鷹流は高田馬場の人気屋台ラーメン！あっさりヘルシー系の白鶏麺が絶品！

屋台ラーメン鷹流は東京高田馬場で大人気の屋台ラーメン屋さんです。あっさりとしたスープの白鶏麺やこだわり抜いたラーメンが話題となり、行列の絶えない人気店となっています。今回はそんな高田馬場で大人気のラーメン屋鷹流の白鶏麺やおすすめの人気メニュー、スープや麺へのこだわりなど鷹流の魅力や店舗情報などを一挙にご紹介します。

高田馬場は東京都新宿区の北にある地名です。高田馬場は早稲田大学を筆頭に専門学校や予備校なども多く、学生街として知られています。そんな高田馬場は学生が満足できる中華料理や居酒屋、うどんにそば、揚げ物などリーズナブルでおいしいお店が多く軒を連ねています。また、フレンチやイタリアンなど隠れた名店も数多く存在し、食べるのが好きな方の中では非常に重要な街とされています。

そんな高田馬場は東京の中でも特にラーメン激戦区で、それぞれの店舗が独自のこだわりを持って挑んだスープや麺を提供する個性的なお店が多くあります。そのラーメン店の多さは、Yahooで「高田馬場」と検索すると「ラーメン」の文字が横に表示されるほど。また、つけ麺などの東京ラーメンブームを起こす中心地でもありラーメン界にも非常に注目されている都市です。

そんなラーメン激戦区の中にある鷹流は、2008年12月1日に開店しました。店主の鷹峰氏は神田で飲食店を経営していたのですが、2007年3月からそのお店を経営しつつに大久保で屋台らーめん鷹流を開きました。屋台で土曜夜のみの経営でしたが、2008年に並行して経営していた飲食店を閉店し、高田馬場店鷹流を開店してからは毎日通えるようになりました。

そんな鷹流は「ハーレー乗りが創る男の美肌ラーメン」という強烈なキャッチ―とはうらはらにあっさりとしたヘルシーな味わいです。鷹流の一番売りである「白鶏麺」を売り出した元祖の店で、そのラーメンには並々ならぬこだわりがあります。そして、卓上には黒コショウや、お酢、唐辛子、タバスコ、ナンプラー、オリーブオイル等が並び、自分好みの味にできる心意気も嬉しいお店です。

鷹流には多くのこだわりがあります。麺は鷹流独自の「健身五穀麺」という麺を使用しており、その名の通り五穀をブレンド配合しています。北海道産の全粒粉小麦、デュラムセモリナ粉、白玉粉(もち米)、大豆(豆乳)、キビ、アワの5種類です。この5種類の五穀の見事な配合により、もちもちとした弾力と複雑な独特の風味、歯ごたえの良い鷹流独自の麺が実現しています。

鷹流の全体的なこだわりは、1に美肌、2においしさ、3に無化調と一風変わった順番。コラーゲンがたっぷりのあっさりスープは極力油分を使用していないという美肌への徹底ぶりです。また、使用している材料はできる限りわかる範囲で無化調で、添加物や着色料のないものを使っているのだとか。加えてうま味調味料や化学調味料なども不使用。鷹流は体に優しく嬉しいラーメンなのです。

「白鶏麺」はパイチーメンと読みます。鷹流の店主が幼い頃によく食した台湾夜市の屋台料理「鶏飯」の味をラーメンにということで考案したラーメンです。鶏肉飯は台湾風の鶏めしで、おいしいものがたくさんある台湾の中でも三大台湾めしに数えられるほど。ごはんの上に細く割いた鶏肉が乗っており、鶏油と甘口のタレがかかっています。

そんな台湾の中でも人気のご飯から生まれた白鶏麺は、鶏肉飯を少し日本人好みの味付けにしているのだとか。外国の料理となると少しクセが強く食べにくいという方もいらっしゃりますが、この白鶏麺はとても食べやすい味に仕上がっています。あっさりしたスープですが、そんな中に鶏のうまみがぎゅっとつまっていてあっさりながらコクのあるくせになる味わいです。

鷹流で一番人気を誇るこの「白鶏麺」は、なんと客の半数以上が頼むほどの人気なのだとか。先ほどもご紹介した通り、台湾の鶏肉飯からできたラーメンで、特製コラーゲンスープに漬けた蒸し鶏を千切りにしてトッピングしており、美肌に効果のあるコラーゲンがたくさん入ったあっさりスープの白鶏麺は女性にはもちろん、男性にも満足の人気ラーメンです。

