この記事の目次
グアムの人気スポット「イパオビーチ」へ行こう!
大西洋に浮かぶ宝石のようなコバルトブルーに輝く島、グアム。ハネムーンや家族旅行先として大人気のグアムは行けば行くほどファンになる人が多いと言います。今回の特集では、そんなグアムにある大人気スポットの「イパオビーチ」にスポットをあて、おすすめスポットから人気のアクティビティまで一挙にご紹介します。
ハファ・デイ! グアム!
グアムの公用語チャモロ語で「こんにちは」「ようこそ」を意味するハファ・デイを聞けば、そこはもう魅惑の常夏ビーチリゾート。白い砂浜が連なる美しいビーチやグアム独自のチャモロ文化をはじめ、豊かな気候と笑顔溢れる人々が住むグアムの様々な魅力をピックアップしていきます。
「グアム」の豆知識1:公用語
2つの言語が公用語
西太平洋に浮かぶグアムはアメリカ領です。公用語は英語とチャモロ語の2種類が使われています。英語にそれほど堪能でなくとも、観光地として多くの日本人を受け入れているグアムでは中学生英語レベルでコミュニケーションが可能でしょう。続いてグアムの歴史についてご紹介します。
使ってみたいチャモロ語フレーズ
「グアム」の人口の4割近くを占めるチャモロ人。レストランやバーで話しかければ新しい出会いに繋がるかもしれません。「こんにちは」を意味する「ハファ・デイ」をはじめ、「お元気ですか?」を意味する「ハファア・ダイ?」、そして使用頻度が高そうな「ありがとう」は「シジュウス・マアセ」です。
「グアム」の豆知識2:通貨と物価
「グアム」の通貨は?
グアムで使用されている通貨はアメリカドルです。そしてなんといってもここ「グアム」では、消費税がかかりません。しかしながらアメリカ本土と同様にチップの文化があるので、小銭は多めに用意しておくことをおすすめします。お金が余ってもアメリカドルなら次の海外旅行でも両替がしやすいことも魅力です。
現金よりクレジットカードがおすすめ!
基本的には「グアム」では消費税はかかりませんが、店舗によっては売上税と称して6%の税金を徴収する店舗もあるので、こちらは頭に入れておいたほうがいいでしょう。ちなみに、ホテル税は11%となっています。また、多額の現金を持ち歩くのは海外旅行では不便ですので、クレジットカードの使用をおすすめします。
「グアム」の豆知識3:神秘の歴史
太平洋の真珠「グアム」を知ろう
西太平洋のミクロネシア地域に位置する「グアム」は300年以上にわたって続いていたスペイン統治の名残が今も残されています。この島には約4000年前に東南アジア諸国からの移民が渡ってきました。彼らの子孫が現在のグアム島に今も生き続けているチャモロ人と呼ばれています。
チャモロ人と「グアム」
「グアム」の先住民族であるチャモロ人の言葉は、古代から現代にいたるまでも「グアム」の生活に染み渡っています。そんな中、今日再びチャモロ語が人々の注目を集めています。「グアム」の全人口の37%を占めるチャモロ人。あなたもきっと「グアム」のいたるところで「ハファ・デイ」のフレーズを耳にするでしょう。
「グアム」の悲しい歴史
横井ケーブ。太平洋戦争が終わったのを知らずに28年間、横井庄一が隠れていた穴。 pic.twitter.com/CEgAHSDkc0
— クロネコヨシキ (@kuronekoyoshiki) December 25, 2014
「グアム」の東海岸の南部に位置するタロフォフォ村には、かつての太平洋戦争の傷跡が今もなお残されています。その一つがこちらの横井ケーブです。ジャングルの奥地で終戦を知らぬまま約28年間も生活していた旧日本兵の横井氏が潜伏生活を続けていたとされる洞窟の一部がこちらに再現されています。
平和を取り戻した「グアム」
グアムは海だけじゃなかった、中心部タモンから少し離れた小さな街ハガニア。
— :hearts:shouhei prince:hearts: (@0517Prince) May 26, 2017
グアム行政の中心でスペイン統治時代の名残が点在。
大聖堂やサンアントニオ橋やラッテストーン公園やスペイン広場、静かな街に欧州がほのかに薫る。
海やactivityだけじゃない、文化も肌で感じよう。 pic.twitter.com/YcZLR2YgFg
1941年に始まった太平洋戦争の激戦地であった「グアム」では、多くのチャモロ人が犠牲になったことが記録されています。特に1944年の7月から8月にかけて「グアム」は日米両軍の戦場と化しました。現在も毎年7月から8月に現地の日本人会は当事国間の関係者と協力し、グアムの全ての慰霊者を祈って慰霊祭とミサを開催しています。
「グアム」の豆知識4:気になる食文化
常夏グアムの恵みとは?
