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金華山&周辺の観光スポット紹介!夜景はカップルにも人気!

金華山&周辺の観光スポット紹介!夜景はカップルにも人気!
投稿日: 2017年3月13日最終更新日: 2020年10月7日

金華山は岐阜近県の人には夜景の見えるデートスポットとしては有名なのですが、それ以外のシチュエーションで楽しめるエリアだということは、あまり知られていないように感じます。そこで、金華山周辺で観光やデートをしたときに、満足できるスポットをこの記事で紹介します。

がんばれ 金華山見出し

「金華山」といわれて岐阜にある「金華山」をイメージできる人は、全国規模だと少ないかもしれませんね。宮城県のおいしい魚が獲れる漁場で有名な金華山(島)もありますし、岐阜県で観光といえば、飛騨高山、白川郷、長良川鵜飼、下呂温泉あたりまでは全国区ですが、金華山って全国的な知名度が不足していると思います。かといって穴場とはいえないし、岐阜県の観光スポットとしては相撲でいえば、小結、前頭一枚目といったところでしょうか、ここは大関クラスに昇進して欲しいところです。

What is 金華山見出し

そんなポジショニングの「金華山」地元や近県の人だけでなく、その魅力をもっと全国で知ってもらいたいと思っています。金華山は戦国時代は稲葉山と呼ばれていました。金華山と呼ばれるようになったのは、正式な名前は「ツブラジイ」という椎の仲間の広葉樹が金華山には多く自生しているのですが、その花が咲くと、山全体が黄金色に見えて輝いて見えたことに由来します。

金華山 ヒストリー見出し

金華山は織田信長の姑として、また戦国時代希代の下克上大名として有名な斎藤道三の居城(稲葉山城)があったことでも有名です。斎藤道三の死後、織田信長が美濃(今の岐阜県)を平定して、岐阜城を築きました。信長が安土城に移った後は、岐阜城は嫡男織田信忠に受継がれます。江戸時代になると岐阜城は廃城され、立ち入りは禁止にされます。その後、国のものになったり、皇室の管理下にななったりしましたが今では風致地区として、多くの自然が残されています。

金華山デートの定番夜景スポット見出し

金華山といえばやはり夜景だと思います。恋愛中の二人には歴史観光なんて野暮なことはいわずに、美しい夜の街の明りと星や月、黄昏の空を楽しんで欲しいですね。その場所は3つあります。岐阜城から夜景が見れたら最高だと思っていたら期間限定で見ることもできるようです。計4箇所と、天候が悪くて夜景がみれないというときのリスクヘッジとして番外編の夜景デートスポットを紹介します。

金華山展望台

金華山展望台は、ロープウエイ乗り場のレストラン屋上にあります。ここの夜景は、長良川にかかる橋や岐阜市内の街の夜景、そして広く名古屋市内まで見渡せる絶景です。夜間ロープウエイでを営業している一部の期間だけなので、デートするなら事前に調べてから行ってほうがよいようですよ。

金華山第二展望台

金華山ドライブウエイのヘアピンカーブにある夜景展望デートスポットです。車から夜景を眺めることもでできますが、駐車スペースがほとんどなく、21時以降はドライブウエイゲートが閉まり行くことができません。ここからは、山を挟み各務原IC付近の夜景と岐阜市の市役所方面の夜景を望むことができます。

金華山展望公園(粕森公園山頂部)

岐阜市内の人は水道山と呼び、正式なには粕森公園という名前の夜景スポットです。 車で行けるので気軽な場所なので(でも道はせまいので用心してください)、多くのカップルが訪れるデートスポットになっています。展望台からは、岐阜市内や各務原市方面を望むことができます。ここも21時以降はドライブウエイゲートが閉まり行くことができません。

岐阜城(期間限定)

期間限定でいつも見ることができませんが、岐阜城から夜景をみることができます。夕暮れはオーロラに例えられるそうで、空の色が茜色や昼の青が残り夜の帳が下りてくる様は見事な風景です。岐阜市内の輝きから名古屋市まで見渡せる広大なパノラマを360度見ることができます。

