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タナロット寺院の見どころや行き方は?夕陽を見ながら食事ができるレストランも!

タナロット寺院の見どころや行き方は?夕陽を見ながら食事ができるレストランも!
投稿日: 2017年12月10日最終更新日: 2020年10月8日

日本人観光客も大勢訪れる人気の旅行先、インドネシアのバリ島。その中西部の海岸沿いにある「タナロット寺院」は、夕日を背景にしたシルエットの美しさでガイドブックでもお馴染みの観光地です。今日はバリ六大寺院のひとつ「タナロット寺院」の魅力を存分にご紹介します。

タナロット寺院をご紹介見出し

バリ島中西部のタバナン県にあるタナロット寺院は、別名ロックテンプルとも呼ばれる美しい寺院です。満潮時に荒海の中にたたずむその姿はまさに海に浮かぶ島のようです。そして干潮時にはフランスのモンサンミッシェルのように、寺院のふもとまで歩くことができます。今日は息をのむほど美しいタナロット寺院の見どころを余すところなくご紹介します。

タナロット寺院の由来見出し

少しタナロット寺院の歴史に触れておきましょう。この寺院の起源は、インドネシアがジャワと呼ばれていた16世紀にまで遡ります。ダン・ジャン・ニラルダというジャワの高僧がここを訪れた時に、そのあまりの美しさに心を奪われ神々の降臨の場所として神を祀る寺院を建てるように、と言ったのが始まりだと伝えられています。

タナロット寺院への行き方見出し

タクシー

バリ島の中心街、クタからタナロット寺院までは約25キロの道のりです。公共交通機関はまだまだ遅れているバリ島では、タクシーを使うのが一番便利な行き方でしょう。タナロット寺院周辺に流しのタクシーなどはいませんので、必ず往復手配してください。料金はドライバーと交渉することになりますが、300000ルピア(約3000円)くらいが目安とされているようです。

カーチャーター

タナロット寺院へグループで行く時などは、カーチャーターするのも人気の行き方です。例えば車1台をガソリン代とガイドの料金込みで半日ほどチャーターすると、安いところで40ドルくらいから利用できます。タナロット寺院だけでなく、ウルワツ寺院などの人気観光地やバリ島終日観光などの時にも便利な行き方ですのでぜひ試してみてください。

オプショナルツアー

タナロット寺院へのツアーを利用するのも人気のある行き方です。絶対に夕日を見逃したくない場合には、夕日だけが目当てのシンプルなツアーが28ドルほどで、またレストランでのディナー込みのツアーなども各種あります。日本語ガイドが同行するツアーもありますので、行き方に迷ったらぜひ人気のツアーも選択肢に入れてはいかがでしょうか。

タナロット寺院の入場料見出し

タナロット寺院の見学には入場料が必要です。料金は大人60000ルピア(約600円)で子どもは半額です。別途駐車料金が車1台当たり5000ルピアです。駐車場のお手洗いは有料ですのでルピアの小額紙幣を用意しておくと良いでしょう。入場券を受け取って参道を歩き寺院へと向かいます。途中で入場券をチェックされますので忘れずに持って行きましょう。

タナロット寺院の見どころ1:参道見出し

駐車場からタナロット寺院までは400メートルほど参道を歩きます。参道の両脇にはお土産物屋さんなどがたくさん並んでいます。いかにもバリらしい手頃なお土産がたくさんありますので、冷やかしながら歩くのも楽しいでしょう。Tシャツやタイダイ染めの洋服などが数百円くらいと、とても安く売っています。小物などは配るお土産にも良さそうです。

タナロット寺院の見どころ2:割れ門見出し

参道を少し歩くとタナロット寺院の入り口、割れ門に到着です。割れ門とは聖なる山を意味していて、山を二つに割ったような形をしています。邪気を追い払う意味があるとされ、ヒンドゥー教では各地でお馴染みの門構えです。ここをくぐり抜けると寺院の境内に出ます。海を見渡す絶景が目の前に広がる広々とした公園を散策する人も多いです。

タナロット寺院の見どころ3:満潮時見出し

満潮時のタナロット寺院は、その孤島のようにそびえ立つ荘厳な姿で見る者を圧倒します。やはり日が沈む時間に合わせて行きたいところですが、バリ島の日没時間は夕方6時頃でこれは年間を通じてそんなに変化はありません。お天気さえ良ければ空が刻々とその色を変える、大自然が織りなすスペクタクルを存分に堪能できるでしょう。

タナロット寺院の見どころ4:干潮時見出し

ヒンドゥー教の寺院であるタナロット寺院の内部へ異教徒が入ることは出来ませんが、干潮時には歩いて寺院の下まで行くことが出来ます。巨岩の上に建つ、まるで要塞のような頑健な寺院の風貌は間近でみるとさすがに迫力が違います。寺院内部へ入るわけではないので服装規定ありませんが、足が濡れるかもしれないのでタオルを持参すると良いでしょう。

