サンライズ瀬戸で寝台列車の旅!個室の快適な設備や乗り方・料金などを解説!

2020年6月11日 (2020年6月13日最終更新)

サンライズ瀬戸・出雲は東京と四国エリア、山陰エリアを結ぶ寝台特急列車で、サンライズ瀬戸とサンライズ出雲を分割または併結して運行しています。サンライズ瀬戸・出雲の車内は、住宅メーカーと共同で設計されており、木の温もりが感じられるデザインになっています。

目次

  1. 寝台特急「サンライズ瀬戸・出雲」で旅に出よう
  2. サンライズ瀬戸・出雲とは?
  3. サンライズ瀬戸・出雲の寝台はすべて個室
  4. サンライズ瀬戸・出雲の設備
  5. サンライズ瀬戸・出雲の朝食
  6. サンライズ瀬戸・出雲の乗り方
  7. 女子旅にも人気のサンライズ瀬戸・出雲で出かけよう!

寝台特急「サンライズ瀬戸・出雲」で旅に出よう

サンライズ瀬戸・出雲は、東京と四国地域、山陰地域を結ぶ寝台特急列車で、ブルートレインなど、寝台列車が次々に廃止される中にあって、唯一、定期運行により東京と四国、山陰地域間を走り続けています。

ここではそんなサンライズ瀬戸・出雲について、寝台特急列車の設備や個室、乗り方などの情報を交えながら紹介します。

サンライズ瀬戸・出雲とは?

サンライズ瀬戸・出雲は東京と四国の高松、山陰の出雲を結ぶ寝台特急列車で、ベージュと赤を基調に夜明けの明るいイメージを車体に施し、車内では、木の温もりを感じさせるお洒落な個室を演出しています。

サンライズ瀬戸・出雲では、長旅でも退屈しないよう、ゆったりと落ち着いて過ごせるスペースを随所にあしらうなど、楽しい寝台列車の旅が満喫できるように工夫されています。

東京と山陰・四国エリアを結ぶ寝台列車

サンライズ瀬戸・出雲は、東京と四国や山陰エリアを結ぶ唯一の寝台特急で、列車の中で快適な一夜を過ごす間に目的地に到着できるという便利でお洒落な寝台列車です。

プライバシーが確保された個室は、1人用、2人用をメインに、デラックスな個室やゆったり寛げる個室など、種々の部屋から選ぶことができる他、シャワールームやラウンジなど、様々な設備が充実しています。

新しい一日のはじまりをイメージした車体

寝台特急・サンライズ瀬戸・出雲の車体は、上部に赤、下部にベージュが塗られ、新しい一日をイメージした明るいボディーとなっています。

また、内部のデザインは、木の香りや温かみを感じさせる素敵なインテリアが施されており、長旅でも疲れることなく寛ぎながら列車内で過ごすことができます。

サンライズ瀬戸・出雲の停車駅

寝台特急・サンライズ瀬戸・出雲は、東京駅を出発後、米原駅までは東海道本線を走ります。途中の停車駅は、横浜、熱海、沼津、富士、静岡、浜松、姫路となります。

米原からは琵琶湖線で京都駅まで、JR京都線で大阪駅まで行きます。大阪駅から姫路まではJR神戸線を走り、山陽本線で岡山に達します。

岡山からは、高松に向かうサンライズ瀬戸と、出雲に向かうサンライズ出雲に、14両の車両が二分されます。

岡山が分岐点

サンライズ瀬戸・出雲は、岡山駅でサンライズ瀬戸とサンライズ出雲に分かれて走ります。14両ある車両の内、1号車から7号車がサンライズ瀬戸、8号車から14号車がサンライズ出雲となっており、どちらの車両にも1階と2階があります。

2号車、9号車には車椅子対応の個室・シングルツインがあり、3号車、12号車には有料のシャワールームがあります。4号車、11号車の個室の半数は禁煙となっており、5号車、12号車には、運賃及び指定席特急運賃のみで利用可能な「のびのび座席」が備わっています。

