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福島「塔のへつり」の渓谷美が凄い!開運にもおすすめのパワースポット!

福島「塔のへつり」の渓谷美が凄い!開運にもおすすめのパワースポット!
投稿日: 2017年12月27日最終更新日: 2020年10月8日

福島にある塔のへつりは、南会津の景勝地として人気のある渓谷です。とにかく壮大な渓谷美は、紅葉シーズンだけでなく1年を通して絶景を楽しめるスポットです。塔のへつりは絶景だけでなく、パワースポットとしても有名な観光地です。そんな塔のへつりをご紹介します。

福島「塔のへつり」は開運パワースポット見出し

そもそも「へつり」って何でしょうか。「へつり」とは険しい崖のことを言います。福島にある塔のへつりは、侵食と風化によってつくられた奇岩の集合体からなる景勝地です。なんと、今の状態になるまで100万年もの歳月が経っているのです。国指定天然記念物でもある壮大な渓谷美をもつ、塔のへつりを詳しくご紹介します。

渓谷美「塔のへつり」スリル満点の吊り橋見出し

最寄り駅である会津鉄道「塔のへつり駅」から歩いて約5分、少し開けた広場に出てきます。そこにはお土産屋さんや食事処が立ち並んでいます。まずは塔のへつりを散策してから、帰りにお土産を買うようにしましょう。それらの建物を抜けると、塔のへつり入口があります。

渓谷美で有名な塔のへつりは、阿賀川を挟んだ対岸の奇岩集合体です。おすすめの写真スポットは、塔のへつり入口を入ってすぐの下りスロープの場所です。撮影のポイントは、阿賀川、吊り橋、対岸の塔のへつりをうまく入れたアングルです。足元が滑りやすいので注意して撮影するようにしましょう。

塔のへつりを間近で見ることができるように、吊り橋で塔のへつり側にわたることができます。吊り橋を渡る人数制限は30人ですので、渡っている人数を確認して渡るようにしましょう。ワイヤーケーブルで支えられているので、そこまで揺れは激しくありませんが、吊り橋の上でジャンプしたりするのはやめましょう。

パワースポット「虚空蔵菩薩」で開運祈願見出し

吊り橋を渡ると侵食と風化を繰り返してきた崖の岩肌を間近で見ることができます。塔のへつり側は、足場が悪く滑りやすいのでスニーカーなど滑りにくい靴で行くことをおすすめします。そして、いよいよパワースポットと言われる所以の「虚空蔵菩薩」が祀られているお堂にたどり着きます。

お堂は、奇岩の中に埋め込まれており、そこに「虚空蔵菩薩」が祀られています。なぜこんなところに菩薩さまが祀られているのか。塔のへつり周辺では、古くから自然崇拝の信仰があり、このお堂は平安時代の初期807年に坂上田村麻呂が創建したとされています。

虚空蔵菩薩は、無限の智恵と慈悲をもつ菩薩とされています。100万年もかけて風化と侵食を繰り返して形成されたこの自然美は、虚空蔵菩薩を祀るにふさわしい場所と考えられたのかも知れません。しっかりとお参りをして、開運をゲットしましょう。

渓谷美「塔のへつり」は紅葉シーズンがおすすめ見出し

日本の風景といえば紅葉です。塔のへつりは、パワースポットだけでなく紅葉スポットとしても、とても人気の高い観光スポットです。紅葉の見頃は、毎年10月下旬がおすすめです。100万年かけて侵食と風化を繰り返して形成された奇岩の集合体と日本の風景である紅葉とのコラボレーションは、死ぬまでに一度見ておきたいおすすめの絶景です。

「塔のへつり」散策の所要時間は1時間が目安見出し

塔のへつり散策の所用時間は、1時間あれば十分です。ただ、パワースポットでゆっくり祈願したい人、渓谷の絶景美をのんびりと見たい人や食事も楽しみたい人にとっては、もう少し時間に余裕を持った計画をすることをおすすめします。また、電車で訪れる人は時刻表を確認して行動するようにしてください。

福島「塔のへつり」へのアクセスは会津鉄道で見出し

塔のへつりへ電車でアクセスする場合は、会津若松駅から会津鉄道を使用して、塔のへつり駅で下車します。会津若松駅から塔のへつり駅までの所要時間は、40分前後です。電車の本数は、1時間に1本から2本しかないので、時刻表を確認して計画をたてることをおすすめします。

会津鉄道では、お座トロ展望列車という会津線をおすすめのイベント列車があります。席の種類は、自然を体感する屋外席のトロッコ席、 のんびりくつろげるお座敷席、風景を楽しむ展望席の3種類があります。

運航スケジュールは、4月から11月の土日の限定運行です。土日運休、平日運行の日もあるので、詳しくは会津鉄道のホームページで確認するようにしてください。おすすめのシーズンは、やっぱり紅葉シーズン。紅葉した木々に囲まれて風景を眺めることができるのは日本だけなのです。

