切腹最中はお詫びの品として大人気！名物和菓子の賞味期限や販売店舗は？

社会人としてのマナーにおいて、お客様や取引先へお伺いする場合に手土産を持参することがあります。クレーム等の謝罪の場であれば、なおさらお詫びの品としての手土産が必要になってきます。お詫びの品にも洋菓子や和菓子等数々ありますが、今注目のお詫びの品として切腹最中が注目されています。切腹最中がどういった商品が見ていきましょう。

お詫びの品を考える場合において、どういった手土産を持っていくことが望ましいかは悩みどころです。謝罪の相手先に失礼のないように心がけることが重要ですが、切腹最中はそういった悩みを解決してくれる和菓子として、今では一日に数千個も販売するほどに人気であり、お詫びの品としては最も適したおすすめ商品として有名になっています。

切腹最中を紹介する前に、社会人のマナーとしてお詫びの品の選び方を考えてみましょう。お詫びの品を渡すということは謝罪する場合になります。相手先に謝罪の気持ちを誠心誠意表すことが重要になります。その際の手土産としてお渡しするお詫びの品は、シンプルでかつ華美になることがないような商品が好まれます。

お詫びの品を購入するポイントとして、洋菓子や和菓子がメインになりますが、流行りものや賞味期間が長すぎるものは避けることが重要になります。購入金額としては3000円から5000円程度のものが望ましいとされていますが、見た目の派手なものは避ける必要があります。ただし謝罪の場の状況に応じて商品を選択しなければなりません。

お詫びの品において、派手過ぎず控えめな態度を演出できる優れた商品として切腹最中が選ばれる理由となっています。切腹最中が入ったパッケージ、購入できる金額とお詫びの品としての条件に丁度合う和菓子ですが、パッケージの中身を見ていきますと、あんこがはみ出るくらいタップリ入ったボリューム感ある切腹最中に目を引きます。

和菓子の中ではポピュラーな商品の一つが最中になりますが、最中といっても日本全国に様々な最中があります。各地方の名産や習わしにそった伝統的な和菓子が最中です。切腹最中もその一つであり、はみ出るくらいにタップリのあんこを菓子で挟み、切腹最中の商品名が入った紙で巻かれています。

切腹最中は現在において、お詫びの品として高い人気を誇るおすすめの商品となっています。しかしながら、切腹最中が作られるようになった背景には、歴史において映画やテレビでも有名な忠臣蔵のお話が大きく関わってくることになります。歴史的大事件にゆかりのある品として切腹最中が誕生することになります。

歴史的な史実である忠臣蔵と深い繋がりがある切腹最中ですが、その理由としては次に紹介する販売店である新正堂に関わりがあります。歴史的な背景を紐解いていきますと、江戸時代の元禄14年3月14日、江戸城の松の廊下において赤穂藩主である浅野内匠頭が吉良上野介に切りかかった事件に端を発します。

松の廊下において、刀傷事件を起こした浅野内匠頭は即日切腹を命じられることになりますが、その結果を不服とした家臣である浅野内蔵助が赤穂浪士を率いて、吉良邸へと討ち入りを果たします。これが忠臣蔵のお話しとして、現在でもあらゆる形で伝えられる史実として有名なお話になっています。

実際に浅野内匠頭が切腹した場所である、田村右京太夫の屋敷が新正堂のゆかりのある地であり、切腹最中については、この切腹した事件を後世に残していくことを目的として、和菓子という形で表現したものが切腹最中として作り出されました。あんこがタップリと入ったその様子が切腹をイメージしたものとなっています。

切腹最中は1990年に発売されて以降次第に注目を集め、お詫びの品として中でもサラリーマンに根強い人気を誇ってきましたが、忠臣蔵のイメージから歴史ファンや、単純にお土産品として購入される方も多くなりました。テレビや新聞、インターネット等のメディアでも幾度となく紹介され、その人気は高まるばかりとなっています。

