宝塚市のおすすめ観光スポットはココ！人気体験や穴場スポット・グルメまでご紹介！

宝塚市（たからづかし）は、兵庫県南東部に位置し、市域は南北に細長く、住宅地が広がる南部市街地と、豊かな自然に囲まれた北部田園地域から成っています。町の名前は、この地にある古墳にお参りした人に幸福が訪れるようになったことからきたともされています。

「歌劇と温泉のまち」として知られる宝塚市は、大阪や神戸からいずれも電車で30分ほどの距離にあり、アクセス性は抜群。世界に誇る宝塚歌劇はもちろんのこと、温泉や歴史深い神社仏閣もあり、さらには千年の歴史を誇る植木のまち、日本を代表する漫画家・手塚治虫ゆかりのまちとしての魅力も兼ね備えています。

歩くたび、訪れるたびに新しい発見と夢のようなひとときに出会える。それが宝塚市の魅力です。今回は、年間を通して多くの観光客が訪れる宝塚市について、名所や観光スポット、グルメ・特産品などをご紹介します。

宝塚市には名所やおすすめの観光スポットがいくつもあります。宝塚歌劇の本拠地・宝塚大劇場で華麗なステージに酔いしれたり、温泉でゆったり疲れを癒したり、漫画の神様・手塚治虫が遺した作品や思想に触れられる施設を訪ねたり、楽しみ方はいろいろ。今回はそんな魅力あふれる宝塚市のおすすめ観光スポットを4つご紹介します。

1914年の初公演以来、女性だけで演じる舞台という独自のスタイルを築き上げ、今なお多くの人々に愛され続けている宝塚歌劇。その本拠地として知られているのが「宝塚大劇場」です。日本有数の2550席を誇る劇場のほか、稽古場・大道具・小道具・衣装の製作場も備える大劇場は、まさに夢の工房。現在は、「花」「月」「雪」「星」「宙（そら）」の5組が年間を通じて交代で公演を行っており、日本全国はもとより、海外からも多くの人々が観劇に訪れます。レストランやショップなどの館内施設も充実しており、観劇とあわせて宝塚歌劇を堪能できます。

「安産の観音さま」として知られる名所・中山寺は、聖徳太子が建立したと伝えられる日本最初の観音霊場です。安産祈願や出産のお礼参りに訪れる家族で、いつも賑わっています。

西国三十三所の第二十四番札所でもあり、2019年には中山寺を含む「1300年つづく日本の終活の旅〜西国三十三所観音巡礼〜」が日本遺産にも認定されました。また、本尊の十一面観音菩薩立像は、国の重要文化財に指定されています。本堂の裏手には紅白一千本の梅が、2月下旬から美しい花を咲かせます。

清荒神清澄寺は、「火の神」「かまど（台所）の神」をお祀りし、家内安全・商売繁昌・厄除開運などで全国的に有名なお寺です。境内には大小様々な火箸が奉納されており、毎月1、27、28日の例祭日には境内や参道が人でいっぱいになります。

参道のゆるやかな坂道を登っていくと、土産物や骨董品、飲食店など100軒ほどの店が軒を並べ、昔ながらの門前町の風情が楽しめます。

手塚治虫記念館は、5歳から24歳までの約20年を宝塚で過ごした手塚治虫の記念館です。手塚マンガが楽しめる「ライブラリー」や、オリジナル映像作品を上映する「アトムビジョン」、手塚治虫の仕事机を眺めながらアニメーションの制作体験ができる「アニメ工房」など、彼の作品と思想にふれることができます。

宝塚市には、観光のついでに立ち寄りお土産を買うことができるスポットが点在しています。宝塚名物のグルメや、特産品はぜひゲットして帰りたいところです。

宝塚市観光でぜひとも立ち寄りたい、お土産スポットを3つご紹介します。ぜひ観光ついでに楽しんでみて下さい。

宝塚市の北部に位置する宝塚北サービスエリアは、西日本最大級の店舗棟面積を誇るサービスエリアです。宝塚市の中心部「花のみち」周辺の南欧風景観をイメージした“宝塚モダン”をコンセプトにした外観が特徴です。

