つっこ飯は「はちきょう」の名物メニュー！食べ残し厳禁の極上いくら丼

札幌はすすきのに訪れた際には絶対に行きたい店として名が挙がるのが海味はちきょう本店です。はちきょうには予約必須の名物メニューのつっこ飯があり、それを求めて遠方からわざわざ足を運ぶ人もいるのだとか。大人気はちきょうのつっこ飯とはどのようなものなのでしょうか。今回はそんなはちきょうの名物メニューであるつっこ飯について一挙ご紹介いたします。

さあそれではさっそくすすきのにある名店はちきょうのつっこ飯について紹介していきます。まず、はちきょうのつっこ飯とはご覧の通りいくら丼のことを指します。北海道と言えば美味しい魚介類が食べられることは皆さんご存知かと思います。中でも鮭は国内の漁獲量の大半を北海道が占めており、そのいくらを使ったいくら丼は北海道の郷土料理として道民のソウルフードとなっております。

はちきょうのつっこ飯は大きさによって値段が変わります。小鉢・小・中・大の4種類があり、お値段はそれぞれ1,500円・1,900円・2,490円・4,990円となっております。通常の一人前サイズが中サイズで、大サイズは数人でシェアできるほどのボリュームとなっております。また大サイズはそのいくらの量も爆盛りで、一度は頼んでみたくなるような値段以上の価値のある一品です。

北海道内やすすきの周辺にもいくら丼を提供するお店はたくさんありますが、なぜはちきょうのつっこ飯はここまで話題となったのでしょうか。その一番の要因はなんといっても盛りの良さにあるかと思います。日本酒にはもっきりという注ぎ方がありますが、はちきょうのつっこ飯は言わばもっきりのいくら版と言えるでしょう。

つっこ飯はまずメニューを開いて大きさを選びます。値段を確認してお財布と要相談しましょう。するとまず白いご飯だけが運ばれてきます。そしておもむろにねじり鉢巻きの威勢のいい店員さんが銀のボウルにたっぷりと入ったいくらを手に席まで現れます。ここからがつっこ飯のパフォーマンスのスタートです。

おいさー！おいさー！の掛け声とともに白いどんぶりご飯がみるみる内にいくらで埋め尽くされていきます。おいさー！の掛け声はお客さんがストップをかけない限りいくららが丼からこぼれる寸前まで行われます。もちろんほとんどのお客さんは限界までストップをかけずにインスタグラム等にアップロードされている山盛りのつっこ飯が完成するのです。

つっこ飯の美味しさの秘密はやはり食材であるいくらへの強いこだわりにあります。使用されるいくらは北海道道東で水揚げされた鮭の中から選りすぐりのものを仕入れております。鮭漁は北海道の中でも特に道東地方で盛んに行われており、国内の大半の鮭の漁獲量を占めております。

鮭の量は道東の中でも標津町と羅臼町で盛んにおこなわれており、この2町で水揚げされる鮭はブランド価値が付くほどです。もちろん標津町や羅臼町ではいくらの加工も盛んであり、国内や世界に向けて発信しております。そんな絶品のいくらがはちきょうで使用されておりますが、はちきょうがこのいくらに目を付けた理由とは何なのでしょうか。それは下記項目でまた紹介いたします。

ここではちきょうの店内について少しご紹介いたします。船宿のようなはちきょう店内は漁船に使われる様々な道具が店内にレイアウトされております。これははちきょうの小林義鷹社長がかつて漁師だったころに使用していた漁船の漁具を再利用しているのだとか。店内装飾や食材のこだわりも元漁師という過去があるからのことでしょう。

はちきょうの小林義鷹社長はかつて10年以上北海道道東の羅臼町で漁師を営んでおりました。そのときに使用していた漁船の船名が第八共栄丸というそうで。店名のはちきょうもそこから来ているそうです。店の前には第八共栄丸の赤い旗や店内には大漁旗や実際に使用されていた浮きなどが飾られており、港町に来たような気分に浸ることができます。

