袋田の滝の紅葉を見に行こう！ライトアップした幻想的な風景も見れる！

袋田の滝は袋田温泉とセットの景勝地、四季折々に色や姿を変えてゆく日本有数の名瀑布をたっぷりと堪能し、サラサラとした奥久慈温泉郷の名湯にゆったりと浸かって、郷土料理に舌鼓を打つ！そんな正しい日本式の旅情を心まで楽しんでいただくために、袋田の滝の観光スポットを特集します。

秋に袋田の滝を訪れるならば、紅葉色に縁どられた滝を肌で感じたいものです。紅葉時期の絶景ポイントとしては、吊り橋付近にある料金所周辺から見上げる袋田の滝が最高ですよ。秋の晴れた青い色の空のもと、滝ツボから舞い上がるマイナス・イオンの水しぶきを浴びるのも最高ですよ。

紅葉の袋田の滝の迫力を真近に感じたければ、やっぱりトンネルと抜けたところにある第１観瀑台がベスト！ここから見上げる大瀑布は、階段状に流れ落ちてきて立体的に視界に飛び込んでくる感じが圧巻ですよ。ただし紅葉の時期には、ここで記念写真を撮る方が多くなり、観光客でたいへん混雑しますよ。

広角で滝を眺めたい場合は第二観瀑台へ行くか、あるいは滝側面をちょっと登って、月居山へと続くハイキングコースから滝の流れ出しを上流から眺望する事もできますよ。軽い山歩きですので、時間のある方はトライしてみましょう。秋色の紅葉に染まる山林の中をゆっくりと散歩するのも、何とも気持ちが良いものですよ。

袋田の滝ツボ近くにある吊り橋の画像です。こちらが人気の撮影スポットの現場です。この谷あいの岩場は夏場でも涼しくて気持ちが良いですよ。また、うららかな陽だまりの時間帯に訪れましたら、のんびりと腰を降ろしてお茶をするのは如何でしょうか。

カップルで茨城県をドライブするなら、是非とも袋田の滝のライトアップを見に行きましょう。『大子来人～ダイゴライト』と銘打ったライトアップが毎年11月初旬～2月中旬まで行われています。滝も街もイルミネーションで染められ、都会とは違う幻想的な世界を楽しむ事ができるでしょう。

紅葉の後の滝もステキ！クリスマスの頃は氷瀑となった袋田の滝がクリスタルに輝き見る者を魅了します。そして夜には多彩な光でライトアップされ、音の無い夢の世界を醸し出すのです。冬の平日は混雑も少なく駐車場にも空きがあるので、ドライブの際には立ち寄ってみましょう。

青白い世界に浮かび上がった冬色の袋田の滝はとても幻想的です。このライトアップの時期は観瀑台に出るトンネル内も、大子町や袋田温泉の街並みもキレイにイルミネーションが飾られていて、ちょっとしたおとぎの国の様にロマンチックな気分になりますよ。クリスマスシーズンは混雑しますが、一見の価値がありますね。

冬は秋程ハイキングがしやすい訳ではありませんが、深々と雪が降る谷合を散歩するのもオツなものです。袋田の滝ツボから下流へと散策コースがありますので、あったかい飲み物を携えてお散歩してみるのは如何でしょうか。

大子町では地元特産のアップルパイが人気です。ほのかに酸っぱくてあまーいアップルパイは絶品ですよ。それで、あちこちのお土産屋さんに並べられているのが『さおりんのハートアップルパイ』です。もえキュン系のキャラデザインで、秘かにファンも増殖中との事です。

ここの名物『さおりんのアップルパイ』は観光客の方々にも人気が高く、この様に売り切れの場合もありますのでご注意くださいね。他にも大子町のおすすめアップルパイには『豊年万作』さんの焼きたてホカホカ・アップルパイなどがありますから、是非そちらの方も食べてみてくださいね。

袋田の滝や温泉町を歩いていると、あちこちから香ばしい味噌の焼ける匂いが漂ってきますよ。茨城は言わずと知れた粉モノ王国です。ここのミタラシ団子もかなり美味しいですね。ついつい食べ歩きしたくなるB級グルメといったところでしょう。

