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デルフト観光のすすめ!歴史ある都の古い町並みや伝統の焼物も!

デルフト観光のすすめ!歴史ある都の古い町並みや伝統の焼物も!
投稿日: 2017年10月24日最終更新日: 2020年10月8日

オランダの南西部に位置するデルフトは、デルフト・ブルーの陶器や、「真珠の耳飾りの少女」で有名なフェルメールの生誕地として知られる観光都市です。アムステルダから1時間ほどの距離で日帰りでも楽しめるデルフトの魅力をご紹介します。

魅力あふれる古都デルフト見出し

デルフトは、オランダの行政上の首都であるデン・ハーグと人気観光都市であるロッテルダムの間に位置する古都です。デルフトで有名なものと言えばデルフト陶器やフェルメールですが、その他にも絶景スポットや歴史的な建築物など数多くの見どころが存在します。そんなデルフトの観光情報、絶景スポット、アクセス情報、おすすめのお土産などをご紹介します。

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オランダの観光&旅行スポット21選!運河や美術館など人気の見所を網羅! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
人気旅行先として常に上位にある「オランダ」には、美しい風景が見れる観光スポット、穴場の観光スポットなど見所が数多く点在しています。今回そんなオランダでの厳選した観光スポットを紹介していきます。一緒にオランダ旅行を有意義なものにしましょう。

デルフトの人気観光スポット1:市庁舎見出し

デルフトの中心部のマルクト広場に建つデルフト市庁舎は、新教会、旧教会と並んでデルフトのランドマークとなっています。歴史は古く、もともとは1200年代の建物が焼失した後、17世紀に建てられたデルフトの市庁舎は、オランダの中でも最も重要なルネッサンス様式の建物とされています。

市庁舎として機能しているため、予約する見学ツアーでのみ内部を見ることができます。左右対称が特徴の建物の中央にある塔は、かつては牢獄として使われていました。ただその芸術的な装飾がされた外観を眺めるだけでも、行く価値は十分にあります。デルフトが生んだ芸術家フェルメールも、この市庁舎で結婚しました。

住所:Markt 87, 2611 GW Delft, Holland

デルフトの人気観光スポット2:新教会見出し

デルフトの新教会(Nieuwe Kerk)は、マーケットスクエアの市庁舎の反対側に建っているプロテスタントの教会です。新教会という名前ですがその歴史は古く、1584年にはオラニエ公ウィレムがこの教会に埋葬されました。それ以来、オランダ王室の墓所としても使用されていて、王室の墓所は一般には非公開となっています。

デルフトの新教会で有名なのは、108メートルの高さの尖塔です。高さではユトレヒトのドム塔に次いでオランダでは2番目に高い塔で、絶景ポイントとしても知られています。塔の展望ポイントまでは379段の階段を登っていくと、85mの高さからのデルフトの絶景を見ることができます。

住所:Markt 80 2611GW Delft Holland

デルフトの人気観光スポット3:旧教会見出し

デルフトの絶景を構成する旧教会の歴史は、1050年までさかのぼります。もともとは小さな教会だったものが、1240年に拡張されて身廊や聖歌隊席などが加えられました。旧教会は時代とともに荘厳なゴシック洋式の聖堂に発展しましたが、同時に中世風の雰囲気も残しています。

デルフトの旧教会の尖塔は75mの高さがあり、新教会と並んでデルフトのランドマークとなっています。じっくり見てみると、この旧教会の尖塔は少し傾いているのがわかります。これは、尖塔を増築した際に十分な土地が無かったため、運河を埋め立てて建てられましたが、工事の途中で地盤が沈下してしまったためです。

デルフトの旧教会のもう一つの見どころがステンドグラスです。もともとは15世紀の初めにステンドグラスがはめられていましたが、その後の火災などによって完全に焼失してしまいました。現在見ることができる芸術的なステンドグラスは、20世紀に入ってから聖書の物語をもとにして作られたものです。

住所:HH Geestkerkhof 25, 2611 HP Delft

デルフトの人気観光スポット4:マルクト広場見出し

デルフトの市庁舎と新教会があるマルクト広場(Markt)は旧市街にあり、ショップやカフェなども多く、観光案内所もあることからデルフト観光の中心地となっています。マルクト広場では、曜日によってマーケットが開かれることがあり、地元の食べ物を売る屋台もあったりと、曜日が合えば是非行っておきたいスポットです。