タナロット寺院の見どころ5:夕日見出し

タナロット寺院観光の見どころはいろいろありますが、ハイライトは何と言っても夕日の美しさです。インド洋に沈むこの夕日を見るために世界中から旅行者が訪れます。神秘的な夕景は、まさに息をのむという形容がふさわしい光景です。心が洗われるような一期一会の感動を体験することができるでしょう。

タナロット寺院の脇を通り過ぎて行くと高台に出ます。夕日を背景に浮かび上がるタナロット寺院のシルエットを鑑賞するには絶好の場所です。それこそが人々がまさに待ち望んでいた情景でしょう。6時頃からの日没をゆっくりと待つ時間も良いものです。5時頃には夕日を待つ人たちが大勢集まってきますので、時間には出来るだけ余裕を持って行きましょう。

インド洋の夕日は、タナロット寺院の敷地内いろいろなところから鑑賞することが出来ます。雲一つない晴天の日の燃えるようなオレンジ色の夕日はもちろん素晴らしいですが、こんな雲間から漏れ出る夕日もまた格別です。それぞれのお気に入りの夕日は、お金では買えない大切なお土産になることでしょう。

タナロット寺院の見どころ6:ケチャダンス見出し

バリの伝統舞踊ケチャダンスは、ヒンドゥー教の聖典のひとつであるラーマーヤナの物語を元にした舞踏劇です。ウルワツ寺院で開催されるものが有名ですが、タナロット寺院でも毎晩鑑賞できます。こちらは規模は小さいですが、その分歌い手や踊り手との距離も近くアットホームな感じです。時間は19時からで、料金は50000ルピアです。

タナロット寺院周辺の人気レストラン見出し

Sunset Bar

タナロット寺院の公園を高台へ向かって歩いていく途中には、バリらしい素敵なレストランやカフェなどがあります。ここで喉を潤しながら夕日を待つのも良いものです。タナロット寺院のサンセットバーは、文字通り夕日を眺めるための場所。南国らしい素朴なデッキがここち良い雰囲気を醸し出しています。

夕日鑑賞のお供にこんなカラフルなトロピカルドリンクはいかがでしょうか。味に好みはあるでしょうが、新鮮なココナツジュースはやはり南国ならではのもの。せっかくのとびきりの夕日を待つ時間も楽しいものとなるでしょう。レモンやライムなどと一緒にぜひ味わってみてください。

Warung Mandala

インドネシア語で「warung(ワルン)」とは、小さな家族経営のビジネスのことです。バリ島のレストランにも店名に「warung」と付いているお店がたくさんあります。ここ「Warung Mandala」は開放感あふれるデッキで夕日を眺めながらインドネシアの郷土料理などのお食事を楽しめる、とても素敵な人気のレストランです。

メニューはインドネシア料理やシーフード料理がメインですが、フィッシュアンドチップスなどの軽食もありますのでぜひお試しください。断崖絶壁の上に建つこのレストランから、うっとりするほど美しいインド洋に沈む夕日を鑑賞しながらビールやワインなどを傾けるのは非日常の極み、至福のひとときでしょう。

Warung Subak Pekendungan

欧米を始め各国からの観光客でにぎわう「Warung Subak Pekendungan」は、池の上に浮かぶ一風変わったおしゃれで楽しい人気レストランです。池には色とりどりの鯉がたくさん泳いでいます。インドネシア料理やシーフード料理が美味しい、藁ぶき屋根と竹で編んだベンチが涼しげで雰囲気満点のレストランです。

ナシゴレンやミーゴレンなどの伝統的なインドネシア料理やシーフード料理が並びます。ここでは鯉のえさを渡してくれますので、お料理を待つ間に池の鯉にえさをあげるのも楽しいです。タナロット寺院からはほんの400メートルほどのところにありますので、タナロット寺院で夕日を堪能した後にぜひ訪れてみてください。

タナロット寺院へ行ってみよう見出し

バリ島が誇る絵のように美しいタナロット寺院の情報を行き方や見どころ、人気のレストランなども併せていろいろご紹介してきました。いかがでしたか?神々の息吹を空気の中に感じられる、この世のものとは思えないほど神秘的なタナロット寺院の夕景は一見の価値ありです。バリ島へご旅行の際はぜひタナロット寺院へも訪れてみてください。

バリ島・ウルワツ寺院観光でケチャダンスを鑑賞!夕日やディナーも人気! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]のイメージ
バリ島・ウルワツ寺院観光でケチャダンスを鑑賞!夕日やディナーも人気! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
神々の住む島と言われるバリ島にはバリヒンズー教寺院がたくさんあります。バリ島の6大寺院のひとつであるウルワツ寺院は、夕日を背景にしてケチャダンスが鑑賞できます。今回はウルワツ寺院でのケチャダンス鑑賞について詳しくご紹介いたします。

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投稿日: 2017年12月10日最終更新日: 2020年10月8日

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