馬賊の冷やし中華は夏季限定！その他のおすすめメニューも合わせてご紹介！

暑い日に特に食べたくなる冷やし中華。ラーメン屋の軒先に「冷やし中華始めました」の文字を見ると思わず入りたくなってしまいますよね。そんな冷やし中華の名店が日暮里にあることをご存知でしょうか？ラーメン通に人気のお店「馬賊」。人気のメニューや期間限定の冷やし中華をご紹介します。

人気のジャンル「ラーメン」。日暮里はラーメン好きが集う場所ともいわれています。あっさり系からこってり系まで、その日の気分で期待を裏切らない味を提供してくれる名店の多い町として、ラーメン通には人気の町です。駅からアクセスしやすい場所にお店が多いので初めての人でも道に迷うことがありません。

日暮里駅も、成田駅からのアクセスがしやすいため、大きなショッピング専門店や目立つ観光名所こそありませんが、おいしいお店の多い地区なので訪れる人は多いです。通に人気の店もあり、利用する電車の線路によっては住みやすく人気もあります。おいしいものを食べに、遠方から来る人も多い町です。

日暮里がラーメン通おすすめの町なのは、ラーメンを極めた店主が作る、オリジナルラーメン店が多いのも理由の一つです。素材の質にこだわる場所もあれば、和風のさっぱりメニューなど、ラーメンは脂が浮いてこそうまいというラーメンの常識を変えるものまで。ラーメン通には外すことのできない町です。

麺は製麺所から持ってくるというラーメン店が多い中、馬賊の麺はお店で作る手打ち麺です。そのため、お店の外からも麺をたたく軽快な音が聞こえてきます。中国手打拉麺と看板に掲げてある何偽りなく、馬賊の麺はできたてのものを茹でて提供しています。その迫力ある音でいっそうおいしく感じます。

注文を受けてから麺を打ち茹でるため、他のラーメン店よりもメニューが出てくるまでの時間はかかります。数多くラーメン店がある中で、おすすめされる味は、スピード料理といわれるラーメンに、馬賊は手打ちという手間をかけることにより、ここでしか味わえないおいしさを麺に生み出すことができるのです。

テレビで取り上げられたことによりますます人気になり、平日11時台に行っても満席で列ができるほど。お昼には売り切れメニューが出るほどの人気。目立つ外見やアクセスのしやすさ、ラーメン通からのおすすめに、行ってみようかと思いながらもあきらめてしまう人も多いのですが、一度行くと今度は並んででも食べたくなります。

日暮里に馬賊ができたのが1982年、30年以上も前になります。そのため子供の頃から馬賊でラーメンを食べた人や冷やし中華を食べた人は多いです。お店の形も変わらず、外から店内が見える、昭和の食堂のように素朴なたたずまいです。麺棒を使わない手で打ち、延ばす独特の製法に多くの人が目をひきます。

日暮里で30年以上もラーメン店として人気の衰えなかった馬賊には、そこから修行して独立し、東京でお店を持つようになった人もいます。おしゃれでなくとも、まっすぐなおいしさが馬賊の人気を支え、夏には馬賊でしか味わえない冷やし中華を求めて多くの人が集まります。

日暮里の夏の風物詩といってもいいのが、夏季限定の馬賊の冷やし中華。四種類の味が楽しめ、夏になると多くのラーメンブログにレビューが載り、おすすめメニューとして特集を組まれる人気の冷やし中華です。夏季に多くのラーメン屋が冷やし中華を扱いますが、それは単品のみのところが多く、四種類も味わえる店は少ないです。

冷やし中華はゴマ香る、ごまダレの濃厚な味が楽しめるタイプと、担々麺のように程よい辛味を楽しむことのできる冷やし中華の二種類の味があります。冷やし中華はごまダレタイプで、五目冷やし中華は冷やし中華の具材が増えて食べ応えのあるメニューになっています。

馬賊冷やし中華は担々麺のようにぴりっと辛い黒ゴマの香りの濃厚な味です。きんっと冷たいタレがさっぱりした味なのに、黒ゴマの香りとコクが濃厚な冷やし中華です。暑い夏でもさっぱりと食べることができる濃厚な味は日暮里の夏の代表メニューです。暑くても並んでも食べたいおすすめの冷やし中華です。