マルクト広場にはデルフト焼きのショップもあるので、お土産を買うのには最適な場所です。大きな牛の置物が目印のショップ「Cheese & More」はチーズのお店で、巨大なチーズからお土産用のパッケージに入ったものまで、様々なチーズが売られています。

デルフトの人気観光スポット5:フェルメールセンター見出し

デルフトで最も有名な人物といっても過言ではないのが、バロック期のオランダを代表する芸術家ヨハネス・フェルメールです。フェルメールはデルフトで生まれ、43歳で亡くなるまでデルフトで過ごしました。フェルメールが生涯で残した芸術作品の数は37点と多くはありませんが、レンブラントと並ぶオランダを代表する17世紀の画家です。

フェルメールセンター(Vermeer Centrum Delft)ではフェルメールの生涯や芸術作品に関する映像や絵画のレプリカなどが展示されていますが、一番の見どころは再現されたフェルメールのアトリエです。絵画「手紙を書く女と召使」そのままのシーンが再現されており、自分がモデルになっているような気分になります。

住所:Voldersgracht 21 2611 EV Delft

デルフトの人気観光スポット6:東門見出し

デルフトは以前は城壁に囲まれた街で、いくつかの門がありましたが、現在見ることができるのは東門(Oostpoort)だけです。この東門の景色はフェルメールの「デルフトの眺望」にも描かれた芸術的な絶景で、フェルメールセンターで絵画を見てから東門に行くのをおすすめします。

住所:Oosteinde 80, 2611 SN Delft, The Netherlands

デルフトの人気観光スポット7:ロイヤルデルフト見出し

デルフトで世界的にも有名なものと言えば、やはり芸術的な青い模様のデルフト焼の陶器です。17世紀に創業されたロイヤル・デルフトの窯元は、現在ではデルフトの中でも特に人気のある観光スポットとなっています。映像を使った展示ではデルフトの陶器の歴史や製造過程を知ることができます。

そのほかにも、アンティークのデルフト陶器の展示や、職人が実際に絵付けをしているところを見学もできます。日本語のオーディオガイドがあるのも嬉しいポイントです。「デルフト・エクスペリエンス」では主に見学だけですが、その他にもデルフト焼の陶器でのティータイムやランチが付いたパッケージ・チケットもあるので、チェックしてみるのも良いでしょう。

住所:Rotterdamseweg 196, 2628 AR DELFT

デルフトの人気観光スポット8: プリンセンホフ博物館見出し

デルフトのプリンセンホフ博物館(Municipal Museum Het Prinsenhof)は、かつてはオラニエ公ウィレムの居宅だった建物で、現在は博物館となっています。デルフトにもゆかりのある芸術家のオランダ黄金時代の絵画、デルフト焼、装飾品など、デルフトに関するさまざまな展示がされています。

プリンセンホフ博物館で最も有名な見どころが、1584年にオラニエ公ウィレムが暗殺された時に残された銃弾の痕です。オラニエ公ウィレムはスペインとの間で戦われた八十年戦争(オランダ独立戦争)の中心人物であったために暗殺されました。プリンセンホフ博物館には、当時の歴史やオランダ王室に関する展示も見ることができます。

住所:Sint Agathaplein 1 2611 HR Delft

デルフトの人気観光スポット9:絶景も楽しめるデルフトの運河見出し

オランダと言えばまず思い浮かぶのが風車と運河ですが、デルフトも例にもれず街の中に運河が走っています。観光しながら運河沿いを散策してカフェで休憩というのもおすすめです。陸の上で周った観光スポットを今度は運河から眺めてみると、違った角度からの絶景に出会うことができます。

デルフトには観光用の運河クルーズのオペレーターがいくつかありますが、その中でもRondvaart Delftではさまざまな種類のクルーズパッケージを売りにしている人気のオペレーターです。ランチクルーズやディナークルーズでは、レストランでもコースメニューの食事が付いています。デルフトから少し遠出するパッケージでは、街からは見ることのできない絶景を楽しみながらぼ運河の旅を楽しむことができます。

Rondvaart Delft Koornmarkt 113 2611 ED Delft

デルフトの人気観光スポット10:Molen de Roos見出し

デルフトの中心から少し離れたところにあるMolen de Roosは、現在でも実際に使用されている風車です。内部の見学は無料で、ガイド付きのツアーに参加することもでき、風車の構造やメカニズムを見ることができます。急な階段を登って行くと、風車の上からデルフトの絶景を見ることもできます。