番外編「岐阜シティ・タワー43展望室」

岐阜市に観光に来て雨が降って金華山の夜景が見れないとか、もしもそのような状況にときに、せめて岐阜市内の夜景でも見てみたいよな、なんていう場合に使える夜景スポットです。岐阜駅の目の前にあるビルなので、とてもわかりやすい場所にあります。普通にデートスポットとしても活用できますよ。

金華山 観光スポット見出し

金華山の夜景の話が続きましたが、昼でも金華山の自然や風景を楽しめる観光スポットは周辺に複数あります。岐阜城や岐阜公園など岐阜市の観光ランドマーク的なところや、季節によって華やぐ梅林公園など、その見所を紹介します。

金華山 観光スポット①「岐阜城」見出し

金華山 ヒストリーにも書いていますが、岐阜城はかつて稲葉山城と呼ばれていました。戦国時代には、織田信長の義父でる斎藤道三の居城でしたが、信長が美濃(今の岐阜)を平定してから岐阜城と名前を改められました。岐阜という名前は、中国の故事にならって古代の王朝の周の首都「岐山(きざん)」と、「曲阜」(学問の祖、孔子が生まれた魯国の首府で儒学発祥の地)の「阜」を併せ持つ「岐阜」を選び、政治と学問の中心地であれとの意味を込めて命名したと伝えられています。

今の岐阜城は昭和31年7月、岐阜城再建期成同盟によって復興されたものだそうです。日本のお城は明治になってほとんどが壊されてしまったのだからしょうがないのですが、鉄筋コンクリートでできたお城です。歴史というよろは景色の良いビュースポットとして楽しむ場所だと思います。他の各地にある鉄筋コンクリートのお城と一緒で、歴史に思いをはせるなら外から眺めたほうが良いかもしれませんね。とは言っても、展望台からの眺めは最高なので一度は行ってみたい、岐阜の観光スポットの一つです・

金華山 観光スポット②「岐阜公園」見出し

金華山のふもとに広がる岐阜公園は、岐阜城主であった斎藤道三や織田信長の居館があったとされる場所だそうです。園内には、信長の庭をはじめ信長居館跡、冠木門、岐阜市歴史博物館、加藤栄三・東一記念美術館、金華山山頂駅までを結ぶ金華山ロープウェー山麓駅や金華山登山道の登り口もあります。

園内にある日中友好庭園園は桜の名所として知られ、4月初めの桜のシーズンには一帯が桃色の桜の花でいっぱいに埋め尽くされます。秋の紅葉シーズンは園内は、赤や黄色の紅葉に彩られます。また、10月下旬から11月下旬までは菊花展も行われ、表と裏の色が違う岐阜発祥の「美濃菊」や「山菊」、「大菊」などの展示を見ることができます。

金華山 観光スポット③「金華山ロープウェー」見出し

岐阜公園と金華山の山頂駅を結ぶロープウェーです。金華山の山の自然と、岐阜市の街並みを高いところから眺めることができます。頂上にはリス村や売店、展望レストランもありますので、金華山からの眺めを気軽に楽しむには、このロープウエイに乗ることをお勧めします。体力に自身があったり、自然を楽しみたいという人には登山という手もありますので、お好みの選択をされたらよいかと思います。山頂駅から岐阜城まで徒歩10分ぐらいで行くことができます。

毎年夏季は夜間も運転され、夜景を楽しむ多くの人に利用されています。ビヤガデーデンなども開いていて、大人が楽しめるようになっています。岐阜市でデートに誘いたい・誘われたいスポットの一つですね。

金華山 パワースポット&文化施設見出し

金華山は織田信長という日本での稀な才能をもった、武将であり政治家であった人が居城したところだけあって、そのお膝元には、文化施設や神社仏閣などのパワースポットも充実しています。観光にはお勧めの神社、お寺、文化施設を紹介します

