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三原山観光ガイド!登山やハイキングなど日帰りでも楽しめる!

三原山観光ガイド!登山やハイキングなど日帰りでも楽しめる!
投稿日: 2018年6月29日最終更新日: 2020年10月8日

東京都伊豆諸島の八丈島にある三原山は、日帰り登山やハイキングも楽しめる絶景の山です。火山活動によって生み出された広大な砂漠や温泉など、楽しめるアクティビティも満載です。今回は、三原山登山におすすめの服装やご当地グルメまで盛りだくさんでお届けします!

日帰りでも楽しめる三原山登山の魅力!見出し

Photo by Kentaro Ohno

東京都の離島である伊豆諸島の八丈島は、三原山と八丈富士の二つの火山が融合して生まれた火山の島。一年を通して温暖な気候であることから、世界各国から観光客が訪れる人気スポットとなっています。そんな伊豆大島で人気のアクティビティと言えば、三原山登山。今回は、三原山登山におすすめの服装や温泉情報も含めて、その魅力をご紹介致します!

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伊豆諸島北部に位置する最大の島「伊豆大島」。大都会の東京都とは思えないような大自然あふれる魅力的な観光地です。そんな伊豆大島で、自然を活かした観光地や、伊豆大島ならではのおすすめのグルメ、喜ばれるお土産など伊豆大島を楽しめる情報をどんどん紹介していきます。

三原山ってどんなところ?見出し

Photo by Kentaro Ohno

標高758メートルの三原山は、東京都の南約274キロメートルの距離にある八丈島にある活火山で、観光用の登山道も整備された初心者ハイキングにもおすすめの山です。カルデラと呼ばれる火山活動によってできたいくつもの火口が連なる三原山は、眉型と呼ばれるなだらかな山容をしており、登山しやすいことから観光客にも人気を集めています。

Photo by Kentaro Ohno

三原山には、6つの登山道の他、四季折々の花々が楽しめる「あじさいロード」や「つばき園」などもあり、八丈島の豊かな自然を感じられることから、一年を通してたくさんの観光客が訪れます。また、八丈島を一周するサイクリングロードも整備されており、登山やハイキングの他にも、サイクリングを楽しむ観光客が増えています。

Photo by Tagosaku

また、三原山の外輪山には、三原山温泉「大島温泉ホテル」があり、宿泊だけでなく、日帰りでも源泉かけながしの湯を楽しめるプランもあります。温泉の他にも、八丈島で獲れた新鮮な魚介類を使ったご当地グルメが観光客に人気で、特に八丈島の名産品である椿油を使ったメニューがおすすめです。温泉・グルメ情報は本文の最後の方でご紹介致します。

三原山への行き方見出し

Photo by rail02000

ここからは、三原山のある伊豆諸島の八丈島への行き方をご紹介致します。東京から八丈島へ行く場合は、超高速ジェット船でのアクセスが便利です。東京からの所要時間は、最短1時間45分となっており、週末の日帰り旅でもふらりとおでかけしやすいのがポイントです。他にも、伊豆大島へのアクセス方法としては飛行機や大型客船があります。

Photo by *_*

都内から八丈島へ行くのに、一番おすすめの高速ジェット船での行き方は、東京の竹芝桟橋からの発着となります。東海汽船の運航する高速ジェット船は、片道7110円となっており、金額は、季節変動しますので、事前に確認が必要です。所要時間が4時間ほどかかる大型客船は日帰りできませんが、二等席の片道料金が4390となり割安となっています。

Photo by *_*

飛行機で八丈島にアクセスする場合は、新中央航空が運営する飛行機が調布市から出ています。飛行機の運賃は、往復割引で22000円となっており、所要時間は、約25分となっています。飛行機の発着時間は、午前1便、午後1便のみとなっていますので、首都圏から日帰りで三原山登山を楽しみたい方には、船内泊で船を利用して行く行き方がおすすめです。

Photo by i-saint

その他のアクセスポイントとしては、横浜・大桟橋から週末のみ八丈島行きの大型客船が運航しており、所要時間は、約3時間30分となっています。また、神奈川県南部の久里浜港からは季節運行で超高速ジェット船が運航しており、八丈島までの所要時間は約1時間となっています。この他、静岡県の熱海からも大型船や高速ジェット船が運航しています。

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三原山ハイキングコース1:山頂遊歩道見出し

ここからは、三原山登山のハイキングコースをご紹介していきます。まず、最初にご紹介する三原山登山のハイキングコースは「山頂遊歩道」。三原山の山頂口から内輪山に向かって舗装された遊歩道は、所要時間が約45分。非常に短いので、初心者や子連れでもハイキングしやすいおすすめのコースで、服装も軽装で楽しめる人気のハイキングコースです。

