国民宿舎鵜の岬は利用率一位の大人気宿舎！料金やクチコミ情報まとめ！

国民宿舎鵜の岬は茨城県日立市十王町にある宿泊施設で、美しい白浜や連なりを見せる断崖など、自然の美しさに恵まれた鵜の岬に建つ、クチコミでも評判の高い宿舎です。国民宿舎鵜の岬は、全国109の公営国民宿舎の中にあって、平成元年から28年間連続で宿泊利用率第1位を続けています。ここではそんな国民宿舎鵜の岬について、料金やクチコミ、食事、日帰り温泉、夕食などの情報を交えて紹介します。

クチコミでも評判の国民宿舎鵜の岬へのアクセス方法は、電車の場合には、JR常磐線上野駅から約1時間50分ほ乗車し、十王駅下車後、宿舎までタクシーで5分ほど走ったところになります。宿舎の送迎バスが出ていますので利用すると良いでしょう。時間指定となりますので、宿舎への連絡が必要です。また、東京駅からは、直通の高速バスが利用できます。

東京駅から高速バスひたち号、日立、鵜の岬･高萩行きの直通バスが、朝8時45分と夕方16時45分の2便運航しています。約3時間半ほどかかりますが、バスによる快適な旅を過ごすことができます。運賃は往復で4200円ほどです。マイカーの場合は、常磐自動車道日立インターから国道6号線に入り、いわき方面に4キロほど走ったところとなります。宿舎には駐車場が完備しています。

クチコミでも評判の国民宿舎鵜の岬の宿泊を予約する方法は、電話または時期により往復はがきによる抽選のみの方法になります。ネット等での予約ができないにもかかわらず、これだけの人気を保つことができるのは、素晴らしい海と自然の中で、高級ホテル並みの雰囲気や施設を持ちながら、宿泊費や食事がリーズナブルなことです。一度ならず何度も来たい宿舎です。

1泊2食付き洋室2名での宿泊料金は、大人の場合、平日で9843円から、休日前は10383円からとリーズナブルです。また、7月20日から8月25日までの夏季及び12月30日から1月5日までの年末年始の料金は、休日前料金同様、10383円からとなります。また、子供の場合の料金は、平日、休日前に限らず、すべて7253円で統一されています。部屋やタイプによって料金が変わりますので注意が必要です。

往復はがきによる申し込みは年末と夏の一時期のみとなります。年末は12月30日から1月5日までの宿泊が可能で、受付期間は10月1日から10日までの消印が有効となります。夏は、7月20日から8月31日までの宿泊が可能で、受付期間は4月1日から10日までの消印が有効です。電話番号、宿泊数、人数、希望部屋タイプを記入の上申し込みます。往復はがきは一人で何枚出しても構いません。

国民宿舎鵜の岬に到着すると、フロックコートを着た男性スタッフが丁寧にお迎えをしてくれます。2階が入口になっており、ロビーは広々としたガラス張りで、明るく開放的です。宿舎内には58の客室があり、204名の宿泊客を収容できます。その他にも、大広間や会議室、レストラン、コーヒーショップ、展望温泉大浴場などの施設が備わっています。

クチコミでも評判の国民宿舎鵜の岬の展望温泉大浴場は8階にあります。この温泉は大きな窓から太平洋の海原が一望できるパノラマ風呂となっており、サウナも備わっています。特に、女性用大浴場からは、水平線から昇る神々しい朝日を見ることができます。残念ながら、男湯からは位置的に朝日は見られませんが、太平洋の素晴らしい眺望を満喫しながら入る温泉は最高です。

この温泉は、ナトリウム･硫酸塩温泉の泉質を持ち、神経痛や筋肉痛、冷え性、疲労回復などに効能があります。日常の仕事の疲れを存分に癒してくれるこの温泉の素晴らしさは、クチコミでも話題になっています。また、男湯と女湯の間には眺望ロビーがありますので、その場所から太平洋に上る朝日を拝むこともできます。宿舎では日帰り入浴はできませんが、日帰り温泉施設が隣接しています。

クチコミでも評判の国民宿舎鵜の岬のレストランしおさいは、天井、床、テーブルともに木材をふんだんに使用しており、木の温もりが感じられるドーム型のお洒落なレストランです。本館のロビーから渡り廊下でつながっており、広く外の景色が見渡せる構造になっていますので、パノラマの海の眺望を楽しみながら夕食や昼食などの食事を満喫することができます。

レストランしおさいでは、日帰りランチを楽しむことができます。ランチは、午前11時から午後2時までやっています。ランチメニューと料金は、1100円台の海鮮丼定食や1900円台の大漁丼定食、1400円台の日立牛すき焼き定食、1600円台のアンコウ鍋定食など美味しい食事メニューが満載です。ランチのみの人は温泉利用ができませんが、隣接の日帰り温泉に入ることができます。

