レピキュリアン！吉祥寺の人気ケーキ屋さんの絶品メニューまとめ！

レピキュリアンは1996年オープンした吉祥寺のケーキ屋さんです。雑誌やインターネットで吉祥寺でおいしいケーキ屋さんのランキングがあると、必ず上位にランクインする人気店なんです。今回は、そんな吉祥寺の人気店レピキュリアンについて詳しくご紹介します。

吉祥寺の人気店レピキュリアンのオーナー兼パティシエはスイーツに詳しい人なら知らない人はいないであろう有名人、金子哲也さんです。金子さんはパリのミシュランレストランでシェフをしていた実力の持ち主です。お名前を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。

そんな金子さんが自ら作る自慢のケーキをいただけるのが、吉祥寺の人気店レピキュリアンなんです。おいしいだけでなく、ため息をついてしまうほどに美しいケーキが並ぶ夢のような空間であるレピキュリアンに訪れてみたくなった方は以下の住所をご覧ください。

住所：東京都武蔵野市吉祥寺南町1丁目9−5 電話番号：0422-46-6288

吉祥寺の人気店レピキュリアンの営業時間は12時から19時とやや短めです。その短さにもパティシエのこだわりを感じます。さらに、定休日とは関係なく、急にお休みになることも多いようで、行きたくても行けない人がたくさんいるようです。行きたくても行けないと思うと、余計に行きたくなってしまいます。

吉祥寺に行ったら、必ずチェックするくらいの気持ちでないと入ることが難しいかもしれません。また、営業時間内に行っても、あまり早すぎるとケーキの種類が少ないようです。ケーキはもちろん全てパティシエの手作り。出来あがったものから順次ショーケースに入れられていきます。

そのため、行く日や時間帯によって、出会えるケーキが違うんです。どのケーキと出会えるかはタイミング次第です。どのケーキもおいしいのですが、自分好みのケーキと出会えるかどうかは運かもしれません。人気店だからと言って、安売りしないところもレピキュリアンの風格を感じます。

レピキュリアンは吉祥寺駅南口から徒歩3分のところにある小さなケーキ屋さんです。井ノ頭通りから、ドン・キホーテ吉祥寺駅前店と、ザ・スーツカンパニー吉祥寺店の入っているビルの間にある細い通りに入り、井の頭公園に行く途中にあります。黒い看板には店の名前とロゴが入っており、シックで品のある佇まいです。

細い道ですので、「本当にここに人気のケーキ屋さんがあるのか」と心配になってしまう方がいらっしゃるかもしれません。でも、ご安心ください。ちゃんとあります。駅前のにぎやかな場所ではなく、静かな小道にあることもレピキュリアンのパティシエの哲学を感じます。

レピキュリアンの店内はどこか懐かしさのあるレトロで上品な雰囲気が漂よいながらも、正統派のケーキ屋さんであることがわかります。スタンダードで勝負するパティシエの誇りを感じる空間です。入った瞬間に高級店の風格を感じる店内には、甘くて幸せな香りが充満し、これから見えるケーキたちとの素敵な出会いを予感させてくれます。

優しい色のかわいらしい間接照明は異国情緒溢れており、気分はパリジェンヌ。店内の奥には、かまぼこ型の窓があり、厨房をのぞくこともできる洒落たつくりになっています。店内の入り口付近の大きな窓の前には小さなテーブルとイスがあり、そこでお店のケーキをいただくこともできるんです。

窓際の席は一人席です。外を見ながら食べられるように工夫されています。ひっそりとした隠れ家のような雰囲気なので、つい長居したくなってしまいます。ふらっと立ち寄るのではなく、お気に入りの洋服をピシッと着こなして入店したい、そんな雰囲気です。

最近は斬新なケーキをよく目にしますが、レピキュリアンのケーキメニューには伝統的で優雅な見た目のものが多いです。例えば、ドーム状の丸くて高級感の漂うモンブランや、潔いシンプルなチーズケーキ、一切曇りのない凛としたオペラ、みずみずしいフルーツがぎっしり敷き詰められたタルトなどがあります。

レピキュリアンのケーキは見た目はスタンダードなものが多いのですが、中身は恐ろしいほどに繊細です。ケーキをご購入されたら最初に半分にカットしてみてください。そのケーキが単純に作られたケーキではないことがすぐにわかります。ほとんどのケーキは数層になっており、全ての層が心地よく調和し、一つのケーキを作りだしています。

