北茨城の観光スポットを徹底紹介！あんこう鍋などおすすめグルメも！

茨城県北茨城は、あまり知られてはいませんが、美的な景勝地が多い観光の穴場となっている地域。そこで今回は、北茨城でおすすめの観光スポット&ご当地グルメの食べられる場所をご紹介。海の絶景やあんこう鍋などのグルメなまで楽しめる、次の旅行先にもぴったり。とくに、文学好きな人であれば、一度は行っておきたい場所になっています。

北茨城の五浦海岸は、近代日本画の巨匠である岡本天心ゆかりの地。そして、「茨城県天心記念五浦美術館」には、彼の業績を語る作品が多く展示されています。平成9年11月8日に開館。

大きくきれいな美術館にも関わらず、入場料がとってもリーズナブルなのも魅力。広大な敷地内からは、太平洋の絶景が見渡せます。アクセスは、袋田駅より徒歩約40分、またはタクシー約5分となります。

「五浦海岸」は日本の渚100選、日本の音風景100選、茨城100景、日本の白砂青松100選などに名を連ねている名所。「関東の松島」と言われるほど茨城の人気の穴場観光スポット。波打ち際の絶壁には、六角堂が佇んでいます。

「五浦海岸」は県立の自然公園、茨城県北ジオパークの一部。また、岡倉天心の旧宅や庭園などの一部として、国の記念物にも登録されている風光明媚な観光スポットです。多種多様な入り江や高さなんと約50mの絶壁など、その風景は素晴らしく絵になります。

「五浦岬公園」は、太平洋に面した自然豊かな公園。茨城きっての景勝地五浦海岸を望むには絶好の観光スポットです。公園内は散策路が整備されているので、晴れた日にはピクニックにも最適な穴場の場所でもあります。

ここから太平洋越しに臨む朱色の六角堂と岩礁に砕け散る波、緑の松林が織りなす風景は、まるで1枚の絵画のようです。また近くには、日帰り温泉施設、あんこうなどを食べれる食事処もありますよ。アクセスは、常磐自動車道北茨城ICより15分、またはJR常磐線「大津港駅」よりタクシーで約5分となります。

「しゃぼん玉」や「十五夜お月さん」などで知られる童謡界三大詩人のひとり野口雨情は、茨城県北茨城市磯原町の出身。この「北茨城市歴史民俗資料館 野口雨情記念館」には、野口雨情初出原稿や直筆の色紙、書簡、遺品などが展示されています。

また併設されているミニショップでは、「赤い靴」をモチーフにしたグッズなどの入手が可能。野口雨情ファンにはたまらない穴場の観光スポットとなっています。雨情交友録として、中山晋平、本居長世、西条八十、北原白秋などに並んで、石川啄木も紹介されています。

「茨城大学五浦美術文化研究所」は、日本の思想家であり文人の岡本天心が、近代日本美術の本拠地を移した土地。昭和30年、茨城大学の研究所に。敷地内には、岡本天心にゆかりのある歴史的建造物が多く存在していまう。落ち着いた雰囲気を味わえる、茨城でもおすすめの穴場観光スポットのひとつとなっています。

1903年の5月ごろ、この地を訪れた岡倉天心は、この土地をとても気に入ったそうで、ここに拠点をかまえるように。そして、冬はボストン美術館、夏は五浦の海に滞在するライフスタイルに。1955年、近代日本画壇の巨匠・横山大観から、旧天心邸や六角堂などの寄贈の申し出を受けて、この「茨城大学五浦美術文化研究所」は設立されたのです。

「五浦観光ホテル」には、本館の和風の宿、別館の大観荘から、五浦海岸や六角堂を一望できる温泉があります。絶景を眺めながら温泉につかれる癒しの穴場スポットです。夕食は広間にて、新鮮なお造り・煮魚・焼き物・釜飯など四季折々の五浦の味覚を堪能可能。

アクセスは、車なら、北茨城ICより県道69号経由国道6号線から約15分、または、いわき勿来ICより国道289号経由国道6号から約15分。電車なら、JR大津港駅下車、駅から車で約5分となっています。チェックインの時間は、15時から18時、チェックアウトは10時。

花園花貫県立自然公園に指定されている、花園川上流一帯の渓谷「花園渓谷」は、紅葉の名所として茨城百景にも認定されている人気の穴場スポット。10月頃から色づき始め、見ごろは11月上旬~11月下旬です。紅葉シーズンには、紅葉まつりも開催されます。楽しんでみてはいかがですか?