さまざまな絶景ポイントを通過

サンライズ瀬戸・出雲は、東京から四国または山陰エリアまで、東海道線など、種々のラインを利用して走る寝台特急であり、途中で様々な絶景が見られます。富士山や琵琶湖などは勿論のこと、倉敷からは伯備線に入り、中国山地や川、渓谷などの美しい景色が広がります。

岡山で2つの寝台列車に分かれてから、サンライズ出雲の場合は、右手に伯耆富士と呼ばれる大山や、出雲付近では宍道湖の絶景などが堪能できます。また、サンライズ瀬戸の場合は、瀬戸内海の美しい景色を眺めながら高松に向かいます。

国内で毎日運行している唯一の寝台列車

「ブルートレイン」という人気のあった寝台列車が廃止され、最近では、「ななつ星in九州」といった豪華な寝台列車が注目されていますが、もっと気軽な乗り方ができるリーズナブルな寝台特急がサンライズ瀬戸・出雲です。

東京から出発するサンライズ瀬戸・出雲は、現在、毎日運行している唯一の寝台列車となっており、年を追うごとに人気度が高まっています。

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サンライズ瀬戸・出雲の寝台はすべて個室

サンライズ瀬戸・出雲の寝台は、寝台券の要らない「ノビノビ座席」以外はすべて個室です。寝台席は、1人用、2人用の様々な個室がありがあり、その外にも、指定席扱いのカーペット席(ノビノビ座席)があります。

また、3号車と10号車にはシャワールームやラウンジも備わっており、快適な寝台列車の旅が約束されています。

Aクラスルーム「A個室寝台1人用」

サンライズ瀬戸・出雲に備わるAクラスの個室が「A個室寝台1人用」です。この個室は、ホテルで言えばスイートルームに当たるラグジャリーな部屋で、幅の広いベッド、独立したデスク、洗面台が設置されています。

この2階に備わる「A個室寝台1人用」は、サンライズ瀬戸・出雲それぞれ6室のみに限られ、寝台料金は13730円と少し高めですが大変人気があり、チケットがなかなか手に入らない貴重な個室となっています。

レイアウトは3タイプ「B個室寝台1人用(シングル)」

サンライズ瀬戸・出雲の「B個室寝台1人用(シングル)」は、最もスタンダードでリーズナブルな個室です。この「B個室寝台1人用(シングル)」は、サンライズ瀬戸・出雲にある個室の約半数を占めています。

ベッドと、足元のテーブル、枕元のコントロールパネルなど、この個室には必要最小限のものがコンパクトにまとまって備わっています。車体の位置によって、階上タイプ、階下タイプ、車端タイプの3つのレイアウトがありますが、基本的な設備内容はすべて同じです。

この個室のベッド脇にはオーディオのコントロールパネルやテーブルなどが備わり、浴衣やスリッパなども用意されているため、簡単な身支度で旅に向かえます。

この個室の寝台料金は7560円で、それに乗車券11990円と特急券3240円を加えた22790円がすべてひっくるめた料金となります。

広々とした「B個室寝台1人用(シングルツイン)」

サンライズ瀬戸・出雲のB個室寝台1人用(シングルツイン)は、1人でも2人でも利用できる個室で、上下2段式ベッドが備わっています。上段のベッドは跳ね上げ式になっており、下段のベッドは簡易ソファとしても利用可能です。

この個室は車両の端の2階の無い部分に備わり、天上が高くなっています。上下一括でチケットが購入できるため、知らない人と相部屋になることはなく、カップルや親子での利用に便利な乗り方ができます。寝台料金は、1人利用の場合が9430円、2人利用が14830円となります。

コンパクトな「B個室寝台1人用(ソロ) 」

サンライズ瀬戸・出雲のB個室寝台1人用(ソロ)は、寝台個室の中で最も価格の安い、飛行機で言えばエコノミークラスに当たる個室です。部屋がコンパクトにまとまっており、カプセルのような空間となっています。

3号車と10号車のみに設置されているこの個室は、上段、下段に分かれており、その乗り方は、どちらか好みのタイプを選びチケットを購入することにより可能となります。寝台料金は上下とも6480円です。