日帰りハイキングにもおすすめの三原山の山頂遊歩道コースは、続いてご紹介する「火口一周コース」への入り口として、多くの観光客が通る人気のルートで、火山活動によってできあがった溶岩の奇岩や、三原山に自生する低木の植物など、四季折々の自然を楽しめます。舗装された道路は特別な服装や装備もいりませんので安心して歩けます。

三原山ハイキングコース2:火口一周コース見出し

続いてご紹介する三原山登山のおすすめハイキングコースは「火口一周コース」。先ほどご紹介した「山頂遊歩道」の他、この後ご紹介する「表砂漠コース」、または「温泉コース」からも登山道がつながっているコースで、火口の周囲をぐるりと回る1周45分ほどのコースとなっています。「お鉢めぐり」は三原山登山のハイライトで観光客に最も人気があります。

「火口一周コース」は、今も活発に活動する三原山の火山活動の様子を見ることができ、地面から伝わってくる熱や、ところどころに登ってくる湯気など、迫力満点の大自然を身近に感じることができるおすすめのコースです。先にご紹介した「山頂遊歩道」と合わせても、片道1時間30分ほどで回れますので、日帰り登山におすすめしたいコースです。

三原山ハイキングコース3:温泉コース見出し

続いてご紹介する三原山登山のおすすめコースは「温泉コース」。こちらのルートは、1986年の三原山噴火時代にできた新しい溶岩流のルートを経由して、八丈島の観光ホテルとして人気の「大島温泉ホテル」に抜けるコースで、日帰りよりは、登山と合わせて温泉やグルメも楽しみたいという方に、ぜひおすすめしたいハイキングコースです。

三原山観光客に人気のルートは、「山頂遊歩道」から登山を開始して、火口周囲を一周し、その後、温泉コースに向かって下山し、大島温泉ホテルで露天風呂を楽しむコースです。大島温泉ホテルは、宿泊プランだけでなく、日帰り入浴プランもありますので、夜のフェリーで東京へ戻るスケジュールでも、温泉と登山の両方を楽しむことができます。

三原山ハイキングコース4:表砂漠コース見出し

続いてご紹介する三原山登山のおすすめハイキングコースは「表砂漠コース」。三原山には、溶岩の流出によって広大な大地が砂漠のように広がっており、こちらのコースでは、三原山の内輪山から西側のカルデラに下って行き、外輪山に沿って三原山山頂口に戻ります。日本とは思えないような荒涼とした大地は、かつてゴジラが誕生した八丈島ならでは。

溶岩でできた岩や、黒い砂地が延々と続くこちらのコースは、足場の悪い登山道が続きますので、ご家族連れにはあまりおすすめ致しません。また、服装も、できれば登山専用の靴を履き、転んだ時に怪我をしないように長袖長ズボンで登ることをおすすめ致します。また、梅雨の時期は霧も出やすいようですので、濡れても良い服装を装備しておきましょう。

三原山ハイキングコース5:裏砂漠コース見出し

最後にご紹介する三原山登山のおすすめハイキングコースは「裏砂漠コース」です。先ほどの表砂漠と同じく、溶岩によって作り出された裏砂漠を横断するコースです。温泉コースを降っていく途中から、大島一周道路に向かって続くこちらのコースは、非常に広く、迷いやすいコースですので、登山初心者はガイドツアーに参加することをおすすめします。

強風が吹き荒れる「裏砂漠コース」は、日本で唯一の砂漠地帯と言われており、溶岩によってできた真っ黒な大地には、ほんの少し植物が生えている以外は、何もありません。まるで異空間に迷い込んだような不思議な世界が広がっている裏砂漠コースは、八丈島観光のハイライトと言われており、このコースを見ずして三原山を制したとは言えないそうです!

三原山ハイキングコース番外編見出し

三原山ハイキングコースで、最も人気があるのは、火口一周コースと山頂遊歩道を合わせた初心者向けのコースですが、リピーターにおすすめなのは、もう一つの「テキサスコース」という登山ルート。先にご紹介した裏砂漠エリアを真横に見られるこちらのルートは、八丈島の東海岸に抜けるスリリングな登山コース。ガイド付きで登るのがおすすめです。

三原山ハイキングにおすすめの服装見出し

Photo by ंThrough My Lens

魅力的なハイキングコースが6つもある三原山。登山初心者が気になるのは、やはりどんな服装や装備が必要か?という点ではないでしょうか。三原山登山におすすめの服装は、夏は半袖に膝丈ぐらいのズボン、秋から冬は長袖長ズボンといった服装です。夏は、基本の服装に加えて、日焼け対策をかねた薄手の羽織ものを一枚持っておくと安心です。

Photo by *_*

三原山のハイキングコースの中には、裏砂漠ルートや表砂漠ルートのように、舗装されていない登山道を歩くコースもあります。そういったコースを登山する場合は、上記の基本的な服装に加えて、最低でもスニーカーかショート丈のハイキングシューズを履くことをおすすめします。溶岩の道は歩き辛く足首が疲れますので、専用靴の方が安心です。

Photo by Rubbermaid Products

三原山へ行くハイキングツアーでは、お鉢回りを中心に、約4時間ほどのコースを登ることがほとんどです。お弁当は必要無い場合が多いですが、水分補給は大事ですので、水とエナジーバーぐらいの軽食は装備しておくと良いでしょう。また、八丈島は天気が変わりやすいですので、三原山登山の際は、濡れても良い服装や雨具を装備するのも忘れずに!