金華山 パワースポット①「正法寺 大仏殿」見出し

黄檗宗(おうばくしゅう)という禅宗のお寺です。他の2つの禅宗が日本化したのに比較して、中国の明の影響がまだ強く残っていて。建物も日本というより中国の様式にに近いフォルムになっています。お寺の中にある「香芳苑」で中国風精進料理の普茶料理を頂くことが出来ます。(予約が必要)

ここの大仏様は日本三大仏と呼ばれています。他の2つの大仏と違って、麻布や和紙を漆で張り重ねたり、漆と木粉を練り合わせたものをで作る方法の乾漆大仏です。その大仏としては日本一です。写真などでみるよりは実物は大きく感じるようで、その大きさにびっくりする人も多くいます。金華山お勧め観光スポットの一つです。

金華山 パワースポット②「伊奈波神社」見出し

岐阜の総産土神として岐阜市民篤い崇敬を受けている神社です。岐阜の神社の中でも歴史が古く伝承では景行天皇14年(西暦84年)には建立されていたとそうです。祀られているのは、垂仁天皇の第一皇子でらう五十瓊敷入彦命(いにしきいりひこのみこと)とその后、母親、外祖父、臣下の物部氏です。壬申の乱の際に天武天皇が当社に戦勝を祈願したという言いたえがあるそうで、戦勝祈願(合格祈願、事業の成功)をするには適した神社じゃないでしょうか。

ここの御利益は「くじけそうになったときに助けてくれる」「情に流されないように戒めてくれる」「統率力を与えてくれる」「夏に訪れると良い」だそうです。さすが織田信長、斎藤道三が活躍した場所だけあって、骨太なご利益だなと思います。

金華山 パワースポット③「妙照寺」見出し

妙照寺の創建は天文3年(1534)で現在とは違う場所に建立されたのですが、慶長5年(1600)、当時の岐阜城主の織田秀信から、あの有名な軍師、竹中半兵衛(豊臣秀吉の家臣)の屋敷跡を寄進され、現在の位置に移されました。この寺の庫裡は岐阜県内に現存している神社・仏閣の中でも一番古いものです。

このお寺、松尾芭蕉が貞享五年(1688)初夏に、当時この寺の僧で後にこの寺の住職となる己百が、旅で京都にいた芭蕉を訪ね入門し、この寺に松尾芭蕉を招き、一ヶ月滞在したそうです。その時詠んだ句が「やどりせむ あかざの杖に なる日まで」「撞鐘もひびくやうなりなり 蝉の声」と伝えられています。

金華山 文化施設①「名和昆虫博物館」見出し

ジャポニカ学習帳の昆虫写真が写っている写真の表紙が、不快という理由で発売中止になってしまったそうですが、最近は子供が昆虫採取ができない環境になったのか、昆虫ぎらいの人が増えてしまった気がします。ファーブル昆虫記なども最近の子供は読むのかな・・・。科学の興味は捕まえた昆虫を観察することから始まるのだと思いますが、残念なことです。でもまだ昆虫好きは存在しています。そんな人には、たまらない博物館が金華山の近くにあります。それが「名和昆虫博物館」です。

「名和昆虫博物館」はギフチョウの発見で知られる名和靖氏によって1919年(大正8年)に開館しています。この建物を設計したのは、「関西建築界の父」とも言われる日本の近代建築家武田五一氏で、アール・ヌーボー、セッションなど、新しいデザイン様式を取り入れたものなので、建物を見るだけでも価値があると思います。昆虫嫌いの人でも昆虫たちの美しくも不思議な世界を体感できる博物館」なので。ぜひ金華山に来た時はよってほしい観光スポットの一つです。

金華山 グルメ①「料理旅館きんか」見出し

金華山のふもとにあり、岐阜公園に隣接している料理旅館「きんか」はハイレベルは会席料理が味わえる料理旅館として、知る人ぞ知る隠れ家的なお店です。部屋は8室と少ないですが、昔ながらの風情漂うとても趣向の高い作りをしています。