2人旅なら「B個室寝台2人用」

サンライズ瀬戸・出雲の「B個室寝台2人用」は、文字通り2名で利用できる個室です。2つ並べられたベッドの枕元にはコントロールパネルが備わり、FMラジオや照明が別途に調整できます。

4号車と11号車に備わる「B個室寝台2人用」は、友達同士や家族で寛ぎながら旅行するのに最適な空間が演出されています。

各個室のロックは暗証番号式

サンライズ瀬戸・出雲の各個室には、暗証番号式でロックできる鍵が設置されているため、安心しで就寝することができます。

また、各個室にはコンセントが備わっているため、携帯電話の充電や鏡を覗きながらヘアアイロンを使うこともでき、特に女性にはうれしい設備となります。

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サンライズ瀬戸・出雲の設備

サンライズ瀬戸・出雲には様々なスタイルの個室が用意されていることがわかったところで、それ以外の設備についても紹介しておきましょう。

個室から離れてちょっと息抜きしたいという人にとって貴重な設備がラウンジです。ラウンジではお酒やドリンクを飲みながら車窓に映る山や海の景色を楽しむことができます。また、シャワールームも、特に女性にとっては嬉しい設備となります。また、個室以外に過ごせる施設としては、寝台券の要らない「ノビノビ座席」もあります。

くつろげる「ラウンジ」

サンライズ瀬戸・出雲にはゆったりと寛ぐことができるラウンジがあります。この寝台列車の3号車と10号車に備わるラウンジの通路を挟んだ両側に椅子と机が設置されています。

設置部分は通路より数段高いハイデッキになっているため、大きな窓から景色を眺めながらリラックスすることができます。車内販売こそありませんが、自動販売機の設備が備わっており、ドリンクを飲みながら窓越しの絶景を堪能することができます。

海側と山側両方の景色が楽しめる

夜中に出発したサンライズ瀬戸・出雲は、翌朝5時頃に姫路あたりを通過します。季節によって多少違いがありますが、その頃に夜明けを迎えます。

寝台特急の乗り方や過ごし方は様々ですが、おすすめは、ラウンジに移動して美しい日の出を愛でることです。清々しい日の出を眺めることで心身ともにリフレッシュができます。ラウンジからは山側、太平洋側両方の景色を楽しむことができます。

そして、6時半前に岡山に到着します。岡山では7分ほどかけて、サンライズ瀬戸とサンライズ出雲を切り離す作業が行われます。この切り離し作業も岡山名物の1つになっており、多くの乗客がカメラ片手に見物しています。

ドライヤーも完備された「シャワー」

サンライズ瀬戸・出雲の3号室と10号室にはシャワールームの設備があります。シャワーは、車内にある販売機でシャワーカードを購入して利用します。シャワールームには、ボディソープやリンスインシャンプーなどが用意されており、脱衣場にはドライヤーが備わっています。

シャワーは6分間のみ使用可能ですが、水圧が強いため、6分でも余るほどです。列車が出発した直後は混み合いますが、夜中か翌朝、岡山を出た後などは比較的空いています。

寝台券が不要の「ノビノビ座席」も!

サンライズ瀬戸・出雲には、一般の個室以外に「ノビノビ座席」があります。この「ノビノビ座席」は、上下2段に分かれているカーペット席のような雰囲気の席で、運賃と指定席特急券のみで利用できるエコニミーな乗り方です。

「ノビノビ座席」は、隣の座席と素通しですが、頭の部分には区切りがあります。プライベートを重んじたい人にはちょっと無理な乗り方となりますが、価格を優先したい人にはおすすめです。

サンライズ瀬戸・出雲の朝食

サンライズ瀬戸・出雲では、朝食販売が無いため、東京駅であらかじめ購入するか事前に予約しておくことをおすすめします。朝食を予約しておき、岡山駅で受け取ることができます。例えば、「三好野本店」などに電話で予約を入れ、号車と希望の弁当を予約しておけば、列車のドアまで届けてくれます。

早朝の岡山駅では、キオスクも開店していますが、混雑が予想されるので、予約サービスの方が安心です。「三好野本店」では、岡山の味覚が詰まった定番弁当「後楽園のお弁当(1,130円)」などがおすすめです。

