エアアジア直行便でバリ島へ行こう
2017年5月25日から成田とバリ島デンパサール線の運航をスタートしたインドネシアエアアジアXによって、若い女性を中心に圧倒的人気のバリ島へLCCの格安航空券を使った直行便で行けるようになりました。ここでは、その人気のエアアジアバリ直行便の魅力と格安料金の理由、機内での楽しみ方など、バリ現地での観光情報も交え紹介していきます。
魅惑的な南国の楽園バリ島
手つかずの自然が残る南国の楽園といわれ、美しい珊瑚礁が広がる海と神々しい山に囲まれたバリ島は、1970年代後半から本格的な観光地としての開発が進められ、2000年に入り一気に年間観光客数140万人、日本人観光客は36万人を超え世界的にも人気の観光地になりました。その神々が宿るといわれるバリ島には、魅惑的な自然がそのままに残っています。
バリ島南部にあるサヌールビーチとクタスクエアは、大型の観光開発が進む高級リゾートエリアです。周辺には、5つ星クラスの高級リゾートホテルがいくつもあり、ゆるやかな時間の流れに浸れることができます。バリ島の伝統的なヴィラタイプのホテルには専用のプールがあり、自然の中で、暮らすように過ごせる、至福の世界が待っています。
その魅惑的な南国の楽園バリ島へ3泊4日とかで行くと、これまでは、旅行代金だけで30万円近く、あるいはそれ以上に掛かっていました。それが航空運賃だけで1万円台で行ける、という衝撃の料金をエアアジアが昨年発表してからは、一気にバリ島ブームが再燃し、今年に入ってからもハワイやオーストラリアなどと並び、人気を集めています。
エアアジアで行くバリ島直行便とは
そんな魅惑的な南国の楽園、バリ島へ成田からわずか6時間で行けるのが、バリへ直行する格安航空会社であるインドネシアエアアジアXです。その搭乗する航空機は、最新鋭のA330シリーズXT402便です。往路は、成田発8時25分、デンパサール着14時25分で6時間のフライト。復路は、デンパサール発23時、成田着7時10分で8時間10分のフライトです。
出発便は、14時25分に到着するので、余裕を持ってバリの海岸ビーチに沈む夕日を眺めながら、当日の夕食などをゆっくりと楽しむことができます。また帰り便は、夜にデンパサールを出発して成田へ早朝に到着し、機内でゆっくりと寝て行けるので、当日仕事のある人でも大丈夫です。行き帰り共に、非常に時間効率良く利用できるので便利です。
エアアジアでバリ出発手続き
エアアジアバリ直行便のチェックインカウンターは、成田空港では国際線第2ターミナル3階Nにあり、レッドのコーポレートカラーが目印です。チェックイン方法は、携帯からモバイルチェックイン、自宅からWEBチェックイン、空港のキオスクからチェックイン、空港カウンターでのチェックインとそれぞれチェックイン方法が必要に応じて選べます。
エアアジアバリ島格安航空券の理由
格安航空会社LCCは、ローコストキャリアの略で、効率化によって低い運行費用を実現し低料金かつ簡素化された航空輸送サービスを行う航空会社のことです。エアアジアは、その代表格といってもいい低料金が魅力的な航空会社で、成田とバリ島を結ぶ直行便を運行するのは、インドネシアエアアジアXというエアアジアグループの子会社です。
エアアジアの低料金の理由には、乗るだけの機内食をはじめとする一切のサービスメニューを削ぎ落としたところにあります。料金の価格を取るかサービスを取るか、必要のないサービスというのも個々人でそれぞれ違うので、それをチョイスできるようにして、必要なときはお金を払ってサービスを受けるという実に分かりやすいシステムになっています。
エアアジア格安の理由その1:機内サービス
エアアジアの機内サービスは徹底して簡素化され、すべてオプションの有料となっています。機内食からドリンク類まですべて有料です。ネット予約の際希望すれば機内食など選べるメニューがあります。また、機内誌、新聞雑誌、座席毎のビデオや音楽といったエンターテイメントの要素を省いています。各自好みのものを持ち込んで楽しむようにしましょう。
