神田の立ち飲み屋まとめ！安い＆美味しい店や一人でも入りやすい店など！

神田には長くから続いている老舗料理店が多く存在しており、中には100年以上続いているお店もあります。そうして古くから発展してきた神田の独自の食文化は、多くの人を惹きつけており現在でも注目を集めているお店が多くあります。この記事ではそんな神田のおすすめ居酒屋の数々をご紹介します。

立ち飲み屋とは普通の居酒屋のように椅子に座ってくつろぎながら飲むのではなく、立ったまま気軽に飲むことができるお店となっています。そのため普通の居酒屋よりも短時間で飲みたい人や、ちょっとお酒を飲みたい人にとってうってつけの店であり、値段も安いので軽い気持ちで入ることができるお店として人気を集めています。

立ち飲みと聞くと、立ったまま飲むので足が疲れるという理由で敬遠されている方が多くいるかもしれませんが実際には、飲んでいると足の疲れは感じにくくなってきます。また立っているので、お酒の飲酒量をある程度セーブできるという利点もあります。加えて初対面の人とも気軽に話すことができるという社交場のような側面もあります。

東京の立ち飲み屋は、お店によって様々な名物や特徴があります。特に神田では美味しいお酒や食べ物に限らず、立ち飲み屋ならではの利点や雰囲気を味わえるお店がたくさんあります。主に立ち飲み屋の魅力としては、1000円でベロベロに酔っぱらえる、という意味で「センベロ」という言葉もあるように値段が安いという利点があります。

ドラム缶は銀座や茅場町にお店を展開している激安立ち飲み店です。近年様々なメディアで紹介されており、注目を集めている立ち飲み居酒屋で神田駅東口の信号を渡って、小道を右に曲がり1階にドトールの入った国際ビルの4階にあります。店内にはドラム缶が12缶ほどテーブル代わりに置かれており、秘密基地のような雰囲気を醸し出しています。

店内は5～60人ほどが入れるほどの大きさで、女性でも気軽に入れる雰囲気のお店になっています。お酒は酎ハイが1杯150円などと安い値段でお酒が飲めるという所がこちらのお店の自慢です。一人で来ても同じドラム缶を複数の人と分け合って使うため、初対面の人ともすぐに仲良くなれます。

料理も品数が多く、アジフライや厚揚げと言ったお馴染みのメニューからマグロのお刺身といったこの店の名物まで、安くて美味しい料理が揃っています。飲み物はカフェテリア方式となっており、先に料金を払って飲み物を受け取り自分の席まで持っていって飲む形になります。凝った内装はないですが安さで人人を惹きつけられるのがこの店の魅力です。

味の笛は鮮魚などで有名な吉池チェーンが展開するセルフ式立ち飲み居酒屋です。神田店は2017年にリニューアルオープンされ、店内は綺麗になっています。夕方18時頃からピークタイムに入り、多くのお客さんで賑わいます。主に30代から60代の男性が多いですが女性のお客さんも少なくありません。オープンな店内なので一人でも安心して入れます。

両端はカウンターが伸びており、テレビが壁に備え付けられてあります。支払いはキャッシュオンとなっており、店内奥のレジカウンターで好きな料理やお酒を注文して会計をする方式になります。値段は生ビール250円、サワー類が200円と一通り安い値段となっております。加えて新潟の地酒など様々な種類の地酒もあります。

料理はほとんどの品が300円い以内となっており、お刺身や煮込みや惣菜などお酒のアテとなるような色々な料理が作り置きしてあります。中でも焼き魚やお刺身がおすすめで、コハダやサンマなど新鮮で美味しい魚が食欲を存分にそそります。人気の品は肉じゃがで300円となっています。安くて美味しいお酒が飲めることでサラリーマンに人気のお店です。

1丁目1番地ははなの舞などで有名なチムニー株式会社が展開しているお店で、高架下の人気立ち飲み屋です。昼はかつ丼専門店、夜は居酒屋と二つの顔を持っています。店内は年季が入っておりあまり広くなく、左右のお客さんとの距離が近いお店です。神田駅から近いこともあり、夕方からは仕事帰りの男性や女性で連日賑わいを見せています。

このお店の魅力は料理のコストパフォーマンスの良さで、安い値段で食べられる料理はどれもボリュームがありお酒は300円程の価格です。特にハムカツが人気で、サクサクな衣に包まれた大きく肉厚なロースハムは熱々で食べごたえがあります。2枚入りで250円と、とても安い値段で食べられます。

