チャイブレイク！吉祥寺でモーニングも！おしゃれな紅茶とチャイの専門店！

おしゃれな街として名高い街、吉祥寺。学校やオフィスなども多く、平日休日問わず多くの人で賑わっています。そんな吉祥寺で今話題のカフェが、そう「チャイブレイク」。香り高いチャイが飲めると評判のカフェで、ランチだけでなくモーニングも人気のお店です。今回はチャイブレイクの魅力を、人気メニューを中心にたっぷりとご紹介します。

「チャイブレイク」は、井の頭公園の近くにある、チャイと紅茶の専門店。一杯ずつ丁寧に手鍋で煮出したチャイと、手作り感たっぷりの焼きたて菓子がいただけるお店です。こだわりのチャイもさることながら、地元・武蔵野の素材を使用したマフィンやフレンチトーストなどの焼き菓子も美味しいと評判。ランチやモーニングにもおすすめです。

チャイブレイクは、「敷居の高いイメージがある紅茶を、もっと気軽に楽しんでほしい」という思いから、2009年に井の頭公園近くにオープンしました。世界一紅茶を消費している国、インドでは、なんと屋台でチャイが売られているのだそう。そんなインドチャイのカジュアルさにインスパイアされて作られたのが、チャイブレイクです。

チャイブレイクの最寄駅は吉祥寺駅。吉祥寺駅の南口を出て「いせや総本店」を右手側に通り過ぎ、坂を下ったところにあります。歩いて5分くらいと言ったところでしょうか。お店の外観はアンティークな白壁が特徴的で、ちょっとこぢんまりとした雰囲気。真新しすぎず、こなれた感じが吉祥寺の街に馴染んでおしゃれさを感じさせます。

窓側にはティーポットなどが並んでいて、まるで雑貨屋さんのようなカフェです。営業時間は平日朝9時から夜19時までで、土日祝日は朝8時から営業しています。モーニングもやっていますし、ランチはもちろん、ちょっと早めのディナーとして利用するのも良さそうです。どんな用途としても利用できる使い勝手の良いカフェです。

老舗のコーヒー店を改装して造られた店内は、改装前の雰囲気を極力そのままにした、なんとも言えないレトロさが特徴です。店内は木のぬくもりを大切にした、温かみのある雰囲気。ナチュラルな色味の白壁が清潔感たっぷりで落ち着きのある空間です。席はカウンター席とテーブル席の2種類が用意されています。

カウンター席には、様々な種類のスパイスがディスプレイされており、とってもフォトジェニック、ずっと眺めていられる美しさです。さらにチャイを作る工程を眺めることができるので、少人数ならカウンター席がおすすめ。お店の入り口には、ティーポットやトートバッグがディスプレイされており、茶葉などが購入出来るスペースがあります。

チャイブレイクの一番人気メニューがこの「オリジナルチャイ」です。なんと6種類ものスパイス(シナモン、カルダモン、ジンジャー、ナツメグ、クローヴ、ブラックペッパー)が入っているんだそうです。手鍋に水と茶葉を入れて沸騰させ、牛乳を加えて軽く温め、専用の網で漉して、茶葉を力一杯絞ります。

このように絞ることで紅茶の味が存分に引き出せるのだそうです。さらにそれを、肩よりも高い位置から注ぐこと3回。高い位置からダイナミックに注ぐことでチャイに空気が含まれ、よりまろやかな味わいになるとのこと。パフォーマンスかと思いきや、1つ1つの工程にしっかりとした理由があるようです。

こうしてできたもはや芸術品を思わせるチャイは、フォームドミルクがトッピングされていて、見た目にもおしゃれ。フォームドミルクをしっかりと混ぜていただくのがおすすめです。口に入れた瞬間に、ミルクのまろやかさとスパイスの香り、三温糖の優しい甘さが口いっぱいに広がります。

スパイスが主張しすぎていないので、チャイ初心者でも飲みやすい仕上がりです。紅茶葉は、なんと普通の紅茶6杯分もの量を贅沢に使用しているので、紅茶の味香りもとっても濃厚です。一口飲むだけで、とってもリッチな気分になれるチャイ。スパイス効果で体が温まること間違いなしです。