バリ島は、赤道直下にある常夏の島なので、つい夏の服装で出掛けてしまいますが、機内はある程度の高度になると結構寒かったりしす。毛布などの貸出もありますが、機内食同様こちらも有料となっています。事前に機内持ち込みなどで持っておくと便利です。服装も一枚上から羽織るようなカーディガンなどの軽装用アウターは必ず必要といえます。
エアアジアバリ直行便では、機内に持ち込めない荷物は重量毎に別料金です。注意したいのが、予約の際に申請するのと、予約した後に追加で申請するのでは料金が変わってきます。当日空港カウンターで荷物を預ける際に申請した場合は、さらに高くなります。17kgの荷物を事前予約すれば3900円で済むところが、1万円とかの料金になってしまいます。
エアアジア格安の理由その2:予約
エアアジアでは、利用する乗客自らがインターネット予約などにより直接予約することで航空券販売コストの削減を実現しています。また基本的には旅行代理店を使わず、その分の販売手数料を省くなどしています。バリ直行便就航時のキャンペーン料金は、9900円という国内線もびっくりの料金で、現在も閑散期ですと15000円程度という破格の料金です。
エアアジア格安の理由その3:広告事業
エアアジアでは、収益確保を図るために航空機本体のラッピング広告を企業向けに販売しています。公表されていないので1機どれくらいの広告費なのか不明ですが、見た目にも鮮やかなラッピング広告は、オンリーワンで楽しい旅行気分が倍増します。また、オリジナルグッズや免税品などの機内販売も積極的に行っていてこちらも楽しみです。
エアアジアバリ島直行便機内食メニュー
エアアジアでは、機内食とドリンク類はすべて有料となっています。その分メニューも豊富でバリならではの食事などがあります。機内食は、エアアジアの専用ホームページで予約できるので事前にじっくりと選ぶことができます。搭乗前に朝食を食べておいても、バリ島到着まではお昼をまたがり1食分は必要になるので事前に頼んでおきましょう。
エアアジアの機内食では、Santanと呼ばれるココナッツミルク風味のメニューがメインです。チキンベシャメルのベイクドポテトとフリッタータ添え、アンクルチンのチキンライスなど中華系マレーテイストの味です。ドリンクはコーヒーメニューが豊富で、スターバックスのクッキーなどもあります。機内食の支払いはドリンク類含め現金のみとなっています。
ドリンクメニューも全て有料となっています。水も有料です。コーヒーは、メニューが豊富でいろいろと選べます。他にもおつまみやスナック類も買えるし、ソフトドリンクはもちろん、アルコール類も種類は豊富です。カップラーメンなどもあります。自由に選べて種類も豊富、というのがエアアジアならではの機内食をはじめ魅力の理由です。
エアアジアバリ島直行便の座席はゆったり快適
座席は3席並びが3列で、前席との幅約78cm、座席幅約40cmのスタンダードシート、足元が約55cmあり伸び伸び過ごせるホットシート、前席との幅約149cm、座席幅約48cmのフルフラットベッドにリクライニングも可能な前方2列のプレミアムフラットベッドの3種類に分かれており、さらに前方7列目から14列目までがクワイエットゾーンとなっています。
エアアジアの座席は、全席スタイリッシュな革の座席になっており、心地いい座り良さです。前方に設けられたクワイエットゾーンは、ノイズを最小限に抑えた静かなゾーンで、特別照明が付いており、さらに機内食サービスがより早く受けることができます。予約の段階で、プラス有料料金を足してそれぞれのシートを選べるようになっています。
エアアジアで行くバリは選べるパックメニュー
バリューパックは、プラス税込5295円で、20kgまでの受託無料手荷物、既定の機内食1食分、受託手荷物到着遅延、航空機出発遅延1時間以上の場合の補償が付いたお得なパックです。さらにプレミアムフレックスは、バリューパックに加え、クワイエットゾーンホットシートの座席指定、2回までの予約変更可能、手荷物優先受取、優先搭乗が付いています。