太古の昔から「グアム」に住む人々の食生活は、豊かな海の幸とココヤシに支えられてきました。特にココヤシはココナッツウォーターからココナツミルクなどの食料、ココナツの殻からは生活用品が作られるなど無駄にできない食材として愛されてきました。植民地支配下においては、缶詰製品が生活の中に登場しました。
伝統料理のチャモロ料理
みなさん、グアムに伝わる #チャモロ料理 をご存知ですか?先住民族のチャモロ人の料理をベースに、スペインやアメリカ、日本、フィリピンなどさまざまな国の影響を受けた郷土料理です。日本人の口に合うと評判のチャモロ料理をご紹介! https://t.co/ZdtAVvEADs pic.twitter.com/gjkGAfPJrS
— エクスペディア(Expedia) (@Expedia_Japan) September 21, 2017
「グアム」の伝統料理チャモロ料理が意外に日本人の口に合うと人気なのをご存知でしょうか。様々なスパイスがアクセントになっているこちらの料理ですが、ココナッツベースのソースや醤油ベースのソースなどがあり、多種多様なテイストが楽しめます。また、タピオカなどを使ったスイーツが充実しているので、日本人女性にも人気です。
「グアム」の豆知識5:旗に託された想い
アメリカ合衆国の準州(自治領を意味する)である「グアム」の旗にも非常に深い意味が込められています。どこまでも広がる海と空の融和を意味する紺色の旗は、紛争で流されたチャモロの人々の血を表す赤いラインで縁取られています。そして中心に描かれた石器の武器を表す楕円形の中には、自給力を表すココヤシが描かれています。
ココヤシの隣には生活に欠かせないチャモロ伝統の船が描かれています。陸地と川はチャモロ人が限りある資源を大切に子孫へつないでいくという愛情と責任を表しています。旗ひとつをとっても、大変深い「グアム」の歴史を感じます。また旗には「Guam」の英語表記もされているので、旅の思い出の一枚にもなりそうです。
「グアム」の人気観光スポット3位:ラッテストーン
「ラッテストーン」と呼ばれるこちらの石柱は、「グアム」をはじめとしたマリアナ諸島に多く残されている遺跡の一つです。その使用用途は現代においても明確に解明されておらず、高床式住居の柱とされていたという説や、宗教的な儀式の際に使われたといった説まで様々な憶測を呼んでいます。スペイン広場周辺のミステリースポットです。
「グアム」の人気観光スポット2位:スペイン広場
グアムの人気観光スポットの二つ目はこちらの「スペイン広場」です。グアムの繁華街である「タモン地区」から車で約20分程度で到着するのが首都の「ハガニア地区」です。ランドマークであるこちらのエリアにあり、スペイン統治時代を彷彿させる「スペイン広場」は街歩きに人気のスポットです
「グアム」の人気観光スポット1位:グアムミュージアム
2017年3月に正式にオープンしたばかりのこちらのグアムミュージアム。博物館の入り口が本の見開きのようになっているのが特徴的です。大人3ドル、学生1ドルとなっており、6歳以下の子供は無料で楽しむことができます。チャモロ人関する貴重な資料が展示されています。ただし月曜日は定休日なのでご注意を。
おすすめ人気ビーチスポット3位:タモンビーチ
「グアム」のビーチの中でも多くの日本人観光客から人気を博しているのがこちらの「タモンビーチ」です。「グアム」の中心街であるタモン地区から徒歩圏内にあるこちらのビーチでは、子供から大人まで多くの人で賑わいを見せています。アクティビティも気軽に挑戦できるビーチとして大人気です。
おすすめ人気ビーチスポット2位:リティディアンビーチ
「グアム」の最北端に位置する「リティディアンビーチ」は、浅瀬で景色を楽しむのにもってこいな美しいビーチとして有名です。しかしながら潮の流れが速いこともあり、現地では沖での遊泳が禁止されていますので、ご注意ください。ゆっくりと静かに「グアム」の海を楽しみたい時にはもってこいのビーチです。
おすすめ人気ビーチスポット1位:「イパオビーチ」