トッピングされているのはコラーゲンたっぷりの蒸し鶏とタケノコ、海苔、金針菜、水菜、白髪ネギと大満足の内容です。また、別皿でついてくる揚げネギと青ネギが入った特性調味料は、入れると台湾屋台風の味に変わるのだとか。初めての方は半分食べ終わってから、2回目以降の方はお好きな時に入れるのがおすすめです。2つの一味違った魅力的な味わいを一杯で楽しめるラーメンです。

そんな白鶏麺は、トッピングと特性調味料がついてなんと780円。もっとボリュームを求めるのであれば、1000円の全部のせがおすすめです。トッピングはバラ肉煮チャーシュー、蒸し鶏、烏龍煮玉子、筍、金針菜、海苔、たまねぎ、長ねぎ、水菜、あげ玉葱、糸唐辛子と見た目にも華やかな一品に。薄味のタケノコは食感がよく、烏龍で煮た玉子は独特の風味があっさりスープによく合います。

次にご紹介するのは、醤油ラーメンです。正式名称は鷹流醤油らーめん「Hishiomaru」と、ハーレー乗りにふさわしいかっこいい名前。スープは普通味とあっさり味があり、初めて注文される方は普通を頼むことを推奨しています。どちらもあっさりしているスープですが、そんな中に深い旨みとコクがある人気商品です。全粒粉ならではのプチプチ感とあっさり醤油スープがよく合います。

醤油ラーメンはバラ肉煮チャーシュー、メンマ風干し金針菜、板岩のり、ほうれん草、白髪ネギ、水菜、白胡麻、玉ねぎがトッピングで780円です。また、こちらも全部のせがあり、そちらにはバラ肉煮チャーシュー、壺焼きチャーシュー、特製煮チャーシュー、烏龍煮玉子・メンマ風干し金針菜、のり、ほうれん草、白髪ネギ、水菜、白胡麻、玉ねぎで1000円とお値打ちの一品。

鷹流のあっさりスープによく合うチャーシューは様々な種類がありますが、それぞれにこだわりを持って手作りされています。まず、煮チャーシューは独自の自家製タレで煮込んでおり、柔らかく優しい甘みのある味わいです。壺焼きチャーシューは特注の大壺で豚肉肩ロースを炭火でなんと4時間も蒸しあげているのだとか。あっさり醤油ラーメンによく合う人気のトッピングです。

3つ目にご紹介するのは、冷やしあえそば(油そば)です。夏のメニューで、こちらも人気の一品です。麺は240グラムとボリュームがあり、値段は850円となっています。もちろん白鶏麺や醤油ラーメンにもよく合う自家製五穀麺ですが、キリっと冷やすとよりぷりぷり感が増し違った魅力が感じられます、プチプチとした食感もより一層引き立つ、麺も楽しむことができるラーメンです。

トッピングは白鶏麺にもついていた薄切りの鶏ももチャーシューにねぎ、桜海老、水菜、糸唐辛子と少し台湾風の薬味。ゆで卵半分、キクラゲ、金針菜の7種。味付けはゴマ味噌に台湾風のスパイスが加えられています。ちなみに金針菜はユリの花の蕾で、なんと鉄分をほうれん草の20倍も含む野菜です。さやえんどうの様な味わいで、ラーメンにもよく合う健康野菜です。

お次にご紹介するのは、濃厚白鶏麺です。こちらは白鶏麺の濃厚版で、あっさりした白鶏麺にさらにコクと深みがプラスされた濃厚なスープが特徴的です。淡白なスープにもよく合う麺は、どっしりとした濃厚スープにも負けない歯ごたえと風味があり、こちらのスープにもよく合います。濃厚といえど、このスープも最後まで飲み干したくなるほどこってりしすぎず優しい深い味わいです。

そんな濃厚白鶏麺は850円とかなりお値打ちのラーメンです。チャーシューは鶏と豚の2種類で、豚肉の方はいい具合に炙って小さくカット。炙ることでチャーシューのうまみと香りが引き立ち、一層魅力的な味わいに仕上がっています。また、鶏肉チャーシューにかかった胡椒がいいアクセントとなり、スープや具材のおいしさを引き立てます。力強い魅力的な味わいの一品です。

