大宮公園は桜の名所！アクセス方法や見頃のライトアップスポット情報も！

「日本の桜の名所100選」にも選ばれた大宮公園には約1200本ものソメイヨシノ植栽されており、埼玉県内有数の花見名所として有名です。今回は、桜の名所、大宮公園へのアクセス、桜の時期のライトアップスポットなどの情報をまとめてご紹介します。

大宮公園は大宮駅東口から約1.5キロのアクセス圏内に位置し、明治18年に氷川公園の名称でＪＲ大宮駅の開業と共に埼玉県初の県営公園として誕生しました。明治31年に県が管理することになり、その後、日本の公園の父と称される本多静六林学博士により、現在の大宮公園の原形になりました。

大宮公園の総敷地面積は約35ヘクタール、東側の第二大宮公園と南側の第三大宮公園と合わせると総敷地面積67.9ヘクタールのかなり広い公園です。NACK5スタジアムのサッカー場、西武ライオンズの公式戦も開催される硬式野球場、水泳場、陸上競技場、弓道場、体育館、競輪場などの体育施設が充実している公園です。

その他にも「歴史と民族の博物館」、「大宮公園 小動物園」、「大宮公園 児童スポーツランド」や日本庭園なども充実しています。桜の季節には多くの人々で賑わう大宮公園の中心部は自由広場と言い、桜の古木が並び、大宮公園の樹木は歴史が古いだけあり、どれも太く、中には樹齢100年をも超える樹木もあります。

大宮公園は県営公園の中では歴史の長い公園です。埼玉県内の公園の中でも大宮公園は訪れる人の多い県営公園です。大宮駅から徒歩圏内で行けるアクセスの良さからも、特に初詣や桜の季節には昼夜問わずに花見客が訪れ、多くの人々や屋台で賑わいます。

大宮公園は毎日開園しています。アクセスは東武鉄道東武アーバンクライン大宮公園駅または北大宮駅から徒歩約7分です。ＪＲの改札を出てから、東口方面へ向かっていくと東武鉄道の乗り場が見えます。大宮公園駅までは大宮駅から二駅ですので、すぐ着きます。

また、大宮公園まで大宮駅の街並みを楽しみながら徒歩で大宮公園へ行くこともできます。大宮駅東口より徒歩約15分～20分前後というアクセスの良さです。大宮駅から大宮公園へ向かって歩いていくと、氷川神社へ続く氷川参道に出ます。氷川参道をゆったりと歩きながら大宮公園へ行く途中に参拝していく方も少なくありません。

大宮公園の駐車場情報です。駐車場の利用時間は4月～9月が8時30分～19時、10月～3月は8時30分～17時30分です。駐車場は無料で270台入りますが、お花見の季節には、駐車場が満車になってしまうという情報がありますので、注意が必要です。

その他の駐車場情報によると、大宮公園中心部までやや歩きますが、第二大宮公園の駐車場（1400台）も利用が可能です。広々としていて停め易いですが、競輪やイベント開催時には満車になってしまうので、事前に駐車場の混雑状況や渋滞情報をチェックしておいたほうが良いでしょう。

あまり歩きたくない方や、車のない方のためにバス情報もご紹介します。大宮公園までのアクセスはＪＲ大宮駅東口より国際興業バス（大15）、東武バス（大47）も出ています。ただし、バスの本数が少ないので、事前にバスの時刻表などの情報を集めておくことをおすすめします。

大宮公園付近の氷川参道沿いや産業道路沿いは、桜の季節以外にもイベントや通勤ラッシュの時間帯には混みます。車やバスを利用するよりも、大宮駅からも大宮公園駅からもそれほど距離があるわけではないので、電車または徒歩で行く方が渋滞に巻き込まれずにスムーズに行くことができるでしょう。

桜の時期になると、氷川参道沿いに屋台がちらほらと出店されます。参道沿いに立ち並ぶ屋台と、大宮公園に近づくにつれ、徐々に賑わいが増していく様が、満開の桜を楽しむ気持ちを盛り上げてくれます。氷川参道は、さいたま新都心駅からもアクセスでき、参道沿いを歩いていくだけでも、楽しむことができます。

氷川参道沿いに歩いていき、氷川神社を通り越すと、大宮公園です。大宮公園内は舗装されており、桜の季節に舗装された道沿いに立ち並ぶ屋台には目移りしてしまいます。歩くだけでも良い運動になり、屋台を食べながら、桜を楽しむのもおすすめです。

