津南町観光協会おすすめ！絶品グルメから人気観光スポットまで一挙にご紹介！

津南町（つなんまち）は新潟県の最南端にあって、千曲川が信濃川と名を変える長野県境にあります。町の南西から北東に流れる信濃川と、これに合流する志久見川・中津川・清津川の河川によって、雄大な河岸段丘が形成されています。

冬期間が長く、日本有数の豪雪地帯である一方、夏は北西の涼風に恵まれ、高原のようなさわやかな気候が続きます。本町一帯は、河岸段丘を利用して、先史時代より人々が生活を営み文化を築いてきたことが伺われ、町の各地に縄文時代の遺跡が見受けられます。今回はそんな津南町について名所・観光スポット、グルメ・特産品、人気の体験などご紹介します。

津南町には自然豊かな名所やおすすめの観光スポットがあります。津南ならではの美しい景色が楽しめるスポットばかりで、どこもぜひおすすめです。

津南町のおすすめの名所・観光スポットを4つご紹介します。住所などぜひチェックして出かけてみて下さい。

津南町の龍ヶ窪は、1974年新潟県自然環境保全地域に指定され、現在まで地域住民の生活用水として大切に守られています。

畔には、岡・谷内各集落の弁天様が祀られています。ブナやスギで覆われた佇まいは神秘的で、数々の龍神伝説が残っています。美味しい水質と豊富な湧水量から1985年に「日本名水百選」の一つに選定されました。

広大な畑の中に、さんさんと夏の太陽を浴びて咲きほこる姿は、まさに「ひまわりの海」で感動もので、津南の“夏の風物詩”です。

長期間見頃を楽しんでもらうために畑（4ha）を３つに分けて咲く時期をずらしていますが、見頃は７月下旬から８月中旬です。

津南町の蛇淵の滝は、苗場山の麓から流れる硫黄川が中津川に合流する場所にあり落差30メートルの2段の滝です。

褐色の岩肌を勢い良く落下する勇壮な姿は、ちょっと遠目の展望台からしか眺める事は出来ませんが、迫力充分です。

津南町の諏訪神社は、全国名水百選「龍ヶ窪」の西側、岡集落入口にあり、津南町文化財に指定されています。

石川雲蝶と並び証せられる江戸時代の名匠「熊谷源太郎」の彫刻が施された神社で営業期間は春から秋にかけてです。

津南町は言わずと知れたお米の美味しい町です。ただし、お米だけでなく、アスパラや人参、野沢菜も有名！

津南町の観光に出かけた時には、ぜひ自宅用にもご近所へのお土産にも特産の野菜や野菜を使った加工品はいかがでしょう。

津南町のコシヒカリは、自然に逆らわず季節気候に合わせた栽培を維持し、豊富な雪解け水がもたらす清らかな湧水と源流水を用水として使用しています。

登熟期には、高原性の気候の特色である昼夜の温暖差により、とても味わいの深いお米が実ります。豊かな自然、雪の恵み、清涼な水が育んだ魚沼産コシヒカリ「津南町認証米」をぜひご賞味ください。

津南町のアスパラガスは、5月中旬ごろ、一斉に土を持ち上げ芽を出します。このころはすでに気温も上昇し、雪消えを待ちわびるようにアスパラガスがすくすく成長し、やわらかく、かつ甘くておいしいアスパラガスとなることが最大の特徴です。お土産品としても喜ばれる一品です。

津南町の春にんじんは、雪下にんじんとも呼ばれています。広大な大地の有機質豊富な畑に7月播かれた人参は秋に収穫することなくそのまま3メートルの雪の下で春を待ちます。春にんじんは人参特有の青臭さがなくサラダやジュースに最適で、普段人参を食べない子供達にも人気です。

野沢菜は津南高原の中でも標高の高い地域の一つ、津南町の相吉山地区で栽培されます。栽培農家も少なく限られた地区でしか作られていません。これはもっとも適した環境のもとでしか栽培をしていないということです。さらに鮮度を保つために気温の低い内に収穫しなければいけません。貴重な野沢菜をぜひ楽しんで下さい。

津南町では地元の魅力をいかした様々な体験ができます。子連れで楽しめるおすすめの体験スポットをご紹介します。

学びながら楽しめるスポットもあり、長期休みなどに出かけるのもおすすめです。住所などぜひチェックです。

津南町の農家民宿サンベリーでは、雑穀入りの天然酵母パン作り体験や農作業体験が出来ます。宿泊も可能ですが1日1組限定で、素泊まりもOKです。

宿泊は大人1泊2食で7000円、小学生以下は4500円で、冬季はそれぞれ500円高くなります。チェックイン15時、チェックアウトは10時です。

農と縄文の体験実習館「なじょもん」は、まったく新しい形の博物館です。季節ごとの楽しい企画展示や「縄文」「農業・食」「民俗」「自然」「クラフト」など、季節ごとの楽しい体験実習を数多く用意して皆様のお越しをお待ちしております。営業時間など、詳しくはHPをチェックしてください。

津南観光物産館は、酒や米はもちろん、加工品や木工品など津南町のすべてが揃います。中でも手軽に飲める甘いの強い「雪下にんじんジュース」が人気です。

館内にはとんかつ屋もあり、品種、飼料、環境、肉質にこだわった津南ポークのカツが堪能できます。隣接の津南食彩館では新鮮野菜も購入できます。

津南町ではラフティングを楽しむことができます。ラフティングというと激流というイメージで怖い初心者には出来ないというイメージされている方が多いですが、ガイドが丁寧に説明しますので安心して参加してみてください。ボートがひっくり返るような激流から、ほど良い迫力、のんびり川下りまであり、どなたでも楽しんでいただけます。

津南町にはまだまだ魅力的な観光スポットがあります。見玉公園は、全周約1.5キロ、約30000平方メートルの広さのある公園です。石落しの展望台から整備された小路を散歩するのがおすすめです。また、見玉不動尊は真夏でも暑さを感じさせない自然に恵まれた霊地です。参道の老杉の巨木も雰囲気抜群です。

他にもいくつかのトレッキングコースが整備された森林セラピー基地「樽田の森」 。奥信越の川と火山がつくりだした大地・雪に育まれた自然と歴史文化を学ぶことができる苗場山麓ジオパークも必見です。

津南町へのアクセス方法は、車の場合関越自動車道の塩沢石打ICから約50分、越後川口ICから約1時間、北陸自動車道の上越ICから約1時間20分、上信越自動車道の豊田飯山ICから約50分程です。

JRを利用する場合は、東京方面からだと新幹線を利用し、越後湯沢駅まで、そこから南越後観光バスで約50分程です。新潟方面からの場合、長岡駅から越後交通バスで約2時間です。

いかがでしたでしょうか。津南町は、自然の恵みが豊かな町です。歴史、自然、グルメとバランスよい観光が楽しめます。

アクティブなラフティングなどを楽しめる体験もあるので、カップルや友達同士でもぜひおすすめです。津南町に足を運んでみてはいかがでしょう。