片道6時間という時間でも、少しでも快適に過ごしたいと考える人にとっては、リラックスできる座席の確保というのは必要不可欠なことです。片やそういったことが全然苦にならない人もいます。機内での過ごし方も人それぞれですので、そうした座席、荷物や乗り降りの際の待ち時間など、選べるタイプにしたことは画期的なことです。
エアアジアで行くバリ観光その1:レギャン
夜に賑わいを見せるレギャン地区は、バリ島リゾートビーチの一つで、南側のクタと北側のスミニャックの間、ムラスティ通りから北上してダブル・シックス通りまでのエリアにある夜通し賑やかなゾーンです。クタからレギャン通りが南北に貫き、クタとほぼ一体でレストランや土産物店、ホテルが密集し、欧米人観光客で賑わう一大繁華街となっています。
サンセットロードに繋がるデウィスリ通りは、新しいお店が続々と出来てきており、ここも欧米人を中心に多くの観光客が訪れています。サンセットロードと交わる交差点の辺りには、大型の複合施設がありマクドナルド、スターバックス、焼肉のさかいなどが入っていて、今からさらに発展しそうな注目の通りで、徐々に賑わいを見せています。
エアアジアで行くバリ島観光その2:ウブド
バリ島中央の山側に向かったところにあるテガラランは、日本の棚田とはまた全然趣の異なる南国特有の緑が青々と茂り、稲穂が実っていたり、時期によって異なる表情を見せる棚田が楽しめるエリアです。近くには、この棚田を眺めながら食事ができるレストランや喫茶があり、静かな雰囲気の中でゆるやかな時間を過ごすことができます。
ウブド地区で一番多くのお店が並ぶモンキーフォレスト通り沿いには多くのショップやレストランなどがあり、ぶらりと散策をするのにおすすめです。得に最近はこの通りにしかないお店のお土産品などを求めて多くの人が訪れています。ウブド地区は、芸術文化の町としても有名で、この町ならではの美術品を求めにやって来る観光客も多数います。
ウブド地区の民芸品、工芸品やインテイリアにもなる小物雑貨などは、特に人気を集めています。民芸品や工芸品は、ココナッツでできた器やシナモンスティック埋め込まれたアイテム、アタという植物を乾燥して編み込んだ雑貨など、落ち着いた味のあるものばかりです。和のテイストとも合うので若者からお年寄りまで喜ばれる人気のお土産です。
エアアジアで行くバリ島観光その3:サヌール
バリ島最初のリゾート地として知られるサヌールは、現在は落ち着いた雰囲気になっていますが、その雰囲気を好む、外国人観光客や在住の外国人に根強い人気がある高級リゾートエリアです。メイン通りのダナウタンブリンガン通りは両側にレストランやお土産屋さんなどのショップが並び、近くにはゆったり過ごせる老舗の高級リゾートホテルが多くあります。
南部ビーチリゾートエリアの東海岸にあるサヌール・ビーチは、落ち着きと素朴さを併せ持ち、ビーチで日光浴をしたり、海辺を散歩したり、海を見ながらカフェでゆっくりとした時間を過ごす老舗リゾートとして、その雰囲気に魅せられた西洋人たちが長期滞在しています。また今も近隣の村人たちが正装をして宗教儀礼をする姿を見ることがあります。
バリ島の旅でもうひとつかかせないのが、バリに古くから伝わる伝統舞踏のレゴンダンスです。日本をはじめ世界各地での公演実績があり、世界中にファンを持つバリの伝統舞踏は、本来王の寝所のための音楽といわれています。古典的なガムランの響きと一緒に踊り手の息のあった優美で華麗な踊りは、見ている人を愉悦の世界へと導きます。
エアアジアで行くバリ
今や格安航空会社エアアジアを使って行くバリ島旅行は、ちょっとした貯金で気軽に行ける手の届く旅行になりました。その分機内サービスは、ぎりぎりまで削除され有料の選べるオプションになってます。必要なサービスを必要なだけ受け、浮いた費用を使いその分現地で思う存分使う、そんな賢い旅行が可能なエアアジアの旅で魅惑のバリ島を楽しみましょう。
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