両国江戸NORENの12店舗を紹介！各店おすすめのランチ情報などまとめ！

スカイツリーや国技館、江戸東京博物館にほど近い両国駅の駅前にある『両国江戸NOREN』はJRの両国駅の旧駅舎を利用して作られた和食中心の複合飲食施設です。こちらではそんな『江戸NOREN』内の12店舗のお店の情報やおすすめランチ情報等をご紹介していきます。

両国駅は「両国橋駅」として1904年に開業し、現在の駅舎は1929年から使用が開始されたものです。直線と大きなアーチの窓は歴史を感じるレトロな外観です。2016年の秋、この駅舎を改造して作られたのが『両国江戸NOREN』です。コンセプトは“粋な江戸の食”を楽しめる和食を中心とした複合飲食施設ということで、建物の中には江戸の下町を感じる工夫がされています。

『両国江戸NOREN』の中央には相撲の土俵があります。こちらは日本相撲協会監修の本格的な土俵です。また核店舗の外装は江戸の長屋をイメージした軒が並び、江戸時代、火事に備えて置かれていた水桶のオブジェなどはまるで本当の江戸の町を歩いているような気分になります。

両国江戸NORENを入ると土俵の左側に『政五ずし(まさごずし)』はあります。こちらでは日本で最初に江戸前寿司を始めたと言われる"華屋与兵衛"の寿司を再現した"与兵衛寿司"(2500円)が有名です。当日の仕入れによる限定メニューも新鮮な江戸前寿司を楽しむことができます。

江戸時代の寿司は屋台で人々が小腹を満たすためのファーストフードであったため、一つの握りが大きいです。また、シャリに使用する赤酢は酒粕から作ったものですまた砂糖を使わないのですっきりとしていながら、赤酢を使うことで独特の風味とうまみのある寿司飯になります。

『東京商店』は東京の日本酒が思う存分楽しめるセルフサービスの立ち飲み(利き酒)居酒屋です。こちらのシステムは、カウンターで専用御猪口をとり、お好みの日本酒の自動販売機の受け口のところに御猪口を置きます。次に、100円硬貨を3枚(300円)を入れ、ランプが消えたら御猪口を取り出すという簡単なシステムです。

純米酒は60cc、吟醸酒は50cc、大吟醸酒は40ccの日本酒が注がれます。おつまみが欲しい場合は(昆布大根、しらすくるみ、みりん奈良漬、刻み王生菜、昆布白菜などの)6種類から3種類を300円で購入することができます。国技館が近いので、相撲観戦の行き帰りにふらっと立ち寄るお客様も多いようです。

こちらの『月島もんじゃ もへじ』のおすすめポイントは8種類の材料(焼あご、鰹節、さば節、さんま節、昆布など）を使ってとった旨みがたっぷりのお出汁と、創業150年近い築地の魚河岸から毎日仕入れた新鮮なシーフードをたっぷりと使ったもんじゃや逸品料理がいただけるところです。

おすすめメニューは"明太子もちもんじゃ"(1480円)です。お椀からはみ出た大きな明太子が見た目にもインパクトがありますしもんじゃは東京の名物料理ですので、観光客の方にもおすすめです。また美味しいお出汁をしようしていますので、もんじゃ焼だけでなく、お好み焼きもおすすめです。

新鮮な魚をたっぷり使った和食をいただきたいのであれば、こちらんお『かぶきまぐろ』をおすすめします。毎朝築地の魚河岸から仕入れた魚介類は、最高のタイミングで最高の捌き方で提供されます。生酒や熟成古酒が常時100種類以上用意されていますので、ついついお酒も進んでしまいます。

またこちらでおすすめしたいのがランチでいただける"場外市場丼"(3000円)です。海鮮丼なのですが、なんとどんぶりが2段になっています。見た目もかなりの迫力ですが、使われている魚介類はなんと20種類。どれも新鮮でどんどん箸が進みます。自分へのご褒美ランチや贅沢なランチが食べたい方に是非おすすめします。

『ちゃんこ霧島』は元大関霧島(現陸奥親方)のお店です。相撲力士がタフな毎日を乗り切る栄養源ともなる"ちゃんこ"は野菜もたっぷりとれるヘルシーな鍋料理です。こちらのちゃんこは鶏ガラや豚骨で丁寧に出汁を取ったコクがありながら、しつこくなく、後味のすっきりしたスープが特徴です。

