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韓国のキムチ!お土産の定番にも!その歴史や種類をご紹介!

韓国のキムチ!お土産の定番にも!その歴史や種類をご紹介!
投稿日: 2017年8月28日最終更新日: 2020年10月7日

今ではおつまみやご飯のお供として定着したキムチ。キムチが大好きな方は多いのではないでしょうか。特に本場韓国のキムチは絶品ですね。旅行に行った際には韓国のキムチをお土産にする方は本当に多いです。そんな韓国のキムチについて歴史やその種類をご紹介します!

韓国と言えばキムチ!キムチの歴史や種類を知りたい!見出し

韓国料理で一番最初に思いつくのはキムチではないでしょうか。本場のキムチは辛いだけでなく酸っぱいキムチや辛くないキムチなど種類も豊富です。それは韓国ならではの作り方や歴史があるからこそ!そのキムチの歴史や種類などをご紹介します。定番のキムチからレアなキムチまでご紹介!

韓国人でも意外と知らない!?キムチの歴史は?見出し

韓国=キムチと思われるほどの知名度をもつキムチ。実は意外と知られていないキムチの歴史があるんです。キムチはなぜ生まれ、今も愛されるようになったのでしょうか。キムチの歴史を紐解いて見ましょう!

キムチの祖先とも言える料理については大昔から記録が残っています。三国時代から冬場でも野菜を食べられる様に塩漬けにして保存していたようです。徐々に形を変えていき、唐辛子や様々な塩辛などが加味されるようになり、現在のキムチのような形となりました。

韓国人と長い歴史を共にしてきていそうですが、あの赤い色でイメージが強いキムチは朝鮮時代の後期にできたもので思ったよりその歴史は短いのです。唐辛子自体が朝鮮時代に日本から伝わったため、それ以降からあの赤いキムチとなったようです。キムチの歴史には日本が関わっていたなんて驚きですよね。

現在のキムチのようになったのは朝鮮時代でした。戦争や日照りなどで塩の値段が上昇したため、塩の代わりの日本から伝わった唐辛子の粉を使う様になったようです。更に、昔から白菜は韓国には存在しておらず、19世紀に中国から伝わったきたものでした。

現在よく知られるキムチ=白菜の赤いキムチとなったのは、実は200年も経っておらず歴史は長くありません。更に韓国のお年寄りに聞いてみると、唐辛子も白菜も当時は値段が高かったため、どこの家庭でも出てくるような品ではなかったと言われます。

韓国人でも意外と知らないキムチの定義は!?見出し

キムチとは【一度塩水に漬けて保存性を高めた野菜に、色んな味付けをするもの】という定義となっています。日本の漬物のようにも思えますが、少し違います。一度漬けた野菜をもう一度味付けをするという点が日本の漬物と違うのです。なお、水分が多すぎる野菜を除けばどのような野菜でもキムチにすることが可能です。

韓国ではこのキムチをどの家庭でも作り、日常的に食べています。この「キムチというものを漬けて食べる文化」がはUNESCO から人類無形文化遺産として指定されています。どの家庭にもキムチ冷蔵庫があり、そこで発酵させたり保存します。韓国のキムチが酸っぱいのは手作りで発酵させている証拠です。

本当にキムチがないと生きていけない?韓国人にとってのキムチとは見出し

韓国旅行へ行き食事をすると必ず出てくるキムチ。毎回キムチが出てくるので、韓国の方はキムチがないと生きていけないのかなと思ってしまうほど。韓国人にとってキムチとはどういう存在なのか気になりますよね!

一般の家庭はもちろん、韓国の食堂では必ずと言って良いくらい食卓に並ぶのがキムチです。しかし、韓国人ならみんなキムチが好き、キムチがなくてはご飯が食べられないというわけではありません。多くの韓国人が好きなのは事実ですが、好みや健康の問題で口にしない人も沢山います。

しかし、韓国のどんな食堂でもキムチがテーブルに並ぶのは当たり前になっています。飲み屋や和食店、イタリアンレストランやホテルのビュッフェといったどんなジャンルのお店でも出てきます。この点から考えると韓国人にとっては欠かせない食べ物ということには間違いないでしょう。

韓国人の中には海外旅行へ持参する方もいるようです。日本人でも長期の海外旅行へ行く際に味噌汁や醤油をもって良く方がいますね。それだけ、韓国人に愛され親しまれているのです。まさにソウルフードと呼べるでしょう。

