岡崎花火大会の日程は？桟敷席から穴場情報まで満載！家族で見物に行こう！

｢花火大会へ行こう!｣｢何時ごろ出かける?｣ が普通の会話ですが、岡崎の花火大会はエリアが広いから｢何処から見る?｣が最初の会話になりそうです。花火の打上げ場所･時間、見物場所、桟敷席、屋台、など調べました。穴場情報も含めてご紹介します。打上会場へは、名鉄名古屋本線岡崎公園前駅、又は愛知環状鉄道線中岡崎駅が便利です。

岡崎花火大会は８月05日(土)に開催され、時間は18時50分から21時までの間に行われます。この花火大会は、7月30日(日)と8月02日(水)から8月06日(日)まで行われる｢岡崎城下家康公夏まつり｣の中の一つのイベントで、岡崎城下家康公夏まつり実行委員会が、岡崎の伝統文化を守り育て新しい文化を創造する目的で、実行するものです。

打上げ場所は、メイン会場の乙川河川敷(殿橋下流)会場と矢作川河川敷会場の2ヶ所で、両会場は約2km離れたところにあります。乙川河川敷会場は愛知環状鉄道線中岡崎駅から凡そ1kmにあり、矢作川会場は名鉄名古屋本線岡崎公園駅から1.4kmにあります。見物穴場は、打上げ場所に近い処の穴場や離れた処の穴場があります。

岡崎花火大会で打ち上げられる花火の種類は、打上玉１一口43000円、打上玉2一口52000円、枠仕掛花火(｢絵･文字｣連発花火を含む)基準額108万円、スターマイン連発花火基準額87万円があります。打上玉やスターマインは遠方から見れますが、仕掛花火や金魚花火(水上花火)は打上げ会場の至近箇所に見れるところが限られます。

花火大会で披露される花火は、｢打上玉｣｢枠仕掛花火｣｢スターマイン｣｢水上花火｣など、次々と新しい企画がうまれ見物者を楽しませています。Youtube｢花火の現場から｣は、｢打上玉｣の打上げ現場の映像です。この作業が基本となり、作業をコンピュータ制御で行ったものが｢スターマイン｣です。次のYoutube｢火の鳥｣を参照してください。

枠仕掛花火は、河川敷などに木枠を作り、その木枠に火薬を仕込んで着火する方法ですが、この方法にも着火のタイミングや位置をコンピュータ制御し、音声を組み入れて絵や文字を描き出し、協賛企業の宣伝を行ったりするようになりました。岡崎花火大会名物の金魚花火とはどんな花火か?次のYoutube｢踊る水中花｣を参照ください。

金魚花火(水上花火)の歴史は、明治の初めにさかのぼり、菅生神社の例祭の夜船の中から水中に花火を放ったのが始まりのようです。当時は、葦の一定長さの茎の片方から火薬を詰め、10本ぐらい紙で束ね、火をつけて水上に放し、茎から出る火薬の力で走り、紙が解け四方に金魚が泳ぐような姿になります。その姿が金魚花火と呼ばれました。

岡崎花火大会への協賛は、2017年6月9日(金)までが申込期限です。協賛の種類は、夫々の花火の種類、うちわ(700本)105000円、プログラム1枠10000円、の中から1口以上を申し込むことが出来ます。協賛金額52000円以上の方は花火観覧桟敷席を優先的に取得できます。ただし、桟敷席などの料金は別途支払うなどの条件があります。

岡崎花火桟敷席は、協賛者桟敷席と一般抽選桟敷席があります。一般抽選桟敷席は1桝3.3平方m定員6名が約200桝用意されます。受付は、7月9日9時から10時の間岡崎中央総合公園武道館で行われ、即時公開抽選が行われます。申し込みは18歳以上の本人のみ、1人1桝に限定され、当選者は桟敷席1桝48000円を支払って決定されます。

桟敷席は、打上げ会場の至近距離に設置されていますので、仕掛花火や金魚花火(水上花火)を見るには絶好の処ですが、一桝大人6名までで、大人の膝に座る幼児がいる場合2名まで入ることが許されます。大家族でワイワイ楽しむには少し無理があるかもしれません。その時は打上げ会場から離れ比較的すいている穴場などがおすすめです。