— ハワイ州観光局 【公式】 (@goHawaiiJP) November 17, 2017
「グアム」を代表するビーチリゾートである「イパオビーチ」は、地元民から観光客まで多くの人々が押し寄せます。タモン湾に広がる白い砂浜とクリアで遠浅のビーチでは様々なアクティビティが楽しめます。ビーチにはシャワーとトイレが完備されていますから、ビーチで泳いだあとの着替えもスムーズにできるのがポイントです。
「イパオビーチ」は無料駐車場を完備
グアムきたよー pic.twitter.com/NOpf2EJdXN
— 中村 太亮 (@taisuke19890719) December 19, 2017
「イパオビーチ」へ訪れる際に役立つ施設の一つが無料駐車場です。駐車場からビーチまでは徒歩で約10分以内なので、景色を眺めている間にビーチへ到着します。ただし週末や祝日などは現地の人も多くなるため、込み合うことが予想されるので注意が必要です。
着替えを済ませて「イパオビーチ」へ
お天気が良いので、
— グアムTVグアムロケ撮影コーディネーター (@guamtvstaff) July 18, 2017
イパオビーチにもやって来た:beach_umbrella: #グアム #イパオビーチ pic.twitter.com/beGnLrIDNA
「イパオビーチ」にはコインロッカーが完備されていません。そのため、水着はあらかじめホテルで着用してから出発されることをおすすめします。シャワー施設やトイレなどの設備はありますから、着替えやすい服を持参するほうがいいでしょう。盗難防止のためにも、手荷物は最低限に。
「イパオビーチ」でのアクティビティにはこれ!
おすすめグッツ1:ラッシュガード
ビーチアクティビティが楽しめるグアムに行く際におすすめの持ち物が、ラッシュガード。ラッシュガードとは本来サーファーが擦り傷防止のために来ていた薄手のインナーのことです。最近では「着るUVケア」としてマリンアクティビティの際に重宝されている人気商品です。上着だけでなくグローブやレギンスタイプもあるので要チェック。
おすすめグッツ2:マリンシューズ
白く輝く「イパオビーチ」の砂浜には、実はサンゴ礁のかけらが非常に多く含まれています。裸足であるくことも可能ですが、泳ぎ終わったあとなど疲れたときにすぐに足をケアできるようにこちらのマリンシューズを持参すると便利です。マリンアクティビティのあとも歩きやすく足もガードできるのでおすすめです。
「イパオビーチ」でマリンアクティビティ
「イパオビーチ」でシュノーケリング
「イパオビーチ」の透明度の高い海はシュノーケリングに最適です。シュノーケリングの聖地であるこちらのビーチに行くなら、是非マイシュノーケリングセットを持参することをおすすめします。ビーチに隣接するホテル以外でのシュノーケリング関連のグッツの貸し出しはありませんから注意しましょう。
シュノーケリングセットは持参がベター
シュノーケリングセットは現地でも買うことができますが、日本人の顔のサイズに合わない場合もありますから、日本から持参するほうがいいでしょう。また、現地のホテルでシュノーケリングセットをレンタルする場合は1日で約15ドルほどかかります。また、サンゴや岩で足をふいに傷つけないためにもマリンシューズが便利です。
親子でも海辺でのんびり楽しめる!!
Linea Bianco - cosicosi - : 2017グアム旅行#04(イパオビーチでのんびり) https://t.co/i9XL21rO5W pic.twitter.com/HYl7bBIi1H
— emiena2012 (@emiena2012) September 2, 2017
波が穏やかな「イパオビーチ」では、年中美しい海を見ることができます。日頃なかなか見られない海辺でゆっくりと語らうのもよし、親子で夏の思い出をつくるのもまた素敵です。日本ではお目にかかれない透明度の高い海と白波がファミリー層の心をつかんで離しません。日頃の疲れが吹き飛ぶ景色を背に、最高の思い出が作れそうです。
「イパオビーチ」での注意点!