料金は、乗車区間の乗車料金に加えて、大人310円、小人150円のトロッコ整理券が必要です。トロッコ整理券は、会津鉄道の有人駅、車掌さん、JR東日本のみどりの窓口などで購入することができます。これはあくまで整理券です。座席の種類と席数の確保のみとなっているため、指定席ではないのでご注意ください。

福島「塔のへつり」へ車でアクセス見出し

塔のへつりには、車でもアクセス可能です。東京からのアクセスする場合、東北自動車道を使用して白河IC下車します。白河ICから塔のへつりまで約1時間です。車でアクセスする方も多いので、塔のへつり周辺には駐車場も用意されています。時間を気にせず、自分のペースで観光したい人にとっては、車でアクセスするのが便利です。

「塔のへつり」周辺の観光スポット1:大内宿見出し

大内宿は福島でも有名な観光スポットです。大内宿は、会津若松と日光街道の今市を結ぶ下野(しもつけ)街道の宿場町として発展しました。宿場町とは、江戸時代に行われていた参勤交代の時に、大名や行商人たちが休憩する町のことです。

そして、車が普及し始めた明治時代から衰退がすすみましたが、戦後に貴重な文化財として保存されることになりました。現在は、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されており、江戸時代の宿場町が体験できる観光地です。

残っている茅葺き屋根の古民家は、飲食店や土産物屋、宿泊施設として利用されており、1年を通して多くの観光客が訪れます。塔のへつりから車でアクセスする場合は約30分なので、是非立ち寄ることをおすすめします。公共交通機関でアクセスする方は、バスがあるのでそちらを利用して下さい。

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「塔のへつり」周辺の観光スポット2:中山風穴見出し

中山風穴は、塔のへつりから車で5分のところにあります。標高500mから600mにあり、およそ200万年前に地下から現れた火成岩の隙間から冷たい風が吹き出ています。その風が穴から吹き出てくることから風穴と呼ばれています。

真夏でもその穴の隙間から冷風が吹き出ており、天然の冷蔵庫ともいわれています。中山風穴一帯には、さまざまな寒地性植物や高山植物が自生しており、国の特別天然記念物に指定されています。4月から10月のシーズンが最も冷風を体験するのに適しています。植物は冬を除いて楽しむことができます。

中山風穴周辺は、トレッキングコースとして完備もされているため、植物を楽しみにながらお弁当をもって家族でトレッキングができるのも魅力の一つです。夏であれば風穴を見つけて涼むことができるので、暑いのが苦手な人にとってもおすすめです。

「塔のへつり」周辺の観光スポット3:湯野上温泉見出し

湯野上温泉は、大内宿から車で15分ほどのところにあります。湯野上温泉は明治20年頃に最初の温泉宿泊施設ができました。しかし、それ以前から猿湯という有名な温泉が湧き出る場所として人気があったようです。

なぜ「猿湯」というのか。昔、この近辺を束ねていたボス猿が闘いに敗れて重傷を負いました。その怪我を癒すために、湯に浸かっていたという物語があります。湯野上温泉は小さな温泉街ではありますが、風情ある深山に囲まれた景色の中でのんびり過ごすの良いでしょう。

湯野上温泉を訪れた際は、湯野上温泉駅に立ち寄ると良いです。この駅舎は、日本唯一の茅葺き屋根駅舎として有名だけでなく、桜の名所としても人気の観光スポットです。駅舎内には囲炉裏があり、のんびり電車を待つことができます。また、駅舎の隣には無料の足湯があるので、電車を待つ時間も湯野上温泉郷の風情を楽しむことができます。

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「塔のへつり」周辺のおすすめグルメ見出し

塔のへつり周辺のおすすめグルメといえば、お蕎麦です。中でも大内宿の三澤屋さんで食べることができる「高遠蕎麦」が絶品。なんと、お蕎麦に長ネギ1本まるまる刺さっているのです。また、三澤屋では水をまったく使わずに、大根おろしの汁をつかった蕎麦つゆに特徴があります。

そのほかにも、100パーセント蕎麦粉で作られた個性のあるお蕎麦屋さん、「分家玉屋」さんの岩魚の塩焼き、手焼きせんべいなどもあるので、食べ歩きしながら江戸時代にタイムスリップして楽しみましょう。

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福島のパワースポット「塔のへつり」で開運祈願見出し

いかがでしたか。福島「塔のへつり」は、100万年かけてつくられた自然の渓谷美です。夏の新緑、秋の紅葉、冬の雪景色と1年を通して、訪れたい観光スポットです。そんな自然の力と歴史ある虚空蔵菩薩のパワースポットで今年1年の開運祈願してみませんか。

投稿日: 2017年12月27日最終更新日: 2020年10月8日

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