キューケンホフ公園の魅力＆見所解説！春はチューリップの絶景を楽しめる！

オランダの首都アムステルダム近郊にあるリッセという町には、「世界一美しい春の公園」と言われる人気のキューケンホフ公園があります。3月末から5月末にかけての2か月間にオランダへ観光旅行するなら、その世界一美しい春を体験する事が出来ます。オランダのキューケンホフ公園の見所をご紹介します!

15世紀には、ハーブが植えられていて、ジャクリーヌ・ド・ナノーの城に運ばれていた事から「キューケンホフ」(城の台所に花を届けた敷地)という名前が付けられたと言われています。オランダでの発音に近いのは「ケウケンホフ」です。

32ヘクタールの広大な敷地におよそ700万個の球根が植えられ、スタッフたちが枯れたチューリップを手入れしなながら、期間中美しい風景を維持しています。ただし、チューリップの開花は、その年の気候に左右されます。開園すぐだとあまり咲いてなかったという場合もあります。

園内には、いくつも見所がある魅力ある庭があり、色とりどりの花や木、モニュメントを使ったデザインが施されています。ただ植えられているのではなく、歩いていると突然風景が変わるような工夫もされていて、チューリップを主に使ったアートとなっています。

キューケンホフ公園は、南ホラント州リッセという町にあります。日本からキューケンホフ公園へ行くには、アムステルダムスキポール空港へ飛行機の直行便で行き、スキポール空港から直行バスが出ていますので、それに乗る事で、一番早く公園へ行く事が出来ます。

しかし、飛行機でオランダへ入り、そのまま直行バスでキューケンホフ公園へ行くと、あまりの観光客の多さで混雑し、荷物が預けられない可能性があります。なので、一旦ホテルなどにより、ホテルから向かった方が賢明かもしれません。アムステルダム市内、ハールレム駅やライデン駅からもシャトルバスで行く事が出来ます。

人気なのは「コンビチケット」です。入場料と往復シャトルバス代金がセットになっていて、お得です。また、平日でも公園入口のチケット売り場は沢山の人が並びます。休みの日は更に混みます。この入口のチケット売り場に並ばなくて良いので、時間短縮になり公園を堪能出来ます。とっても人気のチケットで、おすすめです。

1番大切なのは、公園が開園している時期です。チケットを見ると分かりますが、この公園は、約2か月間しか開園していません。日付はその年で変わります。他の時期は、足を運んでも入る事が出来ませんのでご注意ください。

ただし、チューリップが最高に綺麗な2か月間以外にも、球根販売イベントの為に開く場合があります。詳しくは、公式HPで確認しましょう。来年の世界いち美しい春の公園の為に、準備中の公園を見る事が出来ますし、球根を買う事が出来ます。また、近くのキューケンホフ城(カイケンホフ城)は、魅力的な建物で、年中観光する事が出来るので、そちらもおすすめです。

キューケンホフ公園の魅力は、色々な形をしている沢山のチューリップが植えられている事です。いつも見るかわいいチューリップからビックリする形のチューリップまで堪能する事が出来ます。名札もあり、名前を知る事が出来ます。でも、1つ1つじっくり観ていたら、1日では足りないくらい広大です。

チューリップそのものにも、感動したりびっくりさせられたりしますが、植えられ方がとても魅力的で、チューリップで表現されたアートと言えます。とても素晴らしいチューリップアートは魅力的です。たった2か月の開園期間なので、最後までスタッフは綺麗な花を保たせてくれています。

チューリップはもちろん、アートを際立たせてくれるヒヤシンス、ラン、バラ、カーネーション、スイセン、アイリス等々他にもたくさんの花たちに出会えます。ただチューリップを見る事が出来る公園ではなく、チューリップを楽しむ事が出来る魅力あふれる公園です。チューリップと他の花の組み合わせで、川の流れのようなアートを作ってくれます。

水鳥もこの公園の魅力の1つです。何種類かいます。人が害を与えない事を知っているのか、水鳥が近くによって来たりしますし、川をスーッと泳いでる風景にも癒されます。チューリップと水鳥という風景はとても素敵で、思わず笑みがこぼれます。

公園内のチューリップがよく見せてくれるのは、川が流れているように見えるアートな植えられ方です。いろんな場所で色んな形のチューリップの流れを見る事が出来、絶景を楽しめます。さすが世界一美しい春の公園です。感動する見せ方を分かっています。