事前予約は出発の3日前までとなっており、電話やFAX、公式のホームページなどで申し込みます。弁当代金はお釣りの無いように用意しておきましょう。

住所 岡山県岡山市北区駅元町1-1 JR駅構内売店
電話番号 0120-35-3355

サンライズ瀬戸・出雲の乗り方

サンライズ瀬戸・出雲の乗り方や予約方法は日進月歩で進化しています。つい1年ほど前までは、みどりの窓口に出向かなければ予約もチケットの受け取りもできませんでしたが、最近では、まだ一部ですが、電話予約やネットでの予約も可能になりつつあります。今後はまずます便利な方法や乗り方によるスムーズな予約システムに移行していくものと予想されます。

予約は乗車の1ヶ月前から!

サンライズ瀬戸・出雲の乗り方、予約の仕方については、これまで、東京地区の駅では出札窓口に並んで予約する必要がありました。

かなり不便な予約及び受け取り方法でしたが、2019年からJR東海が「e5489」を導入し、JR東海を含む電話予約であれば、JR東海の各駅で受け取ることができるようになりました。

みどりの窓口で切符を購入

サンライズ瀬戸・出雲のチケットは、みどりの窓口に行ってチケットを購入するのが一般的な方法です。チケットは乗車日の1か月前の10時から、みどりの窓口で購入可能となります。

みどりの窓口でチケットを購入する場合には次の2点に注意する必要があります。最初の1点は、高松または出雲に4月1日に着く予定の場合、東京駅出発なら3月31日のチケットで大丈夫ですが、静岡駅や浜松駅出発の場合は夜中の12時をまたぐため、4月1日のチケットとなります。

もう1点は、払い戻しの時、手数料が発生することです。出発の2日前までは550円、出発の前日、当日は特急料金と寝台料金の合計金額の30%が手数料となります。それと、クレジットカードで購入した場合は、同じクレジットカードで払い戻すことが必要となります。

ネット予約も可能に!

これまでサンライズ瀬戸・出雲のチケット予約は、みどりの窓口まで出向かないとできなかったりと、不便なことが多かったのですが、2019年から2020年にかけて、JR東海への電話予約や「JR西日本予約ネット」を使った予約方法など、便利な方法が増えてきました。

ネット予約に関しては、2020年4月1日より「e5489・JR西日本予約ネット」で個室寝台券のネット予約ができるようになったことは大きな進歩と言って良いでしょう。

ツアー参加もおすすめ

旅行代理店によっては、サンライズ瀬戸・出雲の乗車券がセットになっているツアーが組まれているところもあります。

例えば、阪急交通社の過去のツアーの中に、東京、出雲間を、行きがサンライズ出雲「ノビノビ座席」を利用し、帰りを飛行機で帰るという2泊3日のツアーが46900円で組まれています。

自分で手配する場合、行きのサンライズ出雲「ノビノビ座席」は15750円、帰りのJALが34890円、宿泊代10000円となり、合計では60640円となります。つまり、ツアーの方がかなり割安になることが分かります。このように、ツアーは手間も費用も節約できるメリットの大きな申し込み方法です。

女子旅にも人気のサンライズ瀬戸・出雲で出かけよう!

サンライズ瀬戸・出雲は、東京と四国や山陰地域を結ぶ寝台特急列車で、毎日運行している人気の列車です。夜明けの明るさをイメージしたベージュと赤のボディー、そして車内は木材を使って温かみのある空間を演出しています。

ここではそんなサンライズ瀬戸・出雲について、個室や設備、乗り方などの情報を取り入れながら説明してみました。中国、四国地方への旅行をお考えの際は、是非、サンライズ瀬戸・出雲に乗車してみて下さい。

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この記事のライター
南真州
長野県出身の南真州と申します。仕事の関係で国内、海外の販売や商品企画の業務に携わってきました。その間、大阪、福岡、ドバイ、香港等への転勤を含め、種々の地域や国を廻ってきました。読者の皆さんには、今までの経験を生かしつつ、各地の新鮮な情報をお届けしたいと思います。

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