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世界一周航空券で地球を旅しよう!チケット入手方法やルールは?

世界一周航空券で地球を旅しよう!チケット入手方法やルールは?
投稿日: 2017年8月21日最終更新日: 2020年10月7日

世界一周旅行にあこがれていますか?ただ、世界一周旅行は航空券のルールや運賃、大陸ゾーンの設定がつきものなんです。今回は、航空券のルールや運賃と、それぞれのデメリットや手配方法なども含めてご紹介いたします。ぜひ、楽しい旅行にしてくださいね。

世界一周航空券を使って世界一周旅行に出かけよう見出し

今は、世界一周旅行の情報がたくさんあって、世界一周航空券の仕組みや現実的に運賃や航空券のルールなどもわかりやすいものになってきています。今回は、世界一周旅行の航空券のルールや、そのデメリット、手配方法について調査しました。ぜひ、楽しい世界一周にしていただければと思います。

世界一周旅行で有名な航空券「RTW」見出し

航空券の種類で、「世界一周航空券」をいうものがあるのをご存知でしょうか。英語では、「Round-the-world ticket」、通称「RTW」と呼ばれています。これは、様々な航空連合や個別の航空会社が提携して販売しています。これは、世界一周旅行の運賃がお得に設定してあり、まさに世界一周旅行用の航空券となっています。

また、世界一周旅行航空券の運賃は、訪れる「大陸ゾーン」の数と搭乗クラスによって異なります。たとえば、JRの切符のように、出発地から目的地まで乗車券と特急券のようにセットで購入し、束のまま車掌さんに渡して改札を通っていきますが、あのイメージです。今回は、ワンワールド アライアンス「6つの大陸ゾーン」を例にご紹介します。

世界一周旅行で有名な航空券「RTW」の出発地と目的地ルール見出し

そして、JRでも、切符を買った後に、途中で下車したり目的地を変更する場合、申し出や変更届が必要となりますが、RTWも同じです。ただし、RTWの場合、出発地から出発地まで戻るタイプの航空券ですので、目的地は出発地になります。世界一周旅行のルートは変えられないんです。

すすむ方向も一方向であり、例えば、日本で出発するとアジアかアメリカ方面どちらかに向かってすすみ、日本で旅行を終わるという、ぐるりと一方向の旅行しかできないのであり、まさに世界「一周」しなければなりません。さらに、RTWには有効期限があり、一旦中断して好きな時に再開できるといったものでもありません。

世界一周旅行で有名な航空券「RTW」での乗り継ぎルール見出し

日本を出発地をする場合、アジア大陸は必ず含める必要がああります。乗り継ぎ地は同じ空港からではなく、離れていてもかまいませんが、その移動区間は別料金となります。そして、航空連合「ワンワールド アライアンス」に加盟している航空会社ならば、24時間以上の滞在が2回以上あれば、1年間で3~16フライトすることができます。

世界一周旅行の航空券の運賃ルール:「6つの大陸ゾーン」見出し

ワンワールド世界一周旅行航空券の運賃ルールは、6つの大陸ゾーンに分けて設定してあり、搭乗クラスと目的地ではなく、搭乗クラスと訪れる大陸数によって運賃が決まるからです。日本出発の場合、アジアには滞在せず豪州~欧州間を航空ルートにカウントする場合やRTWを使わない別料金での移動も、アジア大陸を訪問したとしてカウントされます。

大陸といっても、区分ゾーン間での移動の意味であり、海をまたいだアメリカ大陸やユーラシア大陸間、アフリカ大陸といった意味ではありません。まず、世界には6つの大陸がありますよね。アジア、北米、南米、ヨーロッパ、アフリカ、南西太平洋の6つです。また、これらの区分は各航空連合や航空会社により異なります。

まず、アジアは、ヨーロッパ・中東ゾーンに記載された国を含まないアフガニスタン、パキスタン、そしてインド以東のアジア、カザフスタン、キルギスタン、ロシア(ウラル山脈の東側)、タジキスタン、トルクメニスタン、ウズベキスタン、グアムを含みます。

さらに、北米には、カナダ、ハワイ、カリブ諸島、中米、パナマを含みます。南米には、北米ゾーンに記載された国以外の南米やイースター島も含みます。ヨーロッパ・中東は、アルジェリア、モロッコ、ロシア(ウラル山脈の東側)、チュニジアが含まれます。

中東として扱う国は、バーレーン、エジプト、リビア、スーダン、イラン、イラク、ヨルダン、クウェート、レバノン、オマーン、カタール、サウジアラビア、UAE、イエメンとなっています。手配の際は、外務省の渡航や滞在に関する危険情報などにも注意してみてください。

さらに、アフリカは、ヨーロッパ・中東ゾーンに記載された国を含まないガーナ(アクラ)、ナイジェリア(アブジャ、ラゴス)、ケニア(モンバサ、ナイロビ)、ウガンダ(エンテベ)、南アフリカ(ケープタウン、ヨハネスブルク)、タンザニア(ダルエスサラーム)です。南西太平洋は、タヒチ、パペーテを含みます。