キューケンホフ公園の魅力の1つの大きな風車があります。1つですが、大きいので、存在感があり、風車とチューリップを主とした花々の風景は、絶景スポットで人気があります。素晴らしい景色なので、おすすめです。

この風車の後ろには、公園の周りを一周出来る船のチケット売り場があり、とても人気があり沢山の人で混雑します。船に乗ると、公園外の素晴らしいチューリップ畑を見る事が出来ます。少し離れて風車とチューリップ、川、船が入った風景は、おすすめの絶景ポイントです。

船から見える、公園外のチューリップ畑は素晴らしいです。ただ、この周りは私有地。チューリップ農家さんたちの大事な畑です。公園とは何の関係もありません。開園期間中でも時期を外せば、茎と葉だけだったり、土だけだったりします。時期が良ければ絶景を見る事が出来ます。

広大な公園内なので、どこへ行ってもうっとりしてしまうほど、素敵な風景に出会えます。色々な種類が一気に植えてある場所は、絶景スポットで人気があります。一種類のチューリップが並んでいる調和がとれた景色も素敵なのですが、ランダムに色々な種類のチューリップが植えられている景色も、おすすめです。

ひな壇のように立体的にチューリップが植えられている場所もあります。岩とチューリップのコラボは、なかなか見る事が出来ない、絶景ポイントです。キューケンホフ公園の花々は、全ての期間に素晴らしい景色が見えるように工夫されています。

噴水は人気の絶景ポイントです。各所に噴水が設けられています。キューケンホフ公園に入ったすぐのエントランスにもありますし、各所に噴水が設けられています。また、モニュメントなどもあり、楽しむ事が出来ます。

もちろん晴れの日のキューケンホフ公園はおすすめで、青空の下にカラフルな花々は、とても美しい風景ですが、実は雨の日もおすすめです。雨が降ると、花々が生き生きし始め、、雨に濡れた石の道や風車とカラフルなキラキラ元気なチューリップは、絶景です。

園内には、屋内パビリオンが設けられていて人気スポットとなっています。各パビリオンで、色々な花の鉢植えやアレンジメントが展示されています。天候で左右されないパビリオン内は、見所が沢山ありおすすめです。

キューケンホフ公園は、毎年テーマを決めて開催されます。テーマは色々です。そのテーマによって、花のアートが変わりますので、毎年訪れても良いほど人気の公園です。中には、モニュメントが建っていたりします。例として、2015年は「ゴッホ」2016年は「オランダ黄金時代」2017年は「ダッチデザイン」でした。

園内には、チューリップとは関係ありませんが、オランダに関係するミッフィーのアートやグッズショップや遊具もあります。ミッフィー好きな人は、チューリップとミッフィーのコラボを見る事が出来ます。立ち寄るものおすすめです。

オランダのユトレヒトには、ミッフィー博物館があります。そこまで行く事が出来ない人にとっても、ユトレヒトに行く人にとっても嬉しいショップです。また遊具もあります。子供も大人もただチューリップを見るだけだと飽きる場合があり、遊具があるのは楽しさを倍にしてくれます。

公園内は広いので、ゆっくり長時間でも楽しめるように、カフェや売店、ワッフル屋があります。その中でも手軽に食べる事が出来る、ポテトやワッフルは人気です。美味しいものを食べながら、チューリップを堪能する事が出来るのも魅力の一つです。

驚くのは、チーズショップがある事です。こんな重たいチーズを持ち歩くことは出来ませんが、オランダはとてもチーズが美味しいので、帰りにチーズショップによってお土産を買って帰るのもおすすめです。

キューケンホフ公園では、注意点があります。チューリップを観賞する時は、作られた道のみです。芝生が沢山ありますが、芝生には入らないように呼びかけられています。綺麗なチューリップを保つため、マナーは守りましょう。

また、キューケンホフ公園周辺も、チューリップ畑を見る事が出来ます。とても素晴らしいチューリップ畑なので、ついでに鑑賞したいと思うかもしれませんが、公園外は、私有地です。勝手に入らないように注意されています。

春、オランダ旅行するなら、チューリップなどの花が満開の「キューケンホフ公園」にぜひ足を運んでみて下さい。世界一素敵な春の公園を体験する事が出来ます。あまりの美しさに感動すること間違いなしです。キューケンホフ公園を楽しみましょう!