大宮公園内には、桜を始め、ハクモクレン、カンヒ桜、シダレ桜、ソメイヨシノ、ヒロハカツラ、椿などを楽しむことができます。大宮公園内中心部には桜が集中しています。桜の開花時期は年により変動がありますが、例年4月上旬頃は桜を見に多くの花見客が訪れ賑わいます。

春には、1200本の桜が花をつける埼玉県有数の桜の名所として有名です。大宮公園の自由広場の辺りはお花見の時期に最も賑わいます。自由広場の桜はとにかく大きく、背が高く、枝が生い茂り、桜が満開の季節にはまるで桜の屋根ができているようです。

大宮公園と氷川神社、NACK5スタジアムとの境目はあいまいで、大宮公園自体はかなり広い公園です。桜の季節になると、花見客を盛り上げるように屋台が立ち並びます。特に桜の木の多い自由広場は、事前に場所取りをしておいた方が良いでしょう。

一般的な桜であるソメイヨシノよりやや早く開花する桜であるシダレ桜は、平成4年に大宮公園自由広場の相撲上跡地に横浜の牡丹園から120年生の大木を移植し、公園の桜保全のシンボルとされています。シダレ桜の花色は淡いピンク色で、一足早く、桜を楽しむことができます。

現在では桜といえばソメイヨシノを指すほど一般的になっているソメイヨシノは、大宮公園の中心部である自由広場、旧ボート池周りから花見を堪能することができます。桜が満開の時期の大宮公園は、どこを眺めても美しい桜が咲いており、場所をとって座って眺める桜も、散歩をしながら眺める桜も楽しむことができます。

大宮公園は桜が咲く春にはお花見スポットとして大人気です。桜で埋め尽くされた大宮公園内は「日本桜名所100選」にも選ばれています。大宮公園は全国13位、埼玉県内2位を誇り、人気の高いお花見スポットです。例年、約13万人もの人が訪れ、お花見を楽しみます。

例年、桜の開花時期である3月下旬～4月上旬にかけ、「大宮公園　桜まつり」が開催されます。「大宮公園　桜まつり」の開催に合わせてライトアップが行われますので、桜が満開の時期には夜桜を楽しむことができます。夕暮れが近づくと少しずつぼんぼりが点灯していく様子は幻想的です。

ライトアップされた夜桜を楽しむことができるのは、桜が満開の時期の3月下旬～4月上旬（日程は開花状況により変更有）は19時～21時です。桜の開花が間近になると大宮公園内を所々ぼんぼりが点灯され、大宮公園の桜の開花が発表されるとライトアップされるお花見スポットです。

大宮公園の桜のライトアップは桜の開花が発表されてから1週間～10日程です。天候によっては開花時期がずれてしまいますが、見ごろは開花してから3日くらいがちょうと良いでしょう。ライトアップされた夜桜の見られるスポットは人気ですので、見ごろの大宮公園内は花見客で混雑します。

桜の時期になると大宮公園内には屋台が100店以上出店され、桜の時期には、普段静かな大宮公園内にも活気が出ます。桜の時期の大宮公園内の屋台の賑わいは「日本三大露店」に数えられるほどです。昼間にわざわざ場所を取りに来る人もいるほどの人気スポットです。

屋台やライトアップが充実しているスポットは大宮公園の中心部である自由広場です。穴場を狙うなら、大宮北中学校のある出入口付近は比較的空いているので、桜を楽しみたい方にはおすすめです。大宮公園の中心部は桜の中に入り、楽しむことができますが、池の付近は、桜の景色を眺めることができるので、おすすめです。

桜が満開の時期である3月下旬～4月上旬は、春でも夜になると冷えますので、温かい恰好で訪れるようにしましょう。特に、シートの上で夜桜を見ながら宴会をする場合には、シートの下は地べたになりますので、足元が冷えます。毛布や厚手のコート、温かい食べ物や飲み物で体を温めるようにしてください。

いかがでしたか？ライトアップされた満開の桜を眺めながら、屋台を楽しむことのできる大宮公園は、広々としていて居心地も抜群のスポットです。昼間には小動物園や児童遊園地を楽しむことができるので、子ども連れにもおすすめのスポットです。大宮駅から徒歩で行けるので、桜の時期にはぜひ訪れてください。