宝塚歌劇団OGによるフォーエバーショーが定期的に開催されたり、「鉄腕アトム」や「火の鳥」のトピアリーが設置されたりと、宝塚の魅力が随所に感じられるスポットです。充実したフードコートも注目で、観光ついでにおすすめです。

黄金家（こがねや）の炭酸せんべいは、温泉街として栄えてきた宝塚のお土産として、1897（明治30）年の創業時から観光客や地元住民に親しまれています。

湯の町宝塚にふさわしい銘菓を造ろうと、宝塚に湧き出る天然炭酸水に因んで名づけられたことが始まり。

今日では宝塚名産として全国にまで、その名を知られています。

"きねや"の乙女餅は、宝塚歌劇の乙女、ことに往年の大スター天津乙女さんにあやかって名付けられた、あっさりした食感と風味が魅力の和菓子です。添加物は一切入れない頑なさを守り通して90年。

宝塚歌劇の清く正しく美しくのモットーにふさわしく、吟味された自然素杙の素朴な風味に対するこだわりが魅力です。
 

市内には、観光スポット以外にも、色々な体験ができる施設が充実しています。温泉はもちろんですが、植物を購入したり、季節の花を楽しんだりと、宝塚にちなんだ華やかな世界を体験することができます。宝塚市の観光で楽しめる6つの施設をご紹介します。

宝塚市の宝塚温泉は、大阪・神戸の奥座敷と呼ばれ、市街地の中心部にありながら、武庫川を眼下に山並みを望む美しい眺望が魅力です。コンクリート打ちっぱなしの外観が特徴の「ナチュールスパ宝塚」は、金宝泉と銀宝泉の2 種類の温泉が楽しめる日帰り温泉施設。エステや岩盤浴、フィットネスも人気で観光の疲れを癒すにもぴったりです。

市の中心部からJR宝塚線でわずか8分、宝塚市の北部にある「武田尾温泉」は、四季折々の自然に囲まれた秘湯ムードいっぱいの温泉です。関西でも珍しいラドンを含む泉質で、美肌効果が期待できる隠れた名湯です。すぐそばを流れる武庫川のせせらぎと渓谷美を堪能しながら、のんびり過ごせます。観光の後の宿泊にもおすすめです。

文化芸術センターは、2020年6月、文化や芸術に広く親しんでもらうための複合施設として中心市街地に新たに誕生しました。

文化芸術に親しむセンターエリアと自然に親しむ庭園エリアがあり、さまざまな展覧会が開催されるメインギャラリーや、創作体験できるアトリエも。気軽にアートや自然を楽しみながら、創造力を育むことができ、観光がてら立ち寄るにもぴったりです。

長谷牡丹園では、宝塚を含む全国14地域のさまざまな牡丹を展示しています。例年、4月下旬から5月下旬にかけて開園し、「ぼたんとしゃくやく祭り」も開催しています。

宝塚市北部の上佐曽利地区はダリア球根の出荷量が全国の約4割程度で、「日本一のダリア球根生産地」です。

ダリアは年に2回咲き、夏と秋には「宝塚ダリア園」が開園し、約300種・10万本のダリアを鑑賞することができます。

あいあいパークは、17世紀のイギリスをイメージしてつくられた「花と緑の情報スポット」です。

英国風建物と常設モデルガーデンもあり、ショップやライブラリーカフェも人気です。施設によって営業時間が異なるので、詳しくはホームページで確認してください。

宝塚市国際観光協会のホームぺージでは、宝塚の魅力がたっぷり楽しめる観光に最適なモデルコースを紹介しています。夢のまち宝塚を堪能するなら「夢のまちアートエンジョイコース」、宝塚市内をゆっくり歩いてめぐる「歩くまちコース」、自然に触れながら農業体験などができる「癒しのまち自然ふれあいコース」もおすすめです。

詳しくは、宝塚市国際観光協会ホームページをご覧ください。宝塚の観光に迷ったら、モデルコースを参考に巡ってみてはいかがでしょう。

いかがでしたでしょうか。宝塚市は、文化、芸術、自然、体験などバランスの取れた観光が楽しめる魅力あふれる町です。宝塚歌劇のファンはもちろん、そうでない方でも観光が十分楽しめる要素がたっぷり詰まっています。ぜひ、訪れると幸運が訪れるかもしれない宝塚へ足を運んで観光を楽しんでみてはいかがでしょう。