登山後に入りたい三原山温泉見出し

三原山登山と合わせて観光客に大人気なのが「三原山温泉」。地下約300mから69℃以上ある源泉を汲み上げた温泉は、大浴場の他露天風呂や温泉付きの客室もあり、カップルやご家族連れにもおすすめです。また、宿泊入浴プランだけでなく、日帰り入浴プランや、朝食休憩プランなどもあるので、都内から週末ふらりとおでかけするのにもおすすめです。

源泉かけながしの贅沢な露天風呂からは、八丈島の原生林とはるか彼方にそびえる雄大な三原山の絶景を楽しむこともできます。登山の疲れを癒すのにもばっちりの温泉です。日帰りで温泉を利用できるのは、6:00から9:00までと、 13:00から21:00までとなっています。朝食付きのプランは、大型客船運航日のみとなっていますのでご注意ください。

三原山登山後に食べたいご当地グルメ見出し

日帰り登山も楽しめる三原山では、登山の後にランチやディナーを楽しむのもおすすめです。団体観光客がよく利用するのは、三原山山頂口付近にある「名代歌乃茶屋」。こちらのご当地グルメは、八丈島の名産品である椿油と明日葉を使ったヘルシーな天ぷら料理。定食や丼ものなどがリーズナブルな価格でいただけますので、手軽なランチにおすすめです。

日帰りではなく、宿泊する方におすすめのご当地グルメは、大島温泉ホテルで提供されている椿油を贅沢に使った「オイルフォンデュ」。新鮮な野菜や八丈島で獲れた海の幸を、椿油でカラッと挙げていただく一品は、登山後に楽しみたい三原山の人気グルメです。他にも、アワビをまるごと使ったお刺身や、鮮魚のお造りなど美味しいものがたくさんあります。

三原山で宿泊するには?見出し

日帰り観光が人気の三原山ですが、宿泊したい方には、大島温泉ホテルに1泊するプランがおすすめです。先ほどご紹介した「オイルフォンデュ」など、ご馳走がついた宿泊プランだと、日にち限定セールでお一人様8600円から宿泊可能です。温泉付きのお部屋や、グレードアップしたい場合は、追加料金+1000から選ぶこともできて大変お得です。

日中は、三原山の絶景を楽しみ、夜は八丈島の空に広がる満点の星空を見ることもできるため、近年では、冬の星空観測ツアーや流星群の観測などでも注目を集めています。温泉、グルメ、景色と三拍子揃った素敵な宿は、ご家族連れでもカップルでのデートにもおすすめです。ぜひ、三原山登山と合わせて、美しい星空と美味しいご当地グルメもお楽しみください。

住所:東京都大島町泉津字木積場3-5
電話番号:04992-2-1673

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伊豆大島で宿泊!ホテル・温泉宿おすすめランキング!魅力的な施設が多数! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
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三原山の夏休み限定企画もおすすめ!見出し

自然豊かな八丈島では、伊豆大島を調査・研究している国内最高峰の現役研究者と一緒に、野外活動や実験などを行う「地震火山こどもサマースクール」を開催するようです。三原山だけでなく、八丈島で起こった災害や自然災害から生まれる自然の恵みなど、様々なことを最先端の科学に触れながら学ぶことができる非常に貴重な体験ができます。

「地震火山こどもサマースクール」の開催は、 2018年8月7日と2018年8月8日の2日間で、どちらも日帰りプランとなっています。参加年齢は小学校5年生以上となっていますので、夏休みの自由研究をかねて、こういった体験をさせてあげるのも良いのではないでしょうか?日帰りのイベントですが、三原山登山もするなら宿泊がおすすめです。

三原山で登山や温泉を楽しもう!見出し

Photo by Kentaro Ohno

東京都伊豆諸島の八丈島にある「三原山」をご紹介致しました。真っ黒な溶岩が作り出す異次元のような絶景スポット三原山には、映画「ゴジラ」から命名された「ゴジラ岩」という奇岩もあります。美しい自然と、美味しい海の幸、そして大島特産の椿や明日葉を使った素晴らしいご当地グルメもありますので、この夏はぜひ三原山で登山と温泉を満喫してください!

投稿日: 2018年6月29日最終更新日: 2020年10月8日

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