カフェロシア！吉祥寺で遅めのランチOK！本格ロシア料理のメニューご紹介！

吉祥寺にあるカフェロシアはご存知ですか。吉祥寺にいながらまるでロシアにいるかのような店内で本格的なロシア料理を味わうことができるお店です。料理が美味しいだけでなく、ランチセットがお得であることでも人気を集めています。今回はカフェロシアをおすすめのメニューとともにご紹介します。

カフェロシアはロシア人のオーナーが開いた本場のロシア料理が楽しめるお店です。吉祥寺駅の北口から出て歩いて行くと、カフェロシアの入ったビルが見えてきます。カフェロシアはビルの地下1階に入っています。ビル全体の看板があるので、ピンク色で天使の絵と大きく「Cafe RUSSIA」と書かれた看板があるか確認しましょう。

地下へ降りると、看板と同じ鮮やかなピンク色の外壁をしたお店があります。店名もメニュー看板もロシア語でかかれており、入る前からまるで異国にきたような気分になってしまいます。店内に入るとこれまたピンク色の壁と白のソファを使った統一感のある可愛らしい空間が広がっています。

店内にはマトリョーシカがいたり、使われている装飾品にロシア語が書かれていたり、それに加えて10数人いるスタッフの方もみんな海外の方のため一瞬日本語が通じるか不安になってしまうような雰囲気ですが、ご安心ください。メニューも日本語、スタッフの方もとても流暢な日本語で接客してくださいます。

住所:東京都武蔵野市吉祥寺本町1-4-10-ナインビルB1 電話番号:0422-23-3200

カフェロシアは11時半から営業しています。ただお昼時は混み合うことも多く、できれば予約していったほうがスムーズに入店できます。待ち時間が長い時にはお店の方から席が空いた際に電話もしてもらえるようです。満席で入れない時はスタッフの方に相談してみましょう。

11時半からランチ営業しているカフェロシアですが、なんと17時までランチを食べることができます。お休みの日やお仕事などで、ついついお昼ご飯が遅くなってしまった時もカフェロシアなら17時までお得なランチセットを注文できます。またランチ営業の時間であってもグランドメニューの全てが注文可能です。

カフェロシアのお得なランチセットは全部で3種類あります。1080円のA、Bセットはボルシチ、デザートは共通です。それに加えてAセットでは野菜のピロシキ、つぼ焼きがついてきます。Bセットでは肉のピロシキ、サーモンのブリニ包みという料理がついてきます。これだけでもかなりのボリュームがあり、特にボルシチは一皿が結構なビックサイズです。

もう一つのCセットでは定番ボルシチに加え、ライスとサラダ、今日の料理(ビーフスロトガノフなど)、デザートまでついてきます。この内容でなんと1280円です。通常ビーフストロガノフだけでも1000円することを考えるとかなりお得です。もちろん料理の量もしっかりあるのでロシア料理をたっぷり堪能できるランチセットです。

ちなみにランチセットにはドリンクが付いていません。ランチ時間もカフェロシアでは全メニューが注文できます。気になるドリンクはぜひ注文してみてください。ワインも赤白だけでなくハニーワインといったすこし変わり種のワインもあります。またアルコール度数のかなり高い高級ウォッカも用意されています。お休みの日は贅沢にお昼からロシア料理とお酒はいかがですか。

世界三大スープにも数えられるボルシチは有名なロシア料理です。ビーツが使われているため赤いスープが特徴ですが、こちらのカフェロシアのボルシチもふんだんにビーツが使われています。他にも玉ねぎや牛すじのようなお肉のかたまりも入っています。じっくりと煮込まれ味の染み込んだ野菜やとろとろになったお肉は絶品です。

あっさめな味付けですが、サワークリームが入ることでコクが増し、さらに美味しく感じられます。真っ赤なスープの中に真っ白のクリームが浮かぶという、日本ではあまり見かけない色合いのボルシチですが、カフェロシアで食べればその美味しさにはまることは間違いなしです。価格は単品で700円です。