そんな番屋風情溢れる店内は総席数60席と広めのキャパをもっており、カウンター席・掘りごたつ席・テーブル席とシーンに合わせてお一人様からでも利用することが可能です。またはちきょう本店には個室席もありますので、カップルや家族で人の目を気にせず美味しい料理を楽しむこともできます。

はちきょうの食材へのこだわりはいくらだけにとどまりません。どのメニューに関しても選りすぐりの北海道産食材を使用しております。それが故に特に魚介類に限っては時化で入荷がない場合やメニューの値段が漁獲量に左右されることもあるそうですが、それはご了承とのこと。いくらに関しても漁獲量の減少により若干の値段改定が行われております。

産地も気にせずとにかくモノを確保しようと思えば値段も変わらず何とかなるでしょうけれど、高級なお寿司屋さんしかり、はちきょうでもメニューの値段が変わるということは食材への強いこだわりが伺えるかと思います。そんなはちきょうおすすめメニューを少しだけ紹介いたします。

こちらは昆布とイクラと大根おろしの小鉢ではちきょう名物お通しの一つです。北海道の形に切り取られた昆布にはちきょうの文字が刻まれております。これって地味にすごくないですか。そしてちょっと可愛らしいです。かわいらしいはちきょうのお通しは食べる前に写真を撮って思い出話としてみてはいかがでしょうか。

北海道に訪れた際にはぜひ味わってほしい一品が羅臼産の真ホッケの開きです。東京など本州で広く親しまれている縞ホッケとは違い北海道ではホッケと言えば真ホッケが市場の大半を流通しております。大きさや身の厚みが縞ホッケとは比べ物にならない真ホッケは北海道ならではの味といえるでしょう。

道東の羅臼沖で水揚げされる真ホッケは味や大きさ、身の厚みが他の道内産の真ホッケとは比べ物にならないくらいモノが良く、圧倒的なブランド力で広く道民に知れ渡っております。故にお値段もなかなかのもので、すすきのはちきょうでは2,800円からという値段設定。しかし一度味わえば今まで食べたホッケの概念が覆されるほどの衝撃です。一度試してみてはいかがでしょうか。

いくらが美味しいということは必然的に鮭も大変美味であり、北海道ではその鮭の中でも特に脂がのって美味しいとされているハラスを好んで食べる方が多くいます。すすきのはちきょうではそのハラスを浜風に当てて干したサーモンハラス浜干しをお値段990円で提供しております。

ハラスは浜風に当てて一度干すことにより、旨味が凝縮されて大変味わい深いものへと変化します。焼くと脂が滴るほどのサーモンのハラスはお酒のあてにもぴったり。さっぱりとしたビールに合うことはもちろん、お魚料理ですので、日本酒との相性もバッチリです。少々お値段は張りますが、お酒が進む絶品のおつまみサーモンハラス浜干しはたいへんおすすめです。

はちきょうは連日満席の大人気店のため予約も可能となっております。というよりも予約は必須となっております。せっかく遠くから楽しみに訪れたは良いが予約をしていなかったために入店できなかったなど悲しいことにならないようにしっかりと予約は行いましょう。公式サイトに問い合わせのメールフォームがありますが予約は電話予約のみということですので、お間違えの無いようご注意ください。

これまで記事をご覧くださった皆さんならぜひ一度はちきょうのつっこ飯を味わってみたいと思ったはずです。しかしはちきょう本店は予約必須の大人気店であることや、そもそも本州にお住まいの方は北海道まで出向くのも大変です。そんな時ははちきょうのオンラインショップを賢く利用しましょう。ご自宅でもはちきょうの味が楽しめます。

オンラインショップへははちきょうの公式サイトからアクセスが可能となっており、3種類の通販メニューが販売されております。いくらはもちろんですが、おすすめは8種類の海産物がセットになったはちきょうセットです。ご自宅で自分用にも良いですが、ギフトとしても喜ばれること間違いなしの一品です。お値段は1セット11,980円です。予約必須の本場の味をご自宅でお楽しみいただけます。