逆にカロリーを気にしている女性やさっぱり系を好む人には「三陸産ワカメ三枚刺し」が人気です。また「ニラ玉」は、食べるラー油がピリッとした辛さが良いアクセントになって美味しい酒の肴となります。店内が賑やかなので静かに飲みたい方には不向きかもしれませんが、値段以上の満足感が得られるお店となっているのでおすすめです。

神田駅の北口から近く、鰯が美味しいことで有名な立ち飲み居酒屋です。神田に店を開いてから14年を超える人気店で、このお店は着席型の大衆割烹料理店である大松の支店として開かれました。着席型の大松は生き鰯が有名で今では予約なしでは入店できないほどの人気店となったお店で、その支店である立ち飲み大松も、鰯料理が看板料理となっています。

店内は15人ほどが入れるくらいが座れるL字カウンターがあり、テーブルが幾つかあり、立ち飲み屋ですが普通の小料理店のような雰囲気を醸し出しています。オープンカウンターになっているので目の前で店主が鰯をさばいている様を見ることができます。おすすめは鰯のお刺身で、鮮度抜群の美しいお刺身は350円の値段とは思えないような美味しさです。

料理は主に鰯料理が多く、いわしなめろうや鰯唐揚げ、南蛮漬けなど鰯を使ったバリエーション豊かで美味しい品が揃っています。料理は1品当たりおよそ350円と安い値段でお酒が進むような品ばかりで、お酒は酎ハイやレモンサワーなどがあり、きゅうりを使ったカッパハイというお酒もあります。

魚祥は2016年にオープンしたばかりの魚料理がメインの立ち飲み屋です。元気で明るい店員さんがいるにぎやかな店内で、一人でも気軽に入ることができます。また店内は清潔で女性の方も歓迎しており、和を意識した内装になっています。丁寧に作られた美味しい魚料理が人気で、二次会などにもうってつけです。

料理はトロウニ巻きや溢れるほどのイクラと、豪快な品が多く鮮度抜群な魚介類が人気でアジフライといった揚げ物も絶品です。お酒は酎ハイが300円、生ビールが380円となっており、日本酒も獺祭などの人気銘柄が揃っています。名物は炙り中とろ生うに巻きで、トロの下には雲丹が入っており380円という安い値段で魚祥の魚介類を存分に堪能できます。

神田駅西口から徒歩6分ほどの所にある気軽な立ち飲み屋で、店先のテーブル席では夜風に当たりながらお酒を飲むことができます。店内は約20名ほどが入れるほどの広さで、カウンターとテーブルがありメニュー表記は分かりやすい税込み表記となっています。近隣に勤めるサラリーマンや女性の方で連日賑わっているお店で、天ぷらが看板メニューです。

お酒は日本酒や酎ハイがありますが中でもおすすめはホッピーで、しっかり冷えたホッピーが料理と良く合うのでどんどんお酒が進みます。料理は小料理的なメニューが並んでおり、油揚げのピザソース焼きやナスの辛味噌炒めといった色とりどりの料理が200円から400円といった安い値段の間で提供されています。

人気メニューの天ぷらは一個90円とお手頃な値段で楽しむことができ、中でもおすすめは天ぷらセットで一つ500円という値段で季節ごとに旬の食材を使った天ぷらを楽しむことができます。特に春にはホタルイカの天ぷらが食べられるようになるため、塩で食べるホタルイカの天ぷらは酒の肴にもぴったりの品です。

さつまは神田の数ある居酒屋の中でも30年以上営業している老舗居酒屋です。1階が立ち飲みコーナー、2階が着席型の居酒屋となっており、2通りの楽しみ方ができるお店です。おすすめメニューは開店当初から続いている産地直送のさつま揚げときびなごです。昭和時代から営業していることもあり、店内の雰囲気も昭和の香りがしています。

神田駅から徒歩1分とかからない場所にあり、朝10時から開店しています。お酒もビールや、本格的な焼酎まで揃っており「わか松」や「菊正宗」といったお酒が格安の値段で楽しむことができます。2階は座敷がありますが女性優先となっており50、60代の常連のお客さんが多く、女性でも入りやすいアットホームな雰囲気です。

料理は日替わりの大皿料理があり、毎日来て食べても飽きない料理ばかりが揃っています。大皿は450円となっており、雨の日は50円引きになるようです。しめ鯖はたっぷりと盛り付けられていて、新鮮な魚介の旨味がたっぷりとつまっています。酒の肴になるものからご飯ものまであり、値段は300～600円と立ち飲み屋らしい安い値段で食べることができます。