なお、この世界一周旅行航空券では、アジアと南米間、北米とアフリカ間、アフリカと南米間には運行がありません。以上ですが、これらのゾーン同士は直接運行しているため、隣の大陸を飛び越えて好きな大陸に飛んでもかまいませんが、一方向のルートにしか進めないことに注意してください。

世界一周旅行で有名な航空券「RTW」での運賃ルール見出し

また、2~11歳の子どもは大人運賃の75%、2歳未満は膝の上やキャリーコットの手配を頼むのみで専用座席はありませんが、10%に割引されますので、夢の世界一周家族旅行も簡単に手配できます。諸税および燃油サーチャージは別料金です。続いて、運賃をご紹介いたします。

まず、基本的には、訪問大陸数が3つの場合、ファーストクラスは955,500円、ビジネスクラスは656,300円、エコノミークラスは335,000円となっています。4大陸では、ファーストクラスは1,126,100円、ビジネスクラスは780,400円、エコノミークラスは369,600円です。

さらに、5大陸では、ファーストクラスは1,304,900円、ビジネスクラスは895,200円、エコノミークラスは433,800です。6大陸では、ファーストクラスは1,423,900、ビジネスクラスは978,200円、エコノミークラスは500,000円です。6大陸を大人2人、10歳と8歳の子どもがエコノミークラスで旅行する場合、1,750,000となります。

世界一周旅行で有名な航空券「RTW」での様々なルール見出し

各大陸ゾーン内では、4回のフライトまでできます。また、同じ空港に戻ってくることはできますが、回数に制限があります。さらに、追加料金を支払えば、プレミアムエコノミーにすることもできます。これは、通常予約したクラスが満席の場合に手配することをおすすめいたします。

共同運航(コードシェア)便ですが、 ワンワールド アライアンス以外の航空会社が運航するコードシェア便は組入れができません。また、出発地は2回通れず、回る向きも買えられません。そして、太平洋か大西洋を各1回横断して、出発地に戻らなければなりません。一度出発してしまうと同じ大陸に戻ることもできません。

世界一周旅行で有名な航空券「RTW」での期間運賃見出し

気になるのが、RTWはいつが安いかという事だと思います。その点、主要な航空連合が販売しているRTWには、時期によって値段が変わるという事はなく、常に同じなので、助かるんです。会社の料金改定があった場合は、出発後に追加で請求されたり、差額が戻ってくることはありませんので、注意してください。

世界一周旅行で有名な航空券「RTW」でのデメリット見出し

搭乗クラスはファーストクラスからエコノミーまで、そのRTWでも使えるという事ではなく、それぞれ個別に制限がありますので、エコノミークラスが満席でも他のクラスに変更できないなど細かい制限がある場合もあるようです。必ず、計画段階で確認してみてください。

さらに、RTWは、「マイル」に関する制限が厳しいともいわれます。そのため、マイルでのRTWであればその合計マイル数なども考えなければなりません。そういったルールがとても多いので、購入前に各チケットの条件ごとに熟読してから比較検討してみてはいかがでしょうか。

大手航空連合のRTWは、有効期限が1年間となっていますが、各航空会社が個別に連携して販売しているRTWの場合、もっと短く設定されているところもあるようです。その他の制限事項も確認したうえで購入してください。また、短期間で各国を回る旅行やビジネス旅行にも使えますが、最低10日間は旅行するといったルールがあります。

デメリットとしては、これまでご紹介しましたが、ルート変更や予定の細かい変更がしづらく、自由気ままなようでそうでもないかもしれないということ、規定が細かく、ルールの確認が大変、といったことがあります。さらに、このRTWを紛失してしまうと手配が大変なので、紛失の可能性はデメリットといえます。

デメリットはあるものの、やはり、まとめ買いのようなものでお安いですし、ルールの確認に関しては、不安な場合はコールセンターで確認すればよいかと思われます。航空券が一種類のセットになっているので、購入後はフライトの情報や規則が書いてある書類も持ち歩きやすいですし、確認しやすいですよね。

世界一周旅行でありながら、手配が簡単なのも魅力です。この航空券の手配については、オンラインで航空券の購入や旅程のカスタマイズ、予約できます。しかし、まずはどういった旅行になるか、細かく計画して、航空券のルールも確認のうえ、手配をすすめてまいりしょう。

行きたい場所に合った航空券を選んで見出し

RTWには種類があり、たとえば、イースター島に行けるものといけないものがあります。これは、航空連合や航空会社によりますので、まず、行きたい場所に合ったものを選ぶことが大切です。また、ルールの確認は少々手間で、デメリットともいえますが、計画が立てばお得な航空券ですので、検討されてみてはいかがでしょうか。

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投稿日: 2017年8月21日最終更新日: 2020年10月7日

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