馬賊の人気の秘密は、手打ちの麺にあります。自家製麺と違い、こねてからすぐに茹でるためその触感はもちもちとしたおいしさ。冷やし中華の麺もつるつるのもちもちで、手作業で切るため均一な太さではなく、ばらばらの太さのため、たれが麺に絡まりやすく濃厚な味を楽しむことができます。

馬賊の冷やし中華の味の基本はごまだれ。この濃厚さがあっさりと冷たい冷やし中華に、汁まで飲み干したいほどのおいしさの秘密です。四種類ある中でも、馬賊冷やし中華は基本の冷やし中華にゴマのおいしさ、濃厚さが増したおすすめのメニューです。病みつきになる味は平たいお皿からレンゲですくって飲む人も多いほど。

手打ちなのは麺だけではなく、餃子の皮も手作り。モチモチとした歯ごたえのある餃子の中に、餡がたっぷり詰まっています。麺類の人気が高いので見落としがちですが、馬賊の餃子は一つ一つが大きく、女性なら餃子だけでもおなか一杯になってしまうほどお得感のあるボリューム満点の餃子です。

海戦が豊富な五目焼きそばも人気のメニューの一つです。しゃきしゃきのもやしとぷりっとしたエビ、そしてラーメンや冷やし中華と同じ、不揃いなもちもちの麺。焼き目がつくことで香ばしさとパリッとした触感も楽しめるため、麺のおいしさを最大限味わうことができます。

焼きそば、餃子、ともに手打ちの生地を使っているため、他の店では味わえないおいしさがあります。普段なら餃子の皮は添え物になるはずが、餡と同じくらいおいしさを感じるものになり、焼きそば麺も手打ちならではのおいしさがあり、香ばしさが加わることで冷やし中華やラーメンにはない麺の味を感じることができます。

通年食べれる馬賊の人気メニュー、それが担々麺です。担々麺好きが絶賛する味は、辛さと熱さががつんとくる、担々麺好きにはたまらない味です。黒ゴマの香りが強く、ガツンと辛いのに濃厚な旨みもコクも感じることができる味。本格的な担々麺を味わうことができます。

馬賊の知名度は担々麺のほうが高いとも言われ、その味はテレビでも取り上げられたことがあります。担々麺が苦手な出演者が絶賛し、全国放送だったため日本中の人がその名を知ることになりました。初めての人にもおいしいと思わせる味に馬賊の知名度はより上がり、担々麺を食べに行列ができました

一般的な担々麺は鮮やかで真っ赤なスープに盛られた、白ネギやひき肉などきれいに盛り付けられたものが多いです。馬賊の担々麺は真っ黒。不揃いな手打ち麺がその中に浮かんでいます。その見た目はおいしさに特化した証。馬賊のお客さんは担々麺が出てくれば会話もなく夢中で麺をすする人が多いです。

コクや旨みが強いせいか、辛さがあまり気にならず、辛いものが苦手な人でもするする食べれてしまうおいしさ。そして、冷やし中華と同じく濃厚なごまの香りにスープを飲み切ってしまうおいしさ。不揃いな麺なのでスープがしっかりと絡み、手打ち麺ならではの歯ごたえが病みつきになります。

馬賊へのアクセスはJR日暮里駅からがおすすめです。尾久橋通り口から出て、徒歩約1分で着きます。お店は一階にあるため見つけやすく、看板も大きく、ガラス張りでお店の中が見える構造をしているため、目につきやすい目立つつくりのため、迷うことなく見つけることができます。

馬賊は日暮里駅の目の前にあるため、駅からのアクセスが抜群の立地にあります。日暮里駅は成田空港へのアクセスがしやすく、交通の便が良いイメージのある駅です。夜でも目立ち、空港から一本でこれるアクセスの良さに、海外からのお客さんも多いです。東京だけでなく、日本のあちこちからラーメン好きがやってきます。

住所:東京都荒川区西日暮里2-18-2伊藤ビル1F 電話番号:03-3805-2430

馬賊には通年通して食べられるおいしいメニューがありますが、期間限定の冷やし中華はその時にしか味わうことができません。暑くても並んででも食べたい馬賊の冷やし中華、これを食べずに夏は始まりません。夏に日暮里に行く際には、ぜひとも馬賊に立ち寄って冷やし中華を食べてみてください。