大阪でうなぎがウマい店おすすめ7選！人気・安い店も紹介！

うなぎは関西は腹開きをそのまま焼き、関東は背開きを焼いて蒸してまた焼くのはよく知られています。しかし九州では背開きで蒸さずに深めに焼くそうです。ただのかば焼きでも色々とあるんですね。今回は大阪の地焼きを中心に大阪のうなぎがウマい店を7つ安い店や人気店から老舗の名店までご紹介します。

地下鉄･淀屋橋駅近くの地下街にあり、フードコート内カウンターだけのうな丼･海鮮丼のお店です。大阪市内で一番安いうなぎと言えばここで、老舗でなく日常感覚で食べたいなら、こちらがおすすめです。うなぎを使った丼･ぼくめし(写真は温玉のせ)がおすすめで、600円と(2017年3月)安いです。

ぼくめしはささがき牛蒡と鰻を特製だれで煮込んだもので、甘辛味だれとごぼうの食感が楽しめる一品です。他にもうな重などのうなぎのメニューがあり、こちらも安いです。チェーンでないのにセット・サイドものも安く、海鮮丼もお得で食べられるため、付近のオフィスワーカーなどに人気のお店です。

ぼくめしは浜松の養鰻場で働く人のまかない料理として生まれ受け継がれてきました。｢ぼく｣は大木などを指す言葉で、早く成長し過ぎ規格外になって売りに出せないうなぎの見た目が似ていることからそう呼ばれるそうです。これを臭い消しとしてごぼうと一緒にした所、味と食感が評判で人気になりました。

住所:大阪府大阪市中央区北浜3-5-29 ネクストワン B1F 電話番号:06-6227-4158

地下鉄･関目高殿駅から徒歩5分にあるうなぎの名店で、慶応三年創業という老舗で、鯨料理も扱っています。伝統的な関西式調理法にこだわりがあり、備長炭で焼く地焼き式の手焼きうなぎがいただけます。うなぎは外の焼き面はパリパリとした食感で、中は柔らかくふんわりとしていて人気があります。

こちらのお店、通信販売もしているためうなぎの管理もちょっとどころではないこだわり様です。全国7か所からうなぎを仕入れ、輸送中のストレスで脂の乗りが悪くなったうなぎを30トン入る立て場と言われる水槽で一日ゆっくりと寝かせ、その中から1日分の1・2トンを機械と手作業で選んで使っています。

水も地下水とろ過装置のタンクを使いpH値･温度を管理し、化学物質検査とプロ5人による食味検査をする徹底ぶりです。昼の安い価格帯のもの、凝ったうなぎの燻製･八幡巻などもあり、店も座敷･個室などが揃っているのも嬉しい所です。最新技術と老舗の融合という感じの名店で、天神橋店もあります。

住所:大阪市旭区高殿4丁目8番10号 電話番号:06-6953-3707

地下鉄日本橋駅近くの、なんばウォークを通ってのアクセス(B27出口orB29出口)も可能な、ネット予約できる2017年開業の新しい店です。女性どうしやデートで、または外国のお客さんにも喜んでもらえそうな老舗の名店とは違う新しい味わい方ができるお店です。うなぎは主に江戸前焼きです。

白木を基調にしたシックな店内で、間接照明によるライティングがされています。席は全てテーブルで2人用のボックス(2つ)から11人の台形まであり、お一人様から大人数まで楽しめます。ただし総席数19のため混んでいる場合、希望の席に座れない事があり、時間が決まっている方は予約を推奨します。

うなぎは指定養殖場の国産品を朝引きしたものを備長炭で白焼きにして蒸し、老舗うなぎ店より受け継いだ20年以上の旨味が溶けているたれを使って仕上げています。作る工程の関係だと思いますが、白焼きのみ地焼き(関西式)があります。好評のトロロ蒸しがおすすめで、白焼きキャビアというのもあります。

トロロ蒸しはうなぎ･ゆり根･銀杏などにとろろ生地を入れ蒸したものに海苔をきかせた餡が乗ったものです。ほかになまこ酢･フルーツトマト･塩辛とチーズ･河内鴨のロース煮と少し攻めたラインナップもあり、ペリエ･山崎･白州･ワイン･シャンパン(モエシャンドン)などがあり、お酒好きにもいいお店です。

住所:大阪府大阪市中央区千日前2-5-2 日本歯科センタービル1F 電話番号:050-3461-4852

木津卸売市場内西入口にあるうなぎ専門店の名店で、明治時代に住吉大社近くで伊賀治として創業し、1943年に木津市場に移転し、平成になってから今の屋号に改めました。創業年ははっきりしませんが、105年以上はする老舗です。卸売りが主体のお店のため、5時から13時の営業になっています。