次はつっこ飯のはちきょうまでのアクセス方法のご紹介です。はちきょうは札幌市の中心街すすきのに位置しております。地下鉄や路面電車、バスなども豊富に運行しているので、札幌市内の各方面からはアクセスが大変容易となっております。アクセスが良いことも人気店になるための絶対条件の一つではないでしょうか。

住所は札幌市中央区南3条西3丁目にある都ビルの1階に店舗を構えております。札幌駅からは札幌市営地下鉄南北線がおすすめです。すすきの駅で降車後地上に上がってからは徒歩1分圏内です。すすきの名物ニッカの大看板のあるすすきの交差点周辺ということからもアクセスの良さがうかがえるかと思います。

札幌市の都ビル1階に店舗を構えている「はちきょう本店」へは、札幌市営地下鉄南北線がおすすめです。すすきの駅で降車後地上に上がってからは徒歩1分圏内です。すすきの名物ニッカの大看板のあるすすきの交差点周辺ということからもアクセスの良さがうかがえるかと思います。

はちきょうの営業時間は平日と週末で若干の違いがありますので、事前に確認してから行くことをおすすめします。月曜日から土曜日までは18時から24時までの営業でラストオーダーが23時、日曜日と祝日は17時から22時までの営業でラストオーダーが22時となっております。いずれも深夜営業は行っていないので1件目としての利用がおすすめです。

上記にて記載した通りはちきょう本店は予約必須の大人気店が故に、予約なしでは満席で入店できないこともしばしばあります。そんな時は同じく札幌すすきのに店を構える姉妹店がおすすめです。本店のほかに3店舗の計4店舗が営業しておりますので、いづれかに行けばつっこ飯にありつけるかと思います。姉妹店情報についても少しご紹介いたします。

はちきょう本店のすぐ隣のビルにあるのが別亭おやじです。本店からあふれた客はまずこちらの店舗に流れるとあって、本店に負けずの予約必須の大人気店舗です。店内は総席数42席と本店よりは若干少ないキャパシティです。店内はカウンターとテーブル席のみという居酒屋スタイルで、ビールケースの椅子が良い味を出しています。

営業時間は月曜から木曜までが18時から24時までの営業、金曜・土曜は17時から24時までの営業、日曜は17時から23時までの営業となっており、ラストオーダーはそれぞれ閉店1時間前となっております。メニューは本店と変わらずに、別亭おやじでも美味しいつっこ飯が味わえます。

別亭おやじが入っている同じビルの2階に店を構えるのが別亭おふくろです。店内は総席数42席でそのすべてが掘りごたつ式の座敷席となっております。大人数での宴会や飲み会にはうってつけの店舗です。営業時間は月曜から土曜までが17時から24時までの営業でラストオーダーが1時間前、日曜は定休日となっております。

最後に紹介する姉妹店が別亭あねごです。別亭おやじの入るビルの地下1階に店を構えております。店内は総席数18席と他の店舗に比べてやや小さめのキャパシティですが、その分店員の目も届きますので細やかな接客にも期待ができます。ちなみに店員さんは全員女性とのことです。営業時間は毎日18時から23時まで、店休日なしの無休営業です。

住所:北海道札幌市中央区南3条西3丁目TM-24BUILDING B1F
電話番号:011-200-8989

絶品のはちきょうのつっこ飯をご紹介してまいりましたがいかがでしたでしょうか。つっこ飯をはじめ北海道の美味しい海鮮を味わうならはちきょうがおすすめです。札幌はすすきのに訪れた際にはどんぶりからこぼれる絶品のイクラ丼をはちきょうで味わってみてはいかがでしょうか。値段に対してのコスパは抜群のはちきょうのつっこ飯は絶対におすすめしたい一品です。予約することもお忘れなく。