温泉の後は美味しい地酒を飲みつつ、茨城の山の幸を堪能したいものです。アユやヤマメの塩焼きも絶品ですが、何気ない単品料理として、滋味深い味噌田楽などは如何でしょうか？ステーキの様な歯ごたえがある「冷やし味噌田楽」が評判です。茨城は全国でも有名なコンニャクの産地です。他所では味わえない本場の味を楽しんでください。

雪の袋田の滝は水墨画の様な静かな佇まいです。旅の宿には奥久慈温泉郷を訪れて、サラサラとした肌触りが心地よい袋田温泉の露天風呂にゆっくりと浸かって心の中まで温まると良いかもしれませんね。もちろん、山の幸や郷土料理を存分に味わう事も忘れない様にお願いします。

袋田の滝へのアクセスはJP袋田駅から袋田の滝行き路線バスを利用します。ですが便数は一日に4～5本ですので、GWや紅葉のシーズンは山間部の道路が混雑しやすいのでバスも大幅に遅れますからご注意ください。

電車でのアクセスには、上野から袋田駅までが約2時間30分の距離です。まず上野駅から常磐線の水戸駅へ出ます。そこで水郡線(常陸大子or郡山行き)に乗り換えて袋田駅で下車してください。袋田駅からはタクシーか路線バスが出ていますが、紅葉シーズンなどの混雑期は徒歩がオススメ。

マイカーなどでのアクセスは、常磐道・那珂ICで降りて袋田駅に行きます。そして駅前からは県道324号線を道なりに進み、踏切を渡りしばらく行くと突き当りで国道118号線に入りますので右折してください。すぐに「袋田の滝入口」の信号に尽きますから、そこを左折して国道461号線を少し行くと「袋田の滝」の大きな看板に到着します。

袋田の滝には専用の無料駐車場が設置されていません。ただし、滝の入口付近には民間駐車場があります。基本的には有料駐車場で、その料金は1回300円から500円ぐらいが相場になっていますよ。もし混雑した場合は、レストランやお土産屋さんなどで駐車料金が無料になるケースもありますので、事前にチェックしておくと良いでしょう。

袋田の滝付近の駐車場がいっぱいの場合は、袋田滝本町営第一無料駐車場があります。滝からは1kmぐらい歩きますが、50台分のスペースがあり便利です。また町営袋田第二無料駐車場も利用できますよ。こちらは220台の収納台数がありますから、比較的に停めやすいでしょう。

ライトアップされた袋田の滝を心行くまで楽しんだら、袋田温泉に浸かってゆっくりと温まるのもオツなものですよ。この温泉地は平安時代に開湯した湯治場で、水戸藩御用達の「百病を治す温泉」として愛されてきました。奥久慈の渓谷美に囲まれつつ、雪のちらつく露天風呂に浸かれば、それだけで都会のストレスが溶けていくかも知れませんね。

袋田温泉の渓流露天風呂はゆっくりとくつろげますよ。温泉の質はサラサラと滑らかな肌触りで、美肌に効果があるとも言われています。その他に筋肉痛・神経痛・関節痛・五十肩など効能も豊富で、基本的には袋田の滝とセットで観光ルートに選ばれている観光名所です。

袋田の滝は紅葉やライトアップの時期が人気ですが、実はそれ以外の時でも訪れる価値が十分にありますよ。例えばこの滝は『恋人たちの聖地』としても有名で、数々の恋を成就させてきたパワースポットなのです。もし恋の行方に不安のある方は、二人で心を確かめに訪れると良いですね。

月侍の滝は『開運の水としても有名ですよ。さすがパワースポットというだけあって、この水を飲むと金運も授かるそうです。のぼりには宝くじの高額当選者が複数出ている事が謳われていますよ！このラッキー効果に興味のある方は是非立ち寄って、格別に美味しい水を飲んでいきましょう。

今や、大子町の風物詩・大子来人・ダイゴライトは東京でもかなり有名になりましたね。袋田の滝のライトアップでは秋色の景色を紅葉とともに映し出し、冬は氷瀑をクリスタル色に輝かせます。また、町のシンボルゾーン・久慈川沿いを美しくイルミネーションで飾った風景も一見の価値があります。

いかがでしたか？袋田の滝は四季折々の美しさで私たちを迎えてくれますが、やはり紅葉の秋からライトアップの冬の時期までは観瀑台もかなり混雑しますよ。特に秋の紅葉が映える休日には道路も駐車場も車でいっぱいになりますので、曜日や時間帯を選んで上手に訪問してみてくださいね！