長良川の近くなので、夏は鮎他の季節は飛騨牛と岐阜の名品が食材に並びますが、食材のこだわりもさりことながら、料理を出すタイミングや量、味付けどれをとっても細心の心遣いがされていて、とても素晴らしい、妥協のない料理を提供してもらえます。食事のみの客も多いようで、金華山観光でもデートでもここは相手の満足度を最高にしたいときに使ってみたいお店です。食事の質が高いのでお値段もはりますのでそのあたりはご注意ください。

金華山 グルメ②「かわらや」見出し

「かわらや」創業が明治中期という100年以上の歴史をもつ鮎料理専門店です。屋号のかわらや文字どうり元は瓦屋だったそうで、副業で始めた料理屋が本業になって今に至っているようです。鮎の料理はバラエティに富んでいますよね。鮎は海と川を回遊するからですか、臭みが少ないので料理にしやすいのだと思います。「かわらや」鮎の真子を塩辛にした子うるかや一夜干しなどの料理も食すことができます。

「かわらや」は長良川の天然鮎を楽しんでもらう、それ相当の値段の料理が並んでいるのですが、お昼は限定ですが840円のランチもあるようです。さすがに鮎はでないようですが、老舗の料理の味を堪能できると評判です。お客さんのふところにも考慮した、こんなサービスをしてくれるなんて、良い店じゃないですか。デートの食事に十分使えるシチュエーションのお店です。

金華山 グルメ③「華松軒」見出し

岐阜公園内にある来園者休憩所「華松軒(カショウケン)」では、椅子とテーブルによる立礼茶席という茶法で気軽にお抹茶を飲むことができます。立礼式(りゅうれいしき)の茶法を考案したのは、裏千家十一代玄々斎だそうで明治になってから、外国人や洋服を着てもお茶を楽しめるようにあみだされたもののようです。店内は暗めですが、外の光や緑などが映えるようになっています。

庭もそうですが、近くの景色は窓や屋根、濡れ縁などの仕切りがある室内から見たほうが、景色が切り取られてきれいに見えると思いませんが。「華松軒」はそういう意味でも、とても良い造りになっています。入り口から店に入ると、着物を着た女性が出迎えるてくれ、茶室に案内されます。お菓子付でお茶一服400円ととてもリーズナブル、抹茶は薄めで万人に飲みやすく、お菓子と共に飲むのに丁度良い濃さです。ちょっと気取ったデートにお勧めです。

金華山 グルメ④「竹そば のやま亭」見出し

そば粉を使用しない竹の粉を練り込んだそばをだすお店です。竹そぼとは「竹粉とミネラルたっぷりの海洋深層水で練り込みそれぞれ、よもぎ粉、ひじき粉、自然薯が入ってます。そば粉は使ってませんのでそばアレルギーの方でもお召し上がりいただけます」だそうです。店内は囲炉裏や水琴窟があり店の外もエイジング(古く見せる)された門や置物がわびさびを感じる造りになっています。

メニューは三種類の竹そばのはいった、そば三種盛セット季節によて、鮎の塩焼きがつく竹そば定食などが代表的なものらしいのですが、ほかにもたくさんのメニューがあります。デザートやコーヒーがついて1000円台の料金で、なおかつボリュームもけっこうあってとてもリーズナブルなお店です。

金華山は魅力いっぱいの観光・デートエリア見出し

岐阜という町は歴史が古いので、時間と人の歩みのが蓄積された資産が残っている町です。金華山はその町のランドマークとして観光インフラ・デートスポットとして岐阜市民の人から愛され活用されてきました。市民の人も気づかない魅力ある観光スポットやお店もまだまだたくさんあります。この記事がきっかけでもっと金華山のよさに気づいてくれたら良いなと思っています。岐阜県外の人ももっと金華山注目してくださいね。

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投稿日: 2017年3月13日最終更新日: 2020年10月7日

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