この「花園渓谷」では、秋の季節に様々な色彩の紅葉が、近くを流れている花園川に舞い落ちて流れていく様子がとても美しい渓谷。また、麓には神社が建っていて、それもまた趣深いです。また近くには、いくつかのハイキングコースも。晴れた日には、遠くに風光明媚な富士山を眺めることまでできてしまいます。

「北茨城市漁業歴史資料館 よう・そろー」には、大津町の大祭「大津御船祭り」で実際に使用される「祭事船」のほか、大津漁港の漁師さんが使う漁具などの展示もされています。また、東日本大震災で被災した場所でもあるので、さまざまな体験談なども展示されています。

海の伝統文化や茨城の漁業などについて学べる資料館。シラス引き網漁などの漁業体験や、魚のさばき方教室などの体験ができたり、併設の物産館や市場食堂で買い物や魚料理も楽しめますよ。アクセスは、車なら、北茨城ICまたはいわき勿来ICより15分。電車なら、JR大津港駅より車で15分またはJR磯原駅より車で10分。意外な穴場スポットです。

昭和41年6月、多目的ダムとして茨城県内で最も初めに完成した「水沼ダム」。県立の自然公園のなかにあって、春や夏の植物の緑や秋の紅葉が、美しい湖面に映し出されます。地味な場所ではありますが、北茨城の穴場の観光スポット。近隣には、史跡や文化施設も点在しているのも魅力です。

また、生息する魚の種類も多く、人気の穴場釣りスポットでもあります。周囲は、桜が植えられ、また秋の紅葉もよく、ハイキングなどにもおすすめ。公園も整備されています。アクセスは、磯原駅から車で20分。

「北茨城 あじさいの森」は、広大な敷地に800品種50万輪ものアジサイを栽培しています。見ごろを迎える6月中旬から7月中旬には、あじさい祭りも開催。日本固有のアジサイから外国の珍しいアジサイまで見ることができます。茨城が誇る日本でもトップクラスのアジサイ園です。

アジサイのなかでは、珍しい外国原種のアナベルやかしわ葉アジサイの群生も楽しめるのも魅力。5分咲き以上から有料入場になります。アクセスは、車だと、常磐自動車道・北茨城ICより5km（10分）。電車だと、JR常磐線・磯原駅より車で10分。

魚料理がお好きな人には、ぜひ行って頂きたい宿「平潟港温泉 魚の宿 まるみつ」。冬に近づくといただける、あんこう鍋は絶品で、たくさんの肝が入っています。また、その他のお刺身や煮魚なども提供しています。朝ごはんにも、鯛の尾頭付きが出てきたりなど、料理がすごいと評判の宿。

漁港近くにある、磯料理が専門の旅館「平潟港温泉 魚の宿 まるみつ」。アンコウのどぶ汁と刺身の盛り合わせなどが美味しく、料理のボリューミーさが評判。宿としては、部屋が広くて明るく落ち着けます。スタッフもとても丁寧な接客で、気持ちよく宿泊することが可能。気になるお風呂のほうは、露天の海藻風呂と温泉の内風呂があります。

新鮮魚介が自慢の、茨城にある海鮮料理店「はましょう 浜庄」。福島との県境あたりにあります。このお店のアンコウ鍋は絶品。あん肝も臭みがありません。海を見ながらの食事を楽しむことができます。

海まで0分。冷凍物は使わない採れたての新鮮なお魚を味わうことが可能。不安な食材は一切使わず、厳選された食材を中央市場から仕入れています。また、食事だけでなく宿泊も可能。さらには温泉もあり、アルカリ硫黄鉱泉でお肌スベスベになりますよ。

漁師街だからこその、獲れたての美味しい地魚魚介を存分に味わえる「大津漁協直営 市場食堂」。大津港近くにあって、実際の漁師の奥さんたちが切り盛りしている素敵で活気のある食堂です。刺し身の分厚さや、鍋のボリューミーさなどが評判のお店。漁師街の家庭料理が味わえます。

あんこう鍋など旬の魚料理もおすすめ。また、「海鮮丼」は、鮮度抜群なお刺身がてんこ盛りで、1番の人気メニューとなっています。「あんこう鍋」は、あん肝をたっぷりと使ったスープはコクがあり、とても美味と評判です。さらに、「釜揚げしらす丼」のぷりっぷりした食感は、一度食べたら病みつきになるほど。

太平洋が目の前に広がる絶景の場所にある「大浜丸 魚力」。度々メディアでも紹介される人気の店です。あんこう料理はもちろんのこと、新鮮な魚介類メニューを味わうことができます。時価の友酢と鮟肝は絶品。

ランチは、11時半〜14時半。ディナーは、17時半～20時までとなっています。アクセスは、車なら、常磐自動車道北茨城ICから15分。電車なら、JR常磐線大津港駅からタクシーで6分。ぜひここでは、あんこう鍋を食べておきたいところです。

いかがでしたか？茨城県北茨城のおすすめ観光スポット&グルメの数々。海をはじめとした自然の素晴らしい絶景や歴史的な遺産、そして、ご当地グルメ・あんこう鍋まで楽しめる。いずれも北茨城を訪れないと楽しむことのできないものばかり。ぜひ、足を運んでみてください。その際には、ここで紹介したスポットを参考にしてみてくださいね。