レストランしおさいの夕食は午後6時から午後8時半までとなっており、新鮮な海の幸をふんだんに取り入れた4コースの食事メニューがあります。素材特選コースは、前菜盛、刺身、日立牛ロース陶板焼、活あわび酒蒸し、冷菓、食事、デザートという贅沢な7品で、7000円台になています。Aコースは、前菜盛、刺身、焼物、洋皿、常陸牛すき焼き、揚物、食事にデザートが付いて4800円台です。

Bコースは、前菜盛、刺身、洋皿、ロースポークすき焼き、揚物、食事、デザートで、夕食料金が3700円台です。Cコースは、前菜、刺身、煮物、揚げ物、ロースポーク陶板焼、食事にザートがついて、料金が2700円です。夕食メニューの追加として、刺身盛合が料金3200円台、常陸牛鉄板焼きが料金5900円台などがあり、1時間前にオーダーすれば、アンコウ鍋や山菜の天ぷらなども楽しめます。

レストランしおさいの朝食は和洋バイキングになっており、新鮮な海の幸を使った料理が盛りだくさんにありますので、心行くまで味わうことができます。朝食時間は午前7時から午前9時15分までとなります。朝食と夕食は宿泊客のみに限られますが、後述の宴会場を予約すれば、クチコミでも人気の、日帰り温泉と夕食を満喫できる贅沢な夕食コースとなります。

クチコミでも評判の国民宿舎鵜の岬の喫茶･ラウンジ岬はお洒落でエレガントな室内を備えており、太平洋の海原を眺めながら岬特性のコーヒーを嗜むことができます。また、パスタなどの軽食も揃っています。喫茶は午前9時半から午後6時までとなっており、午後8時から午後11時まではラウンジとなりますので、夕食の後にゆっくりとワインなどを味わいながら楽しい時間を過ごせます。

クチコミでも評判の国民宿舎鵜の岬の部屋は8つのタイプがあります。風呂のついた和室とつかない和室、シングルとツインの洋室、車いす対応のツインと家族室の洋室、そして和洋室と特別室の洋室の8タイプです。すべての広々とした客室から海が望めますので、太平洋の海を眺めながらのんびりと過ごすことができます。和室は、畳の部屋とリビングの2間続きとなっており、ゆったりと使えます。

クチコミでも評判の国民宿舎鵜の岬には宴会や夕食などで利用できる広間があります。21畳の小広間から200畳の大広間まで、大小6つの広間が使用でき、宿泊利用も日帰り利用も可能となります。料金は200畳の大広間が、宿泊利用の場合は11880円、日帰り利用の場合23760円、また、21畳の小広間の場合は、宿泊利用が2160円、日帰り利用が4320円となっており、4時間未満の場合は半額です。

国民宿舎鵜の岬には会議室が5つあります。ホール1と2は定員40名の小ホールで宿泊利用の場合は各5400円、日帰り利用の場合は各10800円となります。カントリープラザ大は200名が収容可能で、宿泊利用の場合は11880円、日帰り利用は23760円となります。カントリープラザ小は同様に、それぞれ5940円と11880円となります。会議の後に隣接の日帰り温泉に入るのもおすすめです。

クチコミでも評判の国民宿舎鵜の岬にはその他にも種々の施設が利用できます。6階には飲み物やカップ麺などの自動販売機があるほか、8階には談話室や乾燥機付き洗濯機なども備わっています。また、ロビー脇の売店には地元の海産物やお菓子類、オリジナル商品などが豊富に揃っていますので、夕食後に覗いてみるのもよいでしょう。営業時間は午前7時半から午後9時までとなっています。

クチコミで評判の国民宿舎鵜の岬には、海鵜のモニュメントがいくつもあります。実際に鵜の岬には海鵜がやってきます。鵜の岬は日本で唯一、海鵜の捕獲が許可されているスポットです。宿舎棟の東側には断崖がそそり立ち、そこに海鵜の捕獲スポットがあります。おとりとなる鵜を備えておき、その場所にやってくる鵜の足を捕獲する職人がU字型のカギ棒で引っ掛けて捕獲するという方法です。

捕獲された海鵜は長良川など、全国11か所の鵜飼地に送られます。海鵜の捕獲場が一般公開されるのは、1月から3月と7月から9月の間となります。また、鵜の岬の敷地内には、｢鵜のパラダイス｣と呼ばれる飼育施設が設けられていて、おとりとなる鵜が飼育されています。宿舎のすぐ近くですので、立ち寄ってみるのも面白いのではないでしょうか。

国民宿舎鵜の岬の周りは谷の散歩道や蓮の池など、散策するだけで楽しくなるスポットに溢れています。散策の途中には愛と絆の鐘や、鵜のパラダイスなどがあり、芝生の公園もあります。海岸方面に下れば鵜の岬公園内にわんぱく砦という岩様のオブジェがあり、岩の中はトンネルの滑り台になっています。宿舎の周りは散策にはとっておきのスポットです。