場所がら周辺のいいお店から市場に来る板前さん御用達のお店のため、商品の品質はかなり高いです。うなぎは備長炭使った大阪伝統の地焼きにこだわっており、炭の香りに皮のカリカリした食感と身のしっかり脂の乗った舌で感じるプリプリ感がとてもいいと好評です。まむしは1600円(2017年4月)です。

店内はカウンター3席･テーブル4席のお店です。市場は一般でも利用できるため日帰りで一緒に市場を回るのもおすすめです。市場によると一般の方は、業者さんがひととおり来られた後の、8時半から10時半頃がおすすめのようです。すぐそばにコインパーキングがあり、車でのアクセスも非常に便利です。

住所:大阪府大阪市浪速区敷津東2-2-8 (大阪木津卸売市場内) 電話番号:06-6634-5910

大阪中央公会堂の南･地下鉄淀屋橋駅南側にあり、徳川吉宗のすすめで創業し、300年以上･15代を数え、桂春団治の落語｢うなぎ｣にも登場する、老舗というより歴史的名店です。近くにメジャーなホテルが何軒かあります。5階建ての上階が食事席で、テーブル･座敷などがあり、会食などにも使えます。

うなぎは産地にこだわらず目利きしたものを使い、本たまり･本味醂･灘の酒を使った微妙に毎日変えているという甘すぎないたれは美味しいと評判です。お店によると｢まむし｣を考案したのはこちらで、諸説ありますがご飯とご飯の間にうなぎを合わせて蒸す、｢間(ま)で蒸す｣というのが語源だそうです。

コースなどはもちろん、３つの組み合わせのある冬季限定のうなぎ鍋、わさび･のり･ねぎ･大阪風だしがついた柴藤流おひつまむし、うなぎ二匹半使った超ウルトラまむしなどと老舗ぽくないオリジナリティ溢れるものもあります。店自体人気があるので予定がある方やどうしてもという方は予約をおすすめします。

住所:大阪府大阪市中央区高麗橋2-5-2 電話番号:06-6231-4810

西中島南方駅(新大阪駅から1駅南にある駅)を出て西側へ徒歩3分前後の所にある関西式の人気店で、行列がよくできることでも有名です。写真撮影･掲載をお断りしており、関西式の地焼きうなぎでは一番という方がたくさんいる評価の高い名店で、自他ともに認められた間違いない実力派です。

店内はカウンター11席だけで、目の前に焼き場があり、捌いて焼いた文字通り出来立てを目でも十分に味わうことができます。うなぎはパリパリとした皮･表面に柔らかい中の食感が楽しくなる逸品です。産地も様々でその時のいい状態のものを選んでいるようです。

カウンターにはたれと山椒が置かれていてお好みでおかけくださいとのことですが、そのままで食べてもおいしくできており、店主ができればそのまま食べてほしいと言うだけのことはあります。たれは甘みがあるものの、すっきりした後味でうなぎを邪魔しない味です。

住所:大阪府大阪市淀川区西中島4-5-22 第3新大阪ビル 1F 電話番号:06-6302-7200

福島駅(大阪駅の1つ西の駅)から南側に徒歩3分の所にある街のうなぎ屋さんという感じで地元に愛されるお店です。国産うなぎを使い備長炭で焼いているうなぎはしっかり焼かれており、皮がパリッとしていて表面が香ばしく中は柔らかと関西式らしい味に仕上がっています。

夜のコースはいい値段しますが、ランチはうなぎ丼が1500円･うまき定食(2017年4月)と比較的安い価格帯でうなぎをいただけます。他にもその日･期間の市場の関係で仕入れたとみられる酒のともになりそうなメニューがあり、席はカウンター6席(1階)と座敷が20席程度(2階)あります。

住所:大阪府大阪市福島区福島5丁目12番地16号 電話番号:06-6453-2731

地焼きではありませんが大阪にはまだまだうなぎのウマい老舗･名店があります。そこでお店の方には申し訳ありませんがダイジェストで参考になるように情報をまとめてみました。大阪でのうなぎのお店選びの参考情報にお加え下さい。カッコ内は駅名です。

浜名湖で17年修業の店主が個一で焼くうなぎの名店･にしはら(谷町四丁目)、高級料亭のような店でうなぎがいただける高級老舗の吉寅(堺筋本町)、創業100年以上の老舗･志津可(淀屋橋)、高級割烹料理店で昼にお得にうなぎをいただけるふくのや(北新地)とうなぎのウマい店がたくさんです。

大阪でうなぎがウマい店7つプラスアルファを安い店や人気店から老舗の名店までご紹介しました。いかがだったでしょうか。行きたい店はありましたか。どうぞ大阪でのお店選びにご活用ください。最後までお読みいただきありがとうございました。