新札幌・サンピアザ水族館！魚のサーカスショーも！楽しい見どころまとめ！

北海道にあるサンピアザ水族館は、小さな都市型水族館であるからこそある見どころにあふれています。人気のカワウソやペンギンとの触れ合い、毎日開催される数々のイベント。日常では味わえない経験を、アクセスの良さとその規模からサンピアザ水族館では気軽に経験できます。それでは、サンピアザ水族館の世界に少し踏み出してみましょう。

北海道の新札幌にあるサンピアザ水族館は、複合商業施設の「新さっぽろアークシティ」内に建つ、今年で会館35周年を迎える小規模な2階建ての水族館です。小さいながらも館内には約200種10,000匹が工夫して展示されています。また、JR新札幌駅や地下鉄新さっぽろ駅から近く、子連れの方にも嬉しいアクセスが非常にいい水族館です。

サンピアザ水族館の見どころのひとつは全ての生き物が館内展示で、年中無休であることです。つまり、家族の休日に合わせて、寒い北海道でも子連れで天気を気にせず楽しむことがでるのです。さらに、館内にはスロープやエレベーターが完備。予約不可ですが、限定2台の車椅子に、3台のベビーカーの貸し出しも無料で行っています。

元気な子ども達は、広い場所や屋外であっても興味があればフラフラと迷子になることもありますよね。また、小さな体に体力は少なく、心配な点もあります。ところが、サンピアザ水族館は小規模な水族館です。周囲には大人の目が行き届き、子どもでも十分に全ての展示が見れます。まさに、子どもに優しい子連れの方も安心の水族館なのです。

サンピアザ水族館の入館料金は、大人（高校生以上）が900円、高齢者（65歳以上）と障がい者（大人）が720円、子ども（2歳まで）が無料、子ども（3歳から中学生まで）が400円、障がい者（子ども）が320円です。また、20名以上から団体料金は事前に申請する必要があります。1度出たら同じ券で再入館できませんのでご注意ください。

営業時間は4月から9月は10:00~18:30、10月から3月は10:00~18:00、年中無休で営業しています。あわせて、入館券の販売は閉館の30分前に終了、その後中には入れなくなりますので、券は早めに購入するようにしましょう。

年間パスポートの販売料金は、大人（高校生以上）が2,000円、子ども（3歳から中学生まで）が1,000円です。新札幌にある当水族館はアクセスが非常によく、ショッピングモールも隣接しています。食事や買い物帰りに気軽に通えますので、3回以上行くのであれば、年間パスポートを購入した方がかなりお得です。

サンピアザ水族館公式ホームページには、1枚で4人までの入館料が10%オフになるWEB限定の割引券があります。利用するには水族館窓口に、割引券のページをプリントアウトして提示するか、もしくはスマートフォンなどで画面を提示すればOK。有効期限はページに表示されている記載日迄です。新札幌に訪れる際には要チェックです。

札幌市青少年科学館は、サンピアザ水族館の隣にある科学館です。この両館では、大人限定で1,750円の共通利用券があります。科学館では、中学生以下は無料ですが、大人のみ展示室には700円とプラネタリウムには500円の入館券料金が必要です。しかし、共通利用券を購入すると、この1枚で350円得にその両方と水族館を楽しむ事ができます。

営業時間は5月から9月は9:00~17:00、10月から4月は9:30~16:30です。休館日は毎週月曜日（祝日の場合は開館）と毎月最終火曜日、祝日の翌日に特別展最終日の翌日、12月27日~翌年1月4日です。ただし、ゴールデンウィーク期間中や特別展期間中は無休で営業しています。また、窓口で発券した券があれば、当日に限り何度でも入館可です。

JRを利用する場合、札幌駅から千歳線快速エアポートで新札幌駅に下車（約8分）、そこから徒歩（約3分）で着きます。また、北海道観光で空港から向かう場合、新千歳空港駅から千歳線快速エアポートで新札幌駅に下車（約27分）してください。乗車券は前者が大人260円、後者が大人880円です。指定席券は＋520円、小人は両券半額です。

地下鉄を利用する場合、大通駅から札幌市営東西線で新さっぽろ駅に下車（約18分）、そこから徒歩で3番の出口から、サンピアザ内を通って、2階の南側へ向かうと到着します（約5分）。乗車賃は大人320円で小人160円です。

車で来られる場合は、北海道央自動車道大谷地インターか札幌南インターでの高速利用がおすすめです。北海道札幌市の中央区あたりからだと約40分程で到着します。駐車場は、新さっぽろアークシティ駐車場（サンピアザ、duo、北、南、東）をご利用ください。各駐車場の駐車料金はサンピアザ水族館でスタンプを押すと2時間無料になります。

サンピアザ水族館には約200種10,000匹の生き物が展示されています。かつては地元北海道に多く生息していた淡水魚のイトウや、ニモでおなじみの人気のカクレクマノミを代表するサンゴ礁の生き物たち、寒い海にいるクリオネや、珍しいアマゾンの魚たち。もちろん、水族館のアイドルのペンギンやカワウソ、アザラシもいます。

こちらの魚は世界最大のベラの仲間、「メガネモチノウオ」です。おでこのあたりがコブ状に盛り上がっているので、「ナポレオンの帽子のよう」ということで、別名「ナポレオンフィッシュ」と言うそうですよ。警戒心が高い魚なので、隠れていることも多いとか。1階の回遊水槽で探してみてください。

この体の構造が丸見えな魚は「トランスルーセントグラスキャットフィッシュ」という淡水魚。トランスルーセントとは英語で「半透明」を意味します。愛らしい姿からは想像できませんが、ナマズの仲間になるそう。しかしナマズのように水底に潜ることはありません。