こちらはランチもおすすめで、"きりしま定食"は紙鍋ちゃんこに刺身3点盛り(もしくはローストビーフ)、小鉢、ご飯、お新香が付いて1300円とお財布もお腹も大満足のお値打ちランチです。また、こちらでは"わんぱくご膳"(800円)というおもちゃ付きのお子様ランチもありますので、お子様連れにもおすすめです。

ランチのあとはこちらの『両国橋茶房』でお茶を召し上がるのはいかがでしょうか？こちらは和風のカフェで、コーヒーもありますが、そのほかに"抹茶ラテ"や"ほうじ茶ラテ"、"あんみつ"や"抹茶パフェ"など豊富なメニューが用意されています。

こちらでのおすすめは"両国ふわふわかき氷"です。器からこぼれんばかりに盛られたふわふわのかき氷のフレーバーは"本山抹茶金時"、"静岡「いちご」"、"静岡「蜜柑」"の3種類です。空気がたっぷり含まれたかき氷はシロップとよくからみ、あっという間に食べきってしまいます。

『つきぢ神楽寿司』も江戸前の材料にこだわり、シャリにも薫り高くコクのある天然赤酢を使っています。清潔感の溢れる明るい店内で、寿司職人の"仕事"を目の前にいただくお寿司は江戸前寿司の醍醐味です。また、昔は屋台で食べられていた寿司ですが、こちらでは立ち食い寿司も併設しています。

『根津 鶏はな』は希少な東京軍鶏を丸鶏で仕入れ使用している焼き鳥(軍鶏肉)・軍鶏鍋屋さんです。東京軍鶏はこくや旨み歯ごたえのバランスが素晴らしく、脂もヘルシーなことから女性にもおすすめです。地酒も取り揃えていますので、美味しい焼き鳥をつまみに美味しいお酒が飲めます。

こちらはランチもおすすめです。ランチには親子丼や焼き鳥丼をいただくことができますが、親子丼には"水郷赤鶏の親子丼"(1080円)、"東京軍鶏のそぼろ親子丼"(1290円)など種類がいくつかありますが、一番のおすすめは"東京軍鶏の親子丼"(1490円)です。トロトロの卵と、旨みの強い東京軍鶏のバランスが最高です。

『天ぷら食堂 ひさご』は大正7年創業の老舗の天ぷら屋の姉妹店です。新鮮な食材を職人さんが目の前で揚げてくれます。揚げ油には"圧縮法"で特別に作られた胡麻油を三重県から取り寄せて使用しており、あっさりと軽い衣は胃もたれすることがありません。

さらにこちらのお店の魅力はリーズナブルなお値段です。職人さんが揚げてくれる揚げたての天ぷら定食が1100円から、さっぱりとしたタレが美味しい天丼が1000円でいただけます。天ぷらは日本を代表する和食としても有名ですので、外国人の観光客の方にもおすすめです。

『門前茶屋 成る口(なるくち)』でいただけるのは東京名物の"深川めし"です。旨みたっぷりのお出汁で炊きあげられたごはんにたっぷり乗せられた大ぶりの浅利は食欲をそそります。さらに、こちらは蒸籠で仕上げていますので、よりふっくらした口当たりで、青のりが香ります。

明治35年創業の『日本ばし やぶ久(やぶきゅう)』では最高級のそば粉を使った生地を足で踏んで仕上げます。そばの高い香りとのど越しが特徴のそばと、添加物を一切加えずに時間をかけてじっくり煮だしたこだわりの出汁は最高の組み合わせです。打ち立てのそばの香りを是非ご堪能ください。

また、こちらではそば好きなかたやそば懐石を召し上がったことがない方のために"そばづくしコース"(4500円)をおすすめしています。そばの魅力がぎゅっと詰まったこちらのコースはちょっと大人のお食事会にもおすすめです。

こちらの『築地食堂 源ちゃん』は毎日仕入れられる新鮮な魚介類を材料とした創作和食(海鮮総合和食)のお店です。"築地食堂"の名前の通り、300席以上ある店内はまるで食堂のようですが、本格的な和食をリーズナブルなお値段でいただく事ができる居酒屋でもあります。またこちらのお店はランチもおすすめです。

いかがでしたか？『両国江戸NOREN』は"粋な江戸の食"を楽しむのにおすすめの食のテーマパークのような場所です。飲食の施設を楽しむだけでなく、施設内の土俵では大相撲やショーなどのイベントも行われれますので、是非そちらもお楽しみください。