アウトリーフに気を付けて!
グアムの穴場ビーチである「イパオビーチ」ですが、美しいマリンアクティビティを楽しむためにいくつか注意点があります。その一つがアウトリーフです。アウトリーフというのはサンゴ礁の外側を意味し、そこを超えると外洋に出てしまいます。つまり、潮の流れが極端に速くなる危険な水域です。
「イパオビーチ」のサンゴ礁を守ろう!
【世界旅行情報局】 【グアム】中心地からすぐそこ!シュノーケルSPOT イパオビーチ https://t.co/uJSAIK3TNg pic.twitter.com/gOjQLgNXTe
— 世界旅行情報局 (@vboydwi) August 26, 2017
マリンアクティビティが楽しめるこちらの「イパオビーチ」ですが、泳ぎ着かれた際に気を付けたいのがサンゴ礁です。こちらのサンゴ礁は長い年月をかけて生まれたもの、絶対に踏みつけたり、サンゴ礁の上で休憩するなどということがないように気を付けましょう。ルールを守って、マリンアクティビティを楽しむことを忘れずに。
「イパオビーチ」はサンセットもおすすめ!
2017年6月
— れい (@reidegozaimasu) November 12, 2017
イパオビーチからの帰り道絵ハガキみたいな景色がほんとにあるんだなぁ。#グアム50周年 pic.twitter.com/fn6DH3ZLT3
地元民にも愛されているこちらの「イパオビーチ」のもう一つの魅力が、サンセットです。昼間の明るい太陽が照り付ける白波と砂浜のコントラストとは一味も二味も違った大人の魅力が漂います。せっかくのグアム旅行ですから、朝から晩まで心行くまで一日を味わい尽くしましょう。
「グアム」の一押しグルメ1:グアム地ビール
日本人が作った「グアム」地ビール!!
「ミナゴフ」とはチャモロ語で喜びや幸福を意味します。「グアム」ラッキーアイテムであるヤモリがトレードマークのこちらのミナゴフビールの開発者はなんと日本人。世界的にもブリュワー(醸造者)として名高い石井敏之氏が創り出したこちらのビールはビール好きが多い「グアム」で大人気になっています。見つけたら是非試したい一品です。
ビーチでの飲酒は厳禁!
美しい海が自慢の「グアム」ですが、ビーチで飲酒は法律で禁止されています。「グアム」の美しいビーチをきれいに保つためにも現地のルールは必ず守って楽しむことが大切です。また夜中2時から午前8時まではアルコール飲料の販売がされていないので、注意が必要です。アルコールはバーやホテルの室内でゆっくりと楽しみましょう。
「グアム」の一押しグルメ2:プロアのBBQに舌鼓
「イパオビーチ」周辺のタモン地区にあるのがこちらのグアム人気店「プロア」(PROA)です。グアムの伝統料理がフレンチ風に食べやすくアレンジされているのがこちらのお店のポイント。現地のガイドブックにも必ずといっていいほど掲載されている一押しのお店で、おすすめ料理はチキンのスペアリブです。
「イパオビーチ」の周辺情報もチェック!!
プレジャーアイランド
タモン地区にあるショッピングスポットといえば、こちらのプレジャーアイランドです。高級ブランド店から個性的なお土産を取りそろえるショップまで様々なグアム土産がゲットできる一大スポット。ショッピングだけではなくレストランやアミューズメント施設もそろっているのでファミリーにもおすすめです。
チャモロビレッジのナイトマーケット
グアムのナイトライフも楽しみたいあなたにおすすめなのがこちらのチャモロビレッジのナイトマーケットです。ローカル色が楽しめる屋台が連なる活気あふれるマーケットには、現地人から観光客までが集います。毎週水曜日の夜に開催されるので、予定が合えば是非足を運んでみてはいかがでしょうか。
グアムはやっぱり「イパオビーチ」!
いかがでしたでしょうか。はじめての「グアム」にも、常連として訪れる「グアム」にもぴったりな「イパオビーチ」。観光客が押し寄せる前の静かな海辺を独り占めできるのは今だけかもしれません。「イパオビーチ」の青空と真っ白な砂浜があなたを待っています。最後までご覧いただきありがとうございました。
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