三嶋大社はパワースポットで有名！ご利益や御朱印からアクセス方法もご紹介！

静岡県にある三嶋大社は、推定樹齢1200年を越えるとされる金木犀、国の重要文化財となっている社殿など見どころがたくさんあります。ここではパワースポットとしても有名な三嶋大社のご利益、アクセス情報、見どころなどをまとめてご紹介していきます。静岡に観光に行く予定のある方は、ぜひ参考にしてください。

三嶋大社は静岡県三島市大宮にある神社で、創建年は明らかになっていませんが、奈良時代の書物に記録があることからかなり長い歴史をもっていると考えられています。御祭神は大山祇命(おおやまつみのみこと)、積羽八重事代主神(つみはやえことしろぬしのかみ)で、二柱を三嶋大明神とも称しています。

三嶋大社では家内安全、商売繁盛、交通安全、厄除けなどのご利益があるとされています。多彩なご利益にあやかろうと連日多くの方が参拝に訪れています。源頼朝の時代から続く流鏑馬神事が行われることでも有名です。流鏑馬祈祷を希望する場合は事前に数日前までに申し込む必要があります。

三嶋大社へ電車でアクセスする場合は、JR東海道新幹線・東海道線の三嶋駅から徒歩約7分、もしくは伊豆箱根鉄道の三島田町駅から徒歩約7分で行くことができます。車でアクセスする場合は東名高速道路の沼津ICで降りて約20分ほどで着きます。1時間200円の参拝者専用駐車場があるので車でのアクセスもおすすめです。

三嶋大社の現在見られる本殿は1854年の東海地震後に再建されたものです。社殿の高さは16メートルにも及び、東海地域最大級のものとなっています。社殿の彫刻も豪華で見応えがあるので、お見逃しないように上も見上げてみてください。さらに横から本殿の屋根を見ると切妻屋根という特徴的な形の屋根を見られます。

三嶋大社の大鳥居を抜けて進んで行くと、とても立派な総門があります。昭和の神社建築を代表する建物の一つとされており、遠くからもその大きさと堂々とした姿に圧倒されます。東海地震以前の旧総門も再建・改造されており芸能殿として保存されているため、昔のままではありませんが見ることができます。

総門からさらに先に進むと、第一清浄区域の入り口となる神門があります。1867年に再建された現在の神門はその先にある舞殿とともに三島市の指定文化財に指定されています。唐破風造りの神門は、本殿と同じくらい存在感があり、ここから先はそこまでの雰囲気と全く違っています。静粛に本殿に向かいましょう。

三嶋大社には樹齢1200年を越えると言われている巨大な金木犀の木があります。高さは約10メートル、根元部分の直径は約3メートルもあります。甘い香りで知られる金木犀ですが、この巨木は三嶋大社周辺だけでなく、約8キロ先まで甘い芳香を届けていたと言い伝えられているそうです。昭和9年に国の天然記念物にも指定されています。

三嶋大社の金木犀は1年に2度満開を迎えるため、できればどちらかの時期で行ってみてください。例年9月上旬から中旬と9月下旬から10月上旬に満開となることが多いようです。金木犀の香り守も開運のご利益があるとして人気があります。日本で最も古く、最も大きな金木犀から不思議なパワーを感じることでしょう。

三嶋大社では池の上に厳島神社があります。大鳥居と総門の間にある厳島神社は北条政子が信仰していたと伝えられており、商売繁盛、安産、裁縫に関するご利益が得られるとされています。とても小さな社殿ではありますが、厳かな雰囲気があり、緑の中にある真っ赤な社殿がとても印象的です。

三嶋大社にある神鹿園には数え切れないほどたくさんの神鹿がいます。もとは大正時代に奈良の春日大社から譲り受けたもので、鹿の数は徐々に数が増えていったそうです。近くのお土産屋さんで鹿せんべいも販売されているので、興味がある方はぜひ立ち寄って鹿に餌をやってみてください。のんびりしている鹿も鹿せんべいを見て寄ってきます。

