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円覚寺へ行こう!見どころや歴史まとめ!鎌倉で絶対行きたいおすすめスポット!

円覚寺へ行こう!見どころや歴史まとめ!鎌倉で絶対行きたいおすすめスポット!
投稿日: 2017年9月30日最終更新日: 2020年10月8日

今回ご紹介するのは鎌倉でもっとも有名な観光名所の円覚寺です。北鎌倉駅のそばにあり、アクセスもいいことから毎年多くの観光客が訪れる人気のスポットです。北鎌倉を代表する円覚寺の見どころは歴史なども魅力がたくさんのお寺になっています。

鎌倉にきたら円覚寺に行こう!見出し

鎌倉円覚寺は今最も鎌倉で話題のスポットです。鎌倉の田舎である山内にある隠れたスポットです。意外と知られていないことから、観光名所としてコースに入れない人もたくさんいます。しかし、鎌倉の円覚寺の魅力を知ったらきっと訪れて見たくなります。今回は鎌倉円覚寺の隠れた魅力もご紹介していきます。

鎌倉円覚寺ってどんなところ?見出し

鎌倉円覚寺は、鎌倉円覚寺派のお寺で、無学祖元と北条時宗が建てた由緒正しいお寺です。鎌倉五山に数えられており、2番目に重要なお寺として崇められています。臨済宗の大本尊で、本殿には大きな釈迦如来像が祀られています。お寺の境内も広く、歩くだけでも結構大変です。場所は北鎌倉の駅を出たすぐのところにあります。

開祖の北条時宗はモンゴルとの戦、元寇の時に亡くなった戦没者を祀るためにこのお寺を立てました。1282年(弘安5年)の侵略戦争から長い間鎌倉の顔として大切に守られてきました。秋には紅葉が綺麗で、春には雪のように白い桜が見れます。電車からも見どころ溢れる綺麗な景色が見れることから、多くの観光客が訪れます。

鎌倉の円覚寺には歴史ある見どころがたくさんあります。駅を出てすぐには大きな木造の「山門」があり、さらに行くと仏像を祀る「舎利殿」、それから釈迦如来のある仏殿に「宝冠釈迦如来」があります。今回はそれぞれの見どころを詳しくご紹介していきます。歴史的な意味を理解するともっと円覚寺が好きになります。

鎌倉では春の桜が綺麗見出し

鎌倉に源氏山など桜の見れるスポットがたくさんあります。ここ円覚寺も桜の見れるスポットとして有名です。山門や唐門にはアーチのように桜が綺麗に咲いていて、写真映えするポイントになっています。境内の周りは山で囲まれていて、山のあちこちにも桜が咲いているのが見れます。境内から本殿を入れて写真を撮るといいでしょう。

円覚寺の春は桜が見どころですが、ポイントをもうすこしご紹介していきます。まずは洪鐘から墓地の上あたりに多く桜が見れます。それから境内の奥、雲頂庵前あたりにもまじかで桜が見れるポイントがあります。ソメイヨシノや牡丹桜、そして八重桜など桜が約500本も生えているので春はいたるところが桜の見どころです。

円覚寺には紅葉が綺麗なポイントがたくさん見出し

円覚寺の見どころはやはり秋の紅葉でしょう。秋には紅葉が綺麗なポイントがたくさんあります。歴史ある鎌倉の円覚寺でいくつか紅葉のポイントもご紹介していきましょう。まずは北鎌倉の駅を降りた線路沿いに紅葉のポイントがあります。線路沿いはたくさんの花や木が立っているので、ここら辺で写真を撮ればきっといい写真が撮れます。

円覚寺の紅葉ポイントは山門にもあります。山門は円覚寺の看板がたった大きな門で、長い階段があるところです。山門をくぐると左右に大きな紅葉が咲いており、銀杏などが落ちています。本殿や舎利殿に行くまでにたくさんの紅葉が咲いているので、写真愛好家にはうってつけのポイントです。まずは山門で写真を撮りましょう。

山門をくぐると次は舎利殿にあたります。舎利殿は神奈川で唯一の国宝文化財で、海外のガイドブックにも載っている有名なポイントです。山門よりも紅葉が激しいので、舎利殿の周りには多くの紅葉の木が立っています。円覚寺では三脚を使うのが禁止されていないので、十分綺麗に撮影することができそうです。

鎌倉円覚寺の総門をみよう!見出し

総門は山門や舎利殿に行く前に必ず通る門です。階段を上がっていくと見当たりますが、多くの方はこの総門の前で写真を撮っていかれます。背後には今来たばかりの横須賀線の線路があり、頻繁に電車が通るのでなんだか不思議な感覚に包まれます。歴史と電車の違和感がまたいい感じに鎌倉探索を盛り上げてくれます。

