行列ができているほどの人気店です。

宮川製麺所は1953年創業の、老舗のうどん店です。観光客も多いですが、それ以上に地元のお客さんも非常に多く、長年地域で愛されているうどん店なんです。

宮川製麺所は民家の中にひっそりと建っています。知らない人は気づかずに通り過ぎてしまうかもしれません。しかし、お昼時になると近隣で働いている方や近所の方などでにぎわっています。

一週間のうちに何度も通うという常連さんもいるほど人気の宮川製麺所。地元で愛されているため長く営業が続いているのでしょう。

うどん店が多数ある香川の中でも、宮川製麺所が一番好きだという方も多いです。それほど多くの方を惹きつける人気の宮川製麺所の魅力とは一体何なのでしょう。

多数のうどん店がある中で、自分の好みのうどん店を見つけると香川旅行もさらに楽しくなるでしょう。そのためには前もってお店の情報を仕入れておくと楽しさも倍増です。そこで、他のお店にはなく、宮川製麺所にしかない魅力に迫っていきましょう。

宮川製麺所の魅力、まず最初は「値段の安さ」です。香川にあるうどん店は、全体的に他県のうどん店と比較すると非常に安いです。初めて香川のうどん店を訪れた際に驚かれることも多い値段設定になっています。

その安い値段の香川のうどん店の中でも、宮川製麺所はかなり安い部類に入ります。かけうどんの小はなんと160円でいただくことができるのです。かけうどんの大にしても240円、特大で320円です。ちなみに小は1玉、中は2玉、大は3玉です。

そのほかには天ぷらもありますが、90円から160円とこちらも安いです。かけうどんの小と天ぷらを合わせても300円程度でいただくことができます。

宮川製麺所ではかけうどん・つけうどん・ぶっかけうどんの3種類のうどんのメニューがあります。その中でも特に人気が高いのがかけうどんです。かけうどんには自分でダシをかけていただく形になるのですが、このダシが絶品だと評判です。

ダシは大きなお鍋でぐつぐつとしており、底には大きなイリコが沈んでいます。この大きなイリコをダシと一緒にすくってうどんに入れるのもおすすめです。ダシはイリコの香りがふんだんに感じられ、うま味が凝縮されています。

香川のうどん店では、イリコでダシを取っているお店も多いですが、宮川製麺所はその中でもイリコの風味がしっかりと感じられます。イリコダシが好きな方には絶対に気に入ってもらえるお店でしょう。

宮川製麺所では全てセルフで行います。そのため、うどんをあたためたりダシをかけたりするのも自分で好きにすることができます。ダシの他に、ネギやすりたてのショウガ、七味唐辛子などの薬味もセルフでかけ放題です。卓上にはゴマもあり、自分好みのうどんを作ることができるのも宮川製麺所の魅力の一つです。

それでは、宮川製麺所のお店は一体どのような雰囲気なのでしょうか。香川にあるうどん店は、地元の人でにぎわっているお店と観光客がメインのお店の二種類あります。しかしせっかく観光で行くのであれば地元の人が多く通っている香川ならではのお店に行ってみたいという方もいらっしゃるでしょう。宮川製麺所は地元の人に愛されているお店です。

香川は電車やバスもありますが、車で移動される方が多いです。宮川製麺所も駅からは1600メートルほどと近くはないため車で行くのがおすすめです。そんなときに心配なのが駐車場ではないでしょうか。

宮川製麺所では、広い屋外駐車場が完備されているので車で行っても停められないということはないでしょう。約30台ほどの駐車場が確保されています。

駐車場の場所ですが、医療センターの真裏に位置します。医療センターには善通寺養護学校が併設されていますが、その善通寺養護学校の入り口近くに駐車場があります。「宮川うどん専用駐車場」と大きな看板が出ているので、すぐに見つけられることでしょう。

店内はアットホームな雰囲気で、初めて入るのに懐かしい気分を味わうことができます。入口には大量の粉が置いてあり、うどん店でありながらも製麺所だということが感じられます。

店舗の奥ではうどんが大釜で茹でられています。うどんや天ぷらは全てセルフ、これぞ香川のうどん店といったスタイルです。店内は決して大きくはなくこじんまりとしていますが、営業時間中は常に多くのお客さんでにぎわっています。

店内にはテーブル席とカウンター席が合わせて25席あります。営業時間内の特に混雑している時間帯は相席が当たり前となっており、みんなうどんを食べてサッと出ていきます。テーブル席があるのでお子さん連れでも気軽に利用できます。

また、外にもベンチがありますので、天気の良い日には外で食べるのもおすすめです。外でうどんを食べるのは香川ならではでしょう。

宮川製麺所のメニューの注文方法は全てセルフとなっています。初めて行かれる方は少々勝手がわからずに戸惑ってしまうということもあるでしょう。そこで、注文方法をご紹介しますので行かれる前にしっかりと予習をしておきましょう。スムーズに注文できると地元民になったような気分を味わうことができます。

まずは、麺の量を決めましょう。その麺に合わせた器が置いてあるので、自分で器を取ります。ちなみに特大は黒い丼で、大と小は青い丼です。黒い丼を持っている場合には、特に何も言わなくとも麺を入れてくれます。青い丼を選んだ場合のみ大か小のどちらかを伝えることとなります。

自分でうどん玉を入れるという場合もあります。大量に置いてあるせいろの中には茹であげられたうどん玉が1玉ずつ置いてありますので、箸で取っていれましょう。

うどんのメニューは3種類です。かけうどん・つけうどん・ぶっかけうどんです。いずれのメニューも同じ値段で、小（1玉）が160円、大（2玉）が240円、特大（3玉）が320円です。