甘すぎず、後味がすっきりとしていることも特徴です。上質なものは食べ終わったあとも後を引かないと言いますが、まさにその通り。レピキュリアンのケーキは食べ終わった後に、お口の中が甘ったるくなることはありません。甘いものなんて食べたかしらというほど、爽やかな後味が広がります。

レピキュリアンのケーキメニューにはカットケーキだけではなく、ホールケーキもあります。ホールケーキは個性的なものが多いように見えます。お誕生日ケーキにもいかがでしょうか。箱を開けた瞬間、目に飛び込んでくる個性的で美しいケーキは誰にでも喜ばれること間違いなしです。それだけでかけがいのないプレゼントになります。

レピキュリアンはケーキメニューだけでなく、チョコレートメニューのクオリティーも高く、種類も豊富です。レピキュリアンのチョコレートは、あらかじめ箱に入ってラッピングされたチョコレートではなく、一粒ずつショーケースに並べられた美しく、特別なチョコレートです。

レピキュリアンのチョコレートは、ケーキと同様にベーシックでありながらも、一つずつに魅力があり、つい全部食べたくなってしまいます。ジュエリーを選ぶように、慎重にチョコレートを選ぶのも優雅で心地の良い時間です。レピキュリアンでチョコレート選びを楽しみましょう。

レピキュリアンのパティシエは、焼き菓子も得意です。店頭には目移りするほどの焼き菓子も並べられています。例えば、若い女性に大人気のマカロン。マカロンにも数種類あり、これらが1つずつ箱に入ったマカロンのセットもあります。もちろんバラ売りで買うこともできます。

でも、私のおすすめは、セットの方です。中に入っているマカロンが見えるスタイリッシュな箱は、見るだけでも心が躍ります。自分用にも、プレゼントにもちょうどいいサイズだと思います。マカロン好きにも納得の仕上がりになっているので、お好きな方は是非お試しください。

さらにスマートにラッピングされたクッキーたちも誇らしげに店内に並んでいます。キラキラしたケーキに劣らぬ存在感のあるクッキーです。このクッキーを一枚、紅茶の受け皿の隅に置くだけで立派なアフタヌーンティーの出来上がりです。焼き菓子は自分で買って、少しずつ楽しみましょう。

レピキュリアンの一番のおすすめケーキは「レピキュリアン」。店名と同じケーキです。チーズケーキのようにも見えるシンプルな丸い外見からは味の予想もつきません。食べてびっくり、ふわふわのシブーストクリームの中にラズベリーとりんごのソテーが入ったフルーティーなケーキなのです。

中はふわふわなのに、表面にコーティングされたキャラメリゼがパリッとしているのも素晴らしい。これらがしっとりとほどよい重みのあるタルト生地に納められ、1つのケーキとして完成されています。レピキュリアンを食べると、抜かりのないパティシエの仕事ぶりがわかります。

ケーキのお値段は大体500円前後です。例えば、おすすめのケーキレピキュリアンは480円、モンブランは550円です。モンブランは600円くらいするお店が多いので、お安いのではないかと思います。パイは300円代のものが多く、アップルパイは324円、ピチヴィエは260円です。

さらに、焼き菓子コーナーはもう少しお求めやすいものが多く、小さな洋ナシのタルトは270円、スフォリアテッラは380円、クイニーアマンは270円、クロワッサンは180円です。全体的に大きさは小さめで、ちょっとつまむのにちょうどいいくらいの大きさです。

焼き菓子はリーズナブルなのに、一つ一つのクオリティーの高さは吉祥寺一、いえ、東京一といっても過言ではありません。おやつにお一ついかがでしょうか。このお値段で惜しみなくバターの使われた贅沢な焼き菓子が食べられるなんて、夢のようです。特に、クロワッサンはリーズナブルなので、毎朝でも食べたくなります。

レピキュリアンは「スタンダート」という言葉が何よりもしっくりくるケーキ屋さんです。スタンダートで戦えるのは、本当に腕のあるパティシエだけ。レピキュリアンのパティシエ、金子さんの並々ならぬこだわりとプライドで輝かしいまでに洗練されたこのスタンダードなスイーツたちを是非ご堪能ください。