国民宿舎鵜の岬の展望温泉風呂で日帰り入浴ができるのは、宴会コースのみとなります。日帰り温泉を利用したい人は、宿舎に隣接する鵜来来(うらら)の湯を利用することをおすすめします。この温泉は市営の日帰り温泉施設で、国民宿舎鵜の岬とイメージが近いドーム型のお洒落でエレガントな日帰り温泉でとなっています。

この日帰り温泉鵜来来の湯は、太平洋に面した露天風呂や大浴場の他、ジェットバスやバブルバス、サウナ、水風呂も備えています。温泉からは、美しい伊師浜海岸を見渡すことができ、ゆったりとくつろぐげます。また、この日帰り温泉には、和洋2種類の大広間やリラクゼーションコーナーもあるため、入浴後ものんびり過ごすことができます。そして、おいしい食事を食べられる食事処もあります。

奥日立きららの里はJR常磐線日立駅から日立電鉄東河内行きのバスで30分ほど乗車後、木の根坂下で降りたところにある公園です。きららの里では、なだらかな丘陵に広がる豊かな自然の中で、動物と触れ合ったり、ハーブ園、お花畑、りんご園、などを廻ったり、日本一長い滑り台、わくわくスライダーを堪能することができます。また、キャンプ施設なども備わっている楽しいスポットです。

かねみ公園は約1ヘクタールの丘をそのまま生かして造られた公園で、レジャーランドや遊園地、市民プール、健康施設のホリゾンかみねなどがある大きな都市公園です。この公園へのアクセスは、JR常磐線日立駅から日立電鉄バス高萩行きに10分ほど乗り、かみね公園入口で下車し、徒歩3分ほど行ったところとなります。

この公園の頂上の展望台からは、常陸市街の眺望が見渡せる他、春には約22種類、1000本もの桜が一斉に開花し、訪れる人々を楽しませてくれます。また、この公園内には吉田正記念館が併設されています。昭和の作曲家として名高い、常陸市出身の吉田正を紹介する記念館として平成16年にオープンしたこの場所では、昭和の歌謡曲の世界にどっぷり浸ることができます。

十王物産センター鵜喜鵜喜(うきうき)は、日立市十王町の国道6号線沿いにある野菜を中心とした物産センターで、1日の来客数が1000人近くになるという評判の直売所です。ここには、地元の新鮮な季節の食材が豊富に揃っており、近隣の住民の人気を集めています。このセンターには園芸用のガラスハウスが併設されており、生花や盆栽、野菜の苗なども販売されています。

日立駅前から国道6号線までの約1キロメートルの通りに、約130本のソメイヨシノが植えられています。この場所では、毎年4月1日から4月15日頃までひたちさくらまつりが開かれ、夜には幻想的な桜のライトアップも楽しめます。また、武士の衣装をまとった軍団が民謡を歌ったり、町を練り歩き、日立風流物(ふうりゅうもの）と呼ばれる山車が公開されるのもこのお祭りです。

日立風流物は、以前は宮田風流物と呼ばれ、神峰神社大祭の時のみ、4町から１台ずつ拝殿前に曳きだされ、奉納されていました。昭和33年に北町のみの山車が復元されると、昭和34年には国の重要有形民俗文化財に指定され、ユネスコ無形文化遺産にも登録されるに至りました。人形操作などは国の重要無形民俗文化財にも指定されています。

この山車は、操り人形を乗せたカラクリ仕掛けの山車で、高さが約15メートル、幅が約6メートル前後あり、重量はなんと5トンもあります。5層からなる正面の表館は左右に開き、各層で綱の操作によるからくり人形芝居が行われます。人形の早返りや山車の回転によって、表館と裏山が即座に入れ替わる様が見られ、人々を魅了します。

鵜の岬秋まつりは、国民宿舎鵜の岬の近くにある伊師浜国民休養センター内の芝生広場で毎年11月後半に開かれるお祭りで、宝探しや鵜の岬〇×クイズ、オークション、青空市などが行われる他、数々の楽しいイベントが行われます。平成２９年のイベントでは、いしまち太鼓やフラメンコの踊り、吹奏楽などのイベントが行われました。

抽選で豪華賞品が当たる宝探しは人気があり、毎年恒例のイベントとなっています。また、三味線の演奏や大道芸なども行われ、賑やかなイベントが続きます。青空市では、地元の農産物や焼きそばなどの軽食の販売が行われます。駐車場は、鵜の岬海水浴場付近の市営駐車場を利用します。

国民宿舎鵜の岬は全国に109ある国民宿舎の中で、28年もの間宿泊利用率第一位を続ける大変素晴らしい宿舎です。この宿舎の部屋やレストラン、展望温泉風呂などの施設からはパノラマの太平洋を見渡すことができ、訪問客の心を満たしてくれます。ここでは、そんな国民宿舎鵜の岬について、料金やクチコミ、食事、日帰り温泉、夕食などの情報を交えつつ説明してみました。