これは驚き!韓国では家庭や地域によってキムチは別物の味になる見出し

キムチは大型スーパーはもちろん、コンビニでも普通に見られるようになっていますね。メーカーによって味が違うことにお気づきの方も多いことでしょう。キムチは同じ食材を使っていても、その作り方によって別物と言えるほどの味の違いができてしまうこと、ご存知でしたか?特に酸っぱい感じや辛さに違いを感じるかと思います。

地域によって、キムチへのこだわりや感覚が異なります。例えば、中南地方ではキムチは淡い味で野菜のサクサクとした食感を活かすことにこだわっています。これは、一緒に並ぶ他のおかずとの調和を大事にしているようです。

首都圏や中部では適度な発酵によるすっきりとした味わいのキムチが多いです。また、西南地方のキムチはその辛さが特徴です。ただ辛いだけでなく、海鮮物を沢山加味しておりとても深みのある味がするキムチとなっています。

北側に行くほどその味は薄くなり、南側に行くほど辛くしょっぱくなっていく傾向もあるようです。地域によってはアワビ、カキ、カニなどの海鮮物を一緒に漬けることもあります。北朝鮮のキムチでは太刀魚を使うことが有名です。

地域による差だけなく、その人の好みによっても変わってきます。キムチは発酵食品なので、発酵時期が短いと酸っぱい感じが控えめなキムチになります。一方発酵時期が長いと酸っぱい味わいのキムチとなります。このように、地域や好みで差が生まれるため、定番の作り方というものが存在しないというのも特徴です。

キムチはヘルシーな食べ物?実際はどうなの?見出し

キムチといえば発酵食品として有名です。そのため腸内環境を整えたり、健康のために食べている方も多いです。確かにキムチは様々な野菜を使っているのでヘルシーなのではないかと思う方もいるはずです。実際にキムチはヘルシーなのでしょうか。

キムチは乳酸菌が沢山含まれており、健康に良い影響をすることは間違いないようです。実際に有名な健康情報誌であるアメリカの「Health」では、2008年に韓国のキムチを世界5大ヘルシーフードとして選定しています。ちなみに日本の豆を使った味噌や醤油などもここで選定されています。

ヘルシーといわれていてもキムチは漬物です。辛味と酸味が強く食べやすいため、実際の塩気を感じられずについつい食べてしまいます。塩分の取りすぎは体に悪いことはわかっていますので、一気に沢山食べるものではなくあくまでもちょっとしたおかずとして食べるようにしましょう。

韓国のキムチの種類をご紹介!~定番編~見出し

キムチというとまず先に白菜を思い込んでしまいがちですが、キムチ=白菜ではありません。キムチの定義でもあるように、どのような野菜でもキムチというのは作ることが可能です。まずは定番のキムチから紹介したいと思います。

ペチュキムチ(白菜のキムチ)

キムチと言えばやっぱり白菜ですね。どの家庭でも食堂でも一番多く作られ、食べられているキムチと言えます。もともとキムチは冬の保存食であったため、栽培が簡単で秋に大量に収穫できる白菜を用いていたことが理由でしょう。

カクテキ(大根のキムチ)

サイコロ状の形になっているのが特徴のキムチで焼肉屋で多く見かけるかと思います。実は朝鮮時代の王室でのみ食べられるものだったそうです。韓国のスープ系料理と相性が良くて、韓国のクッパの専門店に行くと付け合せとして良く出されます。

オイキムチ(きゅうりのキムチ)

日本の漬物でもよく使われるきゅうりはキムチでも使われています。韓国の家庭や食堂でも高確率で出てくるのがオイキムチです。きゅうりを一定の長さに切って作るキムチです。なぜか一口サイズではなく、きゅうり1本を3等分や4等分くらいにするケースが多いです。きゅうりは水分が多いので他のキムチより辛くないのが特徴です。

韓国のキムチの種類をご紹介!~キムチだけど辛くない編~見出し

キムチは赤い色をしていて辛いというイメージがとても強いです。しかし実は辛くないキムチが何種類もあり、ほとんどは定番に入るくらいのものです。辛いのが苦手な人にも楽しめるキムチ、何があるのでしょうか。

トンチミ(大根のキムチ)

大根がメインで唐辛子を使わないキムチの代表ともいえるトンチミ。辛くないだけではなく、半透明な汁に大根が浮いていてスープの様な見た目も特徴です。塩に漬けると出てくる大根のダシで味が効いていて、とてもさっぱりしています。冬場でも冷たくして食べるのが定番で、特に焼きジャガイモとのは幻の組合せと言われています。

ペクキムチ(白菜のキムチ)

ペクは白という意味で、その名前通り白いキムチです。唐辛子の粉を使わない白菜キムチですが、その代わりの味付けとして色んな材料が追加されて、特にニンニクと生姜が多めに入ります。しかしその分おいしく作るのは難しいと言われます。辛くなく塩分も少なめので、こちらのキムチを好む人も多いようです。