住所:Wateringsevest 26 a, 2611 AW Delft

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オランダの風車は世界遺産!原風景キンデルダイクの魅力を解説! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
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デルフトでおすすめのレストラン見出し

ロイヤル・デルフトのティールーム&レストラン

ロイヤル・デルフトにはレストランとランチルーム(ティールーム)があります。ランチルームは工房の見学をしなくても入ることができ、気軽にティータイムやランチを取れる場所です。テーブルの上にはデルフト陶器の花瓶やキャンドル・ホルダーなどが飾られていて、上品な雰囲気があります。

レストランでは、オランダ風の食事を楽しむことができるDutch LunchとLuxur Lunchがあります。どちらもコース・ディナーになっています。天気が良かったら、中庭でのランチもおすすめです。どちらのコースも値段は20ユーロ以下になっているので、リーズナブルな価格で高級感のあるデルフト陶器での食事を楽しむことができます。

住所:Rotterdamseweg 196, 2628 AR DELFT

Stads-koffyhuis

Stads-koffyhuisはデルフトの運河沿いにあるカフェ・レストランです。屋内と屋外にテーブルがあり、夏の間は運河を眺めながらのランチがおすすめです。Stads-koffyhuisではいろいろな種類のパンケーキがあり、ソーセージ、ベーコン、チーズなどが入ったものから、シナモンやチョコレートソースが入った甘いものまでがメニューに載っています。

住所:Oude Delft 133, 2611 BE Delft

Bierfabriek Delft

デルフトの中心部にあるBierfabriek Delftは、醸造所を併設するパブ&レストランです。RossoとNeroという2種類のビールを醸造していて、Rossoはフルーティーな風味、Neroはビターな風味が特徴のビールです。Bierfabriek Delftではオランダ料理の他にもBBQチキンなどのグリル料理も食べることができます。

住所:Burgwal 45-49, 2611 GG Delft

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デルフトに行ったらチェックしたいお土産見出し

デルフト陶器

デルフトのお土産というと、やはりデルフト陶器は外せません。デルフトブルーの陶器は芸術的なクラシックデザインのものからモダンなデザインまでさまざまなものがそろっています。お土産にもおすすめなのが、オランダ発のキャラクター、ミッフィーをあしらったデザインの陶器です。小さい子供や女性には喜ばれるかと思います。

オーナメントや花瓶、食器なども幅広いデザインがそろっています。クリスマス時期ならクリスマスツリー用の飾りも売っていて、デルフトブルーだけではなく、鮮やかな色が付けられたものもあります。タイルはコースターとして使うのにも最適で人気のお土産です。

オランダチーズ

オランダのチーズはもちろんデルフトだけではなくオランダ各地で買うことができますが、デルフトのマルクト広場にはチーズの専門店もあります。様々な種類のオランダチーズが売っていますが、試食することもできるので、色々なチーズを試食してみるのも面白いかもしれません。

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デルフトのアクセス方法見出し

オランダの首都アムステルダムからデルフトへは直通電車が出ています。アムステルダム中央駅からの所要時間は1時間前後、料金も11ユーロほどなので、日帰りの観光も十分可能です。アムステルダムのスキポール空港からもデルフトへの電車が出ているので、空港からデルフトに直行する際にはとても便利です。

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デルフトの周辺についても知ろう見出し

デン・ハーグ

オランダの首都は公式にはアムステルダムですが、行政上の首都と言われるのがデン・ハーグ(The Hague)です。オランダの議会だけではなく、国際司法裁判所や各国の大使館などがあり、ヨーロッパの中でも重要な都市となっています。古い歴史をもつデン・ハーグの街には観光名所や絶景スポットなどが数多くあります。

デルフトのフェルメール・センターを訪れた後に行っておきたいのがマウリッツハウス美術館です。フェルメールの一番有名な芸術作品と言っても良い「真珠の耳飾りの少女」の実物があるのがマウリッツハウス美術館で、美術館自体の建物や内装もみどころの一つでもあります。デルフトからデン・ハーグへは、電車で15分程度です。

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歴史の街デルフトを楽しむ見出し

運河や古い街並みなどで、まさにオランダの観光地の典型のデルフトですが、デルフトならではの見どころはやはりデルフトブルーの陶器とフェルメールです。オランダ王家の初代王であるオラニエ公ウィレムと深い関わりがあることから、歴史の上でも重要な位置にあるデルフトは絶景、芸術、グルメなど、おすすめどころがたくさんある観光地です。

投稿日: 2017年10月24日最終更新日: 2020年10月8日

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