三嶋大社の名物グルメとして有名なのが福太郎茶屋の草餅です。福を呼ぶお餅として知られており、参拝者の多くが参拝後に福太郎茶屋に立ち寄って美味しい草餅とお茶を楽しんでいます。お茶付きで200円で提供されています。よもぎの草餅をこしあんで包んでいる和菓子で、程よい甘さで絶品です。

福太郎の草餅はその珍しい形もとても印象的ですが、この餡の部分は烏帽子をイメージしたものだそうです。なんだか可愛らしくも見えます。持ち帰り用は箱入りのものが販売されており、三島土産の定番ともなっています。1箱12個入りで950円で販売されています。営業時間は午前8時から午後5時までで、定休日はありません。

三嶋大社の御朱印は初穂料300円で授与されています。御朱印の上半分に朱印が押され、その下に墨書きされる珍しい配置のものです。三嶋大社の拝観時間は9時から17時までとなっているので、予定を立てる時はその時間内に御朱印ももらえるように余裕をもって計画しましょう。

御朱印帳は大きさが2種類、色はそれぞれ5色から選ぶことができます。小さい御朱印帳は1300円、大きいものは1500円で受けられます。シンプルな小さいサイズのものに対し、大きいサイズの御朱印帳には社紋がいくつもデザインされています。好みの色が選べるので、この機会に御朱印集めを始めてみてはいかがでしょうか。

三嶋大社はお守りの種類もかなり豊富にあります。厄除け守り、金運守り、縁結び守り、勝守りなどがあるので自分に合ったものを選びましょう。また、おみくじ守もあるのでそちらもおすすめです。鯛の形をした真っ赤な健康お守りはとても可愛らしく、特に女性に人気なので、お土産にしてはいかがでしょうか。

三嶋大社境内には宝物殿があり、中では三嶋大社に関する書物や伊豆歴史についての展示がされています。また、宝物殿にあるお土産屋さんでは、日本刀のお守りが数多く取り揃えられており、人気があるようです。種類が豊富にあるので、じっくりと見て気に入ったものをお選びください。

伊豆や箱根を観光する方に人気なのが三島スカイウォークです。長さは全長400メートルで歩行者用吊り橋としては日本最長の吊り橋となっています。橋の高さは約70メートルで、歩いていると結構揺れを感じることもあります。ただ、橋から見られる景色は絶景なので、ぜひ行ってみてください。

天気が良い日にははっきりと富士山が見られます。通常の営業時間は9時から17時までで、大人1000円、中高生500円、小学生200円で橋を往復することができます。特にこれからの季節は紅葉も見られるため、多くの観光客が訪れます。三嶋大社で参拝後は三島スカイウォークで絶景をお楽しみください。

富士山の伏流水を水源とする源兵衛川では、マイナスイオンを浴びながら川沿いを散歩することができます。特に夏には多くの子供たちがここで川遊びを楽しむ人気のスポットとなっています。水の都と言われる三島を象徴する癒しスポットなので、観光の疲れを癒しに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

伊豆フルーツパークは年間を通して、その季節の旬のフルーツ狩りが楽しめる人気スポットです。特に人気のあるメロン狩りは例年7月初旬から9月下旬までで、子どもから大人まで多くの方がまん丸で甘いメロンを楽しみに訪れます。これからは1月から春にかけてイチゴ狩りシーズンとなります。

伊豆フルーツパークでは、フルーツ狩りだけでなく、豪華な食事を楽しむこともできます。しらす釜まぶし御膳は1512円、金目鯛釜まぶし御膳は2052円で食べられます。釜まぶし御膳を食べたい場合は事前に予約をしていきましょう。さらにパークで取れたフルーツを使ったケーキやドーナツ、ジャムなども販売されています。

静岡県の人気パワースポット三嶋大社についてご紹介してきましたが、いかがでしたか?三嶋大社はアクセスもしやすく、東海最大級の本殿、天然記念物の金木犀、名物グルメの草餅など魅力がたくさんあるので、どれもお見逃しないように楽しんできてください。そして三島スカイウォークなども一緒に観光するとより楽しめるでしょう。