岡崎中央総合公園は、東海道本線岡崎駅から東へ凡そ8km車で25分にあるスポーツゾーン、文化ゾーン、家族ゾーン、自然ゾーンから構成された公園です。花火の打上げ会場からは遠くなりますが、ゆったりと家族で楽しめる場所です。公園の中でも体育館の近くにある｢であい橋｣が穴場で、花火の遠景が綺麗に見えることで知られています。

岡崎中央総合公園の文化ゾーンには、美術博物館(マインドスケープ･ミュージアム)や石の野外ミュージアム恩賜苑等があり、待ち時間を利用して家族で観覧したり、自然ゾーンの森の散策路を利用してウォーキングをしたり､その他スポーツ施設を利用したり、花火大会が始まる前の時間を家族の団欒に使うのも良いアイディアですね。

乙川会場打上場所の反対側の川原が第一の見物穴場です。打ち上げ花火や仕掛花火が大迫力で見られ大満足の場所ですが、早い時間から場所取り合戦が繰り広げられ午後3時頃には満杯になるといわれています。また花火大会当日この辺りは人々の行き来が頻繁で全体的に大混雑し、ピーク時には身動きが取れない程だといわれます。

乙川会場対岸から南へ1km足らずの処にスーパーのコムタウンがあります。このお店には、食料品や化粧品、電気器具店、100円ショップ、食堂、クリーニング店などがテナントとして出店し、午後9時まで営業しています。花火大会の時間帯は営業しているので格好の見物場所となります。大混雑の場所から離れた穴場として有名です。

乙川会場からずっと下って矢作川と合流した県道48号線の渡橋の北東にある第10号渡橋河川緑地付近は乙川会場と矢作川会場の両方の花火の遠景を楽しめる穴場です。電車利用の場合は愛知環状鉄道線六名駅を下車して矢作川の方向へ凡そ1kmの処にあります。乙川･矢作川会場へ近い中岡崎駅より一つ手前の駅で混雑を回避した穴場の一つです。

愛知環状鉄道線中岡崎駅の東800mにある岡崎公園駐車場が花火大会当日解放され、岡崎公園芝生広場と共に打上げ場所に近い穴場です。しかし、多くの人でごったがえし行き来する時間を考慮する必要があります。名鉄名古屋本線東岡崎駅から北へ800mの篭田公園は、打上げ場所から少し離れていますが花火見物の静かな穴場として有名です。

中岡崎駅から南西へ500m付近の矢作川左岸(八帖南町1丁目諏訪公園付近)は、乙川会場と矢作川会場の両方の打上花火が見れる穴場です。この場所は中岡崎駅から乙川会場へ向かう方向とは愛知環状鉄道線を境に分かれており、ごった返す混雑から離れる位置にあります。打上げ花火をゆったり見物される人にはおすすめの穴場です。

岡崎公園多目的広場は、乙川会場から少し離れ仕掛花火や金魚花火を見物することは困難ですが、そこに大型スクリーンが設置されたサテライト会場があります。スクリーンの見えるところに陣取れば、打上げ花火は実物を、仕掛花火や金魚花火はスクリーンで生中継を、ちょっぴり違った形の臨場感たっぷりに見物を楽しめる穴場です。

岡崎花火大会は、全国から多数の見物者が集まる有名なイベントです。屋台も100店舗以上出店されますが、ツイッターなどで｢屋台へ辿り着けなかった｣とか、｢屋台が少なかった｣という呟きがあります。岡崎花火大会の屋台は、東岡崎駅から殿橋を渡り岡崎城までの通り道沿いと岡崎公園内に出店が集中し、それ以外の場所に殆どないからです。

屋台でどのような商品が売られているか調べてみました。生ビールは欠かせないものでしょう。そのおつまみとして唐揚げ、きゅうり、じゃがバタ、タマセン、軽食としてホットドック、たこ焼き、焼きトウモロコシ、デザートとしてカステラ、チョコバナナ、冷やしパイン、冷凍みかん、リンゴ飴、かき氷、などが屋台の人気商品のようです。

岡崎花火大会は日本有数の規模を誇るイベントです。沢山の見物客が集まりごった返しますが、ひと夫々で、混雑していなければ気分が乗らないとか、混雑した処へは行きたくないとか、いろいろです。岡崎花火大会の会場は広いですから、場所を選べばお好みの雰囲気で楽しめます。この記事を参考に、お好きなところが見つかれば幸いです。