スパイス効果で体が温まるチャイはこれからの季節にピッタリですが、暑い夏におすすめなのが「アイスチャイ」。細かく砕かれた氷とふわふわの口当たりが楽しい泡が入った、清涼感抜群の一杯です。氷を細かく砕いて入れることで、氷でチャイが薄まるのを防ぎ、最後まで美味しく飲めるように工夫しているんだそうです。

「スパイスの香りがちょっと苦手」という方におすすめの、本場インドに近いミルクティーです。お砂糖は別添えで、ミルクティー自体に甘みはありませんが、チャイ本来の味を楽しみたいのであれば、砂糖をたっぷり入れて飲むのがおすすめです。紅茶葉をたっぷり使用しているので、紅茶本来のコクや深みを存分に楽しむことができます。

チャイブレイクは、素材にこだわって手作りしたフードメニューも美味しいと評判です。チャイのお供に、マフィンはいかがでしょうか。バナナやオレンジ、人参、パイナップルなど、旬の素材を使用したマフィンが、ずらりと並びます。中がまだ温かい状態で提供される焼きたてのマフィンは、外側がサクサク、中はふんわりとした食感です。

優しい甘さで、甘さ控えめなので、甘いチャイにとってもよく合うと好評。フルーツなどの具材がゴロゴロと入っており、具沢山なので食べ応え抜群です。300円からと、比較的リーズナブルなお値段でいただけるのが嬉しいです。季節限定のマフィンも多いので、何度か通って限定の味を試してみてはいかがでしょうか。

チャイブレイクで、マフィンと人気を二分するのが「フレンチトースト」です。三鷹産の卵や小金井産のはちみつを使用するなど、地元産にこだわっており、なんとパン(ブリオッシュ)から手作りしている、手間暇かけたスイーツです。表面はきつね色に焼き上げられており、卵やバターのコクが感じられる贅沢な味わいです。ランチにもおすすめ。

「サモサ」はインド生まれの人気スナックで、チャイブレイクではチャイに合うように独自の工夫を重ねています。本場インドのサモサは揚げて作られますが、こちらのサモサはオーブンで焼いて作っています。ジャガイモや鶏肉などの具材がゴロゴロ入っていて、食べ応え抜群。大きめサイズなので、ランチタイムのお供にもおすすめです。

チャイブレイクでは、ランチメニューも充実しています。メニューは「サラダランチ」、「サモサランチ」、「ケークサレランチ」など。どれも自家製のピクルス付きで、お値段は1000円前後です。しめじやエンドウ、パプリカ、カリフラワーなどの野菜たっぷりのピクルスは、体に染み渡る美味しさです。

ランチだけでなく、モーニングメニューも大人気です。平日、土日で若干変わりますが、メニューはサラダバー、自家製シナモントースト、お代わり自由の煮出しミルクティーなど。特に人気なのが「自家製シナモントースト」です。こんがりときつね色にトーストされており、バターがじんわりとしみこんだちょっぴり贅沢な焼きたてトースト。

シナモンがほんのりと香って、紅茶との相性は抜群です。サラダバーはレタス、人参、玉ねぎなどの生野菜が中心で、オリーブ香るオリジナルドレッシングがよく合うと好評です。また、モーニングの時間には飲み放題になるミルクティー、とってもお得なのでこれを逃さない手はありません。

落ち着いた雰囲気の店内でゆっくり楽しむチャイも良いですが、テイクアウトして手軽に本格的な味を楽しむのもおすすめです。テイクアウトメニューは、「チャイ」のホットとアイス、「チャイフラッペ」、「旬の紅茶のアイスティー」など。井の頭公園のお散歩のお供にするのも良さそうです。

いかがでしたか?チャイを中心とした紅茶系メニューだけでなく、カフェタイムにぴったりのマフィン、ランチメニューやモーニングメニューまで、幅広くご紹介しました。井の頭公園をお散歩するのも楽しそうですが、カフェでゆったり寛ぐのもオツなもの。お気に入りの本を片手にチャイをすすって、移りゆく季節を楽しんではいかがでしょうか。