門には瑞鹿山の号が掲げられています。この文字は、無学祖元が開山する際に、山から白い鹿が降りてきて、この門に連なったことからこうした名前がつけられるようになりました。歴史の意味まで理解するとなんだか歴史の重みが増してきます。総門を抜けるといよいよ山門や舎利殿が見えてきます。どれも大きさにびっくりしてしまいます。

鎌倉円覚寺の山門が見どころ!見出し

先ほども紹介しましたが、鎌倉円覚寺の山門は最初に訪れる歴史深い名跡です。夏目漱石の「門」に出てくる山門は実はこのこと。門の中には十一面観音、十二神将、十六羅漢像が祀られています。何十人か入れる巨大な門なので、あまりの大きさにびっくりしてしまうでしょう。中に入って写真を撮っている人もたくさんいます。

山門とは三つの門と書いて「三門」とも言います。しかし三つ山門があるわけではありません。仏教の三解脱門の意味で、涅槃に行くまでに通らなければならない三つの門から取られています。三つの門とは、空と無相と無願の三つのことです。神奈川学生は中学生の頃にこの鎌倉観光でこの三つの門について教わります。

鎌倉円覚寺の舎利殿とは?見出し

鎌倉円覚寺の舎利殿とは先ほどもご紹介しましたが、神奈川にある唯一の国宝です。禅宗の様式で建てられて歴史深い建築で、円覚寺の顔であります。入母屋造の舎利殿には大きな釈迦の仏像が祀られています。ここの中も写真をとって大丈夫なので、お賽銭を入れてしっかりと写真に納めましょう。古い建築はやはり尊大です。

舎利殿の建築には南宋から源頼朝が取り寄せたと言われる厨子があり、見どころ深い観光名所です。地蔵菩薩と観音菩薩が立っており、どちらも綺麗に手入れされていますが、鎌倉時代のものです。創業からずっと七堂伽藍の形式を守っており、長い歴史の重さを感じさせられます。境内の綺麗さもまた歴史の重さを感じさせます。

境内の奥にすすんでいくと、立派な塔頭とと正続院があり、舎利殿はその中にあります。塔頭は住職が墓塔を守るために作ったもので、正続院では無学祖元を祀っています。こちらの仏殿はもともと太平寺という同じ鎌倉市内にあったお寺から移したもので、15世紀ごろの建築出ないかと言われています。大きな木造の荘厳さに驚かれるでしょう。

鎌倉円覚寺で宝冠釈迦如来をみよう!見出し

鎌倉の円覚寺で山門と舎利殿を通ったら、次は宝冠釈迦如来を訪れましょう。宝冠釈迦如来は本殿に当たるお寺です。梵天と帝釈天は盧遮那仏とも呼ばれ、両脇に梵天と帝釈天がいるえらい如来様です。宝冠と胸飾りが黄金でとっても綺麗なお釈迦さんです。頭部は髪を結い上げて、銅製でできていると言われています。

仏殿と呼ばれる円覚寺の一番奥のお寺にあります。1964年に再建再建されているので、見栄えは同時のままではありませんが、再建して何十年も立っているので、少し古臭い感じがします。鉄筋コンクリートでできているので、天井の高い室内は意外と丈夫で安全です。もともと関東大震災の時に一度壊れてしまった歴史があります。

1923年と1964年の2回に渡って再建されているということになります。しかし建築様式は禅宗様のまま引き継ぎ、仏殿の前にあるビャクシンの古木はそのまま丁寧に保存されています。天井には白竜の偉大な壁画があり、筆の走りまで見れるほど綺麗に残されています。関東大震災で壊れたとは思えないほどの復元力です。

鎌倉円覚寺は夏目漱石の舞台見出し

鎌倉の円覚寺が夏目漱石の小説「門」の舞台であることは先ほども少し触れました。実は小説「門」の中で登場します。夏目漱石は鎌倉にゆかりのある人物で、若い頃から自分が何をしたいのかわからないという憂鬱に悩まされていました。死ぬ前にも、意味深な言葉をたくさん残しています。漱石が円覚寺を訪れたのは明治27年です。

円覚寺を訪れた時の様子は小説「草枕」の中にも登場します。友人に円覚寺で座禅ができることを聞いて、密かに円覚寺を訪れています。この時山門を上がっていった時の思い出をそのまま草枕に表しています。当時は修行僧などがいたと印象を並べただけでしたが、最後の小説「門」では陰鬱な山門の光景を描いています。

友人の恋人を奪った罪に苛まれる主人公宗介が、密かにこの山門を訪れ世の中と山の中にあるお寺の暗さの区別に戸惑った描写が描かれています。小説では円覚寺で座禅を組みますが、結局悟りには至らない主人公の宗介でしたが、実際にこの円覚寺では今でも座禅の体験ができるようになっています。海外の観光客がたくさん参加しています。