大きなダンゴムシのような不気味な姿の生き物は、「ダイオウグソクムシ」といいます。フナムシに近い種類で、海の掃除屋として海底に潜んでいるそう。その生態もまだわかっていない部分も多く、世にも不思議な生き物です。

静かに葉っぱに化けているのこの魚は「リーフフィッシュ」です。枯葉のような姿から、別名「コノハウオ」とも呼ばれているそう。動きはゆっくりですが、獲物を見つけると、見かけによらず大きな口で一瞬で丸呑みにしてしまいます。その動きはまるで忍者のようです。あなたはうまく見つけられるでしょうか？

タッチングプールの見どころは、海の生き物たちを見るだけではなく、実際に触れる体験ができることです。ヒトデや貝など、身近で触れても安全な生き物たちばかりなので、子連れの方でも安心です。水で濡れた手を拭く為のタオルを、用意することを忘れないでくださいね！

コイの仲間の「ガラ・ルファ」は雑食で、人間の古い角質を食べてくれます。その習性から、「ドクター・フィッシュ」という名で有名ですね。小さな口でぱくぱくとつつく様子は可愛らしいです。滅多に経験できないドクター・フィッシュの水中エステ、是非体験してみてください。子連れの方でも、親子で楽しめること間違いなしです。

2階にある「川と湖のサカナ」のコーナーでは、餌やり体験ができます。北海道の札幌市にある水族館であるからこそ、そこにはたくさんのサケの稚魚が。餌は一つで20円、気軽に体験できると人気コーナーになっています。餌に寄ってくる魚の姿は目にも楽しいですよ。

毎日行われるイベントの中で「マリンガールの餌付けショー」はカップルや子連れの家族にも人気のイベントの一つです。回遊水槽にいるたくさんの賑やかな魚たちが、マリンガールの撒く餌を求めて群をなす様子は圧巻。普段は隠れているような魚が、ここぞとばかりに泳ぎだす姿も見どころです。

マリンガールの餌付けショーは1階の回遊水槽 において、日・祝限定で1日6回11:00、12:00、13:00、14:00、15:00、16:00に公演されています。是非、その目で水槽に集まるカラフルな魚の群を見てみてください。

サンピアザ水族館で１番の人気者と言っても過言ではないコツメカワウソたち。元気に駆け回る姿を見るためのに多くの人が訪れます。そんな、彼らと触れ合う事が出来るのが「コツメカワウソのふれあいタイム」。狭いところに手を伸ばし餌を探す彼らの習性を生かした素敵なイベントです。コツメカワウソと握手してみませんか？

コツメカワウソとふれあいタイムは、2階のコツメカワウソ水槽で毎日1日3回11:00、14:00、17:00に実施されています。活発なコツメカワウソたちですが、ふれあいタイム中は1箇所に止まるので絶好のシャッターチャンスです。コツメカワウソと一緒に記念撮影しちゃいましょう！

サンピアザ水族館では、魚の習性を生かして「魚のサーカスショー」と題し、毎日パフォーマンスイベントを行っています。例えば、こちらのアマゾンに生息し、強い電力を流すことで有名な「デンキウナギ」。餌を捕らえる瞬間にもっとも強い電流を流す習性を生かし、その発電力を電球で可視化させるイベントを行っています。

4匹のイシダイはそれぞれの水槽でパフォーマンスをします。５つもの輪を潜り抜ける「輪くぐり」に、紙のお相撲さんと勝負する「相撲」、そして、ボールをつつき穴に転がす「ゴルフ」に、箱にいる親友たちを蓋を開けて披露する「宝物」。どのパフォーマンスにも個々の得意、不得意があるそうでかなり訓練された動きをみせてくれます。

大きな体で優雅に泳ぐ人気者の「ゴマフアザラシ」。餌付けショーでは食事の様子を観察できます。かわいいゴマフアザラシに癒されませんか？子連れの方にも人気の魚のサーカスショーは、2階ゴマフアザラシ水槽前の各水槽で毎日1日4回、10:30、12:30、14:30、16:30に実施されています。心踊るサーカスショーを楽しんでくださいね。　 　　　　　　　　　　

「ウラ側探検ツアー」は子連れの家族に特に人気のイベントです。見どころは、普段は見ることがない水族館の裏方の仕事の世界を体験出来ること。ツアーは土・日・祝限定となっており、定員は10名（小学生以上）です。13:30からツアーはスタートしますので、1階インフォメーション前に集合してください。尚、定員を超えると抽選です。

「ペンギンガイドツアー」は、かわいいイワトペンギンが飼育員と一緒に、館内をよちよちと案内してくれる特別なツアーです。ツアーは土・日・祝限定となっております。11:30から1階インフォメーション前からのスタート！ペンギンとの散歩気分を味わいましょう！ 　　　　　　　　　　　　　

サンピアザ水族館の2階の出口前には「MARIN SHOP」というマリングッズを販売しているショップがあります。キュートなマスコットキーホルダーにはじめ、海の生き物モチーフの文房具やぬいぐるみ、絵本なども取り揃えています。思い出に、プレゼントに、館内で見つけたあなたのお気に入りの生き物のグッズを探してみましょう。

数々のサンピアザ水族館の見どころを紹介してきましたが、いかがだったでしょうか？家族でイベントを楽しむのもよし、恋人と館内をデートするのもよし、新札幌に訪れた際は是非、サンピアザ水族館に足を運んでみてください。色とりどりの個性的な生き物たちが出迎えてくれますよ！