ピロシキは小麦粉を使った生地で、お肉や魚、野菜といった具材を包み油で揚げるかオーブンで焼くなどしたロシア料理です。カフェロシアではお肉と野菜の2種類が用意されており、どちらもオーブンで焼かれたピロシキです。オーブンで焼いているため余分な油分が少なく、サクサクの食感を楽しむことができます。

カフェロシアのピロシキは1個が小ぶりですが、具材はたっぷりとつまっています。肉のピロシキの方は牛と豚の合挽きミンチが入っており、見た目とは違ってあっさりした味です。一方野菜のピロシキは具のキャベツにしっかりと味がつけられており、小ぶりながらも食べ応えがあります。ピロシキはテイクアウトも可能で、価格はどちらも300円です。

ビーフストロガノフは牛肉の薄切りと玉ねぎをよく炒めてソースで煮込む料理です。ビーフは牛からストロガノフはロシアの外交官であったストロガノフが由来であると言われています。日本ではデミグラスソースなどで作られることが多くハッシュドビーフのような見た目ですが、カフェロシアは一味違います。

カフェロシアのビーフストロガノフは見た目が真っ白です。理由はサワークリームを使ったソースが使われているからです。ロシア料理に使われるサワークリームは酸味が少ないため煮込み料理にも合うのです。見た目にも珍しいクリーミーなビーフストロガノフが楽しめます。価格はライス付きで1000円です。

ブリニとはそば粉が使われたパンケーキのことです。昨今のパンケーキブームでパンケーキと聞くと分厚いものを思い浮かべますが、こちらのブリニはパンケーキというよりはクレープに近い見た目をしています。カフェロシアのサーモンのブリニ包みではサワークリームがブリニに塗られています。

そのブリニの上に新鮮なトマトなどの野菜とサーモンがたっぷり乗せられており、ナイフとフォークで切り分けて具をブリニで包みながら食べるのがおすすめです。ふわふわのブリニがあっさり味のサーモンとよく合います。サーモンのブリニ包みはこのボリュームでなんと600円です。

こちらはロシアでメジャーなりんごのケーキです。元々はフランスからやってきたものをロシア風にアレンジしたのがシャルロットカの始まりと言われています。見た目にはカステラのような形をしています。上にたっぷりかけられているのは紅茶の味付けがされたホイップクリームです。

紅茶のクリームは香りをしっかり残しつつも甘さ控えめ、りんごのケーキもしっとりしていますが味はあっさりめなので、どちらも喧嘩することなくうまく味が合わさっています。見た目はシンプルですが、素朴な美味しい味が感じられるデザートです。シャルロットカは450円で注文できます。

ロシアンティーと呼ばれる紅茶には、よく甘いジャムが添えられていますが、一般的な飲み方はご存知ですか。本場ロシアではジャムの入れ物から自分の食べたい分のジャムを取り分け、それをスプーンのまま食べます。紅茶はそのままの味で飲むのが一般的だそうです。

もちろんお好みでジャムを入れて紅茶を飲むこともあるようなので、とらわれ過ぎず好きに飲みましょう。カフェロシアではバラの中でもひときわ香り高いと言われるブルガリア産のダマスクスローズのジャムがたっぷりとついてきます。好きな量を取り分けて、ローズの香りを感じながら紅茶をいっぱいいかがでしょうか。ロシアン紅茶は450円です。

いかがでしたか、吉祥寺にあるカフェロシアではロシアのシェフが腕をふるう本場の美味しいロシア料理がリーズナブルな値段で楽しめます。ボルシチやピロシキといった定番ものから、他ではなかなか味わうことができないロシアメニューも揃っていてとてもおすすめです。吉祥寺に訪れた際はぜひカフェロシアのロシア料理を食べてみてください。