鎌倉円覚寺では座禅が組める見出し

鎌倉円覚寺ではなんと無料で座禅が組めます。「暁天坐禅会」というのをやっており、毎朝6時から予約不要で座禅の修行を体験することができます。簡単なルールさえ守れば誰でも参加できるので、観光客には嬉しいサービスです。複素は動きやすい格好で、派手めなものでなければ大丈夫でしょう。

暁天坐禅会は早朝6時から始まるので、時間だけは厳守です。門は空いていないので、横の仏殿から入るようになります。靴を脱いで座布団をもらって、静かに座ります。半眼の状態で瞑想のようにして座り悟りを待ちましょう。瞑想の仕方も丁寧に教えてくれるので、初心者の方にも安心。1日で悟のは難しいかもしれませんがいい体験になります。

座禅は基本的に30分ごとに休憩を挟んで行われます。全部で一時間で、30分やったら休憩、そして最後にまた30分やったら終了という形になります。最後は般若心経を読んで終わりです。参加者同士が談話したりする時間もあるので参加者との交流もできます。円覚寺の見どころを実際に体験したい方は座禅の体験がおすすめです。

鎌倉円覚寺で座禅に参加した有名人がすごい!見出し

実はこの座禅の修行に参加した有名人はたくさんいらっしゃいます。先ほどご紹介した夏目漱石の他に、自然主義作家として「破壊」などを描いた島崎藤村、京都派の哲学者である三木清などが円覚寺で座禅の体験をしています。円覚寺の近くの鎌倉霊園には多くの歴史上の人物が眠っていますが、そうした方たちも多く円覚寺を訪れているのです。

鎌倉円覚寺で御朱印をもらおう!見出し

最近は御朱印帳も販売されていて、おしゃれな御朱印旅も流行っています。こちらの円覚寺でも御朱印がもらえます。鎌倉は御朱印を回るために鎌倉七福神巡りというのがあるので、興味のある方は全部回ってみるのも楽しいでしょう。円覚寺にはオリジナルのカラフルな御朱印を提供しています。お値段は1500円からです。

ベージュや浅黄色の綺麗な御朱印がもらえます。宝冠釈迦如来の印を書いてくれて、1500円です。御朱印抜きだと1200円でも受けられます。御朱印帳も販売しているので、オリジナルの御朱印帳をもらってもいでしょう。鎌倉の各地のお寺や、小町通り商店街にも御朱印帳は売っているので、好きなものを選ぶといいでしょう。

円覚寺で御朱印をもらったら他の御朱印ももらいたくなります。鎌倉のお寺はたくさんあるので全部回るのは大変ですが、鎌倉五山、浄智寺、浄妙寺、寿福寺、建長寺を回るのは比較的簡単です。御朱印巡りをしたかったら、こちらの5つのお寺だけでも回るといいかもしれません。

鎌倉円覚寺で白鷺池をみよう!見出し

こちらはもっと前に戻って山門を入る前にある大きな池です。車で鎌倉にきたことがある人は、車の窓からこの大きな荘厳な池を見たことがある人も多いかもしれません。こちらは横須賀線の線路の隣にあり、北鎌倉から鎌倉方面に位置しています。国史跡名勝にも指定されていて、観光客に人気のスポットです。

歴史は深く、北条時宗が円覚寺を開く場所を探して鎌倉を歩いている際に、鎌倉八幡宮の神様がしらさぎに化けて、北条時宗をこの大きな池に案内したと言われています。昔はもっと大きかったようですが、今は池の半分が破壊されています。今でもかなりの大きさなので、鎌倉時代は相当な大きさだったのでしょう。

鎌倉円覚寺のアクセス方法見出し

鎌倉円覚寺に行く方法はとっても簡単です。最寄駅は北鎌倉で、北鎌倉を降りたら徒歩二、三分で到着します。駅は表と裏の二つので出口があるので、裏から出るようにしましょう。大池を見たい場合は表の駅から出て、道路沿いを歩いて正面入り口から階段を登ってもいいでしょう。大きな森にかこまれている池が入り口です。

都内から来る場合は大船駅を目安に電車に乗るといいでしょう。新宿から京浜東北線の快速で一本で行けます。横須賀方面から来る場合は、横須賀線で北鎌倉駅に直接行けば10分ほどで到着します。鎌倉のお土産を買うなら北鎌倉で降りでバスや徒歩で鎌倉まで歩いてもいいでしょう。鎌倉と北鎌倉は隣同士です。

秋は鎌倉で紅葉をみよう!見出し

いかがでしたか?鎌倉にはこうした風流で歴史あるスポットがたくさんあります。秋には紅葉が美しく、春には桜が見れます。一年を通して特におすすめしたい季節はやはり紅葉です。秋には鎌倉のお寺でだいたい紅葉が見れます。江ノ電からも紅葉が見れるスポットがあるので、ぜひ見どころ溢れる鎌倉に行ってみてください。

投稿日: 2017年9月30日最終更新日: 2020年10月8日

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