現在では多くの購入者が多い切腹最中ですが、その商品を手掛ける和菓子の販売店が新正堂になります。創業開始は大正元年である老舗の和菓子店です。東京都港区の新橋にてこじんまりとした店構えながらも、長きに渡って新橋の地元のみならず、全国からも愛される和菓子の名店となっています。

東京都港区新橋にある新正堂は赤レンガ通りと新虎通りの交差点付近に店を構え、平日であれば午前9時から午後7時までのの営業となっています。土曜日に関しては午後5時までになり、日祝日は定休日になります。ただし8月中に関しては土曜日も定休日となります。またアクセスにおいては最寄りのJR新橋駅が最短であり、徒歩で約6分程度で到着できます。

新正堂では切腹最中がお店を代表する商品になりますが、その他においても、老舗の和菓子店を象徴する商品を取り揃えています。切腹最中と同様に忠臣蔵を題材にしたユニークな商品が多く、あんこや生クリーム、抹茶等タップリと使用した和菓子はいづれもおすすめの品となっています。

新正堂のユニークな商品の一つ、四十七士の赤穂浪士それぞれが描かれたパッケージにつつまれた「義士ようかんは」、人物紹介も添えられたおすすめ商品です。また縁起物として評判の「景気上昇最中」は、小判型の装いで、黒糖入りのあんこは栄養も満点の健康志向の商品になります。

新正堂においてはいくつもの商品がある中でも、やはり切腹最中は一番の人気商品であり、新正堂の看板商品となっています。全国からも噂を聞きつけたファンも多く、ここ新橋の本店まで足を運んで購入する方も多いほどのおすすめ商品です。切腹最中の購入方法や購入場所等にはいくつかの方法があります。

切腹最中の購入価格については、1個単位から最大個数のセットで20個入りまで用意されています。切腹最中1個の販売金額は200円となり、5個入りで1180円、10個入りで2280円、15個入りで3320円、20個入りが4500円の設定になっています。お詫びの状況やお土産品として必要に応じた個数を購入しましょう。

新正堂では切腹最中だけの販売に限らず、他の商品と一緒になったセットでの販売がおすすめとなっています。忠臣蔵をモチーフにしたセットが充実し、「忠臣蔵陣太鼓どら焼き」と切腹最中を合わせた「忠臣蔵を食べる」はどちらも5個入ったセットが2400円、切腹最中が5個、どら焼きが4個のセットで2200円となっています。

その他にもユニークなセット販売が好評であり、「義士ようかん」とのセットである「討ち入りセット」は一箱3000円、「大江戸まとい」とのセットは2250円、お土産としてもおすすめ商品として、「景気上昇最中」とのセットは一箱2300円になり、いづれもボリューム感のある商品ばかりです。

お詫びの品としては、できる限り賞味期限が短いものがマナーになりますが、切腹最中の賞味期限が気になるところです。新正堂のホームページ上でも公開されているように、切腹最中の賞味期限は製造日から1週間と設定されています。ただし夏場の暑いシーズンにおいては傷みやすいので注意が必要になります。

忠臣蔵の話題性、切腹最中というネーミングのユニークさ、商品の見た目のイメージだけが切腹最中の人気の理由ではありません。老舗の和菓子屋である新正堂だからこそ、作り出すことができる美味しさがあることが、発売当初から現在に至っても人気商品である理由となっています。

切腹最中に用いる原料には、まずそのボリューム感が一際目立つ餡になりますが、北海道の十勝産小豆「みやび」を使用しています。みやびは高級小豆として品質は一級品、さらに餡を挟む皮には宮城産のもち米で作られています。餡の中には求肥が混ぜ合わせてあるので、時間が経ってもモチっとした食感が失われません。

切腹最中はそのボリューム感から、和菓子としては口当たりの濃いイメージを想像するでしょう。しかし実際に食べてみると、タップリと入った中身の餡はしっかりと甘味が抑えられているので口当たりも良く、さっぱりとした食感を味わことができることが魅力となっています。