日本ではあまり見られない韓国のキムチもたくさん!見出し

日本でも何種類かのキムチがよく見られるようになりましたが、まだあまり見られないものも沢山あります。その中でもよく韓国で見かけるようなキムチを紹介します。韓国旅行へ行った際には是非食べてみてください。

パキムチ(細ネギのキムチ)

1本の細ネギをそのままの長さで作ります。やや赤い色をしていますが、唐辛子よりはネギの辛さを活かしているので、白菜キムチとは違う味と食感が楽しめます。ただ、発酵しすぎてしまうと独特の酸っぱい味が強くなってしまうので大量に作ることはあまりないです。

ヨルムキムチ(大根若菜のキムチ)

他ではあまり使わない食材のキムチですね。あまり発酵が進む前に食べるものなのでさくっとした食感とさっぱりした味が特徴です。少量の汁を作って冷たくするので夏場の食べ物として人気があります。特に冷麺の具として使われることがとても多く、このキムチ冷麺の専門店があるくらいです。

これはレア!韓国でもなかなか見られないキムチもあった!見出し

キムチの中には日本はもちろん、韓国ですらあまり見られない種類もあります。そのほとんどは一部の地域でしか作っていないため、名前すらあまり知られていないものもあります。そんなレアなキムチもご紹介します。

ケグクチ(カニのキムチ)

韓国中南の一部地域の郷土料理です。韓国には生のカニの醤油漬けというとても独特な食べ物がありますが、それを作る時のカニと、カニのダシにキムチとズッキーニを入れて混ぜたものです。現在はその原型よりキムチチゲに近い形にして料理することが多いです。

チャンキムチ(醤油のキムチ)

塩や塩辛の代わりに醤油に漬けた野菜とその醤油を用いたキムチで、汁が多いのが特徴です。きのこや果物など昔は高かった素材が沢山入るので、昔は身分の高い人やお寺でしか食べられなかったものです。ちなみに、唐辛子が伝わる前から作っていたものなので唐辛子をいれることはほとんどないです。

アレンジの幅が広い!キムチを使った料理を知りたい!見出し

キムチはただおつまみやご飯のお供として食べてもおいしいですよね。キムチは日本の漬物と違い、アレンジの幅がかなり広く種類が多いです。そんなキムチを使った料理をご紹介します!ちなみに韓国の家庭では発酵が進んだ酸っぱいキムチを料理に使う事が多い様です。

キムチチヂミ

日本でも良く見られるようになったチヂミですが、韓国ではこのキムチチヂミは最も定番の一つです。小麦粉とキムチだけで作れるのでとても簡単にできます。その代わりにキムチ以外の材料はほとんど使わないので、キムチ一つで味が決まってしまいます。

キムチチャーハン

基本的には普通のチャーハンと同じですが、キムチを先ず最初に炒めてからほかの材料を入れるので、キムチの味がご飯に染み込みます。色んなアレンジが自由にできるのも特徴で、ツナを入れたりチーズを入れたりもします。出来上がったチャーハンに目玉焼きを乗せるのが定番です。

キムチ餃子

細かく切ったキムチと豚肉を餃子に入れたものです。日本では餃子といえば焼き餃子ですが、韓国では蒸し餃子が一番幅広く愛されていて、このキムチ餃子は肉餃子と共に定番中の定番のものです。酸っぱいキムチでこの餃子を作るとかなり絶品です。

韓国旅行のお土産にもキムチが人気!見出し

韓国でのお土産で人気名ものはとてもたくさんあります。韓国のりや韓国コスメなど現地で買われる方は本当に多いです。そんな韓国旅行のお土産にキムチも大人気!特にキムチは日本では味わうことのできない本場の味があります。是非お友達やご家族にもそんなキムチをお土産にしてはいかがでしょうか。

また大型スーパーやデパートでは取り扱っている種類や量も豊富です。ここでは手作りのキムチが量り売りされているので、好きな量だけで買うことができます。質の良いお土産としてキムチを求める方にはこちらもオススメです。

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色々なキムチを食べてみたくなったら見出し

キムチの歴史や種類をご紹介しましたが、如何でしたか?実はここでは紹介しきれてない程、まだまだ多くの種類がいっぱいあります。韓国では手作りのキムチが何処でも手に入ります。是非、韓国旅行へ行く際には様々なキムチを食べてみましょう!ただ辛いだけでなく美味しいキムチがいっぱいですよ!

投稿日: 2017年8月28日最終更新日: 2020年10月7日

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