開運横町は昭和レトロな雰囲気のお店で日本橋にも系列店があります。神田駅から徒歩5分ほどの場所にあり、「さつま」と同じく1階が立ち飲み屋で2階が着席型の居酒屋となっています。1階の立ち飲み屋には仕事帰りのサラリーマンや女性のお客さんが多く、店内は20人ほどしか入れないほどの広さなのですぐに満席になってしまいます。

飲み物はビールが400円でサワー類は300円と安いな値段となっており、お通しや席料はかかりません。串焼きは1本140円から注文可能で、金目鯛の刺身やエビのフリッターなど揚げ物から生物までお酒と相性抜群のメニューが揃っています。箸休めの漬物も絶品で、美味しい糠床を使っています。

串焼きも美味しく、ジューシーでやわらかなハツは臭みもなくナポリタンは少しタバスコを加えるとピリリと辛い風味がアクセントになってお酒が進みます。昔懐かしの赤い色をしたソーセージもあり、ケチャップと合わせるとサワー類とよく合います。注文してからあまり待つことなく料理がでてくるので、手際の良さも魅力の一つです。

藤田酒店は80年以上続く老舗居酒屋で、店内にはカウンターとテーブルがあり一人で入店しても気さくな雰囲気で迎えてくれます。知る人ぞ知る角打ち店で、角打ちとは立ち飲みできる酒屋のことを指します。女性でも入りやすい店内で、冷蔵庫から好きなお酒を選んでカウンターで料金を支払うシステムで日本酒がとても豊富に揃っているお店です。

お酒のアテは乾物から焼き物、おでんやピザまであり、バラエティ豊かなメニューが安いお値段で楽しめます。角打ちのお店は本来調理したものを出さずにお客さんが自由にお店で売られている商品を買ってその場で飲むというのが一般ですがこのお店は飲食店営業許可をとっているので、作った料理をその場で出すことができます。

数あるメニューがある中でこのお店のおすすめメニューは、クリームチーズ酒盗です。酒盗とはカツオの内臓で作った塩辛でこのお店の酒盗はクリームチーズの柔らかいミルキーな味とマッチしていて、とてもお酒が進む品となっています。うるめいわしを買うと、店内のカウンター内のコンロで炙ってくれるので、旨味が何倍にも膨れ上がります。

貝呑は2016年にオープンし、夢屋が展開する魚介フレンチがメインの立ち飲み居酒屋です。神田駅南口から徒歩2分の所にあり、築地から仕入れている美味しい魚介が味わえるのが魅力です。ホタテ、サザエ、ムール貝など8種類の活き貝が入っているトロ箱が並んでいる店頭が特徴的で、本格的なフレンチを中心に魚介とお酒が同時に楽しめるお店です。

料理は店名にもある通り、貝を使った様々なメニューが人気で看板メニューは活貝のソテーで店頭に並ぶ貝からお客さんがソテーに入れる好きな種類の貝と個数を選ぶことができます。貝は幾つかの種類を組み合わせることもでき、選んだ貝の数によって貝1個あたりの値段も変わります。ソースも数種類の中から選んで決めることができます。

提供している全ての料理が魚介系のメニューで肉料理はあえて一切提供しないというスタイルを徹底しており、お酒は店員さんに飲みたい酒を申し出てから自分で樽から注ぐというシステムになっています。おしゃれな店内が女性にも人気でお酒はワインやビールが並んでおり、ほとんどが1杯400円ほどで、中にはこのお店オリジナルの強酒もあります。

イチゴーはミラーボールが回るユニークな店内で、お酒も料理もすべて200円均一という神田でも特に安い立ち飲み居酒屋です。支払いはセルフで、店内奥のカウンターで代金引換というシステムになっています。週6日営業で、日曜日と祝日は定休日となっているので注意してください。

「イチゴー」と呼ばれる通り、かつては150円均一でしたが現在では200円均一となっています。お酒はこのお店独特の名前をしたお酒が多く、料理もフライドポテトや煮物など幅広い種類のメニューが楽しめます。店内にはソウルミュージックが流れるなど一風変わった雰囲気が魅力的なお店です。

神田の立ち飲み屋は昔から営業している老舗もあれば、オープンしたばかりの新しいお店もありどこのお店も美味しい看板メニューがあります。また立ち飲み屋は最近では女性の利用者も増えているので女性のお客さんを歓迎したサービスをしているお店もあります。立ち飲み屋は初心者でも気軽に利用でき、お酒の楽しみ方を教えてくれる場所でもあります。