阿蘇の草千里は乗馬が人気！周辺の観光やランチ、アクセス情報などを紹介！

阿蘇草千里とは、熊本県阿蘇山の中央火口丘群の1つで、草千里ヶ浜とも言います。阿蘇五岳の1つである烏帽子岳の麓に広がる直径1kmほどの草原地帯のことを指しています。馬が放牧される牧歌的な風景が特徴で、阿蘇山の中でも人気のスポットです。そんな阿蘇草千里へのアクセスや周辺観光地、乗馬やランチ情報などをまとめました。

車でアクセスする場合は、JR阿蘇駅から「阿蘇パノラマライン(県道111号)」を登り、約20分です。所要時間の目安としては、九州自動車道熊本ICからは1時間10分程度、阿蘇くまもと空港からは1時間15分程度です。阿蘇草千里には有料駐車場があります。約500台のキャパシティを持ち、料金は大型車1630円、普通車410円、単車100円です。

公共交通機関でアクセスする場合は、熊本駅からJR豊肥本線に乗り換えてJR阿蘇駅で下車、九州産交バス阿蘇火口線に乗り換えて約35分、「草千里阿蘇火山博物館前」で下車します。

阿蘇草千里の一番の魅力は、なんと言ってもその雄大な景色です!直径1kmほどの草原が広がり、中央には池が2つあります。阿蘇五岳の1つである烏帽子岳をバックに、青々とした草原で馬が草を食む景色は、他ではなかなか見ることができない特徴的な風景で、草千里の一番の魅力でもあります。

阿蘇草千里の一番人気のシーズンは夏!夏らしい空と青々とした草原が美しいことも人気の理由ですが、もう1つの理由は涼しいこと!阿蘇草千里は標高約1100mの場所に位置し、熊本市内と比較して5℃程度気温が低いんです!夏の暑い時期もさわやかに過ごせそうですね。

夏の青々とした景色が人気ですが、冬は冬の良さがあるんです!草原は夏とは一転、一面茶色っぽい色に変わり、観光客も少なくなります。夏よりもどこか広々とした印象の草千里は、自然の厳しさを垣間見る事ができます。

2016年4月の熊本地震で、阿蘇草千里へアクセスする阿蘇パノラマラインが一部崩落、2016年の9月まで通行できない状態が続いていました。2016年9月には道路が復旧し登れるようになりましたが、夜間の通行は制限が続いており7時30分から18時00分以外の時間の通行は禁止されています。

阿蘇草千里乗馬クラブは、観光客向けに阿蘇草千里で体験乗馬を開催している乗馬クラブです。草千里駐車場から道を挟んで向かい側とアクセスしやすい場所にあります。毎年3月上旬から12月上旬の期間で営業しており、営業時間は8時30分から16時30分です。営業期間中は無休ですが、雨天時は休業してしまいますのでご注意下さい。

コースは全て引き馬(インストラクターが馬を引いてくれる)で、所要時間5分のAコース、20分のBコース、25分のCコースがあります。1人乗りもしくは2人乗りが可能で、Aコースは1人1500円、2人2500円で、Bコースは1人4000円、2人5000円で、Cコースは1人5000円、2人6000円です。親子で、またお子様2人でと言うのも可能です。

草千里展望所は、阿蘇の西側に広がる山々を一望できる人気のビュースポットです。阿蘇山の中央火口丘群西側斜面から立野峡谷、熊本市内や金峰火山を眺めることができます。天気が良い日は雲仙岳も見られるそうですよ。阿蘇山に来たら是非立ち寄りたいおすすめスポットです。

阿蘇火山博物館はその名の通り、阿蘇山の地理や地質的なことを学べるのはもちろん、阿蘇の歴史や文化、世界の火山のことまで学べる博物館です。大人も子供もしっかり楽しめる人気スポットです。草千里駐車場のすぐ近くと言う立地も嬉しい!草千里に行った際に一緒に訪問するのがおすすめです。

これぞ阿蘇!と言う風景を見たいなら阿蘇山火口へ行きましょう。熊本地震の影響でロープウェイは休止中ですが、草千里駐車場から1日3便のバスが出ています。火山活動や天候により規制されて登れない日もありますが、登れる日は10時59分、12時39分、14時24分発でバスが出ています。所要時間は約6分、料金は大人170円です。帰りの便も3本、11時30分、13時00分、15時00分なので、乗り遅れないようにして下さいね。

阿蘇パノラマライン沿い、草千里から少し下った場所から見えるのがこの米塚と呼ばれる火山です。れっきとした火山ですが、小さくて丸っこい形はどこか古墳のようにも見え、かわいらしいと密かに人気の火山です。通りすがりに見られるので、草千里へ行く時、もしくは帰る時に注意して探してみて下さいね。

阿蘇ファームランドは、健康と自然をコンセプトにしたテーマパークで、屋内外に様々な遊具がありお子様連れに大人気です。他にも体験や動物ふれあいコーナー、温泉や食事、宿泊施設まで用意されている、まさに何でもありのテーマパークです。天候が悪い日でも楽しむことができるおすすめスポットです。

その名の通り、絵本をテーマにした小さな美術館で、展示室は2つ。季節によって展示内容が変わります。書棚には絵本がたくさんあるので、絵本好きならついついのんびりしてしまう不思議な空間です。庭も絵本の世界のような景色が広がっており、その中でのんびりするのもおすすめです。

お子様連れにも大人気なのが、阿蘇ファームランドにある大阿蘇レストランのランチバイキングです。隣接した阿蘇健康農園で栽培された野菜をふんだんに使用した料理の数々は、老若男女問わずおいしい!と満足すること間違いなし!家族連れなら是非おすすめしたいレストランです。

阿蘇パノラマラインを下り切って、国道57号線を東に少し走ったところにあるのがこの「レストラン藤屋」です。ここでは阿蘇の大草原の牧草を食べて育った「あか牛」を様々な形で楽しむことができるんです!あか牛を贅沢に楽しみたいなら断然ステーキコース!ステーキの中でも、フィレ、サーロイン、サイコロとご予算に合わせて選ぶことができます。リーズナブルに楽しみたいならハヤシライスやハンバーグもありますよ。

地獄温泉は鳥帽子岳から湧く温泉で、泉質が素晴らしいと評判の温泉です。なんでも湯上りがさらさらするのだとか!男女別の内湯と露天風呂の他に、混浴の露天風呂もあり情緒バツグン。それぞれ違う効能の温泉を引いており、湯治の湯としても人気です。旅館も併設されているので、温泉好きの方は泊まる価値ありですよ。

阿蘇パノラマラインを下り切って、国道212号線を北西に向かって少し走ったところにあるのがこの阿蘇内牧温泉で、阿蘇温泉郷の1つです。施設によって違いますが、料金は100円や200円程度とお手軽で、朝7時30分から営業している所もあるので、早朝到着してひとっ風呂浴びたい!なんて時にも便利です。温泉旅館もあるので、この地域に泊まって温泉巡りも楽しいかもしれませんね。

阿蘇草千里へのアクセスや周辺観光地、乗馬やランチ情報などをまとめました。熊本地震の影響で、一部復旧中の所もありますが、ばっちり楽しめるおすすめ観光スポットです。大人気の阿蘇草千里、思う存分楽しんで下さいね。