次にご紹介するのは担々麺です。正式な名前は九鬼担々麺で、値段は880円。スープは濃厚なゴマが香ばしく奥深い味わいを演出しています。とろりとした濃厚なスープに五穀麺がよく絡んで食べ出したら止まらないおいしさです。ちなみに辛さは大と小がありますが、小でも十分な辛さなのだそう。ゴマの風味がよく効いた、辛味とコクのバランスがいい一品です。

冬限定のメニューですが、とっても大人気のラーメンで、名前についている「九鬼」は三重県にある老舗ゴマ屋さん「九鬼産業」のねり胡麻を使用していることからつけられています。無化調というのはともすればコクのないのっぺりとした味わいになりがちですが、鷹流では様々なこだわりからどのラーメンも奥深さのあるしっかりした味わいとなっています。

次にご紹介するのは鶏塩レタスつけ麺です。つけ麺は高田馬場が人気を生んだ今やラーメンの人気ジャンルです。鷹流のつけ麺はスープがよく絡む細麺が採用されています。こちらも自家製五穀麺で、細麺ながらコシがしっかりとあり、五穀の風味やプチプチとした食感も良く活きています。1人前260グラムで、一人前食べ終えるとしっかりとした満足感がある量です。

つけ汁は酸味と甘みが特徴的な塩スープで、細麺とよく合うスープとなっています。食感のいいタケノコ、レタス、しっとりとした優しい味わいの鶏肉、キクラゲ、炒めた玉ねぎ、白ごまがスープに、鶏のチャーシュー、白髪ねぎと水菜、金針菜が麺に添えられています。これだけの内容で値段が850円ということもあって、ファンの多い人気の一品です。

スープに入っているレタスはちょうどいい火の入れ加減で、麺と一緒にすするとシャキシャキとした食感がたまりません。また、くきくきとした歯触りが楽しいキクラゲも入っており、いろんな食感をこのラーメンで味わうことができ、それも魅力のひとつと言えるでしょう。ごはんと食べるとより一層スープを最後まで堪能することができます。

以前はなかった制度ですが、多くの声が寄せられたことをきっかけに鷹流は「大盛り・替え玉制度」を導入しました。細麺・平打ち麺どちらも大盛りの場合プラス100円で、200円で替え玉にすることができます。細麺の場合は1分ほど、平打ち麺の場合は2分ほどで提供してくれるのだとか。ですが、つけ麺やあえそばは替え玉ができないそうなので、大盛にするかご飯を頼むのがおすすめです。

あっさりラーメンが魅力の鷹流ですが、店舗は現在2店舗あります。ご紹介してきた高田馬場、そしてなんと台湾にも出店しているのです。鷹流の始まりである大久保屋台店は現在閉店しています。台湾の店舗は台北にあり、地元の方にも愛されるラーメン屋さんになっているのだとか。日本からも多くのお客さんが訪れており、連日にぎわいをみせています。

鷹流台湾店は高田馬場と比べてメニューも少し違ったものとなっています。まず、麺は五穀麺であるのは変わりがありませんが、あっさりとした高田馬場のスープと比べて濃厚なスープのラーメンが目立ちます。白濁してどろりとしたスープは濃厚そのものですが、最後までもたれず食べられるバランスのいい味わいです。ちなみに台湾では無料で大盛を注文することができます。

高田馬場にある鷹流の場所は、最寄駅から300メートル内ととても行きやすいお店です。最寄り駅はジェーアールの山手線『高田馬場駅』で、早稲田通り沿いのタピオカミルクのお店の裏に位置しています。座席は9席と小さめの店内なので、絶対に食べたいという方は早めにご来店することをおすすめします。駐車場はないため車で来る際は近くの駐車場にとめるか電車で来店するのがよさそうです。

営業時間は平日の場合11時30分から14時、18時から23時です。日曜日や祝日は11時30分から20時まで営業しています。定休日は月曜日です。店長がいるときに限り深夜の1時まで営業していることもあるそうなので、その日の営業時間が気になる方はお店まで直接お問い合わせを。ちなみに営業時間は上記の時間内でもスープが無くなり次第終了となります。

住所:東京都新宿区高田馬場4-17-17高田馬場プリンスマンション1階 電話番号:03-3366-9488

鷹流はとことんあっさりにこだわり抜いた無調化のラーメン屋さんです。ラーメン激戦区の高田馬場でも人気のお店で、そのおいしさは日本を超え台湾にも出店するほど。今回はそんな鷹流のラーメンの魅力やメニューなどについてご紹介しました。ラーメン好きな方やお近くへ立ち寄る際はぜひ、高田馬場・台北の鷹流に足を運んでみてください。