切腹最中が現在これほどまでに話題の和菓子になった理由としては、最初にお詫びの品として切腹最中を購入し、実際に持参したサラリーマンによる成功体験が始まりとなっています。こういったお詫びの品としての成功事例が口コミによって次第に広がり、現在の大人気を得るまでの看板商品となったのです。

切腹最中を作り出した当初、商品のネーミングを熟考していた当時の店主が周囲の反対を押し切り、切腹最中のネーミングで発売を開始しました。実際にお詫びの品としておすすめの一品となった現在、受け取った側に対しても評判は上々であることからも、人気の理由が納得できるところです。

切腹最中は新橋の本店において製造販売されていますが、新橋まで出向くことなく切腹最中を購入することが可能です。切腹最中の製造に関しては新橋本店に限りますが、いくつかのテナントや出店ブース等でお買い求めができるのです。新橋で購入できるのと同じ切腹最中が身近で手に入れられるのです。

切腹最中を購入できる販売店には、全国にある百貨店でお買い求めできる場所があります。代表的な百貨店に日曜日限定で松屋銀座店があります。その他にも東京駅のお土産販売店や、羽田空港内のANAギフト販売店が挙げられます。各販売店においても切腹最中の人気は高く、お土産品としておすすめの品となっています。

切腹最中は新橋をはじめとする販売店でなければ購入できるわけではありません。新正堂のホームページにおいては通販にて購入することが可能となっています。新橋の店舗同様の全ての商品が通販で販売されているわけではありませんが、新橋や他の販売店に出向くことが困難であれば通販を利用することがおすすめです。

新正堂の通販を利用するには、ホームページ上のオンラインショッピングのボタンをクリックします。ページが切り替わると、通販で販売される商品の一覧が表示され、購入したい商品を選択しショッピングカートに入れることで、注文を受け付け次いでお支払いの画面へと進んでいきます。

新正堂のオンラインショップを初めて利用しようとする場合において、ホームページのオンライン上の購入者ご自身の氏名等のアカウントを登録することができます。登録が完了した時点から販売店と同様にお好みの商品を選び、購入することができるようになります。アカウント未登録であっても商品選択後、氏名等の必要事項を入力し購入完了になります。

通販にて購入する場合のお支払い方法については、いくつかの方法で決済することになります。まずは宅配業者にて商品到着時の代金引換による方法、次いで指定口座への銀行振り込みによる方法、ご自身のクレジットカードによる決済方法を選択することができます。購入後は順次お手元へと発送されていきます。

切腹最中は新正堂のオンラインショップで購入できることが分かりましたが、その他にもアマゾンや楽天等のインターネットショップでも購入可能となっています。もちろん販売店は新正堂の商品になりますが、こういったネット通販サイトを利用することも一つの方法となります。

アマゾンや楽天等のネット通販サイトにおいては、在庫切れ等で品切れとなっている場合があります。特に切腹最中のように人気の高い商品に関して、ネット通販サイトは誰でも簡単に利用できることから、購入者が殺到してしまうことも考えられますので、急ぎの場合には注意が必要になります。

ネット通販サイトでもう一つ注意するべき事柄として、賞味期限の問題があります。切腹最中をはじめとする新正堂のの和菓子は賞味期限の短い商品が多いので、購入後に早いうちに消費できるように考慮しておかなければなりません。また賞味期限の関係上、製造段階で発送が遅れる可能性もあるようです。

大人気の和菓子切腹最中はいかがでしたでしょうか。最中の常識を覆すようなユニークなネーミングと、一度食べてみると病みつきになるほどの美味しさから、ますます注目度の高い和菓子となっています。今ではオンラインショップ等の通販でも簡単に手に入れることができる切腹最中を、一度購入してみてはいかがでしょうか。