ちなみにうどん玉を持ち帰りで購入することも可能です。その場合は、1玉が80円、ダシは1人前70円となっています。

うどん玉を器に入れた後は、温・冷を選びます。冷たいぶっかけなどでいただく場合にはそのまま、麺は温かくして食べたいという場合には自分で麺を温めなおします。

ザルにうどんを入れて、ぐらぐらとしている大きな羽釜で茹でます。茹で時間は5秒ほどがおすすめだとのことです。柔らかめが好きだという方はもう少し長い時間でも良いでしょう。もし近くにお店の方がいる場合、ちょうどいい茹で時間を教えてもらえることもあります。

ちなみに冷たい状態の麺はしっかりと締まってシコシコとした歯ごたえ、温めると少し柔らかくなって優しい味わいになります。

続いて、かけうどんにする場合にはダシつゆをうどんにかけます。大きな鍋にたっぷりのダシが入っていますので、ひしゃくでダシをすくってうどんに好みの量をかけましょう。その場合、鍋の底に沈んでいるたっぷりのイリコもお好みでうどんにのせましょう。このイリコはもちろん無料です。

ぶっかけうどんにする場合には、冷たいダシが置いてありますのでそちらをかけます。冷たいうどんの方が麺のシコシコ感は残りますが、イリコのダシをかけたかけうどんも美味しいということで、どちらのメニューにしようか迷ってしまう方も多いです。

ダシをかけたあとは、ネギやおろし生姜などの薬味と天ぷらや揚げなどのトッピングを選んでのせます。てんぷらは営業時間内であっても時間帯によってたくさん並んでいるときと、そう多くないときがあります。運よく揚げたてに当たることができるとラッキーです。揚げたての天ぷらに勝る美味しさはありません。

宮川製麺所には様々な天ぷらのメニューがあるのでどれにしようか迷ってしまいます。そこで人気のトッピングをご紹介します。まずは半熟茹で卵の天ぷらです。

ぶっかけうどんなどに温泉卵をのせる方もいらっしゃるでしょう。卵とうどんの組み合わせは抜群です。黄身が半熟の状態のゆで卵を天ぷらにすると美味しくないはずがありません。卵を割ると、中から黄身がとろりと出てきてうどんに絡まって最高の美味しさです。

また、天ぷらのメニューで一度食べてみてほしいのが「こんにゃくの天ぷら」です。なかなかこんにゃくを天ぷらにして食べるという機会はないでしょう。こんにゃく自体にしっかりと下味がついており、天ぷらのさっくりとした食感とこんにゃくのプルンとした食感の違いが面白い人気のメニューです。

天ぷら以外にも、コロッケやちくわ、揚げなどのメニューもあります。きつねうどんにするための揚げも人気のメニューです。分厚い揚げは食べごたえ抜群で、薄目の味付けなのでダシにつけながら食べるとうどんの美味しさをいっそう際立ててくれます。

宮川製麺所のお会計は一番最後です。うどんのサイズやトッピングなどは全て自己申告となります。お会計で驚くのはその値段の安さでしょう。うどんの小と天ぷらを食べても300円しないということもあり、本当に合っているのかと心配になるほどです。この値段だからこそ地元の方も頻繁に気軽に利用することができます。

それでは最後に宮川製麺所の店舗基本情報をご紹介します。所在地・問合せ先・営業時間・定休日・駐車場についてです。

香川でうどん巡りをしようと思っている方はぜひ参考にしてください。宮川製麺所の営業時間は長いので、朝でも昼でもいつでも好きな時に食べに行くことができるのも魅力です。

まずは所在地についてです。宮川製麺所の所在地は「香川県善通寺市中村町1-1-20」です。善通寺市は高松市から車で約1時間ほどの場所にあります。また、香川の観光名所である金毘羅山からは車で約20分ほど、善通寺からは車で5分ほどです。観光の途中に寄るのにも便利な場所です。

続いては問合せ先です。宮川製麺所の問合せ先は「0877-62-1229」です。ただし、予約はできません。並んだ順番での入店となっています。多くのお客さんが訪れる宮川製麺所ですが、お客さんの開店も非常に早いです。そのため、並んでいたとしても想像よりも早く入店できるでしょう。

宮川製麺所の営業時間は8時から18時までです。ただし、売り切れ次第終了となりますので、営業時間終了の17時代などに行くと既に閉店しているということも多いです。できるだけ早めに行きましょう。

また、営業時間は8時からですが朝うどんをしようということで8時の時点ですでにお客さんが多いです。また、9時には天ぷらの種類も豊富になります。そのため時間に余裕がある方は朝うどんとして食べる場合には9時過ぎに行くのがおすすめです。

続いては定休日についてです。宮川製麺所の定休日は毎週日曜日です。祝日には営業をしています。日曜日が定休日ということで、特に土曜日には営業時間開始から多くのお客さんが訪れています。特にお客さんが多いのが、土曜日や祝日です。いずれの曜日も営業時間は変わりません。

最後は駐車場についてです。宮川製麺所の駐車場に関しては上でご紹介した通り、広々とした専用のものがありますので車で行かれる場合も安心です。お昼時などは駐車場も満車になることもありますが、うどん店は回転も早いので少し待つとすぐに停めることができるでしょう。

香川で人気の宮川製麺所についてご紹介しました。さすが製麺所で作られたうどんは絶品で、イリコがしっかりときいたダシはゴクゴクと飲み干したくなる美味しさです。全てセルフで行うのも香川のうどん店ならではで、ぜひ香川らしさを味わいたいというときには宮川製麺所に足を運んでみてください。